村田優一郎: 2016年3月アーカイブ
沖縄の危機は日本の民主主義の危機
戦う民意 [ 翁長雄志 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 日本政府との攻防(圧倒的な民意の表明/普天間周辺住民も移設に反対 ほか)
第2章 この国を問う(沖縄はどうするのですか/相反する立ち位置のバランス ほか)
第3章 品格ある安保体制を(すれ違う本土との安保観/時代によって変わる基地の意味 ほか)
第4章 苦難の歩み、希望への道(慰霊碑に込めた平和への願い/侵略と差別の歴史 ほか)
第5章 アジアへ、世界へ(基地は沖縄経済最大の阻害要因/跡地利用の巨大な経済効果 ほか)
沖縄の危機は日本の民主主義の危機。
「米軍基地の辺野古移設問題」に際し、なぜ安倍総理は知事に会おうとしなかったのか?
なぜ「民意」は置き去りにされるのか?
この国の地方自治や安全保障の在り方などを問う書です。
一般報道では知ることのできない内容です。
<印象に残った一文>
「百聞は一見に如かず。百見は一考に如かず。百考は一行に如かず。」
東大人気講義チームビルディングのレッスン 東大人気講義チームビルディングのレッスン
いつかリーダーになる君たちへ 東大人気講義チームビルディングのレッスン [ 安部敏樹 ] |
目次は次のとおりです。
1 チームビルディングの基本
(成果を上げるチームとは?/プレゼンテーションー伝える力を磨く/ディスカッションーよい議論にはルールがある/ブレインストーミングー批判厳禁、質より量/ファシリテーションー思いやりで意見を引き出す)
2 チームビルディングの実践
(ビジネスプランをつくる/リーンによるプランのカイゼン/“食”の問題解決ー野菜を食べてポイントを貯める/“ジェンダー”の問題解決ーあこがれの東大女子アイドル/“貧困”の問題解決ー資格取得をシェアハウスでサポート/“農業”の問題解決ー農村の法人化)
世界で活躍する人には英語よりも大切なことがある。
リーダーが学ぶべき“チームビルディング”と“課題設定能力”を教える東大駒場の講義で、
「社会の無関心を打破する」リディラバ代表が東大生に向かって熱く語ったこととは?
目からうろこの内容です。
<印象に残った一文>
「論理的なものの積み重ねの部分と、「よくわかんないんだけど、応援したいんだ!」って言う感情の部分の両方が必要なんですね。」
Gゼロ時代のアメリカの選択
スーパーパワー [ イアン・ブレマー ] |
目次は次のとおりです。
第1章 今日の世界、明日の世界
第2章 矛盾する冷戦後の外交政策
第3章 「独立するアメリカ」
第4章 「マネーボール・アメリカ」
第5章 「必要不可欠なアメリカ」
第6章 岐路に立つアメリカ/終章
世界と日本が直面する地政学リスク。
Gゼロ時代に突入し、アメリカが世界を主導する力は以前ほど絶大ではなくなった。
だが、しばらくはアメリカが唯一の「スーパーパワー(超大国)」であることに変わりはない。
アメリカは今後、世界を舞台にどういった役割を演じるのか?
他国の問題解決から手を引いてしまうのか?
「Gゼロ」という言葉を世に送り出した気鋭の政治学者が、
世界のあらゆる地域に影響を及ぼすアメリカの外交戦略を3つの選択肢で示す書です。
今後の時代の流れを読む上で参考になる書です。
<印象に残った一文>
「もし選択肢なければ、周りに選択されてしまうことになる。そして結果として必要以上に大きな後悔をするのだ。」
今を読みとく55のコトバ
今どきコトバ事情 [ 井上 俊/永井良和 編著 ] |
目次は次のとおりです。
1 若者・世
2 メディア・ネット
3 恋愛・結婚・家族
4 仕事
5 つながり
6 食・健康
7 環境・災害
今を読みとく55のコトバをとりあげ、その起源や由来、流通の過程、類語との関係等をわかりやすく、おもしろく解説してくれます。
娘の使っている言葉がようやく理解できました。(-_-;)
勝者の書
戦略がすべて [ 瀧本哲史 ] |
目次は次のとおりです。
1 ヒットコンテンツには「仕掛け」がある
2 労働市場でバカは「評価」されない
3 「革新」なきプロジェクトは報われない
4 情報に潜む「企み」を見抜け
5 人間の「価値」は教育で決まる
6 政治は社会を動かす「ゲーム」だ
7 「戦略」を持てない日本人のために
ビジネス市場、芸能界、労働市場、教育現場、国家事業、ネット社会…
どの世界にも各々の「ルール」と成功の「方程式」が存在します。
ムダな努力を重ねる前に、「戦略」を手に入れて世界を支配する側に立て。
『僕は君たちに武器を配りたい』がベストセラーとなった稀代の戦術家が、
AKB48からオリンピック、就職活動、地方創生まで
社会の諸問題を緻密に分析します。
我々が取るべき選択を示唆した現代社会の「勝者の書」です。
色々なヒントが詰まった本です。
<印象に残った一文>
「戦略を考えるというのは、今までの競争を全く違う視点で評価し、各人の強み・弱みを分析して、他の人とは全く違う努力やチップのはり方をすることなのだ。」
身近な日常生活の現象を理論的に解説
高校教師が教える身の回りの理科 [ 長谷川裕也 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 「色」の科学
第2章 「おいしさ」の科学
第3章 「料理」の科学
第4章 「代謝」「ダイエット」の科学
第5章 「スポーツ」の科学
第6章 「毒」の科学
第7章 「薬物乱用」の科学
第8章 「放射線」の科学
「科学的リテラシー(自然現象などを説明する力)」を身につける書です。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「「毒」は、「身体にとって重要な分子」に似ている。」
鑑定金額付きベスト50選
知識ゼロからの名画入門 [ 永井龍之介 ] |
目次は次のとおりです。
序章(名画の条件/一目でわかる!西洋絵画の流れ)
第1章 日本人に人気の名画
(レオナルド『モナ・リザ』-世界一有名な名画に保険額をもとに値づけすると…/フェルメール『真珠の耳飾りの少女』-日本で一番人気の画家の代表作 その価格もやはり最高額!? ほか)
第2章 誰もが知る大巨匠の名画
(レンブラント『パレットをもつ自画像』-“練習”として描いた作品でも、今ではこんなに高額に!/ゴヤ『我が子を喰らうサトゥルヌス』-暗くて怖い「黒い絵」シリーズ “裏仕事”でも評価は高い! ほか)
第3章 評価が高まる巨匠の名画
(ボス『快楽の園』-謎・謎・謎のオンパレード!何時間みても飽きない奇妙な祭壇画/カラヴァッジョ『ゴリアテの首をもつダヴィデ』-作者は殺人犯…だがしかし、絵の評価は揺るがない! ほか)
第4章 歴史を変えた世紀の名画
(ゴッホ『ひまわり』-友情の証として描いた作品に、僭越ながら値段をつけてみる!/葛飾北斎『富嶽三十六景』「神奈川沖浪裏」-日本代表の画家は江戸の浮世絵師 代表作の価格はどれくらい? ほか)
10億?100億?1000億?
あの有名な絵は、いったいいくら?
見所・歴史・芸術性…すべての価値をまるごと解説してくれます。
絵画評価はむずかいい!^^;。
<印象に残った一文>
「名画として評価されるための条件は1」歴史性2)後世への影響力3)社会への影響力 だと思っている」
「はみだし公務員」の挑戦
県庁そろそろクビですか? [ 円城寺雄介 ] |
目次は次のとおりです。
序章 はみだす覚悟が世の中を変える
第1章 県庁職員の知られざる日常
第2章 はみだし公務員への道
第3章 命を救う救急医療変革
第4章 地方から全国への変革
第5章 次なる挑戦/終章 はみだし公務員が伝えたいこと
佐賀県庁職員でありながら、行政発信の救急医療改革を全国に広める活動を続けている著者は、
県庁舎の席に座っていることも少なく、
「そろそろクビか?」「はみ出し過ぎ」と揶揄される毎日。
それでもくじけずに目的に向かって歩いていくのは、「助けを求める人がいる」「助けられる命がある」という現実を実際に目にしているからに他ならない。
自ら救急車に乗り込み、救急搬送に時間がかかるのは受けいれる病院探しのシステムが確立されていないことが原因と知った彼は、
周囲の反対と冷たい目にもひるまず、
県内の全救急車両にiPadを配備、
病院とのネットワークを構築し、全国で初めて救急搬送時間短縮に成功する。
また、協力する人がほとんどいない中でドクター・ヘリ導入に奔走し、すでに多くの命を救うことに成功している。
歴史好きで、幕末の志士に魅せられ、地元・佐賀をこよなく愛する著者に、県庁での肩書きはない。それでも、全国から講演を依頼され、「お役所仕事」変革のために走り続けている。
お役所版「半沢直樹」のような、痛快なエピソードも満載。全国の公務員、またあらゆるビジネスマンの心に火をつける、情熱のノンフィクションはは、たくさんの勇気を与えてくれます。
<印象に残った一文>
「はみ出す覚悟には、周囲に迷惑をかけないという責任が伴う。」
権力抗争の内幕
社長解任 権力抗争の内幕 [ 有森隆 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 トヨター創業家vs.非創業家の暗闇
第2章 関西電力ー長期独裁政権転覆のクーデター
第3章 住友銀行ー儲けのためなら何でもやる剛腕会長の馘首
第4章 フジサンケイグループー同族支配のグループ総帥を永久追放
第5章 新日鐵ー合併後の主導権争いで相討ち
第6章 日産ー会社を牛耳る労組のボスとの死闘
第7章 神戸製鋼ー闇勢力を招き入れた内紛
第8章 JR-国営企業解体に乗じた権力奪取
第9章 帝国ホテルー名門ホテルの怨念に蝟集する闇紳士
第10章 東芝ー歴代トップの醜悪な抗争で企業衰退
“ドン”追放で企業は飛躍か、衰退か!?
