ビジネス・経済・キャリア: 2016年7月アーカイブ
“時代の才能”を本気にさせたリーダー
ソニー盛田昭夫 [ 森健二 ] |
目次は次のとおりです。
日本が生んだグローバル・リーダー
第1部(邂逅/手考足思/覚醒/確信)
第2部(弩弓の勢い/起死回生のメカニズム/スーパーCFO/ボーン・グローバル企業)
第3部(タイムシフト/自家中毒/禊)
第4部(技術のカン・市場のツボ/シロウトの本気力/三大M&A)
第5部(グローバル・リーダー/最後のメッセージ/その後のソニー).
“時代の才能”を引き寄せ、多くのイノベーションを実現してきたソニーは、世界の企業のロールモデルとなった。
今、進むべき道を見失っている日本のビジネスマンに、この稀有な企業の歴史を掘り起こし、日本がソニーと盛田昭夫を持てた意味を、成功と失敗のメカニズムとともに伝える書です。
ソニー衰退の秘密を探るとともに、企業のあり方を学べます。
<印象に残った一文>
「我々の真の資本は、知識と創造と情熱である。」
人生のバイブル
自分の時間 [ アーノルド・ベネット ] |
目次は次のとおりです。
この考え方が1日1日に奇跡をもたらす
もっと知的好奇心に満ちた生活をつくろう!
1日24時間の枠を最大限に生かすには?
自分の精神・肉体を養うための「内なる1日」
週3回の夜90分が、あなたの心を豊かにする
「情熱と活気に満ちた1週間」をつくる秘訣
思考を集中するひとときをもつ
「内省的な気分」を大切にする
「知的エネルギー」はどうやって生まれてくるのか
「原因と結果の法則」を頭に入れる
読書好きなあなたへー人生に大きな「利息」を生むアドバイス
財布にはまっさらな24時間がぎっしりと詰まっている
「時間」について書かれた実用書で、これほど世界中の一流人たちに支持され、人生のバイブルとして愛読された本はありません。
意欲に満ちた“賢明なる1日”を過ごすために。
色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「われわれにはいまあるだけのじかんしかなく、それはいつだって変わらないのだ。」
「会社がなくなる時代」のキャリア革命
未来から選ばれる働き方 [ 神田昌典 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 あなたの会社は進化するか、それとも絶滅か
第2章 目の前から、正社員が消えた十年
第3章 会社をなくしてわかった可能性と限界
第4章 才能が自然に磨かれていく「場」を創る
第5章 コネクティング・インテリジェンスの時代
第6章 対談 これから十年、飛躍するための条件
2024年までに「会社」は一度、死ぬ。
働き方はどう変わるのか?
飛躍できる人、組織の条件とは?
「景気が低迷した20年、私たちが失ったのは経済成長だけではないことを、
若山陽一氏から衝撃とともに教わった」と経営コンサルタント・神田昌典はいう。
現実を知り、未来に備える書を著すときに神田昌典が選んだ共著者・若山陽一は
「正社員として雇った社員を派遣する」という信念のもと、日本のモノづくりを支えるUTグループの代表。
二人の対論から、新しい時代に飛躍するために持つべき「勇気」、身につけるべき「力」を導き出す意欲作です。
今後の潮流を読む上で、抑えておきたい本です。
<印象に残った一文>
「なくなって一番困るのは、なくなった事自体に気づけないものです。」
私の履歴書
改革は実行 [ 松本紘 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 貧しいけど豊か
第2章 研究者へのいざない
第3章 家族との生
第4章 探究には手段を限らない
第5章 改革は実行ー副学長まで
第6章 改革は実行ー総長として
第7章 グローバル時代の人間力
第8章 楽しんで生きる
第9章 教育と研究の未来
第10章 日本からイノベーションを
京大を改革し、理化学研究所トップへ。
その異色の経験は、後進への叱咤となる。
真にイノベーションを起こす場を、
日本の教育研究機関に根付かせたい。
色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「人間に限界はない。あるとすれば、自分がこれ以上無理だと勝手に限界を作ってしまうことだ。」
建築家・隈研吾の覚悟
“火中の栗”新国立プロジェクトを射止めた建築家の仕事の哲学とは?
