投資・金融・会社経営: 2008年9月アーカイブ
儲かる会社にすぐ変わる!
社長の時間の使い方(吉澤大著)
<日本実業出版社>定価1,400円+税
目次は次の通りです。
第1章 なぜ、社長の時給は下がりつづけるのか?
第2章 社長は昼にランチを食うな!
第3章 まず、効率よく稼ぐ手法を考案・選択する
第4章 できる社長は「他人にやってもらう」しくみ作りに時間をかける
第5章 「人脈形成」「情報・知識習得」も時間効率よくこなす
第6章 自由に動ける「社長ならでは」の時間管理術
こんなに忙しいのに、なぜ儲からない?
あらゆる社長の悩みに答える“時間効率バツグン”の仕事のやり方・進め方を大公開です。
米国住宅金融市場の崩壊
サブプライムを売った男の告白(リチャード・ビトナー著)
<ダイヤモンド社>定価1,600円+税
目次は次の通りです。
第1章 転換点
第2章 サブプライムローンというビジネス
第3章 ブローカー:モーゲージ・ファイナンスの弱点
第4章 ローン借り入れのための芸術的な手口
第5章 ウォール街と格付け機関:最悪の強欲者たち
第6章 断片をひとつにまとめる
第7章 再び軌道に乗る
サブプライム業界に最前線で関わってしまった
レンダー(貸付業者)の懺悔と糾弾書です。
この本を読むといかにサブプライムが無謀なローンであったのかがわかります。
今アメリカ金融界が遭遇している問題の深刻さが理解できる本です。
セブンイレブン式脱常識の仕事術
鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く」(勝見明著)
<日経ビジネス文庫>定価667円+税
目次は次の通りです。
第1章 「買ってもらえない時代」にいかに買ってもらうか
(「顧客のために」努力しても売れないのはなぜか?/人間はなぜ、「過去の経験」に縛られるのか?/ ほか)
第2章 「鵜呑み」にせずにいかに真の情報力をつけるか
(情報とは「自分の考え方」を補強し補正するものである/情報は「鵜呑み」にせず「裏」を取るべし ほか)
第3章 セブン‐イレブンの強さを支える「対話力」の極意を学ぶ
(「対話」によりニーズのとらえ方のギャップを埋める/「対話」によりオーナーの「保守性」を解き放つ ほか)
第4章 「無」から「有」を生む組織はこうしてつくる
(新しい仮説は「勉強」からは生まれない/社員には自分でものごとを決定して動いていると実感させることが必要 ほか)
第5章 鈴木敏文直伝「迷ったときはこう決断しろ!」
(なぜ、四面楚歌でも決断できるのか?視点を変えれば「やるべき価値」が見えてくる ほか)
「本は線を引きながら読むべきか?」
「商品の完売は喜ぶべきことか?」
「なぜ、努力しても顧客心理が読めないのか?」―。
世間に流布する「本当のようなウソ」を見抜き、
顧客や市場の「真実」を掴む
稀代の名経営者・鈴木敏文が明かす仕事のウソ75です。
鈴木敏文氏は個人的に注目する経営者のお一人ですが、
氏の思考法がよくわかる本です。
経営者の方にはぜひ読んで頂きたい本です。
最強のバリュープロポジション実現のために
デジタル・ビジネスデザイン戦略(エイドリアン・J・スライウォンキー著)
<ダイヤモンド社>定価2,400円+税
目次は次の通りです。
デジタル・ビジネスデザインとは何か―ビジネスデザインの質とデジタル化の度合い
デジタル・ビジネスデザインの出発点―DBD移行への五つの課題
「チョイスボード」がもたらす革新―顧客主導による選択システム
デジタル・イノベーター(1)デル・コンピュータ―価値連鎖の逆転という戦略
デジタル・イノベーター(2)セメックス―低成長ビジネスのデジタル化戦略
「一〇倍の生産性」の実現―適切なビット・エンジンの選択と管理
デジタル・イノベーター(3)チャールズ・シュワブ―顧客と社員に対する究極のバリュー・プロポジション
ハイブリッド・モデルの力―伝統的巨大企業ならではの優位性
デジタル・イノベーター(4)シスコシステムズ―最も進化したデジタル・ビジネスデザイン
「能動的な顧客」の誕生―デジタル化がもたらした顧客の変化
