ビジネス・経済・キャリア: 2009年6月アーカイブ
小さな成長が続く「仕組み」をつくる
情報ダイエット仕事術(堀E.正岳著)
<大和書房>定価1,400円+税
目次は次の通りです。
第1章 あなたの目標を「ダイエット」する
第2章 時間を生み出す「時間ダイエット」術
第3章 楽して成果を上げる集中力のつくり方
第4章 「割り込み」に先回りする仕事術
第5章 成果を出し続ける知的アウトプット術
第6章 「継続」にとらわれない習慣術
第7章 「小さな習慣」から、「大きな成功」へ
デキるビジネスパーソンは、
驚くほどスリムに仕事をしている!
本当に必要な1つの習慣を中心にすえ、
仕事のスタイルをダイエットすることで、
かえって大きな力を自分から引き出すことができるのです。
情報過多の現代を生き抜くすべを伝授してくれる書です!
最小限のSEO対策で儲かるHPへ大変身!
ライバル他社より御社のホームページを「検索上位」にする方法(時枝宗臣著)
<C&R研究所>定価1,500円+税
目次は次の通りです。
第1章 あなたの会社のホームページで売上が上がらない理由
第2章 ライバルのホームページに勝つには
第3章 キーワードを選定しライバルをチェックする
第4章 ライバルに勝つホームページを作る
第5章 ライバルを追い抜く対策
第6章 ライバルを完全に抜き去るには
最小限のSEO対策で儲かるHPへ大変身!
狙ったキーワードで勝者になるための簡単なテクを満載した本です。
即実践できる対策が満載です!
日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか
グローバル・マインド超一流の思考原理(藤井清孝著)
<ダイヤモンド社>定価1,600円+税
目次は次の通りです。
序章 なぜ優秀な日本人が世界で通用しないのか
第1章 職業選択に見る人生観
―私の原点 人生を変えたマッキンゼー入社
第2章 正解のない教育
―ハーバードを通して見る世界の潮流
第3章 狩猟民族的資本主義の光と影
―「顧客」の概念が消えてしまったウォール街
第4章 巨大なイノベーションの孵化器
―アメリカの真の強さをシリコンバレーに見る
第5章 本格的社長業の試練
―日本企業の国際競争力を高める使命
第6章 ブランドのつくり方
―ルイ・ヴィトンと日本
第7章 グローバル・マインドで見た日本
―アメリカとアジアに取り残されつつある日本
第8章 グローバリゼーションと日本
―「エクイティ資本」と「デジタル化」が起こす地殻変動
第9章 グローバル・マインドの実践
―世界で通用する発想への転換
構造を読み、
個別解を出す!
マッキンゼー、
ウォール街を経て、
SAP、ルイ・ヴィトンで日本法人社長を務めた著者が語る
骨太の思考力を身につける方法です。
実体験に基づくアドバイスは迫力があります!
驚異の働き方
世界トップクラス営業マンの1年の目標を20分で達成する仕事術(林正孝著)
<大和書房>定価1,300円+税
目次は次の通りです。
第1章 売り込み一切ナシ、なのにどんどん人が集まる理由
―ファンを作る営業スタイル
(まずは、私の営業スタイルを紹介しよう/「生の」情報で自分に付加価値を付ける ほか)
第2章 どんなことにもコミットメントしろ!
―有言実行だから信頼が得られる
(コミットメントが成功サイクルを作る/最高の力が発揮できる目標設定の方法 ほか)
第3章 自分の枠組みを取り払え!
―違和感があるところに新しい発見がある
(成長できない人には共通点がある/外部の視点で意見してもらう場を持て ほか)
第4章 価値は自分で決めろ!
―先にトクを考える人ほどトクできない
(投資するのも、価値を作るのも自分/「やってみたい!」衝動でトータル900万円の研修に参加 ほか)
第5章 営業の基本は忘れるな!
―下積み時代があるからファンが集まる
(こだわらなければ大きなことはできない/1日で365人と名刺交換した日々 ほか)
稼働日数10分の1、
顧客数10分の1、
それでも売上げを落とさない!