コンクリートから木へ―世界で活躍する建築家の集大成!
プロフェッショナルな仕事の真髄を感じる書です。
<印象に残った一文>
「木を媒介として、人間と自然がつながっていたのである。」
コンビニ店長の奮闘記
コンビニ店長の残酷日記 [ 三宮貞雄 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 新春から店長は七転八倒(元日~3月)
(年明け最初のお買い上げは194円也/悩ましい雑誌の立ち読み問題 ほか)
第2章 年度初めも波瀾万丈(4月~6月)
(コンビニの売上は「立地」で決まる/出店前の研修は軍隊式 ほか)
第3章 真夏の黒い事件簿(7月~9月)
(お中元の予約受注に四苦八苦/深夜働く主婦に情が移る ほか)
第4章 冬に向かって撃て!(10月~12月)
(お祭りは稼ぎ時/「貸せ貸せ星人」が来襲する ほか)
日本全国に5万店以上あり、
原則24時間、365日営業で飲食料品はもちろん、
各種サービスも豊富で、コンビニは今や我々にとって欠かせない存在となっています。
ただ、その分、従業員への負担は増えるのです。
ひときわツライ立場にいるのが店長(オーナー)です。
当然、残業代なんていうものは出ない。
食卓に廃棄弁当が並べられるのは当たり前。
恵方巻きなどのキャンペーン商品でノルマ未達だと自腹購入もする。
そして、トンデモ客に翻弄される姿には哀愁が漂う。
そんなコンビニ店長の奮闘記です。
コンビニ業界の実態を描いた書です。
<印象に残った一文>
「単純に計算すれば、日本人が1年のうちに130回は訪れている計算になる。」
結果を出す人の驚くべき思考法
瞬間モチベーション [ シャンタル・バーンズ ] |
目次は次のとおりです。
第1部 結果を出す人の考え方は何が違うのか?
(あなたの仕事がうまくいかない理由/目に見える現実にだまされるな/一瞬でモチベーションを上げるたった一つの方法/さらば、ストレス)
第2部 結果を出す人になるための8つの方法
(自分のなかの「常識」を捨てる/忙しい自分と決別する/成果の罠から抜け出す/自信なんてつけなくていい/古い自分を捨てる/人間関係なんて怖くない/直感を信じる勇気を持つ/何度でも立ち直る力を手に入れる)
一瞬でモチベーションが上がる!
読むだけで不安、ストレスやプレッシャーから自由になる!
心がスッとラクになるBBCやワーナーも採用する「やる気」のつくり方。
集中力が上がって仕事や勉強のパフォーマンスをあげる即効のモチベーション術。
「すぐやる人」に変わる8つの方法をでんじゅしてくれます。
<印象に残った一文>
「心、思考、意識は私たちの存在意識と行動を可能にする三つの原理だ。」
SONY「リストラ部屋」で見た夢 SONY「リストラ部屋」で見た夢
奪われざるもの SONY「リストラ部屋」で見た夢 [ 清武英利 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 凋落の予兆 2006-2007
第2章 ターニング・ポイント 1946-2007
第3章 技術者の矜持 2008-2009
第4章 リストラ志願 2012
第5章 マイレージ、マイライフ 2012-2013
第6章 切り捨てSONY 2012-2013
第7章 終わらない苦しみ 1954-2014
終章 リストラでも奪えないもの 2013-2015
17年間で都合6度、目標削減数8万人の未曾有のリストラ。
その時、無辜の社員はどう生きたか?