権力・富・名誉があるところに、お家騒動あり。
江戸期のお家騒動は大名家と相場が決まっていたが、
現代のそれは企業の権力闘争です。
権力の座をめぐる熾烈な抗争劇です。
企業はビジネスの場である。
同時に政治の場でもある。
政治は永田町や霞が関の専売特許ではない。
会社には社内政治がある。
重要な事柄について、複数の利害があって、見解の相違が生じる。
利害の対立、見解の相違は派閥というかたちで具現化される。
権力の座をめぐる仁義なき抗争は、本当に凄まじものがあります。
<印象に残った一文>
「権力・富・名誉があるところにお家騒動あり。」
適正な対応と実務
職場のハラスメント [ 中井智子 ] |
セクハラ、パワハラ、マタハラ…。
ハラスメントが原因で生じる問題と企業のリスクを裁判事例をもとに分析します。
職場のハラスメントの問題にどのように向き合っていけばよいのか、
トラブル時の対応や予防のための留意点を解説してくれます。
実務担当者にとって、ありがたい一冊です。
<印象に残った一文>
「労働者にとっても、いつでもハラスメント問題の被害者、あるいは行為者となる可能性はあるのです。」
日本論の集大成
日本ー呪縛の構図 上 [ R・ターガート・マーフィー ] |
第1部 呪縛の根源を探る
(江戸時代以前の日本/日本近代国家の育成/明治維新から占領期まで/奇跡の時代/高度経済成長を支えた諸制度/成長の成果と弊害)/付録(明治の指導者たち/戦後日本の有力な政治家・官僚たち)
在日40年、この国を愛してやまないアメリカ人大学教授が描く「Japan」の肖像とは?
日本とは一体どんな国なのか?
この国のどこが多くの外国人を惹きつけ、
また、いかなる歴史的経緯が今日の姿をつくり上げたのか?
そして、各国が日本から学べる貴重な教訓とは?
世界の読者に向けて語られるこの国の全貌。
上巻では、古代、平安、鎌倉、室町、戦国、江戸、明治から第二次世界大戦を経て、高度成長期に至る歴史を詳述します。
現在に息づく平安貴族の美意識、能や茶道など独自のハイカルチャーを生んだ中世、近代の出発点であり、世界を魅了するサブカルチャーの源流でもある江戸時代、7維新以降の急速な大国化、そして戦後の「奇跡の時代」までを鮮やかに解き明かしてゆきます。
ハーバード・ビジネススクールでMBAを取得した元投資銀行家であり、
『平家物語』から喜多川歌麿まで日本文化をこよなく愛するマーフィー教授が、
持てる知識を惜しみなく注ぎ込んだ日本論の集大成です。
いろいろな気づきを与えてくれる本です。
<印象に残った一文>
「日本という国全体が完全な創作にすぎない。そのような国は実在しない。そのような国民も実在しない。」
世界を動かす神秘のルール
出逢う力 [ 浅見帆帆子 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 幸せの国へ進む人、苦難の国へ進む人
(あなたはどの世界の住人ですか?/違う世界の人とは、もう出逢わない!?-みんなに居心地の良い「類友」の始まり ほか)
第2章 人との新しい関わり方
(あなたにとって付き合うべき人、付き合ってはいけない人/苦手な人、合わない人が増えてもいい ほか)
第3章 すべてに偶然はない
(こういうとき、引き寄せの力が強まる/不安をはらう方法、いろいろ ほか)
第4章 自分に必要な情報を得る方法
(もっともっと、自分の直感(だけ)を信じていい/「気が乗る、乗らない」は情報!すべてをそれで選んでいい ほか)
第5章 出逢いの旅、ドバイへーセレブリティも実践している神秘のルール
(なぜ、今、私がドバイに行くことに?-弁天様のお導き?/よくできている!物心両面で豊かなドバイの仕組み ほか)
『あなたは絶対! 運がいい』
『あなたと宇宙とあなたの使命』等、
多数のベストセラーを持つ累計400万部超えの著者・浅見帆帆子氏によるエッセイです。
自身の体験を交えながら直感、シンクロニシティなどについて多くの著書を刊行してきましたが、
新たな法則を見出し、それを実践する具体的な方法について語っています。
“読むだけで元気になれる”
“行動する勇気がもらえる”と多くの読者に支持されている著者が、
新たなステージで見つけた「最強の引き寄せルール」とは?
さりげない日常の中で、または非日常のドバイ旅行の中で見つけた「人生を豊かにする出会いの力(パワー)」を著者独特の筆致で綴ります。
今より幸せになりたいと願うすべての人に贈る、人生の道標となる一冊です。
帆帆子ワールド全開で、大切なことを伝えてくれます。
<印象に残った一文>
「この世の「引き寄せの法則」からすると、その人が強く長く考えたことを優先的に引き寄せます。強く思うことは、たとえその思いが短くても(一瞬でも)引き寄せる力が強く、同時に毎日考えることは、強くはなくても積み重なって量が増えるので、引き寄せる力が強いのです。」
社会人受験のプロ直伝!
大人になってからの勉強法 [ 若杉高昭 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 勉強はいつからでも始められる
(勉強をすれば、人生はいくらでも変わる/勉強を始めるのに遅すぎることはない/勉強にはその人の経験がダイレクトに反映される/生まれたときから勉強するようにプログラミングされている)
第2章 大人にとっての勉強の意味を知る
(試験勉強だけが勉強じゃない/「学校の勉強が苦手だった」のにも理由があった/大人は「いつでもどこでも」勉強していた/人づきあいも立派な大人の勉強)
第3章 大人だからこそロジックは鍛えられる
(大人になってから絶対に勉強すべきこととは?/大人だからこそロジックは効率的に勉強できる/論理力をアウトプットで効率的に高める/小論文を通じてロジックを磨き上げる)
第4章 勉強に脳を慣らすための大人になってからの習慣術
(勉強の結果を高める、大人になってからの時間術/手帳には予定ではなく、「勉強の結果」を残す/ゾーンに入るための環境を自分でつくり出す)
第5章 心構えで大人の勉強の結果は決まる
(結果を出すために「勉強の常識」を捨てる/背水の陣を自分のなかに敷く/スランプがきたら歓迎しなさい/心構えが勉強をオートマチック化してくれる)
ブランクがあっても結果が出る方法、教えます!
ビジネスマンや主婦、リタイアした人にいたるまで延べ6000人以上を指導してきた著者が初めて明かす、
大人だからこその勉強法とは?
たくさんのヒントが詰まった本です。
<印象に残った一文>
「ベストな答えにたどり着くまでの「思考のプロセス」こそが勉強」
人生の9割はPDCAでうまくいく
シンプル思考 [ 井上裕之 ] |
目次は次のとおりです。
基礎編(PDCAの基本について学ぼう/なぜPDCA思考が人生の役に立つのか/PDCA思考ができる人・できない人10の分岐点)
応用編(もしも「自己実現」のことで悩んだらー夢、仕事、やりがい、ライフワークなど/もしも「人間関係」で悩んだらー上司、同期、友人、恋人、家族など/もしも「お金」のことで迷ったらー給料、貯金、買い物、保険、投資など/もしも「自己管理」が苦手だと感じたらー健康、SNS、時間、メンタルなど)
累計110万部超のベストセラー作家が最後に辿り着いた「幸せと成功」を手にする方法を伝授してくれます。
眼から鱗の内容です。
<印象に残った一文>
「幸せな人生とは、死ぬ時に後悔しない人生とは、自分の人生を全うしてきた人にしか得られないものだ。」
ファストファッションの工場で起こっていること
990円のジーンズがつくられるのはなぜ? [ 長田華子 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 バングラデシュの縫製工場で働く7人の女性
第2章 女性たちが縫製工場で働くわけ
第3章 世界一人口密度が高い国ーバングラデシュ
第4章 バングラデシュが世界の縫製工場になったわけ
第5章 ファストファッションが日本に届くまで
第6章 スウェットショップの喜べない現実
第7章 グローバリゼーションに立ち向かう人びと
第8章 わたしたちにできること
世界の縫製工場といわれるバングラデシュには、
世界中のアパレル企業から大量に注文が殺到します。
世界に販売網をもつH&M、GAPも、
日本のユニクロにとっても激安商品の供給国なのです。
1カ月4000円ほどで働く女性たちの生活から、グローバル化した世界の現実が見えてきます。
一般報道では知ることのできない内容です。
<印象に残った一文>
「私たちが手にする1枚の洋服を縫製するだけで、およそ70人ものバングラディシュに人々(大半が女性)が関わっている。」
アウトリーチ・政党・デモクラシー
現代アメリカ選挙の変貌 [ 渡辺将人 ] |
目次は次のとおりです。
序章
第1章 アメリカの政党と選挙ーアウトリーチ戦略の文脈
第2章 人種・移民・宗教をめぐる集票ーアウトリーチの開花とその軌跡
第3章 「地上戦」の復興と新技術の融合ー「オバマ選挙」以後のアウトリーチ戦略の展開
第4章 予備選挙・党大会・政権運営ー「コミュニケーション空間」の誕生
終章 デモクラシーの変容とその未来
グローバルパワーを決めるもの。
アメリカ政治は選挙で動く。
コンサルタント主導のメディア戦略では手の届かなかった多様な人々をいかにして掴んでいくか。
オンライン技術とともに新たな潮流が展開する選挙民対策の現場から、
デモクラシーの進展と分裂の可能性をともに孕んだアメリカ選挙の現在を浮彫りにする書です。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「選挙と有権者を巡る政治過程の検討は、アメリカの外交政策を分析し予測する上でも必須の条件なのである」
「人と組織」を強くするノウハウ
フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の言葉 [ 原晋 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 チームで結果を出し続ける
(「業界の常識」を疑え!/誰がやっても強い組織をつくりなさい ほか
第2章 伸びる人材を見極める
(スカウティングのポイントは粘り勝ちできる「強さ」があること/能力を開花させる人材は「オーラ」を放っている ほか)
第3章 潜在能力を引き出す
(目標を「数字」に置き換えよ/目標には、「チーム目標」と「個人目標」がある ほか)
第4章 人間力を育む
(陸上だけじゃない、「人として成長できるか」が大切なんだ/「コミュニケーション力」を武器にせよ ほか)
第5章 周囲を巻き込んで力に変える
(まともなことを言い続けると、最終的に仲間は残る/メディア露出を「栄養剤」に変えよ ほか)
ビジネスのグラウンドには「人と組織」を強くするノウハウが埋まっている。
色々なヒントが詰まった本です。
<印象に残った一文>
「異変を早めに察知して、事故やトラブルを未然に防ぐ。それが管理職に求められている危機管理能力ではないでしょうか。」
もっと人間関係がスムーズになって仕事をしやすく!