世界の保険営業のトップクラスを証明するMDRT会員12年連続!
2008年度TOT会員の著者が、
驚異の働き方を初公開してくれます。
目から鱗の発想本です
この本を読んでご自分の働き方を是非変革してみてください!
ネットで成功する!
マーケティングとPRの実践ネット戦略(デビッド・マーマン・スコット著)
<日経BP社>定価2,200円+税
目次は次の通りです。
INTRODUCTION ウェブがルールを変えた
1 ウェブはマーケティングとPRをどう変えたか?
(古いルールを破壊しよう/マーケティングとPRのロングテール/自分の顧客と直接対話する)
2 ウェブでどのようにして直接リーチするか?
(ブログ:数百万人がストーリーを広める/ニュースリリースの法則/ポッドキャスト:オーディオコンテンツの配信 ほか)
3 ウェブの力を利用するアクションプラン(マーケティングとPRのプラン/ソートリーダーシップによるブランディング/顧客のために書く ほか)
ネットで成功するためのマーケティングとPRの法則書です。
現代のマーケティングとPRについて理解できる本です!
簡単、あたり前のことから夢は実現する
すぐできることを「3倍」やりなさい!(石井誠二著)
<日本文芸社>定価1,400円+税
目次は次の通りです。
第1章 特別対談 石井誠二×渡邉美樹―夢をつかむ「石井学校」の教え
(初対面で感じた美樹さんのずば抜けた資質/大化けするヤツ三つの条件 ほか)
第2章 人の3倍やれば、人生は変わる!
(前に進む者しか成功は手にできない/誰かをよろこばそうという気持ちを持っているか ほか)
第3章 独立・起業、成功する人のモノの考え方
(環境整備の発想を持て/石井誠二流「人生勝利の方程式」 ほか)
第4章 「誰もができないあたり前のこと」をやればいい!
(ビジネスの原点は「買い場発想」だ/「凡事徹底十か条」はビジネスの基本 ほか)
第5章 人を伸ばして組織をつくるリーダー学
(マニュアルはあえてつくらない/教えて育てるより学ばせて育てる ほか)
多くの起業家を輩出した「石井学校」の夢実現法則です。
ワタミ社長の恩師の夢実現法則は魂に響きますよ!
義肢装具メ-カ-「中村ブレイス」の仕事
500人の町で生まれた世界企業(千葉望著)
<ランダムハウス講談社>定価1,600円+税
目次は次の通りです。
第1章 日本一ファンレターの多い会社
(感謝の手紙が続々届くわけ―中村ブレイスの仕事/ゴーストタウンとなった高度成長期―人口20万人が500人に ほか)
第2章 ユニークなものを作り出す中村俊郎という人物
(大森を愛した父―没落した名家に生まれた末息子/アメリカ留学―ふたりの島根県人に支えられて ほか)
第3章 経営とは社会貢献そのものだ
(「なかむら館」のコレクション―石見の職人も育成/私費を投じて町並み修復を開始―江戸時代の家を住みやすく ほか)
第4章 世界遺産登録への道
(中村の熱意―石見銀山を象徴としてめざす新時代/世界遺産登録延期勧告―石見銀山の逆転登録 ほか)
乳房・手足などを失った人々が新しい“体”を求めて島根を訪れます。
故郷「石見銀山」を愛し、世界中を幸せにする
中村俊郎氏の技と夢を描いた書です。
しっかりとした理念に基づく経営は
いろいろと学ぶところが多いと思います。
企業の激戦『ビジネス三國志』
ビジネス三國志(石井淳蔵他著)
<プレジデント社>定価1,524円+税
目次は次の通りです。
第1部 新市場の創造
(プレミアムビール―サントリーVSサッポロVSキリン、そしてアサヒ/ハンバーガー―マックVSモスVSロッテリア/モバイルPC―パナソニックVSソニーVSレノボ)
第2部 三國志の論理
(健康緑茶―花王VSサントリーVS伊藤園/ベビー用紙オムツ―ユニ・チャームVS花王VSP&G/家庭用ゲーム機―任天堂VSソニーVSマイクロソフト)
『三國志』はなぜ読まれ続けるのか?
