投資・金融・会社経営: 2016年11月アーカイブ
あなたの会社の社風も簡単に測定できる!
マッキンゼー流 最高の社風のつくり方 [ ニール・ドシ ] |
目次は次のとおりです。
第1部 ToMoとは何か?
-高業績を導く社風は、驚くほど明快な基本的要素から始まる。それは、「なぜ働くのか」である。
(動機スペクトル/ToMo指数)
第2部 ToMoはパフォーマンスをどのように押し上げるか?
-ToMoは社風と組織のパフォーマンスをつなぐミッシングリンクである。
(パフォーマンスについて再考する/パフォーマンスの陰と陽)
第3部 なぜ、優れた社風は少ないのか?
-妨げとなる偏見と習慣
(非難バイアス/硬直か流動的か)
第4部 どうすればToMoの高い社風を構築できるか?
-ToMoの科学を知り、適切な道具を持っていれば、悪い社風も変えることができる。
(業績を照らす灯明/ファイヤー・スターター/アイデンティティー/遊び場/1000の階段がある場所/成果主義/狩猟集団/火守り人/パフォーマンスの調整/活動に火をつける/科学者の歯ブラシ)
アップルストアは競合他社より14点、スターバックスは18点も「社風指数」が高い。
捉えにくい「社風」を科学的に可視化するToMo。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「動機が仕事そのものに近づくと、パフォーマンスは向上する。」
横浜DeNAベイスターズが、5年間最下位争いでも連日満員だった理由
空気のつくり方 [ 池田純 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 最下位なのに満員なのはなぜ?
第2章 顧客の空気を知る
第3章 世の中の空気を知る
第4章 組織の中に戦う空気をつくる
第5章 コミュニケーションのつくり方
第6章 センスの磨き方
横浜DeNAベイスターズが、5年間最下位争いでも連日満員だった理由。
経営の本質を説く書です。
色々なヒントが詰まった良書です。
<印象に残った一文>
「「結果」を見せる。勝つ力を示すのが、本物のリーダーだと私は思います。」
平成28年10月から社会保険の加入対象が拡大!
すぐに役立つ 図解とQ&Aで納得 パート・契約社員・派遣社員のトラブル解決マニュアル [ 小島彰 ] |
目次は次のとおりです。
序章 パート・派遣をめぐる法律の全体像
第1章 募集・採用をめぐるトラブルと解決法
第2章 労働条件をめぐるトラブルと解決法
第3章 契約更新・雇止め・解雇のトラブルと解決法
第4章 安全衛生・子育て・介護をめぐるトラブルと解決法
第5章 契約社員・再雇用のトラブルと解決法
第6章 請負・派遣のトラブルと解決法
第7章 社会保険・労働保険のしくみと手続き
第8章 困ったときのトラブル解決法
「採用」「更新」「雇止め」から「賃金」「パワハラ」「労災」まで。
問題点を知り、円満に改善・解決するためのノウハウ満載の本です。
実務担当者にとっては心強い本です。
<印象に残った一文>
「近年は就業形態が多様化しており、むしろ非正社員の労働力が効率的に活用されています。」
自然と未来に学ぶネイチャー・テクノロジー
2030年のライフスタイルが教えてくれる「心豊かな」ビジネス [ モノづくり日本会議 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 企業の本来の役割とはー環境負荷低減と経済的利益は両立できるのか
第2章 思考の転換ー生活者が求めているものとは
第3章 自然のすごさを賢く活かす新しいものつくりと暮らし方のかたちーネイチャー・テクノロジー
第4章 バックキャスト思考でライフスタイルをデザインする
第5章 描き出したライフスタイルから新ビジネスを創出できるかーライフスタイルの検討
第6章 変革の萌芽ー企業は「足場を変える」ことができるか
公益財団法人イオン環境財団が主催する「生物多様性日本アワード」は、
2009年に、生物多様性の「保全」および「持続可能な利用」を推進することを目的に創設されました。
2013年に行われた第3回生物多様性日本アワードにおいて、
ネイチャー・テクノロジー研究会は「ネイチャー・テクノロジー創出のシステム構築」について優秀賞を受賞しました。
色々なヒントが詰まった本です。
<印象に残った一文>
「全ての時代を貫いているリーダーの役割とは、人を豊かにすることだろうと思うのです。」
社員が辞めない、ワクワクする職場
「働きがいあふれる」チームのつくり方 [ 前川タカオ ] |
目次は次のとおりです。
第1章 会社が進めるピント外れの職場改革
第2章 劣悪な職場をつくり直すヒント
第3章 チームワークができない職場事情
第4章 「働きやすさ」ではなく、「働きがい」
第5章 「働きがいあふれる」チームをつくる5つのステップ
第6章 「働きがい」を取り戻すための職場改革
第7章 上司が捨てるべき10の固定観念
第8章 崩壊する職場でも、つぶれない自分になるためには
「働きやすさ」を追求するから会社はダメになる!