あたりまえすぎて誰も教えてくれない「働く女」の77のルール [ 有川真由美 ] |
目次は次のとおりです。
小さな「好き」の芽を大事にする
この道のプロを目指そう
10年後をイメージする
喜んでくれる人を忘れない
小さな感動を与えよう
女であることを認めよう
意見を通したいなら戦うより味方にする
助けてもらい上手になるには
自分に最高の舞台を用意してあげる
自分の幸せは自分で決める〔ほか〕
やる気があって、がんばっているのに、なぜかうまくいかない。
それは、働く女性特有の大事な習慣を知らないからではないでしょうか。
77のルールは、どれも些細なことばかりですが、
意外とできていないもの。
「意見を通したいなら戦うより味方にする」
「返事は明るく『はい』がいい」などルールを守れば、
もっと人間関係がスムーズになって仕事をしやすくなります。
意外と見落としている大切なルールを再認識できます。
<印象に残った一文>
「作家にとってのデビュー作は特別な力が宿っているといいます。」
日経記者が徹底分析
TPPがビジネス、暮らしをこう変える [ 日本経済新聞社 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 暮らしはこう変わる
第2章 ビジネスはこう変わる
第3章 TPP合意への道の
第4章 各国の思惑と今後のシナリオ
第5章 塗り替わる世界の貿易秩序
第6章 待ったなしの農業「大変革」
自動車、家電、牛肉・豚肉、ワイン、みかん、ワイシャツ、企業の海外進出、海賊版取り締まり、
海外出張・転勤、税関手続き、紛争解決ー
日経記者が徹底分析して、我々の身に起こるであろうことを知らせてくれます。
<印象に残った一文>
「TPPは軍事的な抑止力を補完する経済安全保障の強化にも寄与します。」
別々に暮らすからこそ親の生活が守られる!
親には一人暮らしをさせなさい [ 三村麻子 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 なぜ“親には一人暮らし”なのか?
第2章 親が元気にうちにしておくべきこと
第3章 離れて暮らす親との付き合い方
第4章 “ちょっと困った親”の処方箋
第5章 親の体が不自由になったら
第6章 早めの“介活”で家族みんなが幸せに
離れて暮らす親との関係は“遠距離恋愛”が理想。
70歳を過ぎた親の生活をサポートするためのアドバイスが詰まっています。
眼から鱗の内容です。
<印象に残った一文>
「親子が共に支え合う関係を築くため、
そして親に愛情を持ち続けるために、
適度な距離感を保ちましょう。」
体力&筋力がなくても大丈夫!
体の使い方を変えればこんなに疲れない! [ 岡田慎一郎 ] |
目次は次のとおりです。
1章 疲れない体の使い方ー理論・基礎編(体の使い方の公式/下半身のチェックと改善 ほか)
2章 疲れない体の使い方ー家事編(食器洗い/ゴミ出し ほか)
3章 疲れない体の使い方ー暮らし&仕事編(立ち座り/つり革のつかまり方 ほか)
4章 疲れない体の使い方ー子育て編(赤ちゃんの抱っこ/子どもの片手抱っこ ほか)
体力&筋力がなくても大丈夫!!
合理的な体の使い方を知って、
毎日をもっと楽しく、もっとラクに!
即実践できるノウハウがぐっと詰まっています。
<印象に残った一文>
「実は、疲れもせず、力も出せ、持久力を発揮できる力を、誰もがすでに持っているのです。」
ただ伸ばすだけのストレッチは逆効果
一瞬で体が柔らかくなる動的ストレッチ [ 矢部亨 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 そのストレッチでは、身体に効きません!
-ただ伸ばしているだけではありませんか?
(その「ストレッチ」、本当に効果がありましたか?/身体は柔らかくなるかもしれないが… ほか)
第2章 動的ストレッチは、なぜこんなに効果的なのか?
-無理なく筋肉がほぐれる!関節の動きが広がる!
(なぜ、簡単に身体が柔らかくなるのか?/まずは「ストレッチ」とは何なのかを知っておこう ほか)
第3章 スポーツ前にやっておきたい動的ストレッチ
ータイムが縮まる!飛距離が伸びる!パフォーマンスが上がる!
(スポーツをする前にどの筋肉をほぐすか?/ウォーミングアップとしての動的ストレッチ ほか)
第4章 1日5分、身体がスッキリ楽になる動的ストレッチ
ー肩凝り・腰痛が改善!疲れが残りにくくなる!集中力が高まる!
(デスクワークや家事で負担がかかるー首・肩に凝りを感じている人に/身体を動かす際の要となるー腰のハリに悩まされている人に ほか)
ただ伸ばすだけのストレッチは逆効果だった!?
サッカーブラジル代表や前田健太投手も試合前におこなう、
いま話題のストレッチ=「動的ストレッチ」。
誰でも、その場で、短時間で、簡単にできるうえ、
無理なく筋肉をほぐし、関節の可動域を広げてくれるから、運動のパフォーマンスが上がる!
ケガをしなくなる!
疲れにくくなる!
仕事や家事の合間に日常的におこなえば、
肩こりや腰痛も予防・改善できる超お役立ちのストレッチです。
私も実践していますが、効果的だと思います!
<印象に残った一文>
「運動前のストレッチにケガ予防の効果なし」
ネガティブな言葉からハッピーな言葉へ!
親子ではじめるハッピートークトレーニング [ 池崎晴美 ] |
目次は次のとおりです。
プロローグ これがイマドキの小学5年生の授業「みんな、毎日どんな言葉を使ってる?」
理論編 お母さんの関わり方しだいで子どもはどこまでも伸びる
(子どもたちも納得。「言葉の引き出し理論」/子どもたちが普段口にしているのはどんな言葉? ほか)
実践編 「ステップ1」毎日ハッピー!お母さんの言葉かけ
(ハッピーな親にして、ハッピーな子あり/基本の基本、あいさつから始めよう ほか)
実践編 「ステップ2」親子で楽しく!ゲームでハッピートーク
(あいさつを習慣にし、家族も元気になる「あいさつ先手ハッピーゲーム」/マイナスの言葉をプラスの言葉に換える「合言葉ゲーム」 ほか)
実践編 「ステップ3」アナウンサー式!きちんと話せるトレーニング
(ハキハキ滑舌トレーニング/ニコニコ笑顔トレーニング ほか)
ネガティブな言葉からハッピーな言葉へ。
それだけで子どもは自信を持ってどんどん伸びるのです!
公立校で続々採用のメソッドは小学生のうちに一生モノの明るくたくましい心を作リます。
眼から鱗の内容です。
<印象に残った一文>
「言葉はナイフになる。」
平成27年9月30日施行
労働者派遣法の改正点と実務対応 [ 労働調査会 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 基本編 労働者派遣法改正のポイント
(労働者派遣事業の健全化/新しい労働者派遣の期間制限ルール/派遣労働者の雇用安定と直接雇用の推進/派遣労働者のキャリアアップ/均衡待遇の推進と派遣労働者の待遇改善/労働契約申込みみなし制度/その他の改正事項のまとめ)
第2章 実践編 法改正の実務への影響とその対応
(派遣法はどう変わったのか/平成27年改正派遣法実務Q&A/労働契約申込みみなし制度実務Q&A)/巻末資料
平成27年9月30日施行。
派遣という働き方・派遣の受け入れ方・派遣事業の在り方、それぞれが一大転換期を迎えました。
いま、まさに派遣規制の枠組みそのものが大きく変わります。
労働者派遣、転換期!具体的な問題への対応を法律実務家が解説してくれます。
改正派遣法の理解が深まります。
<印象に残った一文>
「派遣元派遣先ともに、制度改正への対応を含め、今後労働者派遣事業の運営あるいは派遣制度のあり方の見直しを迫られることも十分考えられます。」
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で2015年最高視聴率、イギリスBBCほかで大反響。
世界一清潔な空港の清掃人 [ 新津春子 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 歩いてきた道
(私たちも人間なんですよ。/今日より明日、明日よりあさって、いい生活をしたい、と思うでしょ。 ほか)
第2章 私の生きかた
(人と比べるのではなく、私は自分と自分を比べます。/隠しても、いずれバレることなんですよ。 ほか)
第3章 仕事について
(私は、清掃の仕事が大好きです。/ひとつひとつ、全部意味があるんですよ。 ほか)
第4章 家族について
(「私、全国大会一位をとらないと、結婚しません」/どんなに二日酔いになっても、毎日、出勤前に一時間掃除します。 ほか)
心を込めないと本当の意味で、きれいにできないんです。
仕事の真髄が何かを感じる書です。
<印象に残った一文>
「目標を持って、日々努力し、どんな仕事でも心を込めることができる人が、プロフェッショナルだと思います。」
日本人が知らない100の疑問
ニュースの“なぜ?”は世界史に学べ [ 茂木誠 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 ヨーロッパの憂鬱
ーウクライナ問題と難民問題
(ウクライナ紛争の原因は何か?/「ヨーロッパ」は、いつ生まれたのか?/ユダヤ人はなぜヨーロッパで迫害されたのか? ほか)
第2章 台頭するイスラム過激派と宗教戦争
(IS(イスラム国)は何と戦っているのか/シーア派とスンナ派は何が違うのか?/シーア派の特徴とは? ほか)
第3章 アメリカのグローバリズムと中国の野望
(アジア投資銀行(AIIB)の創設は何を意味するか?/国際通貨基金(IMF)と世界銀行の違いとは?/アジア開発銀行とAIIBの違いは? ほか)
ニュース番組や新聞をなんとなく見ているだけでは、
ニュースの「本質」をつかむことはできません。
そこで一般の方々が国際ニュースを見て疑問に思うであろう100のポイントを取り上げ、
世界史とからめて解説してくれています。
歴史の成り立ちから学ぶことで、
国際ニュースの本質を読み解くことができると思います。
ニュースの見方が変わってくる書です。
<印象に残った一文>
「オバマの次の大統領が誰であれ、冷戦期のようなマッチョなアメリカが蘇ることはありません。」
人間の生の不思議
なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる [ ジョナサン・W.シルヴァータウン ] |
目次は次のとおりです。
第1章 死と不死ーなぜ私たちは老いて死ぬのか
第2章 寿命ー生物によって寿命が違うわけ
第3章 老化ー超高齢になると老化が止まる
第4章 遺伝子ー寿命を操作する遺伝子スイッチ/第5章 植物ー長生きの鍵を探る
第6章 自然選択ー進化にとって老いと死とは何か
第7章 生殖と死ー一回繁殖はなぜ起こるのか
第8章 生命のペースー生き急ぎ、若くして死ぬ
第9章 不老ー老化は克服できるか
人間の生の不思議を多様な生き物たちが教えてくれます。
眼から鱗の内容です。
簡単に書くコツは「3つ」を意識すること
必ず書ける「3つが基本」の文章術 [ 近藤勝重 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 何を書くか
(個人的な体験にどう意味を持たせるか。それが作文です。-(1)体験/(2)気づき/(3)普遍性/何を書くか。3項目の骨格メモを手元に置いて書き始めてください。-(1)初め(導入)/(2)中(展開)/(3)終わり(終結)/有ー無(ウーム)と「考える人」の答えが読ませるのです。-(1)有りや/(2)無しや/(3)その答え/あなたならではの文章は、一つの疑問から生まれます。)
第2章 どう書くか
(自分と周りとの関係性をどう描写するか。文章力が問われるところです。-(1)人/(2)物/(3)自然/胸中は景(眺め)に託して描きましょう。-(1)遠景/(2)近景/(3)心模様/最小のもので最大のものを描くと、深い味わいが出ます。-(1)全体/(2)部分/(3)細部/視て聴けば、生命の何たるかも描けます。-(1)視/(2)聴/(3)生/景色は語らいを生み、共感を呼んでくれます。-(1)情景/(2)語らい/(3)共感/読み手が笑いながらうなずいでいる。そんな文章、書いてみませんか。-(1)たとえ/(2)まじめな冗談/(3)なるほどの共有化)
第3章 どう構成するか
(何があったのか。そこから書き始めてください。-(1)現在/(2)過去/(3)未来/頭でわかっても心は別ですー。(1)理解/(2)納得/(3)自己表現/多くの事実を得ないと、真実は描けません。-(1)聞く/(2)事実/(3)真実)
文章を書くのは苦手ですか?
