投資・金融・会社経営: 2008年7月アーカイブ
究極のミリオネア入門
一生お金に困らない人のシンプルな法則(マイケル・ルボーフ著)
<ダイヤモンド社>定価1,500円+税
目次は次の通りです。
第1章 ミリオネアになるための世界一シンプルな法則
―時間は「アクティブ」に、お金は「パッシブ」に投資する(「お金と時間の罠」から抜け出そう/世界一簡単な投資の秘訣―『ルボーフの法則』/お金持ちになるための秘訣 ほか)
第2章 自由なお金と時間を手に入れる「人生の賢明な選択」
―さぁ、今すぐ始めよう!(他人が期待する生き方でなく、自分が望む生き方をする/リスクをコントロールして成功の確率を高めていく/浪費をやめて貯蓄に励む ほか)
第3章 人生の質を向上させる4つのポイント
―人生をもっと楽しもう(経済的自由を維持する/心身ともに活動的になる/寄付する喜びを経験する ほか)
現代社会のジレンマ、それは、「お金があれば時間がなく、
時間があればお金がない」こと。
ほとんどの人がこの「お金と時間の罠」にはまってしまっています。
真の裕福さとは、お金だけでなく、楽しむ時間も十分にあることを言います。
「お金と時間の罠」から抜け出して、
満ち足りた人生を送るためのたったひとつのシンプルな法則本です。
務め、責任、実践
マネジメントⅠ(ピーター・ドラッカー著)
<日経BP社>定価2,400円+税
目次は次の通りです。
イントロダクション マネジメント・ブームからマネジメント成果へ
マネジメントの誕生
マネジメント・ブームとその影響
新たなる挑戦
第1部 マネジメントの務め
(マネジメントの諸側面/企業のマネジメント:シアーズ・ローバックの事例/企業とは何か/企業の目的と使命/目標の威力と狙い:マークス・アンド・スペンサーの軌跡と教訓/戦略、目標、優先順位、仕事の割り振り/戦略的プランニング:起業家的な技能/多彩な組織が支える社会/公的機関はなぜ成果を生まないのか/例外とそこから得られる教訓/公的機関の成果を高めるマネジメント)
世界に名だたるドラッカーによる
世界の経営者のバイブルです。。
起業家必読の書
社長の教科書(中村司著)
<インフォトップ出版社>定価1,400円+税
目次は次の通りです。
1 あなたの会社が儲からない理由
(あなたの会社は存在しない!?/インターネットの幻想)
2 失敗者の告白
(インターネット・ブラックボックス/マーケティングの嘘)
3 ライバルに差をつけるサイトをゼロから立ち上げる
(準備/リサーチしよう ほか)
4 成功事例
(ネットからオーダースーツを受注するスプレーモの事例/蓼科温泉ホテル親湯の売り上げを加速させた事例 ほか)
社長は今すぐ働くのをやめなさい!
成功法則なんか信じるな!
現実的な話満載の本で、起業家必読の書です。
孫子で読み解く
21世紀マネジメント戦略(黒川雄三著)
<芙蓉書房出版>定価3,500円+税
目次は次の通りです。
序章 孫子のアウトラインとネット時代
(孫子のアウトライン孫子の時代的背景と戦争形態/企業のグローバル競争とグローバル情報ネットの時代―経営のパラダイム・シフト(情報・グローバル・スリム・スピード時代の到来))
第1章 孫子と二十一世紀のマネジメント
(「始計」篇―国家の意思決定と闘いの要諦/「作戦」篇―国軍の作戦教義と戦争経済論/「謀攻」篇―不敗必勝の外交・軍事戦略論(覇者への政戦略) ほか)
第2章 孫子と二十世紀のマネジメント
(一九〇〇年代初頭のマネジメントと孫子(一九〇〇~一九二〇)―科学的管理と分業による大量生産時代の到来/一九二〇年から第二次世界大戦までのマネジメントと孫子(一九二〇~一九四〇)―経営組織と人間工学による改革の時代/第二次世界大戦から戦後二〇年のマネジメントと孫子(一九四〇~一九六〇)―大量生産の拡大と大量販売時代の到来 ほか)
世界と日本の企業・組織のトップはどうやって勝ち抜いてきたか。
成功と失敗の事例を満載してあります。
「孫子」13篇を使ってマネジメント戦略を徹底分析した本です。
奇想天外な展開を楽しめる本です。
ビット・トレーダー(樹林伸著)
<幻冬舎>定価1,700円+税
矢部恭一は4年前の電車事故で最愛の息子を失っている。
その慰謝料をやけくそで株に突っ込み大当たりした日から、二重生活は始まった。
彼の表の顔は外車のやり手ディーラー、
裏の顔はネット株に燃えるトレーダー。
ある夏の夜、恭一は上場企業の社長を名乗る男から、
自社の倒産情報と空売りを利用した裏取引を持ちかけられた。
妻とのすれ違い、娘との不和に焦燥の日々を送る恭一は、
迷いながらもその誘いに乗る。
悪夢が始まるとは知らずに。
意外な展開はスリル満点で楽しめる本です。
