投資・金融・会社経営: 2016年8月アーカイブ
重要事項&用語
重要事項&用語 図解 最新 会社で使う 社会保険・給与計算・労務 法律用語辞典 [ 加藤知美 ] |
目次は次のとおりです。
第1部 図解でわかる社会保険と雇用管理事務
(公的社会保険制度の全体像/労働保険/労災保険 ほか)
第2部 用語解説編
(アウトソーシング/あっせん/アルバイト ほか)/巻末 日常業務で使う届出書式集(採用・退職・住所変更にかかわる書式/給与計算・源泉徴収にかかわる書式/その他労働関係の書式)
重要解説+用語辞典の2つの機能を1冊に集約。
「難しい」「複雑」「わかりにくい」社会保険・労働保険から給与計算、労働法まで。
会社で扱う各種事務で必要な法律や制度の全体像と知っておきたい法律用語が短時間でわかリます。
平成28年3月の雇用保険法、育児・介護休業法などの法改正にも対応してある、実践本です。
<印象に残った一文>
「どのような会社のタイプであっても、組織を存続・繁栄させるために日々営業活動を行っている点では共通しています。」
決算書を見ればすべてがバレる
事件は帳簿で起きている [ 前川修満 ] |
目次は次のとおりです。
第1部 粉飾の帳簿
ー粉飾決算のからくり/株主、債権者を犠牲にする事件
(ある会社の倒産劇をみる/粉飾のポピュラーなメカニズム(複式簿記の基礎)/粉飾した会社はどれもよく似ている/ダメ会社の実態を暴露したキャッシュ・フロー計算書/子会社の幼稚な粉飾に騙され続けた親会社/東芝ー100億円の粉飾は100億円では終わらない)
第2部 改ざん・ブラック企業の帳簿
ー顧客を犠牲にする事件/従業員を犠牲にする事件
(重要事項をおろそかにして赤字脱却/顧客の喪失はすべての喪失/自動車業界の二大不正ー高くつく虚偽の代償/従業員が犠牲になる経営ーブラック企業からの脱却)
粉飾、見せ金、水増し、データ偽装、改ざん、虚偽報告、ブラック企業…
「あやしい数字」が企業不祥事を雄弁に物語る!
企業会計は誰を守り、誰を犠牲にするのか?
決算の見方がよく理解できます。
<印象に残った一文>
「粉飾というものは、決して会社にとってプラスにならないどころか、自社を破滅に追い込む行為である。」
セブン&アイ「人事抗争」全内幕
カリスマ鈴木敏文、突然の落日 [ 毎日新聞社 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 緊迫の取締役会
第2章 緊急会見 崩れた「鈴木王国」
第3章 創業家との確執ー資本と経営の歴史
第4章 なぜ社外取締役は役員人事に反対したのか
第5章 カリスマ無き後/終章 井阪隆一・セブン&アイHD新社長インタビュー
創業家との確執、もの言う株主の圧力…
「前代未聞の権力闘争」はなぜ起きたのか?
「セブンーイレブン」絶好調の陰で、誰がどう動いたか?
内実を克明に追う緊迫のドキュメントは、迫真の書です。
<印象に残った一文>
「己の力を過信するものの末路は、洋の東西、時代の今昔を問いません。」
グループ10兆円企業の内幕を暴く
セブンーイレブン鈴木敏文帝国崩壊の深層 [ 渡辺仁 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 伊藤家vs.鈴木家の後継者めぐる最終バトル(鈴木敏文帝国崩壊への道/知られざるセブンと自衛隊の関係 元陸将をトップに加盟店との紛争封じ/人を不幸にして儲ける商法は破綻する)
第2章 セブンはブラックなのか!?(「ブラック企業大賞2015」受賞に激震 セブンの何が問題か/大詰め迎える“中労委対策”か!?伊藤名誉会長と安倍首相“ランチ会談”の舞台裏/脱サラオーナーが陥る“コンビニ地獄”妻はなぜ自殺したのか)
第3章 セブンと闘うオーナーたち(店舗オーナーが起こしたリベート返還請求訴訟(1)異常な利益の裏に潜むピンハネ疑惑/店舗オーナーが起こしたリベート返還請求訴訟(2)鈴木会長は“嘘”をついたのか!?/加盟店を見殺しにするドミナントの罠(1)どこに出店しようが本部の自由という不平等契約/加盟店を見殺しにするドミナントの罠(2)司法の矛盾した判断を生むフランチャイズ契約の闇)
第4章 裁判で追い詰められる“偽装”の鈴木商法(「平気でウソつく」と漏れ伝わった取締役会の内情 信頼失墜“裸の王様”鈴木敏文/仕入原価もわからず利益を収奪 店舗の犠牲で成り立つ“張り子の虎”)
第5章 日米FC紛争に発展した“悪魔のフランチャイズ”(フランチャイズ契約の罠 脱サラオーナーを騙す詐欺まがい契約の実態/全米の店舗オーナー代表団が緊急来日“日米FC紛争”に発展か!?日本式フランチャイズに猛反発/米国セブン加盟店協会シカゴのハシム・サイード代表に聞く「鈴木商法と戦うためにやってきた」)
グループ10兆円企業の内幕を暴く。
鈴木退陣を予言し急死した経済ジャーナリストの遺高です。
一般報道では知ることのできないセブンーイレブンの実像を垣間見れる書です。
<印象に残った一文>
「売れ残ってゴミとして捨てる商品もオーナー側が原価を負担し、チャージ(指導料)がとられる仕組みだ。」
経営を成功に導く方法
小さな会社のオープンルール経営のすすめ [ カカトコリ ] |
目次は次のとおりです。
序章 オープンカンパニーとは
第1章 3回目からがお客さま
第2章 金を使う前に知恵を出せ
第3章 断り客を決めろ
第4章 宣伝広告にお金を使うな
第5章 バックヤードは固定するな
第6章 いつまでもあると思うな「親とかね」
第7章 3年間は死ぬ気で働け
会社のビジョン、ミッション、経営理念、
そして経営戦略など経営者が考えていることをできるだけオープンにすること。
オープンにすることで共感するメンバーや顧客、金融機関から賛同や共感、応援を受けることで経営を成功に導く方法を解説してくれます。
経営の形として目指すべき一つの方向性であると思います。
経営のあり方のノウハウが詰まった本です。
<印象に残った一文>
「ルールを決めリ一番のメリットは経営者自身が迷いから解放されることです。」
世界的大ベストセラーの教えをラーメン店の現場で実践!!