簡単に書くコツは「3つ」を意識すること。
これだけで小論文や仕事の報告書、ブログ記事などどんな文章も短時間で、
しかも他人が唸る内容に仕上げることができます。
「(1)遠景を描く(2)近景を描く(3)心模様を描く」
「(1)体験(2)そこから気づいたこと(3)普遍性をもたせる」など、
今すぐ役立つ「3つ」を伝授してくれます。
長年新聞、雑誌上で健筆を振るってきた名コラムニストが自らのメソッドを明かした、文章術です。
急増するメンタルヘルス不調者への対応
産業医と弁護士が解決する社員のメンタルヘルス問題 [ メンタルヘルス実務研究会 ] |
目次は次のとおりです。
第1部 基本編
(メンタルヘルス問題の増加と企業の法的リスク/精神疾患総論/精神疾患各論ーそれぞれの病気の特徴/主治医からの診断書をどう考えるか/精神障害の労災認定基準と使用者の安全配慮義務/産業医・主治医との連携、弁護士との連携)
第2部 実務プロセス編
(メンタルヘルス不調者を把握するきっかけとその対応/メンタルヘルス不調の判明と休職前の実務対応/休職時の注意点/休職している間の注意点/復職時の判断とその後の実務/休職期間の満了に伴う実務対応)
急増するメンタルヘルス不調者への対応を指南してくれます。
精神疾患の特徴や治療、休職・復職時の対応を解説してくれます。
最近増えているメンタルヘルス問題の対策に役だつと思います。
<印象に残った一文>
「診断書には必ずしも客観的な事実が記載されているとは限らない。」
構造的な“悪制”の裏側
経済的徴兵制 [ 布施祐仁 ] |
目次は次のとおりです。
序章 「経済的徴兵制」の構図
第1章 徴兵制から「経済的徴兵制」へーアメリカ・ドイツの場合
第2章 自衛隊入隊と経済格差
第3章 自衛隊「リクルート」史
第4章 「学校を開拓せよ!」-募集困難時代への対応
第5章 戦地へ行くリスクーイラクの教訓
第6章 「戦死」に備える精神教育
第7章 「政・財・軍」の強固なスクラム
安倍政権が強引な手法で安保関連法案を成立させ、
集団的自衛権の行使に付随する「徴兵制」導入への不安が高まるなか、
現憲法に反する強制的な兵役制度ではなく、
グローバルに拡がる経済格差の余波を受けた貧しい若者たちを軍隊(自衛隊)に志願させる「志願制」、
すなわち「経済的徴兵制」が水面下で進行しています。
自衛隊における経済的徴兵の歴史と現状の詳説に加え、
海外派遣に伴う本当のリスクを明らかにし、
貧困にあえぐ若者がカネと引き換えに戦場に立たされる、この構造的な“悪制”の裏側に迫る書です。
一般報道では知ることのできない内容です。
<印象に残った一文>
「安保法制が通ったら「戦死者」が出る前に、過労死が続出するのでは?」
地理学的アプローチ
アメリカの金融危機と社会政策 [ 田中恭子 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 2008年の金融危機と地域
第2章 アメリカの消費者金融ペイデイローンの空間的分布
第3章 アメリカの量的規制緩和とその住宅市場への影響ー迫りくる債務危機をさぐる
第4章 製造業の衰退とラストベルト
第5章 アメリカの政治文化地域
第6章 ニューイングランドの政治文化ートクヴィルを読む
第7章 南部の政治文化
第8章 アメリカの貧困の罠と高い暗黙の限界税率
第9章 オバマの医療保険改革をめぐる地域的分極化
第10章 地域におけるビッグ・ソートと政治的分極化
猛威を振るう分極化の嵐、その後のアメリカ社会を展望する!
このところ全米に巻き起こる社会変動を詳細に分析、
近年さらに激化する階層分化と社会意識、
さらに金融危機後の社会に迫る書です。
アメリカの現状をいろいろな角度から分析した書です。
<印象に残った一文>
「文化戦争は終結に向かい、アメリカの宗教的な伝統の日は消えつつある。」
一目置かれる仕事のポイント
入社1年目から差がついていた!行動が早い人の仕事と生活の習慣 [ 野呂 エイシロウ ] |
目次は次のとおりです。
第1章 一流の人はなぜ行動が早いのか?
(行動が早い人は、存在感がある 出遅れる人は、スルーされる/行動が早い人は、成功の「実数」を重視する 出遅れる人は、成功の「確率」を重視する ほか)
第2章 行動の早さは先回りで決まる
(行動が早い人は、荷物が少ない 出遅れる人は、荷物がいっぱい/行動が早い人は、ペーパーレス 出遅れる人は、情報を紙で持ちたがる ほか)
第3章 行動が早い人の仕事のやり方
(行動が早い人は、メールを卓球のように返す 出遅れる人は、メールの返信を後回しにする/行動が早い人は、タスクを見ている 出遅れる人は、スケジュールを見ている ほか)
第4章 行動が早い人の社外での習慣
(行動が早い人は、睡眠を中心に生活する 出遅れる人は、睡眠をおろそかにする/行動が早い人は、行列を回避する 出遅れる人は、行列に並んでしまう ほか)
第5章 行動が早い人のインプット術
(行動が早い人は、アップデートが早い 出遅れる人は、アップデートしない/行動が早い人は、どこでも勉強する 出遅れる人は、カフェで勉強する ほか)
仕事がサクサク進む!
成果も上がる!
一目置かれる仕事のポイントを紹介してくれます。
成果も運も持っていく!
すぐやる人のスゴイやり方・考え方を伝授してくれます。
いろいろな気づきを与えてくれる本です。
<印象に残った一文>
「一流のビジネスマンになればなるほど「行動が早い人」を評価するということです。」
「自分だけの3時間」を作る人生・仕事の超整理法
あなたの1日は27時間になる。 [ 木村聡子 ] |
目次は次のとおりです。
1 1日のリズムを整える
(1日10分の「前業」で人生が加速する!/残業続きでも大丈夫!日常を変える3ステップ ほか)
2 仕事の渋滞をなくす
(9割の人がハマる「仕事の渋滞」とは?/仕事の質と速さは「順番」で決まる! ほか)
3 仕事環境を効率的にする
(1年で150時間!「物を探す時間」から解放されよう/「できる人」と「整理整頓好き」はまったく違う ほか)
4 仕事をスピードアップさせる
(「やればできる」ではなく、「ラクして速く」と考える/スピードアップの基本は「マニュアル」から! ほか)
残業が習慣化してしまっている。
深夜帰宅で、朝起きるのがつらい。
なぜかいつも疲れている。がんばっているのに、どんどん仕事が溜まる。
仕事が忙しくて、デスクまわりがグチャグチャ。
こんな悩みをすべて解決し、
仕事に追われる人生から、追いかける人生へとアドバスしてくれます。
眼から鱗の内容です。
その血脈と生い立ちの秘密
安倍晋三沈黙の仮面 [ 野上忠興 ] |
目次は次のとおりです。
序章 岸信介「力は入れないとダメ。でも力任せもダメ」
第1章 愛に飢え、「添い寝」を求めた少年時代
第2章 遊びと挫折の学生時代はなぜ経歴から消えたのか
第3章 父への反発と「別れ」
第4章 針路なき船出
第5章 速すぎた出世のエスカレーター
第6章 そして問われる「要領」と「情」
稀代の“独裁者”として毀誉褒貶の激しい安倍首相。
自ら公言するように、祖父・岸信介を深く尊敬し、保守思想に深く傾倒する。
その特異な思想や政治手法には彼の生い立ちが深く関わっている。
父母と離れて生育し、祖父と教育係の女性に依存し、勉学を嫌って奔放に育った。
父との確執を抱えて政界入りし、
総理大臣に上り詰めるまでの軌跡を圧倒的な取材と、
本人、家族、友人らの証言で余すところなく描く書です。
安倍総理の実像が見えてくる書です。
<印象に残った一文>
「安倍君に知と徳を感じない。」
民主主義とは?