元海外営業マンは「公園居酒屋」で団結し、
エンジニアはリストラ部屋でもモノ作りを続け、現場の女性は徹底的に抗った。
リストラ部屋の人々がすべて実名で、その苦しみと誇りを堂々と語る書です。
嘆くな、前を向け、と。
リストラの厳しさを見事なまでに描いています。
<印象に残った一文>
「自分を信じることだ。遅すぎることなんかない。」
限られた時間で最大の成果を上げる技術
ハーバード×MBA×医師 目標を次々に達成する人の最強の勉強法 [ 猪俣 武範 ] |
目次は次のとおりです。
1 結果を出す人の目標設定の技術
2 結果を出す人の時間管理と集中力を高める技術
3 結果を出す人の勉強の技術
4 ハーバード、MBAから学んだ私の勉強法
5 ゼロからの英語学習術
6 結果を出す人の成長し続ける技術
時間管理、集中力、記憶術、モチベーション向上、英語学習etc。
医師として勤務しながら、語学力ゼロからハーバードに留学し、同時にMBAを取得した著者が教える、
限られた時間で最大の成果を上げる技術です。
成功法則がぐっと詰まった本です。
<印象に残った一文>
「人生で達成したいことを見植えて、目標を立てる。何をやらないかをはっきり決める。この2つこそが最高のパフォーマンスを発揮するために最も大切です。」
心臓外科医は命をつなぐ
あきらめない心 [ 天野篤 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 命を削って、命をつなぐ
第2章 その日が来たー日本中が注目した手術
第3章 医師になりきる、患者になりきる
第4章 負けない「傭兵」がつくられるまでー修業時代
第5章 「最高の手術」とは
第6章 大学病院が変わった
第7章 熱く生きろ
あきらめは患者の死、だから絶対に負けられない。
3浪で入学、挫折から出発した医学生時代。
病床の父が命と引き換えに教えてくれた医師の覚悟と、
鬼神となって取り組んだ順天堂医院の大改革。
そして迎えた天皇陛下の手術の日……。
30年にわたり7200人以上の命を救った心臓外科医が、
難局に挑み続けた半生と、医療安全への揺るがぬ決意を語る書です。
高1の娘にこの本を勧めて読ませています。
娘は著者ほどの覚悟があるのか?
自分自身に問いかけて、進路を決めて欲しいと父は願います。
<印象に残った一文>
「人生は紙飛行機。願いを乗せて飛んで行くよ。風の中を力の限りただ飛んでゆくだけ。」
使える!合意形成術
コンセンサス・ビルディング [ 小倉広 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 今求められる本当のコンセンサス
(合意形成したはずなのに実行されない、が起きるワケ/革新的アイデアはコンセンサスからは生まれない、のウソ/コンセンサス形成のメリット/コンセンサス形成のデメリット/コンセンサスが適する事象、適さない事象/ここでも使えるコンセンサスー会議、夫婦の話し合い、営業の商談など)
第2章 コンセンサス・ビルディングとは何か
(様々なコミュニケーション技術を融合/コンセンサス・ビルディングを使わない場合と使った場合の違い/コンセンサス・ビルディングの全体像/ファシリテーションや交渉術などとの違いは何か)
第3章 コンセンサス・ビルディングの5つのステップ
(ステップ1(ビフォア1)-アサイン(指名)/ステップ2(コア3-1)-ブレイン・ストーミング/ステップ3(コア3-2)-ドラフト(試案)作り/ステップ4(コア3-3)-リバイス(修正)/ステップ5(アフター1)-モニタリング(測定))
第4章 メディエイターの3機能
(知見付与(ファクト・ベースト)/予見付与(フィード・フォワード)/承認付与(アクノリッジメント))
第5章 メディエイターのテクニック道具箱
(「拡散」フェーズに使えるテクニック/「収束」フェーズに使えるテクニック)
なぜ、全員で合意したことでも、実行されずに終わってしまうのか。
トップダウンでも多数決でもない、新しい合意形成術の本です。
意思決定の品質を高め、確実に実行につなげる、画期的な手法を紹介してくれます。
色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「パーフェクトである必要がどこにあるのですか。
個人情報を死守するポイント
Googleが仕掛けた罠 [ 杉浦隆幸 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 あなたの情報はこんなに漏れている
第2章 盗まれた個人情報はどこに行く?