「不満」がなくても、「満足」がない職場で人は育たない!!
「崩壊する職場」を立て直す処方箋を指南してくれます。
色々なヒントが詰まった本です
<印象に残った一文>
「今の時代、とかく自分が得をすることを考えがちですが、損得抜きで誰かの役に立つことで、巡り巡って自分にチャンスが訪れるというのは、これからの時代の一つのチャンスの掴み方といえるのではないでしょうか。」
無謀な男が真のリーダーになるまで
スティーブ・ジョブズ 無謀な男が真のリーダーになるまで(下) [ ブレント・シュレンダー ] |
目次は次のとおりです。
第9章 ちょっとおかしい人たちなのかもしれない
第10章 勘を頼りに歩む
第11章 最善を尽くす
第12章 ふたつの決断
第13章 スタンフォード大学
第14章 ピクサー安住の地
第15章 十全なウィジェット
第16章 死角、怨念、肘鉄
第17章 「僕はくそ野郎だからと言ってやれ」
ジョブズの復帰がなければ、アップルはまちがいなく消えていた。
長く「お山の大将」として他者を圧してきた男が、苦難の末に学び、身につけたものとは何か?
他人をばかにせず相手を理解させられない「自分」を責める、
独善的にならず周囲の意見に耳を傾ける…。
天賦の才のみを武器に戦ってきた男は、比類なき「リーダー」へと成長し、アップルを、ゆっくり、慎重に再生へと導いていった。
偉大なアーティストから偉大なCEOへ。こうして、彼は「スティーブ・ジョブズ」になった。
色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「ステーィブ・ジョブズ株式会社は、「チェックと管理という組織の概念がない」のが問題だというのがビル・ゲイツの意見である。」
問題を悪化させないポイントを使用者側労働専門の弁護士が解説
労務トラブル初動対応と解決のテクニック [ 岸田鑑彦 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 未払い残業代請求に関するトラブル
(内容証明対応/労働審判対応)
第2章 雇用契約の解消に関するトラブル
(内定取消し/試用期間満了後の本採用拒否/期間の定めのある雇用契約(労働契約)の雇止め/解雇無効の訴えへの対応)
第3章 メンタルヘルス不調者に関するトラブル
(私傷病休職者への対応/労災申請における事業主証明)
第4章 その他の問題
(ハラスメント/従業員の不正行為/配転命令拒否/労働組合)に関するトラブル(ハラスメント対応/従業員の不正行為等があった場合の対応/人事異動による配転命令拒否への対応/労働組合(団体交渉)対応)
労務3大トラブル(未払い残業代請求、解雇事案、メンタルヘルス不調者)、
ハラスメント、
合同労組の対応等、
問題を悪化させないポイントを使用者側労働専門の弁護士が解説してくれます。
労務に携わる方には心強い本です。
<印象に残った一文>
「これまで労務問題が起きていなかった会社でも、それが起きうる時代になってきています」
強い現場リーダーの育成、強い現場リーダーを育てるための「しくみ」「しかけ」
最強のチームをつくる トヨタの上司 [ (株)OJTソリューションズ ] |
目次は次のとおりです。
1 あの上司からこんなことを教わった
2 トヨタのリーダー教育
3 リーダーを育てるトヨタのしかけ
4 トヨタの上司の「部下の育て方」
5 トヨタの上司の「考え方」
6 トヨタの上司の「あるべき姿」
なぜ、トヨタはそんなに強いのか?