日本は本当に戦争する国になるのか? [ 池上彰 ] |
目次は次のとおりです。
序章 賛成派と反対派、噛み合わなかった議論
1章 「安保法案」は「憲法違反」って、どういうこと?-憲法解釈について
2章 「安保関連法」って、いったいなに?-10の法律改正と一つの新法について
3章 「安保法制」と中国ー中国の脅威にどう対処するか
4章 「安保関連法」はアメリカの言いなり?-国際社会での信頼について
5章 政治運動の新潮流が起きたー若者による反対運動
6章 戦後の安全保障政策の大転換って、どういうこと?-これからの自衛隊について
7章 「安保関連法」と「安保条約」との関係は?-安保条約の誕生と変遷について
おわりにー憲法を、民主主義を私たち一人ひとりが考える
2015年の夏、国会議事堂前には、大勢の人たちが詰めかけ、安倍政権の手法に抗議しました。
しかし、民主主義とは多数決の原理。
安倍政権に、多くの国民が信任を与えているからこそ、安保関連法は成立したのです。
憲法を、そして民主主義を考える絶好のチャンスを、2015年の夏は私たちに与えてくれました。
自由闊達に議論し、議論することが批判されることのない社会。
それこそが民主主義社会だと思うのです。
日本という国を考える上で、押さえておきたい本です。
<印象に残った一文>
「60年安保の時とよく似ています。」
「いま」知るべきこと
親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと [ 太田差恵子 ] |
目次は次のとおりです。
1章 突然、そのときは来た!-短期的戦略
2章 退院は「介護」の始まりー中期的戦略
3章 親の「入院・介護」と自分の生活を両立するー中・長期的戦略
4章 「介護」に必要なコミュニケーション力ー中・長期的戦略
5章 「介護」にかかる「お金」で損をするな!-中・長期的戦略
6章 「施設介護」も選択肢に!-長期的戦略
「昨日まで元気だった親が、突然入院!
まず何をすればいい?」
「もうすぐ退院。これから初めての介護生活」
「親の医療費・介護費は、親の貯蓄でまかなえる?」
「父親の介護で、母親まで倒れそう…」
「仕事と介護の両立が厳しいけど、無理をするしかない?」
「一人っ子だから、両親が元気なうちに介護のことを考えておきたい」
そんなあなたが「いま」知るべきことを、わかりやすく紹介してくれます。
備えあれば憂いなしです。
<印象に残った一文>
「一般病院でも90日を超えた患者は「まるめ」となるため、病院としては長居を歓迎しない。」
保険診療+先端医療
完治をめざす「がん治療設計」 [ 石井光 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 手術・抗がん剤・放射線治療…三大療法のゴールは、「完治」ではなく「延命」
(飛び散っていない早期がんは標準治療でほぼ治る/がんが再発・転移してしまうと標準治療は無力 ほか)
第2章 主治医の知識と経験の不足が、がん患者の寿命を縮める
(決まったレールの上を走っていく標準治療/保険診療が優れているというのは幻想にすぎない ほか)
第3章 がん完治の確率を飛躍的に高める、保険診療+自由診療の「治療設計」
(保険診療と自由診療を組み合わせて完治をめざす/がんの完治をめざす「治療設計」とは ほか)
第4章 進行がんから劇的に回復した、患者たちの「治療設計」
(ANK療法を標準治療とどのように組み合わせるか/保険診療の術後化学療法に代えて手術後は自由診療でANK療法を受けたT・Nさん(S状結腸がん、罹患時40歳代・男性) ほか)
第5章 最新の治療法への強い探求心こそが、がんを克服するカギ
(国の政策も自由診療の活用に向かっている/患者には「自分で治療法を選ぶ」権利がある ほか)
手術・抗がん剤・放射線治療でがんを減らし、
最先端の免疫細胞療法によってトドメを刺す。
様々な治療法を組み合わせて「完治」をめざす、
保険診療+自由診療の「治療設計」を徹底解説する書です。
現代医療の問題点を的確に指摘しています。
<印象に残った一文>
「知識は力」
文章術
必ず書ける「3つが基本」の文章術 [ 近藤勝重 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 何を書くか(個人的な体験にどう意味を持たせるか。それが作文です。
-(1)体験/(2)気づき/(3)普遍性/何を書くか。3項目の骨格メモを手元に置いて書き始めてください。-(1)初め(導入)/(2)中(展開)/(3)終わり(終結)/有ー無(ウーム)と「考える人」の答えが読ませるのです。-(1)有りや/(2)無しや/(3)その答え/あなたならではの文章は、一つの疑問から生まれます。)
第2章 どう書くか(自分と周りとの関係性をどう描写するか。文章力が問われるところです。-(1)人/(2)物/(3)自然/胸中は景(眺め)に託して描きましょう。-(1)遠景/(2)近景/(3)心模様/最小のもので最大のものを描くと、深い味わいが出ます。-(1)全体/(2)部分/(3)細部/視て聴けば、生命の何たるかも描けます。-(1)視/(2)聴/(3)生/景色は語らいを生み、共感を呼んでくれます。-(1)情景/(2)語らい/(3)共感/読み手が笑いながらうなずいでいる。そんな文章、書いてみませんか。-(1)たとえ/(2)まじめな冗談/(3)なるほどの共有化)
第3章 どう構成するか(何があったのか。そこから書き始めてください。-(1)現在/(2)過去/(3)未来/頭でわかっても心は別ですー。(1)理解/(2)納得/(3)自己表現/多くの事実を得ないと、真実は描けません。-(1)聞く/(2)事実/(3)真実)
文章を書くのは苦手ですか?
簡単に書くコツは「3つ」を意識すること。
これだけで小論文や仕事の報告書、
ブログ記事などどんな文章も短時間で、
しかも他人が唸る内容に仕上げることができます。
「(1)遠景を描く(2)近景を描く(3)心模様を描く」
「(1)体験(2)そこから気づいたこと(3)普遍性をもたせる」など、
今すぐ役立つ「3つ」を伝授。長年新聞、
雑誌上で健筆を振るってきた名コラムニストが自らのメソッドを明かした、文章術のノウハウ書です。
<印象に残った一文>
「人生とは、生・・死」
魔法のPOP&ディスプレイ
売りたい気持ちと買いたい気持ちをつなぐ技術 [ 西原健太 ] |
目次は次のとおりです。
1 私がPOP&ディスプレイを作る理由
2 POP&ディスプレイ作りの前に大切な4つのこと
3 POPの作り方
4 応用編 立体ディスプレイの作り方/番外編 まだまだある!ディスプレイ作りの裏ワザ
5 私たちが実感するPOPのチカラ
あとがきにかえて 「本のがんこ堂」とPOP&ディスプレイ
誰でもできる!
今度こそ続けられる!
仲間と一緒に作れる!
テレビや新聞でいま話題の書店員がいままでになかった発想法とPOP&ディスプレイ術を完全公開してくれます。
職人技ともいうべきディスプレイ術は驚きです!
<印象に残った一文>
「書店員の喜びや醍醐味とは、お客様にたくさん「衝動買い」をしていただくことだと思うのです。」
「バイリンガルを科学する」言語心理学
なぜ外国語を身につけるのは難しいのか [ 森島泰則 ] |
目次は次のとおりです。
序章 バイリンガリズムと現代
第1章 日本と世界の二言語・多言語使用事情
第2章 バイリンガリズム、第二言語の認知的メカニズム
第3章 一つの言語を使っているとき、もう一つの言語プロセスは停止しているのか
第4章 外国語副作用ー認知資源の配分と外国語使用
第5章 脳機能から見たバイリンガルの言語処理
第6章 なぜ外国語を身につけるのは難しいのかー言語の臨界期と外国語習得
第7章 外国語を話すと人が変わる?
第8章 バイリンガルは頭がいい?
外国語を使っている頭の中では、一体何が起こっているのか?
脳の働きや認知過程の解明を通して、バイリンガルの心の仕組みを探る書です。
<印象に残った一文>
「複数言語を習得し使用する能力は、光度なレベルに到達することは可能である。」
ファミリーコンステレーション
あなたの運命が本当に変わる心理学 [ 棚田克彦 ] |
目次は次のとおりです。
「楽」にはなれても「幸せ」になれないのはなぜ?
見えない力が運命を支配する
「個人的良心」-あなたの行動を支配する内なる力
「集合的良心」-家族の運命を決める“4つの法則”
「ファミリーコンステレーション」-運命の“もつれ”を解消する心理学
「両親」-“もつれ解消のヒント1”拒絶すればするほど幸せから遠ざかる
「兄弟・姉妹」-“もつれ解消のヒント2”失われた小さな魂に居場所を与える
「結婚」-“もつれ解消のヒント3”こうして親子間の負の連鎖を避ける
「親になる」-“もつれ解消のヒント4”子どものありのままを受け入れる
「病気」-“もつれ解消のヒント5”そこに愛のメッセージがある
自分の運命とともに生きる
私たちは幸せになるために生まれてきたはずなのに…。
一体、何が起きているのでしょうか?
幸せになることへの罪悪感、
決まったパターンの恋愛、
繰り返す離婚、報われない仕事、
大きな怪我や深刻な病気、消えない孤独感。
こうして、もつれた人生を解きほぐす。
いろいろな気づきを与えてくれる本です。
<印象に残った一文>
「家族システム全体性の関係性のトラウマが癒やされると、その家族を構成する一人ひとりのメンバーにも自然と癒しがもたらされます。」
京大・鎌田流「想定外」を生きる
一生モノの超・自己啓発 [ 鎌田浩毅 ] |
目次は次のとおりです。
序章 ビジネス書が幸せの足かせになる時代
第1章 人生はコントロールできない
第2章 いまあるものを使って生きる
第3章 やりたいことが見つからなくてもいい
第4章 人生をストックからフローへ
終章 しなやかに生きる
仕事、人生をすべて計画してコントロールできると考えるのは人間のおごりです。
むしろ、仕事や人生の「揺れ」を認めて時には折れながらもうまくつきあっていった方がいい。
あらゆるものが変動し不確かなこの時代を幸福に生きるための作法を伝授してくれます。
いろいろな気づきを与えてくれる本です。
<印象に残った一文>
「仕事、人生をすべて計画して、コントロールできると考えるのは、人間の驕りではないだろうか。むしろ、仕事や人生の”揺れ”を認めて、時には折れながらもうまく付き合っていったほうが良いのではないか。」
低糖質、低カロリーのおべんとうレシピ
朝つめるだけ!やせる作りおきべんとう [ 金丸絵里加 ] |
ダイエット中いちばん困るのが、お昼の外食。
外食のメニューは、肥満の原因になる糖質が多くてカロリーが高いものがほとんど。
我慢せず、しっかり食べてもOKな低糖質、低カロリーのおべんとうレシピを紹介してくれます。
ダイエットが長続きしない原因の一つ、面倒な作り方にも新提案してくれます。
週末の短時間の作り置きで1週間朝詰めるだけのレシピとアイデアや、5分~10分で作れて日もちのする簡単常備菜を多数収録してあります。
いままでの面倒なおべんとう作りが一気にラクになり、
食べ続けることで、食生活が改善され、どんどんやせていくそうです。
ダイエットを目指している方に嬉しいレシピ書です。
<印象に残った一文>
「お昼はダイエットのとって一番難しい時間帯。」
これだけは知っておきたい70のポイント
小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける [ 佐藤優 ] |
目次は次のとおりです。
なぜ、小学校社会科の教科書なのか
1部 国の仕組みはどうなっている?
