投資・金融・会社経営: 2009年11月アーカイブ
人に苦労しない強い会社のつくり方
辞めない採用、即戦力の育成で儲かる会社になる!(小山昇著)
<あさ出版>定価1,500円+税
目次は次の通りです。
序章 どうして中小企業は人に困るのか?
第1章 優秀な人材は、会社をダメにする!
第2章 失敗しない採用で、会社は強くなる
第3章 新卒に「ここで働きたい」と言わせる採用活動
第4章 即戦力!中途採用はここに注意せよ
第5章 社員を育てない会社に未来はない
第6章 社員が辞めたくならない仕組みを作る
大学3年生とその親には知られたくない
採用のノウハウを初公開してくれます。
24社の事例付なのでとっても理解しやすいと思います。
採用に苦労されている会社にはとっても参考になる本です!
リーマン・ブラザーズはなぜ暴走したのか
金融大狂乱(ローレンス・マクドナルド+パトリック・ロビンソン著)
<徳間書店>定価1,800円+税
目次は次の通りです。
ウォール街への険しい道のり
モルガン・スタンレーの逆鱗にふれる
ベアだけが微笑む
CEOは“象牙の塔の男”
住宅ローン証券化のからくり
デルタ航空が破綻した日
GMの悲劇
不動産バブルの終焉
ファルド会長の暴走
サブプライムの巨獣、1億ドルの損失をこうむる
内部崩壊とクーデター
ポールソン財務長官の決断
2006年リーマン・ブラザーズは
サブプライム債権を証券化して
総額500億ドルのCDO(債務担保証券)を組成し、
業界のトップに躍り出ます。
ファルド会長とグレゴリー社長は莫大な利益をもとに、
不動産や企業買収に血道をあげます。
やがて住宅バブルにかげりが生じ、
負の連鎖が進行し始めます。
著者の所属するディストレス債務部門は、
大規模な空売りによって、
来るべき破滅を回避しようとしますが。
ウォール街で畏怖された老舗投資銀行の中で、
何が進行していたのか?
元社員がその驚くべき内情を暴露します。
いくら優秀な社員がいても
経営者の度量によって会社の将来が決まってしまう
という現実を突きつける書です。
リーマン・ブラザーズ崩壊の実態をリアルに感じさせてくれる本です!
2000社の赤字会社を黒字にした
社長のノート(長谷川和廣著)
<かんき出版>定価1,300円+税
目次は次の通りです。
1章 プロ社員にならないと生き残れない
2章 仕事でいい結果を出す人は、この行動がちょっと違うだけ
3章 「あなたしかいない!」と思わせる
4章 一流になれる人はここが違う
5章 自分も会社も生き残る
6章 会社から大切にされる人、されない人
7章 売ることを知っている人は強い
8章 自分の得意技を持ちなさい!
仕事で「おやっ!」と思ったことを、
27歳の時から書き始め、
社長になってからも書き続けたOYATTO NOTE(おやっとノート)。
そのなかから、とくに実践してすぐ仕事に役立つ
142のキーワードを公開してくれます。
すぐに仕事に役立つヒントが満載の本です!
人が動く最強人事活性化マニュアル
「社長、やりましょう!」と社員が言いだす経営(高橋那名著)
<H&I新書>定価952円+税
目次は次の通りです。
第1章 そろそろ、きっちりと経営設計したいのだが
(これまで会社のルールは社長の一存で決めてきたY社/カリスマ社長の会社から「われわれの会社」に変身したH社)
第2章 企業の求心力が失われている
(先代社長の急逝で部課長クラスの落ち着きが失われたW社/業容急拡大で社員の方向性がバラバラとなっていたT社)
第3章 活力ある企業にしたいのだが
(新たに企業文化をつくり上げる必要を考えたK社/下請けを子会社化して新社長となったものの…S社)
第4章 誰も教えてくれない企業のメカニズム
(人を活かすメカニズムを知る/組織が活きる「働き」を知る ほか)
会社は社長や幹部だけで経営されているのではないのです。
社員の想いを引き出し、高め、
企業の価値創造のパートナーとしてともに歩んでゆく姿勢こそが、
困難な時代を乗り切る原動力になるはずです。
厳しい経済状況の中、
六人の中小企業の社長たちが取り組み、
着実に成果を上げている経営改革の“実現”を紹介しながら、
今まで誰も教えてくれなかった会社経営の妙手を
スゴ腕コンサルタントが明快解説してくれます。
会社再生は今から始められるのです!
経営の神髄を感じられる書です。