前作「トヨタの口ぐせに続き、
トヨタ勤続40年以上の元現場責任者の方々に取材し、まとめた書です。
「リーダーとはどうあるべきか」
「次代のリーダーはどのように育てていったらいいか」というテーマを掘り下げて解説してくれます。
トヨタで培われた、強い現場リーダーの育成、強い現場リーダーを育てるための「しくみ」「しかけ」を、
トヨタ勤続40年元現場責任者が証言します。
色々なヒントが詰まった本です。
<印象に残った一文>
「トラは死んで皮を残す。お前は何を残すんだ。」
無謀な男が真のリーダーになるまで
スティーブ・ジョブズ 無謀な男が真のリーダーになるまで(上) [ ブレント・シュレンダー ] |
目次は次のとおりです。
第1章 ガーデン・オブ・アラーのスティーブ・ジョブズ
第2章 「ビジネスマンにはなりたくない」
第3章 突破と崩壊
第4章 次なるNeXT
第5章 もうひとつの賭け
第6章 ビル・ゲイツの来訪
第7章 運
第8章 まぬけ、ろくでなし、一国一城の主
アップル追放から復帰までの12年間。
この混沌の時代こそが、ジョブズを大きく変えた。
人生最後の10年間に彼が示したビジョン、理解力、忍耐力は、いずれもこの時期に育まれた。
それは、どのようにしてなのか。
元「フォーチュン」誌記者が、25年にわたる取材から、若きジョブズの苦闘を描く書です。
ジョブズの実像に迫る書です。
<印象に残った一文>
「過去を振り返って何になるんだ?これから起きるいいことを楽しみにするためのほうが僕はいいと思うな。」
超ローカルビジネスの未来
感謝される営業 [ 青木慶哉 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 斜陽の新聞販売業、復活にすべてを賭ける
(一年のうち200日は全国各地を飛び回る/失業率50%の街で目にした驚きの光景 ほか)
第2章 シニアと地域に愛される会社をつくろう!
(「デジタル」は、本当に新聞の敵なのか/スマホを買う人はなぜ新聞を読まないのか ほか)
第3章 どん底からのV字回復!迷わずこの道を進め
(起こることすべて「自己責任」/地域全体の「営業マン」を増やそう ほか)
第4章 僕が夢見る超ローカルビジネスの未来
(淘汰こそビッグチャンスの「前触れ」だ/パチンコ業界を革新した芸術大学の先生の話 ほか)
そんな売り方で誰が買いますか?
任された新聞販売店は崖っぷち。
500円でシニアのお困りごと解決します!
「まごころ」をサービスにする仕事術とは?
仕事に対する取り組み方を改めて考えさせられる本です。
<印象に残った一文>
「現状維持は、衰退の始まり、動くべきときは確実に行う。」
売れる値段、いい値段、正しい値段をみるみる理解
ビジネスに絶対欠かせない! 正しい「値決め」の教科書 [ 中村穂 ] |
目次は次のとおりです。
プロローグ 「値決め」って、どこから手をつけたらいいんだろう
第1章 要するに、いくらで売れば「利益」が出るの?
第2章 この製品、「原価」いくらですか?
第3章 要するに、いくらなら「売れる」のだろうか?
第4章 要するに、どうやったら「値決め」できますか?
第5章 結局、値段を決めるのは何なのですか?
第6章 いったん決めた値段を変えてもいいの?
エピローグ 正しい「価格表示」をしましょう
新商品の値決めを任された若手ビジネスマンが、
経理や営業や得意先に疑問を投げかけるストーリー形式で、
売れる値段、いい値段、正しい値段をみるみる理解できる書です。
ビジネスに関わる方は押さえておきたい本です。
<印象に残った一文>
「私はビジネス数字に弱い人は伸びないと思っています。」