第3章 サイバー戦争のリアル
第4章 企業情報もダダ漏れ!
第5章 ネット犯罪の手口
第6章 「個人情報垂れ流し時代」の防衛術
いまや世界最大の企業となったグーグル。
検索、メール、カレンダー等々、優れたサービスを無料で提供し、不動の地位を確立しているが、
その元となっているのは、ユーザーから収集した膨大な“個人の情報”だ。
こうした個人情報が漏れてしまったら…
あなたの経済的・精神的な損失は計り知れない。マイナンバー時代を迎え、
重大情報が流出する危険性がますます高まるいま、
防衛技術の第一人者が、個人情報を死守するポイントを明かす書です。
読めば読むほど怖くなってきますが、現実からは逃げられません。
危機管理の上からも、読んでおきたい本です。
<印象に残った一文>
「インターネットはほぼ実名制になってしまったも同然です。」
70%でいい
イギリス人の、割り切ってシンプルな働き方 “短く働く”のに、“なぜか成果を出せる”人たち [ 山嵜一也 ] |
目次は次のとおりです。
1章 イギリス人のシンプルな「働き方」-割り切る
(これ“で”いいと考えるーこの感覚がストレスを減らす/割り切って働くーこんなとき「出社しない判断」ができるか ほか)
2章 イギリス人のシンプルな「コミュニケーション」-メリハリ
(「口角を上げるだけ」のコミュニケーションー「監視型」と「対話型」/意味のない会話にこそ意味があるー「How are you?」の効用 ほか)
3章 イギリス人のシンプルな「考え方」-逆算する
(損して、得を取る習慣ー「目的」から「逆算」して考える/多様性を受け入れるー国籍がバラバラだからこそ発揮される組織力 ほか)
4章 イギリス人のシンプルな「生き方」-振り回されない
(「不便を楽しむ」のは成熟の証ー手のかかるものは、かわいい/車が来なければ、赤信号でも渡れー日常のある「自己責任」 ほか)
5章 イギリス人のシンプルな「創造性」-ラフに考える
(「できない」ではなく、「やらない」-この考え方が余裕を生み出す/教養のあるイギリス人ー子どもが走り回る美術館が大事な理由 ほか)
「70%でいい」この“成熟国家の知恵”が、仕事のストレスをなくす。
在英12年。“ロンドン五輪会場”現場監督を担った著者が見た、
日本の一歩先行く「オトナの国・イギリス」の振る舞い方。
色々な気づきを与えてくれます。
桑田真澄の生き方
挑む力 [ 桑田真澄 ] |
目次は次のとおりです。
桑田真澄の原点(落ちこぼれからのスタート
中学校で芽生えた自信 ほか)
メジャーリーグへ(読売ジャイアンツ退団
野球が好きなのか、それともレギュラーやエースの座が好きなのか ほか)
早稲田大学大学院へ(早稲田への夢/野球を勉強したかった ほか)
野球を愛する皆さんヘ(野球が好きな子供たちへ
少年野球の指導者たちへ ほか)
日本屈指の名投手、桑田真澄。二度の甲子園優勝やプロ入り後の巨人軍での活躍は、今も人々の記憶に新しい。
体格的に恵まれたわけではない彼が第一線を走り続けた陰には、並々ならぬ努力と独自メソッドの確立があったのです。
どうすれば野球は上達するのか?
プロを志す野球少年がそれぞれのステージで成長し、長くプレーするための練習法とその指導法を桑田自らが語ってくれます。
野球にかぎらず人生を実りあるものにするための原理原則が。ぐっと詰まった1冊です!