「7つの習慣」と「一風堂」 [ 河原成美 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 自分を変えなければ、未来は変わらないー第1の習慣=主体的である
第2章 人生と仕事の目的を考えるー第2の習慣=終わりを思い描くことから始める
第3章 人生を変える「第2領域のマネジメント」-第3の習慣=最優先事項を優先する
第4章 自分も勝ち、相手も勝つー第4の習慣=Win-Winを考える
第5章 「聴く力」が相手を動かすー第5の習慣=まず理解に徹し、そして理解される
第6章 あなたの言葉が、成功を引き寄せるー第6の習慣=シナジーを創り出す
第7章 正念場を突破する思考ー第7の習慣=刃を研ぐ
主体的に生きる、シナジーを生み出す、正念場を突破する。
変わり続ける個人と組織をつくる。
シンプルな習慣が成功を引き寄せる。
色々なヒントが詰まった本です。
図解豊富で読みやすいです!
<印象に残った一文>
「変わらないために変わり続ける」
成功を引き寄せるマーケティング入門
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 [ 森岡毅 ] |
目次は次のとおりです。
プロローグ USJがTDLを超えた日
第1章 USJの成功の秘密はマーケティングにあり
第2章 日本のほとんどの企業はマーケティングができていない
第3章 マーケティングの本質とは何か?
第4章 「戦略」を学ぼう
第5章 マーケティング・フレームワークを学ぼう
第6章 マーケティングが日本を救う!
第7章 私はどうやってマーケターになったのか?
第8章 マーケターに向いている人、いない人
第9章 キャリアはどうやって作るのか?
エピローグ 未来のマーケターの皆さんへ
2015年10月には過去最高の月間175万人を集客し、
USJの3倍の商圏人口に陣取る東京ディズニーランドをも超えて、
単月ではありますがついに集客数日本一のテーマパークになることもできました。
USJはなぜ復活し、大成功をおさめることができたのか?
なぜ次から次へと新しいアイデアが出てきて、なぜやることなすこと上手くいくようになったのか?
その秘密は、たった1つのことに集約されます。
USJは、「マーケティング」を重視する企業になって、劇的に変わったのです。
組織改革のヒントが詰まった本です。
<印象に残った一文>
「「マーケティング思考」は、全ての仕事の成功率をグンと上げる。」
あなたのロジカルシンキングはなぜ役に立たないのか
非合理な職場 [ 永田稔 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 ロジカルシンキングだけでは通用しない「非合理な職場」
第2章 なぜあなたの主張は理解してもらえないのか?
第3章 認知の歪みへの対応策
第4章 あなたのロジックも歪んでいる?
第5章 「ノリ」を左右する価値観
第6章 多様化した職場で人を動機づけるには
組織のクセ、思考の歪みまで味方にして、
問題解決する技を組織・人材コンサルの専門家が伝授してくれます。
組織の特性をよく捉えていると思います。
小説・樋口廣太郎
最強の経営者 [ 高杉良 ] |
住友銀行から「夕日ビール」と蔑まれたアサヒビールに乗り込んだ樋口氏。
次々と業界のタブーに挑んだ伝説の男とは?
作家生活40年、著者最後の企業小説は、仕事師の真髄を描いてくれます。
<印象に残った一文>
「口先や頭のなかで商売をするな。心で商売をせよ。」
百年先が見えた経営者大原總一郎伝
天あり、命あり [ 江上剛 ] |
日本初の合成繊維の事業化をめざし、国交回復前の中国へのプラント輸出に挑戦。
激動の昭和をひたむきに生きた男の姿に思わず胸が熱くなる、ノンフィクションノベル。
色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「経験というのは前のことをもう一度繰り返すことではない。まだやったことのない新しいことを失敗なしにやり遂げることが真の経験だ。」
波乱に満ちた生涯
サッポロ一番を創った男井田毅 [ 磯尚義 ] |
目次は次のとおりです。
本質を見極める生来の目
即席麺の衝撃
業界へ参入
テレビCMに賭ける
ナショナルブランドへの道
「サッポロ一番」の大ヒット
日本一の座
父・文夫の死と社長就任
物づくりのDNA
海外へ進出
激変する業界
多角化への道
中国進出を決断
劇的な社長交代
東のラーメン王は永遠に
55年前、黎明期の即席ラーメン業界にゼロから参入。
苦難の下請け時代を乗り越え“百万ドルの舌”を武器に
自ら商品開発に携わった「サッポロ一番」が大ヒットし世界のサンヨー食品をつくった伝説の経営者・井田毅氏。
その波乱に満ちた生涯に迫る書です。
すさまじい生き方は、色々な気付きとともに勇気を与えてくれます。
<印象に残った一文>
「甘いものにはアリがたかる。安いものには人が集まる。」