過去と現在のあいだ
グローバル・ガバナンスの最前線(遠藤乾著)
<東信堂>定価2,200円+税
目次は次の通りです。
第1部 グローバル・ガバナンスの現状把握
(世界標準の形成/グローバル化のなかの東アジア地域金融協力/重大犯罪処罰のグローバル化―国際刑事裁判所を軸として/国境を越える感染症対策/越境する親密圏?―グローバル・ハウスホールディングの時代)
第2部 グローバル・ガバナンスの歴史分析
(東アジアにおける自由貿易原則の浸透/銀の世界―貨幣と一六世紀以降のグローバル経済/国際保健の誕生―一九世紀におけるコレラ・パンデミックと検疫問題/華僑・華人のネットワーク―中華総商会を中心に/インド人商人のネットワーク―広域秩序と雑貨・食糧品ビジネス)/過去と現代のあいだ―グローバル・ヒストリーの視座から
生かすべきは歴史に培われた知と多様なアクターの潜在力です。
越境する問題群への多様な対応を、現在と過去の両方にまたがって検討し、
それを通じてグローバル・ガバナンスの論理を提示する本です。
新時代のキーワードも読み解く
進化する企業のしくみ(鈴木貴博・宇治則孝著)
<PHPビジネス新書>定価800円+税
目次は次の通りです。
第1章 進化しない企業は生き残れない―異業種格闘技情報の時代がやってきた
第2章 グーグルは企業経営にどう関係するのか―日本企業とグローバルIT企業の未来の関係
第3章 消費者主権主義は何を意味するのか―企業とブログの新しい関係
第4章 企業同士の新たなつながり―マッシュアップともたないシステムがビジネスを変える
第5章 社員同士がつながる時代―企業内SNSがビジネスを変える
第6章 将来に向けての展望―われわれはどう進化すべきなのか
「異業種格闘技競争」とも呼ぶべき、「何でもあり」の闘いが始ました。
ある業界で常識とされていたルールを覆して、
別の業界から新たに挑戦してくる企業が現れるのです。
また、Web2.0が広げた消費者主権の時代が進み、
企業同士のつながり、社員同士のつながりが新たな局面を迎えます。
これからの企業が生き残る条件とは何か。
進化し続けるしくみとは何かを探ります。
さらに、グーグルゾン、マッシュアップ、企業内SNS等々
新時代のキーワードも読み解く本です。
転身・独立で幸せを攫む
ひとりビジネス(大宮知信著)
<平凡社新書>定価760円+税
目次は次の通りです。
1章 会社勤めに見切りをつける―ゼロからスタートする個人事業
2章 好きなことで生活をする―自分の好みを優先させる仕事
3章 団塊世代のひとり起業―アーリーリタイアメントの決断と独立
4章 女性の感性を活かして―大胆な発想と感性で起業
5章 独立業務請負人の働き方―インディペンデント・コントラクターって何?
6章 超ニッチビジネスで独立―何でもビジネスのタネになる
7章 組織から離れて生きる
組織や人間関係の束縛から離れ、幸せな働き方を求めて
、自分ひとりの仕事を始める人たちが増えています。
会社勤めに見切りをつける、好きなことで生活する、
女性の感性を生かす、独立での業務請負、
そして超ニッチなすき間ビジネスまで、
動機や仕事の形態、収入レベルはさまざまです。
充実のひとりビジネスを見出した
20人のライフスタイルと起業術の秘訣を探ります。
いま生き方を問う2
経営に求められる力(稲盛和夫著)
<サンマーク出版>定価1,700円+税
目次は次の通りです。
経営者がもつべき「自力」とは何か(まずビジネスとして成り立つか検証する
「経営十二か条」を着実に実行していく)
自分の分身となる「他力」を手に入れる
(経営が成功するカギはパートナーにある/利害得失で成り立つ関係は長続きしない/心で結ばれたパートナーシップが大切/全従業員の信頼と協力は欠かせない)
偉大な自然の力を味方につける
(よい思い、よい行いがよい結果を生む/禅問答で語られる「因縁の法則」/慈悲と利他の心は感謝の念から生まれる/煩悩は知性でコントロールせよ/心の底をいつも美しく保つ/自然が力を分け与えてくれるとき/「自利利他」のすばらしい経営をめざせ)
生き方の神髄2―稲盛和夫箴言集
経営が成功するカギはパートナーにある-。
当代随一の経営者が「経営の高め方」について語ります。
2006年11月に行われた
「盛和塾ニューヨーク塾長例会」での講話の内容をまとめ書籍化したものです。
私は読まずに付録のCDを聞きましたが肉声は本とは違った意味でいいと思います。
4000人の新世代リッチと会ってわかった方法
3年で富裕層になる!(臼井宥文著)
<KKベストセラーズ>定価1,429円+税
目次は次の通りです。
第1章 あなたも富裕層になれる!