<印象に残った一文>
「落ちこぼれに残されているのは、実は右肩上がりの上昇方向だけ。」
突出した人を見つけて育てる最強指導者の戦略
SUPER BOSS(スーパーボス) [ シドニー・フィンケルシュタイン ] |
目次は次のとおりです。
第1章 スーパーボスの3つのタイプ
第2章 「持っている人」を見つけ出す
第3章 優秀な人材に限界を超えさせる
第4章 がんこなのに柔軟
第5章 師匠と弟子のようにそばで教える
第6章 細部を見ながら部下に任せる
第7章 部下同士に競わせる、助け合わせる
第8章 優秀な元部下のネットワークをつくる
第9章 スーパーボスになる方法
スーパーボスとはー部下や弟子を次々と育てて、成功させる偉大なコーチ、
才能の発掘者。部下や弟子のやる気を出させ、指導し、こき使って本人の限界を超えさせます。
あふれる情熱を持ち、有能な人材を見出す目利きでもあります。
リスクを恐れず、経験が浅い部下にも大きな仕事を任せる。
特に優秀な部下には、独立を勧めることもあります。
彼らが外部で活躍するとスーパーボスの評判はさらに上がり、
有能な人がスーパーボスに惹きつけられて集まり、さらに成功を遂げるのです。
リーダーのあり方についてのヒントが詰まった本です。
<印象に残った一文>
「ビックデータの世の中に、人と人との密接なつながりが一流の人財を生み出す鍵になっている。」
いちばんわかる!トクする!
社会保険の教科書 [ キャッスルロック・パートナーズ ] |
目次は次のとおりです。
1 社会保険と保険料のきほんーそもそも、どれだけ払わなくちゃいけないのか?
2 保険料計算のしくみー算定方法を知ればムダに高い保険料を払わなくていい!
3 社会保険料のムダをなくそうー人の雇い方次第で、保険料は変わる
4 労災保険・雇用保険の給付をモレなくもらおうー助成金、給付金には、こんなものがある
5 健康保険・厚生年金と給付金ーもらえるお金はきちんともらって保険料のモトをとろう
6 退職する社員に教えてあげよう!-国民健康保険・国民年金の保険料でトクする方法
舞台は、とある小さなデザイン会社。
はじめて社会保険事務の担当になった佐藤さんと、「保険料が高い!」と不満に感じる田中社長が、
社会保険のプロである社会保険労務士の先生に疑問をどんどん投げかけていくストーリー形式で
社会保険の全体像とポイントがスラスラ理解できる本です。
社会保険の全体お図を知りたい方には役立つと思います。
<印象に残った一文>
「どんな保険があり、どんな続きをするべきかを予め知っておかないと、せっかく高い保険料を払っていても、その恩恵をうけることはできない。」
適正な対応と実務
休職・復職 [ 渡邊岳 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 総論(休職の意義、特徴、種類/近接する諸制度との関係/休職の開始、継続、終了をめぐる法律関係)
第2章 傷病休職(傷病休職の開始/傷病休職期間中の関係/傷病休職の終了/傷病休職の延長・再休職)
第3章 傷病休職以外の労働者側の事情による休職(起訴休職/事故欠勤休職/公務(就任)休職/組合専従休職/ボランティア休職/自己啓発休職・留学休職)
第4章 会社側の事情による休職(出向休職/懲戒休職/会社が認めた休職)/付録
就労不能であることが明らかな者に、休職発令をすることは可能か?
休職社員に病状等の報告を義務づけることに、問題はあるか?
“軽作業なら可”としてなされた復職申請には、どう対応すべきか?
各企業の定めや運用によって成り立つ休職制度、
その適正な対応に関する基本的な考え方を解説してくれます。
メンタル不調者をめぐる問題にとどまらず、起訴休職や組合専従休職、出向休職など、
実務上みられる各種の休職・復職の場面を、裁判例とともに広く取り上げた実務家必携の1冊です。
実例が豊富で、実務担当者にとって心強いサポート本です。
<印象に残った一文>
「休職命令の場合には民法536条2項の問題となり、使用者の責めに帰すべき事由の有無によって結論が左右される」