(これだけは知っておきたい「国会」の基礎知識/これだけは知っておきたい「内閣」の基礎知識/これだけは知っておきたい「裁判所」の基礎知識)
第2部 国のルールはどう決まっている?
(これだけは知っておきたい「憲法」の基礎知識/これだけは知っておきたい「三権分立」の基礎知識/これだけは知っておきたい「税金」の基礎知識/これだけは知っておきたい「選挙」の基礎知識)
憲法改正、選挙、国会議員の仕事、裁判員制度、税金…
教養は小6「公民」で鍛えろ!
これだけは知っておきたい、70のポイントです。
小学校の教科書恐るべし!(*_*)
<印象に残った一文>
「高校の政治・経済の教科書で扱っている事項は、説明をはしょっているだけで、内容は、大学、大学院レベルのものが多い。」
Vegetable Side-Dish Recip
野菜たっぷり おかずの本 [ 大庭英子 ] |
目次は次のとおりです。
1 生野菜をたっぷり食べる(生野菜はこんなにモリモリ食べられる/包む ほか)
2 野菜を丸ごと下ごしらえ(5つの野菜は下ごしらえして使い切る/余った大根はせん切り&下ゆで。 ほか)
3 野菜は大きいまま&カサを減らす(野菜はダイナミックに食べる/焼く・炒める・蒸す ほか)
4 いつでもマリネ&常備菜(1~2種類の野菜でたっぷり作るおかず/マリネ・サラダ ほか)
旬の野菜をサラダに、マリネに。
焼いて、炒めて、揚げて、煮込んで。
毎日しっかり野菜を食べたい人に、
野菜の旨みをおいしくいただく厳選したレシピを紹介してくれます。
簡単にできてたっぷり食べられる野菜のおかずが満載です。
野菜を撮りたい方の心強い味方です。
<印象に残った一文>
「そのままではたくさん食べられないけれど、美味しいおかずを包んだり、のせたり、ソースを作ってかければ、生野菜もたっぷり食べられます。」
大切な努力を無駄にしない方法
東大生が知っている!努力を結果に結びつける17のルール [ 清水章弘 ] |
目次は次のとおりです。
枠を飛び出す
自分の居場所は自分でつくる
文句があるならルールを変える
「やらないこと」を決める
単調な勉強はゲーム化する
「一番できる人」を観察する
前日は、新しいことをやらない
当たり前のことを徹底する
生活リズムを一定にする
「すぐ・その場で」やる
本は感謝しながら読む
インプットのスピードを上げる
量だけではなく、幅が大切
メンターを見つける
「偶然」を楽しむ
タフな心と身体をつくる
「五感」を鍛える
一生懸命、勉強しても、働いても、結果が出ないのはなぜなのか?
「はじめる前」から、すでに差はついていたのです。
結果を出す人と出さない人。
努力の何が違うのか?
大切な努力を無駄にしない方法を伝授してくれます。
著者の実体験に基づくノウハウは黄金律です!
<印象に残った一文>
「自分の好きな人からだけではなく、嫌いな人からも学ぶ。」
市民感覚との乖離、不公平の原因
刑罰はどのように決まるか [ 森炎 ] |
裁判員判決と職業裁判官の判断の溝はなぜ生じるか。?
有名無名さまざまな事件を俎上に載せ、
従来の量刑のルールを明らかにした上で、
市民感覚を刑罰に反映させるための論点を探る書です。
ある意味特異な世界を垣間見れる書です。
<印象に残った一文>
「刑務所へ入るのは2%にも満たず。」
地図や地形から検討し、戦略を読み解く
地理から見た信長・秀吉・家康の戦略 [ 足利健亮 ] |
目次は次のとおりです。
信長編(濃尾の覇者となるー地形と戦略/信長はなぜ安土を選んだか/光秀、謀反の道ー唐櫃越)
秀吉編(聚楽第とお土居ー秀吉の京都城下町構想/伏見城と城下町成立の意味)
家康編(徳川家康が江戸を選んだ理由)
琵琶湖畔安土に壮大な天主を建てた信長。
京都に聚楽第・お土居を築き、伏見城を構えた秀吉。
関東に入部すると迷わず江戸に本拠を移した家康。
彼らはなぜその地を選んだのか。?
地図や地形から検討し、戦略を読み解く書です。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「地形は地図を示すのみならず地域の様々な景観を表現し、その中にかつての政策と土地計画の後をとどめている。」
これからの生き方
あなたがもし残酷な100人の村の村人だと知ったら [ 江上治 ] |
目次は次のとおりです。
序 あなたがもし残酷な100人の村の村人だと知ったら
第1部 ぼくらの日本はこんなにも残酷だ!
-目をそむけたくなるほどの「現実」を見よ
(衰退する日本/崖っぷちの日本/残酷な日本 ほか)
第2部 これからは3つの資本で生きのびよ!
-自分の「強み」を知り、助け、助けられよ
(テクニック偏重の「手段思考」をやめよ/かっこいいお金持ちとは/自分資本=発想の転換が必要だ ほか)
附録 なぜ、こんな国になったのか?-あなたを縛る「お金」の正体を教えよう!
(お金は怖いものだった/お金は決して「神」ではない/格差を生んだお金の働き ほか)
戦後70年。この時代の節目に日本のこと、
お金のことを知り、現実をよく見て、変化するのだ。
大事なのはテクニックではない。
明日からの生き方だ。
「年収1億円」シリーズ累計35万部の著者が数字的根拠とともにこれからの生き方を示す書です。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「10年後の2015年には老人の5人に1人が認知症になると言われています。」
圧巻の全26章
ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学 [ 入山章栄 ] |
目次は次のとおりです。
1 いま必要な世界最先端の経営学
2 競争戦略の誤解
3 先端イノベーション理論と日本企業
4 最先端の組織学習論
5 グローバルという幻想
6 働く女性の経営学
7 科学的に見るリーダーシップ
8 同族企業とCSRの功罪
9 起業活性化の経営理論
10 やはり不毛な経営学
11 海外経営大学院の知られざる実態
日本企業を取り巻くビジネス課題について、
10年間米国で経営学研究に携わってきた気鋭の日本人学者が、
世界の経営学のエッセンスを圧倒的に分かりやすく解説してくれます。
最先端の「ビジネス知」が、一般常識を覆します。
現代経営のエッセエンスが詰まった本です。
<印象に残った一文>
「知識はインフォーマルなものこそ重要」
小麦粉・卵・乳製品を使わない体にやさしい洋菓子レシピ
お米や大豆を使ったみんなのおやつ [ tams ] |
目次は次のとおりです。
シフォンケーキ
クッキー
ドーナツ
マフィン
タルト
ケーキ
プリン
クレープ
クリーム
シフォンケーキ、焼きドーナツ、クッキー、ケーキ、プリン…。
小麦粉、卵、乳製品を使わないで作る洋菓子のレシピを、
“食感”と“おいしさ”をかなえるコツとともに紹介してくれます。
健康志向の方にはたまらないレシピ書です。
<印象に残った一文>
「全ての材料には意味があります。」
どんどん忘れよ!忘れた分だけ思考が深まる!
忘れる力 思考への知の条件 [ 外山滋比古 ] |
目次は次のとおりです。
1 忘れることは頭のゴミ出し
(忘れることが大事/知識を捨てる力 ほか)
2 忘却は英知の純化
(頭の連作障害/休んで忘れる ほか)
3 頭を知識の倉庫から思考の工場へ
(決算型から予算型へ/未来思考から生まれる ほか)
4 新たな思考が生まれる
(ストレスでネコも死ぬ/クヨクヨしない方法 ほか)
5 よく覚え、よく忘れる
(経験と体験/失って得るもの ほか)
人は「忘れること」を嫌う。
長年、「忘れてはいけない」と記憶型の教育を受けてきた影響で、
無意識のうちに、「記憶はいいこと、忘却は悪いこと」という色分けをしている。
著者はそれに真っ向から反対を唱えます。
記憶と忘却は敵対関係にあるのではなく、協調関係にあるのです。
忘却によって頭の中の雑多な知識・情報を整理・処分し、
そこへ記憶によって新たな知識・情報を入れる、という互いに連動する関係です。
それが整って初めて柔軟な「思考力」が生まれるのです。
忘却の意味とさまざまな役割を語り、
知識を詰め込むだけでなく積極的に忘れることを心がけることだと訴えます。
「賢くなるには、もっと忘れろ!」という目からウロコの1冊です。
いろいろな気づきを与えてくれる本です。
<印象に残った一文>
「忘却先行」
巻頭特集:地図で読む現代史
今がわかる時代がわかる世界地図(2016年版) [ 成美堂出版株式会社 ] |
「ウクライナ危機で復活する21世紀の覇権戦争」
「世界の人口」
「異常気象」といった84のテーマを地図とグラフでビジュアル解説するほか、
地域別の地図、各国の国旗とリーダーなどを収録した書です。
世界の動きをビジュアルに理解できます。
<印象に残った一文>
「ウクライナ危機で復活する21世紀の覇権戦争」
楽に稼ぐための5つ考え方
トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」 [ 俣野成敏 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 日本の未来についての残念なお知らせ
(あなたの稼ぎは「残りカス」!?/極めて巧妙な源泉徴収の仕組み ほか)
第2章 お金を働かせるという発想
(最強の節税対策は「個人」から「法人」へ/「いくらお金が残るのか」を常に考え、先手を打とう! ほか)
第3章 お金を生み出すマインド
(同僚との飲み会にお金を増やすヒントはない/「人が働いている時間」に動いてみれば、世界が違って見えてくる ほか)
第4章 お金を生み出すテクニック
(まず、「今の給料を上回る不労所得」を目標にする!/この世には「元本保証」など存在しないことを知れ! ほか)
第5章 お金を生み出す人生
(「お金が増える」ことへの覚悟を決めよう!/「全否定されるということ」は人生好転の兆し ほか)
投資を始め「お金に勝手に働いてもらう」= 給料袋をもう1つ増やせば、
3大不自由(時間・お金・場所)から解放される。
年収442万円の人なら、
それと同等額を投資家のポジションで楽に稼ぐための5つ考え方を解く書です。
いろいろな気づきを与えてくれる本です。
<印象に残った一文>
「時代の転換点においては、今までと同じことをしていては明るい未来を築くことは不可能です。」
日本“裏面史”探究
暗殺の近現代史 [ 洋泉社 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 孝明天皇“暗殺”疑惑と“細菌テロ”
第2章 龍馬“暗殺”の闇
第3章 伊藤博文“暗殺”事件、抹殺された真犯人
第4章 「虎ノ門事件」と近代日本の系譜
第5章 「血盟団事件」と暗殺時代
第6章 「二・二六事件」-神と貨幣をめぐる暗闘
第7章 潰され、そして消された政治家たち
孝明天皇“暗殺”疑惑から、
政治家の“怪死”まで幕末から平成にいたる、
日本“暗殺史”日本近現代史の“闇”をひも解く所です。通常の歴史とは違った切り口で見る歴史は新鮮です。
忙しいときこそ和食!