第2章 富裕層ってこんな人たち
第3章 3年で富裕層になる方法―メンタル編
第4章 3年で富裕層になる方法―実践編
第5章 私はこうして富裕層の仲間入りをした
付章 ニューリッチから本物の富裕層へ
ニューリッチの実体験インタビューを大公開する本です。
怒濤の1年を凌ぎ、3年までに安定させるために
独立成功完全マニュアル(塚田祐子著)
<明日香出版社>定価1,500円+税
目次は次の通りです。
1 会社を辞める前にここをチェック!
(一生会社員でいたくないあなたに/今があなたの辞め時か?/会社を辞める前に、これだけはやっておこう/会社は円満、かつスマートに辞めるべし)
2 本気の独立準備が、成否を決める!
(あなたの独立が成功する確率は?/一人でやるか、会社をつくるか?/どうなっていたい、3年後の自分?/自分一人でできる独立・開業手続き)
3 いよいよ開業、目標へ向かって踏み出そう!
(1年目を乗り切る決死の顧客獲得/トラブルは未然に防げ/お金の管理をしっかりやろう/初めての決算、確定申告)
一歩踏み出す前に9割決まります。
腕一本、体一つで生きていくあなたに
まずは怒濤の1年を凌ぎ、
3年までに安定させるために
この本をお読みください!
独立開業をお考えの方には参考になる本です。
エクセレントカンパニーを蝕む7つの習慣
自滅する企業(ジャクディシュ・N・シース著)
<英治出版>定価1,900円+税
目次は次の通りです。
第1章 なぜ優良企業が自滅してしまうのか
第2章 現実否認症―神話、定石、正統という呪縛
第3章 傲慢症―おごれる者は久しからず
第4章 慢心症―成功は失敗のもと
第5章 コア・コンピタンス依存症―諸刃の剣
第6章 競合近視眼症―忍び寄る伏兵
第7章 拡大強迫観念症―右肩上がりの幻想
第8章 テリトリー欲求症―コップの中の縄張り争い
第9章 予防は治療にまさる
ある衝撃的な事実があります。
かつて「エクセレント・カンパニー」と呼ばれた優良企業のほとんどが、
その後十年のうちに、破綻したり、買収されたり、
深刻な経営危機に陥ったという事実です。
1970年代、「フォーチュン500」に載った
「優良」企業の平均寿命は50~60年だったのです。
それが今や、なんと10.5年にまで縮まっています。
なぜ、企業は行き詰まるのか。
なぜ、過去の成功企業があっという間に凋落してしまうのか。
多くの場合、原因は他者との熾烈な競争ではありません。
真の原因は、どんな企業も患いかねない7つの「自滅的習慣」にあるのです。
現実否認症、傲慢症、慢心症、コンピタンス依存症等
日々の業務の中で陥りがちな習慣が、死に至る病をもたらすのです。
数多くの事例をもとに、多くの企業を蝕む「習慣病」の
症状・病因を徹底解剖し、適確な処方箋と予防法を示している本です。
成功のためには、自社や職場の状況を謙虚にとらえて、
体質改善に取り組むことが不可欠です。
経営者や管理職層の方々はもちろん、
組織に属するあらゆるビジネスパーソンにとって示唆に富む一冊です。
飲食店の不思議な算数
ランチは儲からない飲み放題は儲かる(江間正和著)
<講談社>定価1,400円+税
目次は次の通りです。
第1章 「どんぶり勘定」ではおいしくない
(「材料費の3倍」は高いのか/たった1組のお客が増えるとどうなるか ほか)
第2章 「理想のお店」なら趣味でやれ
(「なんとなくできそう」でお店を作っても/「お店をやってみないか?」の意味 ほか)
第3章 「気がついたお店」だけが生き残る
(「最初の3ヶ月」でその後の結果が変わる/満足なサービスができるまでには1年かかる ほか)
第4章 「スキ」を見せればご破算の世界
(お店には詐欺師もやってくる/家賃の値上げに対抗するには ほか)
第5章 ウーロン茶は「高級ワイン」より高い
