投資・金融・会社経営: 2010年7月アーカイブ
サブプライムに負けない金融リテラシー
勝間和代のお金の学校 (勝間和代著)
<日本経済新聞出版社>定価1,600円+税
目次は次の通りです。
1時間目 世の中の大きな動きの中で金融をとらえる
(先生=竹中平蔵さん)
(「リスク=危険」は誤り 金融・政策リテラシーの低さが危機を呼ぶ/「カネもうけは汚い」の考えを排除 金融教育拡大へ社会運動を ほか)
2時間目 投資信託を使って資産運用の「仕組み」をつくる
(先生=竹川美奈子さん)
(金融危機にどう立ち向かうか/投信選びに目論見書・運用報告書は必読 ほか)
3時間目 金融危機に打ち勝つ株式投資術
(先生=太田忠さん)
(金融危機はチャンスだが、投資の前に自分のルールづくりを/同調性が高まり分散が効かない世界に ほか)
4時間目 金融から未来を変える
(先生=河口真理子さん)
(CSR評価、株式市場でようやく芽生え/金融危機はSRI普及のチャンスでもある ほか)
ホームルーム 読者からの三つの質問と、勝間からのメッセージ
(聞き手=田中彰一)
(損をしてしまったけどどうすればいい?/塩漬け投信をどうするか ほか)
「金融」というと、なぜか、
日本の中では鬼っ子のような存在です。
しかし、
金融は本当にそんなにわかりにくく、
ずるくて私たちの生活に縁遠いものなのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。
金融は私たちの経済の食べ物のようなものだからです。
「金融」をさまざまな角度から見直し、
考えるため、
まるでレストランのメニューのように、
金融授業のフルコースを用意してあります。
漠然といろいろなところから断片的に得てきた知識を、
ある程度体系だって理解をしながら、
読み終わったときに、
「ああ、金融ってそういうことだったのか」と、
ぽん、
と膝を叩けるような構成をめざしてあります。
金融を通じて社会に参加することで、
わくわくと楽しく、
社会との関わりを持ちながら、
金融の楽しさを味わえる本です。
金融センスを磨くには参考となる書です
座標軸を失い漂う企業のマネジメントの問題点
エセ理詰め経営の噓(伊丹敬之著)
<日本経済新聞出版社>定価850円+税
目次は次の通りです。
第1章 日本企業とアジアの明日を考える
(素朴に考え、思い切って動く/リアリスティックな夢 ほか)
第2章 アメリカ経済は本当にもつのか
(バーナンキは大恐慌の専門家/ドルの時代の終わり ほか)
第3章 筋道の通った経営改革とは
(ゴーン改革の終わりの始まり/メーカーはやはり、技術 ほか)
第4章 危機を乗り越える経営
(一〇〇年に一度は本当か/ピンチはチャンス ほか)
世界金融危機を憂う前に、
筋の良い経営を実行すべき!
ノスタルジーに浸る前にリアリスティックな夢を示せ!
日本を代表する経営学者が、揺るがない視点で、
座標軸を失い漂う企業のマネジメントの問題点を
切り味鋭く一刀両断した書です。
企業経営の原理原則を説く書です。
リーダーが身につけるべき経営の原理原則50
社長の教科書(小宮一慶著)
<ダイヤモンド社>定価1,500円+税
目次は次の通りです。
はじめに 経営で一番大切なこと
第1章 経営という仕事と経営に対する考え方
第2章 ビジョン・理念が会社の根本
第3章 戦略立案の基本原則
第4章 マーケティングでお客さま第一を具体化する
第5章 会計と財務の本質
第6章 ヒューマンリソース・マネジメント
第7章 リーダーシップとリーダーの姿勢
この危機のときに、
リーダーは何を学ぶべきなのか?
混迷する時代に経営者は何を学び、
どう実践すればいいのか。
今こそ経営の原点に立ち返るときです。
経営には、
いつの時代にも変わらない普遍の原理原則があるのです。
全リーダー必読の実践の書です。
経営に関して示唆に富んだ書です!
「日本一」価値ある企業
ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣(美月あきこ著)
<祥伝社>定価1,400円+税
目次は次の通りです。
第1部 会社は誰のために?
第2部 日本でいちばん大切にしたい会社たち
なぜこの会社には、
4000人もの学生が入社を希望するのか?
なぜこの会社は、
48年間も増収増益を続けられたのか?
なぜこの会社の話を聞いて、
人は涙を流すのか?
6000社のフィールドワークで見出した
「日本一」価値ある企業を紹介してくれる本です。
企業経営における成功の法則が凝縮された本です。
古典的名著
企業成長の理論(エディス・ペンローズ著)
<ダイヤモンド社>定価4,500円+税
目次は次の通りです。
第1章 イントロダクション
第2章 理論における企業
第3章 企業の事業機会と「企業者」
第4章 合併をともなわない拡張
─マネジメント上の限界の後退
第5章 「継承された」資源と拡張の方向
第6章 規模の経済性と成長の経済性
第7章 多角化の経済学
第8章 買収と合併を通じての拡張
第9章 時間の経過のなかでの企業の成長率
第10章 成長経済における大企業と小企業の地位
第11章 成長経済における成長企業
─産業集中のプロセスと支配のパターン
企業の内側にあるダイナミズムの原点に、
業務の経験から生み出される知識を位置づけることによって、
個々の企業の異質性や企業内で
イノベーションが生まれる可能性を説く書です。
経営学に「人」の重要性を導いた古典的名著です。
古典には古典の良さがあるとつくづく感じる本です
創業の極意を探る
巨富への道 価格:1,575円(税込、送料別) |
目次は次の通りです。
序章 大富豪になる五つの条件
第1章 始めに意志ありき
─紳士服量産のパイオニアが見出した高品質・低価格への道
AOKIホールディングス社長・青木擴憲
第2章 ニトリは“進んで損をする”
─家具・インテリア販売の業界トップが貫く値下げの哲学
ニトリ社長・似鳥昭雄
第3章 ファンケルは不安を許さない
─無添加と通信販売で急成長した化粧品会社の発想力
ファンケル名誉会長・池森賢二
第4章 感性を司る会社・カプコン
─『バイオハザード』など世界的ヒットを連発する戦略
カプコン会長・辻本憲三
第5章 スターツは社員を拾い上げ、個性を伸ばす
─「ピタットハウス」から『OZマガジン』まで多角化を究める経営
スターツコーポレーション会長兼グループCEO・村石久二
第6章 ドトール「幸福提供業」の使命
─「コーヒー革命」を巻き起こした業界最大手チェーンの足跡
ドトールコーヒー名誉会長・鳥羽博道
第7章 「ITの脳」を創る富士ソフト
─『みんなのシアターWii』からGPSソフトまで世界に広がる事業領域
富士ソフト会長・野澤宏
AOKIホールディングス、
ニトリ、
ファンケル、
カプコン、
スターツコーポレーション、
ドトールコーヒー、
富士ソフト─創業者
が語る成功の5つの条件!
7社のケーススタディを通じ、
卓越した洞察力でその人間像に迫る書です。
著名な経営者の言葉に重みを感じる書です。