忙しいときの楽うま和食 [ 高井英克 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 2品でらくらく夕ごはん/第2章 カレーライスみたいに簡単な一皿料理/第3章 おひたしサラダとあえ物サラダ/第4章 主菜になる手軽な煮物/第5章 おかずいらずのまぜごはん/第6章 「高」のまかないごはん
忙しいときこそ、シンプルで心がほっこりする和食をどうぞ!
人気料理人「分けとく山」の野崎洋光さんの弟子。
当時から高井さんのお料理教室は大人気で、
生徒さんはこれまででのべ1000人以上だとか。
ほんとうに料理好きな人たちが熱心に学び、
くり返し参加する和食教室として、現在も続いています。
ノウハウレシピが詰まった本です。
<印象に残った一文>
「食材や調味料の種類は少なめに絞り込み、その分旨味の出る食材か調味料を必ず一つは加えるのがおいしさアップの秘訣。」
美人に見せるのは、カンタン!
NY流30秒で「美人!」と思わせる55のルール [ 一色由美子 ] |
目次は次のとおりです。
1 外見編
(見た目重視の「見た目主義」を楽しみましょう/「見た目」が変わると、人生のチャンスが増えます/勝負は「最初の30秒」です ほか)
2 コミュニケーション編
(コミュニケーション上手になるには、まず褒める/相手が努力しているポイントを褒めましょう/同性から言われたい言葉、異性から言われたい言葉はこれ! ほか)
3 メンタル編
(メンタルは、顔や服装以上に「見た目」です/「幸福な出来事」か「不幸な出来事」かを決めているのは、あなた/コンプレックスのほとんどは、ただの思いこみです ほか)
ちょっとの努力で、こんなに変わる! 思い通りの人生を生きられる!
美容整形も高級コスメも不要。
美人に見せるのは、カンタンなのです。
生まれながらの美人でなくても、ひとこと言葉を交わしただけで、
たった1回のアイコンタクトで、
「この人、美人!」と思ってもらうことは、実は、誰にでもできることなのです。
そこで物を言うのは、自分にどんなファッションやメイクが似合うかを知っているか、
そして自分に自信を持ち、自分を愛せているかという、その人の人生そのものです。
それらを最初の30秒でギュッと凝縮させて相手に伝えるお手伝いをするのが、「イメージコンサルタント」の仕事。
ニューヨークと東京でイメージコンサルタントして活躍する著者が、その経験から培ったノウハウを、「55のルール」として初公開します。
即実践できるノウハウがぐっと詰まっています。
<印象に残った一文>
「第一印象が悪かった場合、それを覆すのには2時間かかる。」
ハイパー・インフレよりも怖い日本経済の末路
マイナス金利 [ 徳勝礼子 ] |
目次は次のとおりです。
序章 マイナス金利からの警告
第1章 なぜ世界的にマイナス金利が発生しているのか
第2章 マイナス金利の序盤戦である金利低下
第3章 マイナス金利の世界へようこそ
第4章 密かに進む金融・経済の浸蝕
第5章 ジャパン・プレミアムが映す日本経済
終章 マイナス金利とマイナス成長の循環は避けられるか?
マイナス金利は空前の金融緩和と、それと一体になった財政拡張の結果です。
低い国債金利を見て、市場が財政リスクを懸念していないと思ってはいけないのです。
財政赤字がハイパー・インフレを引き起こさなくても、
マイナス金利を通じて経済が衰弱死するシナリオが現実味を帯びてきます。
今後の潮流を読む上で、参考になる書です。
富、経済、権力…はこう「動いた」
お金の流れでわかる世界の歴史 [ 大村大次郎 ] |
目次は次のとおりです。
古代エジプト・古代ローマは“脱税”で滅んだ
ユダヤと中国ー太古から“金融”に強い人々
モンゴルとイスラムが「お金の流れ」を変えた!
そして世界は、スペインとポルトガルのものになった
海賊と奴隷貿易で“財”をなしたエリザベス女王
無敵のナポレオンは“金融戦争”で敗れた
「イギリス紳士」の「悪徳商売」
世界経済を動かした「ロスチャイルド家」とは?
明治日本の“奇跡の経済成長”を追う!
「世界経済の勢力図」を変えた第一次世界大戦
第二次世界大戦の“収支決算”
ソ連崩壊、リーマンショックー混迷する世界経済
「ローマ帝国は“脱税”で滅んだ」
「ナポレオンは“金融破綻”で敗れた」
お金の流れを読むだけで、歴史はよくわかる、さらに面白く見えてくる!
「お金」「経済」「権力」の5000年の動きを徹底的に追跡調査した書です。
面白い切り口の本で、歴史の流れがよく理解できる良書です。
<印象に残った一文>
「国が傾くのは、富裕層が特権を作って税金を逃れ、中間層にそのしわ寄せが行く時なのである。」
老いてゆく哀しさ・恐ろしさ
どうして年寄りはカモられる? [ 門野晴子 ] |
目次は次のとおりです。
「自立」を迫られる高齢者
カモられ未満カラカわれ損/住みたい街人気スポット「浦安」
「U荘」でのカルチャーショック
浦安情景
「スタッフとして青森へ迎えたい」
青森へ来たけれど
青森のリベラルな風
青森から米・西海岸へ
米・西海岸から熱海へ
熱海は「東洋のナポリ」だそうな
安らかに黄泉の国へ旅立つために
巻末 熱海警察署長に聞きました
自分自身の老いを自覚するに至った2つの「詐欺もどき未遂事件」。
老いてゆく哀しさ・恐ろしさと、
住みよい終の住処を求める際に必要な情報が得られない現実をまとめ、
不屈の精神で魂の終着駅に辿り着くまでの体験を綴る書です。
現実の厳しさに愕然としてしまいました。^^;
<印象に残った一文>
「私自身が老いる試練は初体験故に、自分では信じがたい劣化状態が始まっている。」
精神医学の立場から
心の危機をみつめて [ 平井 富雄 ] |
「盗聴器」の流行、離人症、うつ病、集団無意識…。
心を病む多くの人々を診てきた練達の精神科医が、
その臨床経験をもとに現代人の心の危機の諸相を分析する書です。
いろいろな気づきを与えてくれます
<印象に残った一文>
「うつになったら生きる事以外の全てのことを諦めろと。ただ生きる事に執着しろ、後は全てを放棄しろ」
無責任国家・日本の縮図
新国立競技場問題の真実 [ 森本智之 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 「この計画は無茶です」-長い取材の始まり
(建築家・槇文彦さんのエッセーとの出合い/五輪史上最大規模のスタジアム ほか)
2章 ドキュメント・巨大スタジアム計画誕生
(第1回有識者会議ー2012年3月6日 最初から決まっていた「8万人規模」/第1回「施設建築」ワーキンググループー2012年4月10日 高さ15メートル以上の建築物が禁じられている地区 ほか)
第3章 露呈する矛盾・暴走する計画
(衝撃の「建設費3000億円」報道/建設費1785億円ー見直したのはコストだけ ほか)
第4章 白紙撤回ー計画自滅までの60日
(「計画に問題あり」と初めて公に認める/「帝国陸軍を彷彿とさせる壮大な無責任体制」 ほか)
第5章 問題はまだ終わっていない
(新計画策定と失敗検証の同時進行/「失敗の原因は巨大すぎたこと」という槇さんたちの指摘 ほか)
計画全体の白紙撤回という前代未聞の展開となった新国立競技場問題。建設費は当初の1300億円から倍近くまで高騰し、仕様も大きく変更されました。
問題点は早くから指摘され、関係者もそれを認識しながら、計画は暴走。数々の歴史が刻まれ、
戦後復興の象徴とされた旧競技場は既に解体され、
神宮外苑の、東京を代表する美しい景観も失われようとしている。
なぜこんな大失態となったのか?
新計画に問題はないのか?
「帝国陸軍を彷彿させる壮大な無責任体制」に、緻密な取材で斬り込む書です。
驚愕の事実です!