(「2時間飲み放題」はお店がトクをする/「当日キャンセル」お店のホンネ ほか)
銀行のファンドマネージャーから、飲食店オーナー、
そしてお店のプロデューサー&コンサルタント
に転身した筆者が見てきた「飲食業界の裏側」。
お酒や料理が好きな人から、開店希望者まで、
飲食に興味のあるすべての人に
「現場のホンネと数字の真実」を教えてくれる本です。
香港に金庫を置いて、中国で稼ぐ
非居住者のすすめ(邱永漢著)
<中公新書クラレ>定価720円+税
目次は次の通りです。
第1章 お金持ちと日本人
(昔は一〇分の一税と決まっていた/政変のたびに人民はひどい目に ほか)
第2章 国境と日本人
(日本に住まなくとも生きていける/贈与税は毎年、計画的に払う ほか)
第3章 非居住者をなぜ選ぶのか
(全財産担いで香港に移住する人も/相続税を回避するより、はじめからやり直す ほか)
第4章 お金のほうが選り好みをする
(仕事をやるなら、陽の当たるところに動け/税率の差が多国間で比較されるようになる ほか)
第5章 日本人の長所を生かせ
(日本人でないとやれない経営がある/海外でレストランをやるのは、やめたほうがいい ほか)
香港に金庫を置いて、中国で稼ぐ。
「お金が逃げ出すところで仕事をするな」と断言する著者は、
日本から脱出し、経済活動の拠点を海外、
特に香港等の中国の大都市におくことがいま必要だと、
様々な角度から説得的に示します。
ビジネスは“1行”で決まる
経営トップの眼力(木戸良光著)
<幻冬舎>定価1,000円+税
目次は次の通りです。
第1部 モットー編―木戸の独り言
(自分に気付く/仕事に目ざめる/世間に気をつける/心すべき事)
第2部 実践編 数字を読む―決算書は一〇分で読もう
(決算書を「愛くるしく」解釈する/要点を見抜くコツ/P/Lをどう見るか/過去三期分を並べて比べてみる)
決算書は10分で読み、
仕事の要点を一言にまとめられなければ役に立ちません。
ビジネスは“1行”で決まるのです。
この本でその秘訣を掴んでください!
「金融2.0」時代のグローバル運用法
黄金の扉を開ける賢者の海外投資術(橘玲著)
<ダイヤモンド社>定価1,800円+税
目次は次の通りです。
序章 さよなら、プライベートバンカー
第1章 究極の投資VS至高の投資
第2章 誰もがジム・ロジャーズになれる日
第3章 ミセス・ワタナベの冒険
第4章 革命としてのヘッジファンド
第5章 タックスヘイヴンの神話と現実
第6章 人生設計としての海外投資
終章 億万長者になるなんて簡単だ
先に気づいた人だけがトクをする
「金融2.0」時代のグローバル運用法です。
橘玲氏の図書はいつも目から鱗の内容です。
アップルがソニーを超えた理由
おもてなしの経営学(中島聡著)
<アスキー新書>定価752円+税
目次は次の通りです。
第1章 おもてなしの経営学
(『現代用語の基礎知識』に収録された「おもてなし」/ユーザー・インターフェイスとユーザー・エクスペリエンスの違い/なぜグーグルはYouTubeを買収しなければならなかったのか? ほか)
第2章 ITビジネス蘊蓄
(マイコン少年から経営者へ。『月刊アスキー』と私の「縁」/ダブル・メジャー/たった1ページの仕様書から始まったウィンドウズ95 ほか)
第3章 特別対談
(西村博之―ニコニコ動画と2ちゃんねるのビジネス哲学/古川享―私たちがマイクロソフトを辞めた本当の理由/梅田望夫―「ギーク」「スーツ」の成功方程式)
アップルの時価総額はなぜソニーを超えたのか?
グーグル帝国はいかにして完成したのか?
マイクロソフトで活躍した著者が自身の体験を交えながら、
知られざるITビジネス成功・失敗の実態を解き明かします。
業界を代表する3人との対談も含めて、
激動のウェブ時代を生き抜くための「流れの読み方」がわかる本です。