デジタル化の障害―ハンディキャップの克服法
GE―世界一の企業が推進するデジタル化戦略
IBM―企業内の官僚制をいかに克服するか
DBDに移行するドット・コム企業―デジタル技術と健全なビジネスデザインの統合
デジタルな組織の構築―DBD企業へ移行する際の最大の難関
企業再生のカギを握る「真のデジタル化」。
それは、デジタル技術を用いて、顧客や社員に新たな価値を提供し、
戦略的差別化の真の目標である「ユニークネス」を追求することです。
本当のデジタル・ビジネスを論じた初めての書です。
実例企業をあげながらの説明なので理解しやすいと思います。
労災保険の基本がわかる
労災補償・労災認定・労災保険法・公務災害(廣田政司他著)
<かもがわ出版>定価1,600円+税
目次は次の通りです。
第1章 労働災害・職業病に被災した場合の補償
(社会復帰の促進、被災者・遺族の援護が労災保険の目的/災害補償の基本は労働基準法にある/労災補償制度の概要 ほか)
第2章 公務災害補償制度の解説
(地方公務員の補償制度/非常勤職員の補償制度/国家公務員の補償制度)
第3章 労災認定の実務
(解雇制限の意味/職場環境改善要求/精神的負担の補償 ほか)/資料
本書では、労災補償の問題が発生したとき、
わが国では、民間労働者、地方公務員、国家公務員でどのような労災補償制度があるのか、
その仕組み、補償内容、申請の仕方から給付まで、
労働者や労働組合が知っておかなければならないことについての基礎知識をまとめた本です。
労災についてコンパクトにまとめられています。
様式も記載してあり、初心者には使いやすい本です。
強さを支える新しい戦略の科学
分析力を武器とする企業(トーマス・H・ダベンポート著)
<日経BP社>定価2,200円+税
目次は次の通りです。
第1部 分析力を武器とする企業の特徴
(データ分析で競争に勝つ/こんな企業が分析力を武器にしている/データ分析を業績に結びつける/社内へデータ分析を活用する ほか)
第2部 分析力を組織力にする
(分析力活用のためのロードマップと組織戦略/分析力を支える人材/分析力を支える技術/分析競争の未来)
先端的なデータ解析が競争優位を生み出す。
データ分析力と競争優位に関して、コンセプトから実例まで、
また経営陣が取り組むべき問題から現場での分析力の応用例まで広く収録してあります。
分析力の企業業績に与える影響の大きさを改めて感じさせられます。
会社の方向性を模索されている企業には参考になる本です。
サラリーマンだからこそ
「節税大家さん」で儲けなさい!(加藤隆著)
<東洋経済新報社>定価1,600円+税
目次は次の通りです。
第1章 不動産投資の流れ
(不動産投資は「インカムゲイン」を求めよう/不動産投資の輪郭を知る ほか)
第2章 公開!私の不動産投資全記録
(バブル前~バブル期(86年12月~89年3月)/バブル崩壊後(92年7月~94年2月) ほか)
第3章 とことん節税する技術
(サラリーマンにとって最大のメリットは「節税効果」/節税効果を高めるために計上できる5つの経費 ほか)
第4章 物件選択と資金調達
(物件選択で最重視するのは「立地」/立地選定5カ条 ほか)
第5章 リスクへの対応
(不動産投資最大のリスク「空き室」への対応を怠らない/条件が似ている物件の購入は避ける ほか)
バブル崩壊を生き抜いた最古参サラリーマン大家さんが語る
不動産投資術&節税術のすべてです。
不動産投資をお考えの方にはこの1冊でまかなえるくらい丁寧に説明してあります。
不動産投資初心者向けに最適の本です。
退職金制度を自力設計するための
適年の正しい知識(奥村禮司著)
<日本法令>定価2,000円+税
目次は次の通りです。
第1章 生命保険会社などの金融機関の本音
第2章 保険会社が教えない適格退職年金の正しい知識
第3章 退職金制度
第4章 適格退職年金移行先の仕組み
第5章 適格退職年金の正しい見直し方
第6章 退職金制度変更のための周辺知識
自社に合った適年廃止後の移行先が選べための情報満載です。