それは「1対1」の単純な闘いよりも、
あるときは共同戦線を張り、
あるときは裏切り、
そして無意識のうちに相手の影響を受け
という三者間の闘いが面白いからです。
ビール、
ハンバーガー、
パソコン、
緑茶、
紙オムツ、
家庭用ゲーム機等々
今、誰もが知っている市場で繰り広げられている、
企業の激戦『ビジネス三國志』を読み解く書です。
とってもわかりやすくて読みやすい書です。
プロの「読む技術」
カリスマ編集者の「読む技術」(川辺秀美著)
<洋泉社>定価740円+税
目次は次の通りです。
第1章 読むコミュニケーション
(誰も答えることができない、「読む=教育」問題であるということ/読むことは技術である ほか)
第2章 読む術
(何のために読むの?その答えは4つしかない/好き・嫌いリストの作成 ほか)
第3章 あなたは本当に読めているか?
(いったい何のことを言っているのでしょうか?/どのように生きますか? ほか)
第4章 プロの読み方
(付き物は商売のための化粧である/巻頭・巻末はジャムパンのジャム(最重要) ほか)
第5章 読書とは生きるためのコンセプトである
(知識という考え方が変わる/キャリアは必然的に断絶する ほか)
あらかじめ名著があるのではないのです。
自分にとって出会うべき名著があるだけなのです。
名著幻想から自由になり、
既成概念にとらわれない多読が、
自己の可能性をたぐり寄せます。
誰もができると思っている「読む」ということ。
それだけに意識的に実践されていない盲点が潜むのです。
読むことは確固たる「技術」なのです。
ベストセラーを何冊も世に送り出してきた敏腕編集者が
プロの「読む技術」をはじめて明かす書です。
私自身これまでは何気なく読んでいましたが、
読むことの奥深さを感じさせられた本です。
自分の思いどおりに意識をコントロールする
最強の集中術(ルーシー・ジョー・パラディーノ著)
<エクスナレッジ>定価1,500円+税
目次は次の通りです。
第1章 集中ゾーンを知る
(集中ゾーンとは何か?/3つの行動パターン)
第2部 集中ゾーンへの8つの鍵
(まずは自分を知る/気分転換のスゴ技/先延ばし撃退法/不安を打ち負かす/緊張をコントロール/やる気を奮い起こす頭の使い方/段取りを整える/生活習慣から意識する)
刺激に振り回されず、
自分の思いどおりに意識をコントロールする超実践術です。
30年にわたる研究から導き出された、
認知心理学的集中術を大公開してくれます。
集中力がない方には参考になりますよ!!
最新の企業成長戦略の真髄
マッキンゼー式最強の成長戦略(パトリック・ヴィギュエリ他著)
<エクスナレッジ>定価2,200円+税
目次は次の通りです。
1 成長への野心
(グラニュラーな世界/あなたの会社のパフォーマンスを理解する ほか)
2 成長の方向性
(モメンタムへの点火/M&Aへの点火 ほか)
3 成長のアーキテクチャー
(成長のアーキテクチャー/鏡の中を見る ほか)
補遺1 成長と価値
補遺2 成長の二つの道、退出の二つの道
不況時こそ、成長が必要だ!
めざましい結果を出す企業はどこが違うのか?
「グラニュラリティー」に成功のカギがあるのです!
世界最高のコンサルティング・ファーム、
マッキンゼー&カンパニーの頭脳を集結した
最新の企業成長戦略の真髄書です。
ちょっと硬めの本ですが
いろいろな気付きを与えてくれます!