<印象に残った一文>
「新国立競技場の問題は、建築の問題であり、スポーツの問題であり、政治の問題であり、そして民主主義の問題であった。」
先送りする自分をすぐやる自分に変える最強メソッド
行動の科学 [ マイケル・ボルダック ] |
目次は次のとおりです。
プロローグ 最速で行動し、最短でゴールに向かう方法
第1章 「先送り」はあなたを殺す
第2章 今すぐあなたを動かす「痛みと快楽の法則」
第3章 私たちを足踏みさせる思い込みを壊せ
第4章 私たちは一瞬で行動的な人間に変化する
第5章 すぐやるためゴールのつくり方
世界No.1目標達成コーチによる圧倒的実績と実践心理学に基づいた一瞬で自分自身を動かす技術は眼から鱗の内容です。。
<印象に残った一文>
「常に自分を成長させ、なり得る最高の自分を目指す。」
70代、80代も豊かに生きられる人、つまらなくなる
歳をとるのは面白い [ 『PHP』編集部 ] |
目次は次のとおりです。
1章 自分を受け入れ、今日を楽しむ
(人生にすてきな会話を 曽野綾子(作家)/「隠居」のこころ 中村メイコ(女優)今ある自分の姿を受け入れる 篠沢秀夫(フランス文学者)/知らぬが仏 忘れるが勝 外山滋比古(お茶の水女子大学名誉教授)/日本人の美しい心 堀文子(日本画家))
2章 物事は良い方向に考える(物事は良い方向に考える
石川恭三(内科医・杏林大学名誉教授)/ひとりは淋しくない 加島祥造(英文学者・詩人)/自分史のすすめ 山藤章二(イラストレーター)/私が選んだ道だから 佐伯チズ(美容家)/優柔不断っていいかもね 萩本欽一(コメディアン)/言葉の復権 小椋佳(作詩・作曲家))
3章 人生は歳を重ねるほど豊かになる(百歳まで舞台に立つ
内海桂子(漫才協会名誉会長)/苦しくても一生勉強、一生挑戦 桂歌丸(落語家)/いくつになっても“今”を生きたい 伊東四朗(喜劇役者)/今日一日をよく生きる 草笛光子(女優)/人生は歳を重ねるほど豊かになる コシノジュンコ(ファッションデザイナー))
いくつになっても、もっと豊かに生きられる。
月刊誌『PHP』に掲載された年配の著名人たちの暮らし方・考え方を、大きな活字で一冊にまとめた本です。
人生を積み重ねてきた方々のお話は、色々なヒントに満ち満ちています。
<印象に残った一文>
「若い人の力を信じて、傍で見守ってやること。それが年寄りとしての美しさだと思います。」
日本の医療の実態
だから医者は薬を飲まない [ 和田秀樹 ] |
目次は次のとおりです。
序章 患者が知らない“薬大国ニッポン”の裏事情
第1章 患者には薬を出しても、自分じゃ飲まない医者の実態
第2章 本当は総合的な診療ができないニッポンの医者たち
第3章 “処方すれば儲かる”はウソ!「薬漬け」になる本当の理由
第4章 医学部と製薬会社が作った「正常値」神話の大罪
第5章 医者が教えない薬との上手な距離の置き方
「薬漬け医療」の裏側で、患者には薬を出しても、
自分では飲まない医者の存在がある。
これは「薬は毒だから」「処方するだけ儲かる」といったことだけで語られがちである。
だが本当は、臨床・研究・教育を司る医学、検査基準を作る厚生労働省、新薬を開発する製薬会社などがそうさせているのです。
一方で、患者の死と向き合い、「薬を飲んでまで長生きしたくない」と思っている医者も多いのです。
医者が薬を飲まない本当の理由を探り、日本の医療の実態を明かす書です。
驚愕の現実です。
<印象に残った一文>
「薬が減らないのは、大学病院の医局が薬を増やす研究をしているからだ。」
ビジネス成功の秘訣はみんなダイエットの中に凝縮されている!
ビジネスエリートが実践している1日30分で理想の体型を手に入れる方法 [ 小林一行 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 ダイエットに1日30分以上使ってはいけない
第2章 信頼は腹から作る!ビジネスに成功するダイエット術
第3章 ビジネスエリートは「ランチタイム」で理想の体型を手に入れる
第4章 ビジネスエリートは飲み会を利用してやせる
第5章 ビジネスエリートがやっている成功するための生活習慣
第6章 ビジネスエリートはジムに行かない
第7章 ビジネスエリートのための深夜帰宅でもやせる方法
第8章 ビジネスエリートになるためのダイエット成功法則
ビジネス成功の秘訣はみんなダイエットの中に凝縮されている!
仕事・時間・ダイエット、自分をコントロールできる人が成功しています。
眼から鱗の内容です。
<印象に残った一文>
「やる気が無い時は思い切って「休む」事も大切である。」
信頼のコミュニケーションに悩むすべての人へ
信頼学の教室 [ 中谷内一也 ] |
目次は次のとおりです。
1日目 泣いた赤鬼への信頼
2日目 信頼の特徴
3日目 価値共有から信頼へ
4日目 信頼危機状況での価値共有
5日目 信頼の決め手の変動
6日目 信頼を得るためにできること
7日目 東日本大震災後、不信の波及は起こったのか?
信頼をどう得るのか。
失った信頼をどう回復するのか。
得るのは難しく、失うのは簡単。
そして失ったものを回復するのはもっと難しい。
それが「信頼」。
その仕組みをやさしく解説してくれます。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「一般に相手をどのくらい信用できるかは、その相手の能力の高さと人柄の良さの評価次第と考えられる。」
逆境に屈せず自分の道を突き進む7人の物語
日本人のひたむきな生き方 [ 松本創 ] |
目次は次のとおりです。
第1部 他人のために生きる
(眠らない街の小さな灯火ー片野清美(エイビイシイ保育園園長)東京都新宿区/土の人が「まち」をつくるー吉井茂人(「長浜まちづくり株式会社」コーディネーター)滋賀県長浜市)
第2部 好きな道を生きる
(アフリカに渡った偉大な母ー高橋朋子(アフリカ音楽プロデューサー)ジンバブエ、北海道小樽市/いつかイルカと話す日ー村山司(東海大学海洋学部教授)千葉県鴨川市、静岡県静岡市)
第3部 あきらめずに生きる
(原発に負けない「百姓」の米ー秋元美誉(農家)福島県双葉郡川内村/素人主婦、社長になるー藤浪芳子(昭和精機株式会社会長)兵庫県神戸市/郷土を醸した復活の酒ー飯盛直喜(富久千代酒造・蔵元杜氏)佐賀県鹿島市)
24時間開園の保育園を歌舞伎町近辺に立ち上げた母親。
イルカと話す努力を30年以上続ける学者。
潰れかけた蔵元を奇跡の銘酒で甦らせた杜氏…
逆境に屈せず自分の道を突き進む7人の物語はいろいろな気づきを与えてくれます。。
<印象に残った一文>
「ふつうの人生にこそドラマがある。」
それでも介護はやってくる
老いた親を愛せますか? [ 岸見一郎 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 父と母が教えてくれた「人生の意味」
(「あの子がすることはすべて正しい」と味方してくれた母/倒れた母から学んだ「生きる意味」 ほか)
第2章 ありのままを受け入れる
(ありのままを受け入れる勇気/父の脳裏から消えることのない戦争への怒り ほか)
第3章 老いた親とよい関係を築く
(子どもが親を幸福にすることはできない/親がしたいことを子どもが止めてはいけない ほか)
終章 「いま、ここ」を楽しんで生きる
(人生を効率的に生きることに意味はない/「余生」を考えて生き方を変える必要はない ほか)
私たちにとって幸福とは何か?
動けなくなり、意識をなくしてしまった時に、
なお生きる意味を見出すことができるのだろうか?
ベストセラー『嫌われる勇気』・アドラー心理学の第一人者が、ありのままの家族の関係を提言です。
年老いた親を持つ我が身だけに身につまされます。
<印象に残った一文>
「もうろくは濾過器」
知らないと損をする!
「ホワイト企業」の選び方 [ 池内恵介 ] |
目次は次のとおりです。
1章 ブラック企業の怖さを知っておこう
2章 実は日本の労働者は法律でしっかりと守られている
3章 労働条件の良し悪しを見極めるための情報の集め方
4章 収集した情報データからの見極め方
5章 OB訪問ではここを聴こう
6章 財務数値から労働条件を推定する
7章 内定が出てからの押さえどころ
8章 万が一ブラック企業に入社してしまったときの対処法
9章 社会人になる前に就活生にしっかりと考えて欲しいこと
志望する企業の労働条件・労働環境の実態をつかむ方法を教えてくれます。
目先の数字・条件に惑わされない、最初に読むべき就活ガイドです。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「汗を流さずにどんどん儲かるというような甘い話は、世の中早々ありません。」
数々のスパイを寝返らせてきた心理テクニック
元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法 [ ジャック・シェーファー ] |
目次は次のとおりです。
第1章 “人に好かれる公式”のつくり方
第2章 ひと言も話さずに、相手を見抜く
第3章 瞬時に心をつかむ「情報コントロール術」
第4章 人を引きつける「魅力」の法則
第5章 相手を「思い通りに動かす」言葉の使い方
第6章 信頼関係を築く四つの秘訣
第7章 ネット社会の賢い泳ぎ方
数々のスパイを寝返らせてきた心理テクニック。
超実践的コミュニケーション術を大公開してくれます。
プロの心理テクニック凄いです!
<印象に残った一文>
「「心を支配する」とは、「好きになってもらい、信頼されること」に尽きる。」
デキる社長が教える、会社のお金の増やし方
99%の社長が知らない銀行とお金の話 [ 小山昇 ] |
目次は次のとおりです。
序章 借金をしたくないなら、今すぐ社長をやめなさい
第1章 銀行がお金を貸したくなる会社とは?
第2章 赤字の会社でも、融資を引き出す方法がある
第3章 徹底解説!「武蔵野」の「資金運用に関する方針」
第4章 「3点セット」で銀行の信用を勝ち取る
第5章 “実例”銀行交渉術ーあの会社はなぜ、お金に困らなくなったのか?
付録 小山昇の“実践”銀行交渉用語集 PART 2
何があっても潰れない、強い会社をつくる銀行交渉術を指南してくれます。
即使える実践書です!
<印象に残った一文>
「銀行は敵でも味方でもなく、ビジネスパートナー」
アインシュタインが解き明かした3大難問
中学の知識でわかるアインシュタイン理論 [ 大方哲 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 アインシュタインの頭の中
(アインシュタインの頭の中/少女に教えた数学 ほか)
第2章 中学の数学でアインシュタインを学ぶ
(数学の奥深さを知る/ユークリッド幾何学に感動した少年 ほか)
第3章 中学の理科でアインシュタインを学ぶ
(やさしい実験にこそ真理がある/磁石の謎が解けた ほか)
第4章 実験で説明する3大理論
(光電効果とは/ブラウン運動とは ほか)
エピローグ アインシュタインは天才だったのか
(アインシュタインの過ち/果てなき創造性 ほか)
アインシュタインが解き明かした3大難問。
光の性質を解き明かした「光電効果」。
分子の性質を解き明かした「ブラウン運動」。
時間と速度の謎を解いた「相対性理論」。
これらはどれも難しい理論ですが、中学で習う理科や数学の知識で、そのおおよその内容を知ることができるのです。
中学レベルの知識でわかるようにアインシュタインの理論を解説し、
科学の面白さを伝えたいと企画した本です。
面白い切り口の本ですが、私にはやはり難しい!(T_T)
<印象に残った一文>
「DNAだけでは人間の性格を作り出すことはできない。」