世界の「知」と「富」を握る卓越した能力
ユダヤ人国際弁護士が教える天才頭脳のつくり方(石角完爾著)
<朝日新聞出版>定価1,400円+税
目次は次の通りです。
第1章 人生を変えたユダヤの学び
第2章 ノーベル賞受賞者の三割を出す天才頭脳の秘密
第3章 質問力が高まれば思考力も鍛えられる
第4章 大量の読書が育む「知的競争力」
第5章 「褒め」と「ご褒美」で成功体験を植えつける
第6章 マルチリンガルになるユダヤの勉強法
第7章 「議論する」勉強は世界の標準
第8章 ユダヤ人のビジネス感覚と発想法
第9章 ユダヤエリートを育成する学校
第10章 独自性で厳しい世界を勝ち抜く
思考力、
発想力、
知識力、
語学力、
集中力
世界の「知」と「富」を握る卓越した能力はなぜ、身につくのか。
その答えがわかる書です。
日本人からユダヤ人となった著者が
その過程で学んだ極意を伝授してくれる本です。
一瞬でお客様を支配する禁断の営業術
営業は「洗脳」(苫米地英人著)
<CYZO>定価1,300円+税
目次は次の通りです。
プロローグ 脳機能学者が営業の本を書いたわけ
第1章 “商品”を売るのは間違いだ
第2章 勝負はセールストークの前に決まる
第3章 情報空間の支配者になればお客は思いのままになる
第4章 モチベーションアップのための自己開発法
第5章 さらに上を行く営業マンになるために
話題の脳機能学者は、
ロックフェラーセンターを買収した
スーパービジネスマンだったのです。
天才Dr.苫米地による「営業必勝マニュアル」書です。
究極の営業術を学べる本です!
現場責任者自らがサントリーの取り組みを語る
サントリーがお客様の声を生かせる理由(近藤康子・松尾正二郎著)
<中経出版>定価1,500円+税
目次は次の通りです。
第1章 消費者室誕生、そして激変の時代へ
―消費者パワー、消費者保護の法整備…。三〇年で企業対消費者の関係が激変した。
第2章 新体制でお客様対応を強化
―パワーアップした体制、全社の連携でお客様対応を最優先事項に。
第3章 お客様の声から生まれた改善の数々
―寄せられる声はすべて貴重な提案、ここから使いやすい商品や新商品が生まれる。
第4章 お客様はなにを望んでいるのか
―スタッフは誠心誠意お客様に対応。それが会社イメージをつくりあげる。
第5章 お客様対応の品質を向上させるには
―お客様に満足して電話を切ってもらいたい。そのために重要なことがある。
第6章 VOC活動を推進する
―全社を挙げてお客様の声を経営に生かす。そのために五つのアクションを続ける。
お客様センターへの一本の電話
現場責任者自らがサントリーの取り組みを語る書です。
サントリーのお客様対応の歴史がよくわかる本です。
ホテルニューオータニのマニュアルが薄い理由
サービスの「正体」(小山薫堂著)
<すばる舎>定価1,500円+税
目次は次の通りです。
1 THE Manual―それでも覚えるべき最低限のこと
(景観に溶け込む“動くオブジェ”/一回のお辞儀に込められたシグナル ほか)
2 THE Mind―見えないことを大切にしたとき、心が通う
(一流のホテルマンが大切にする「共感」の習性/限りなく正解に近づいていく気遣い ほか)
3 THE Amenity―言葉では伝わらないもてなし
(メモ帳の隣に置かれてあるペンの向き/ゴミ箱の中に入った物以外は、忘れ物 ほか)
4 THE Team―志の調和が生み出す本当のサービス
(クリーニングのギネス級最速仕上げ/赤絨毯二枚掛けのチームワーク ほか)
5 THE Adviser―最高のアドバイザーはお客様である
(誰が最大のライバルか/クレーム、受け付け中! ほか)
6 THE Life―ホテルマンとして生きるということ
(容姿端麗、美男美女であるべきか/超一流と一流の違いは、誰もいないフロントが証明する ほか)
一人ひとり、心地良い距離感は違います。
それぞれのお客様が抱く期待に応え、
ときにそれを超えられるのは
マニュアルではなく目には見えない「人を大切にする心」に重きを置いているからです。
一人のお客様との、偶然の出会い。
このひとときを大切にしているホテルマンが、
普段から、どんな点にまで気を配り、
快適な空間と時間、
そしてサービスを演出しているのか。
そのポイントを習得できる本です
サービス業に従事する方にはヒント盛りだくさんの本です!!