投資・金融・会社経営: 2017年3月アーカイブ
門外不出の哲学
目次は次のとおりです。
1 「ピクテの運用哲学」とは何なのか?
2 歴史は繰り返す。10年先を見据えて日本人が資産保全するための「基本原則」とは?
3 預貯金を含めた「資産の全体設計」の構築手法
4 インフレ率程度の利回りで十分。「欲張らない投資」で、預貯金の価値目減りに対抗する
5 程よいリスクで程よいリターンの「ちょっと欲張った投資」で長期分散投資に一歩踏み出る
6 長期保有で着実にリターンを得る「育てる投資」で「物価との戦い」に勝つ
7 「スパイス的な投資」は、少額で大チャンスを狙う
8 投資家は永続的な資産保全を目指すべし
1805年ー「ナポレオン戦争」の時代に創業。
欧州王侯貴族などのプライベートバンク業務を担ってきた資産運用会社ピクテ。
世界恐慌、オイルショック、リーマン・ショック…
幾多の危機が訪れても、常に投資家の資産を守り続けた「門外不出の哲学」が、ついに明かされる書です。
色々なヒントが詰まったホンです。
<印象に残った一文>
「歴史は繰り返す」
ドラッカーの経営の真髄がわかる書
目次は次のとおりです。
第1話 ドラッカーの初来日「ドラッカー招聘」
-一九五七年ドラッカーへの講演依頼
第2話 ドラッカーとの懇談会「これからの働き方」
-一九五九年七月六日東京
第3話 ドラッカーの講演「日本は世界の見本となる」
-一九五九年七月七日東京
第4話 ドラッカーのセミナー1日目「トップマネジメント」
-一九五九年七月一五日箱根
第5話 ドラッカーのセミナ
ー2日目「リーダーの育成」-一九五九年七月一六日箱根
第6話 ドラッカーのセミナー3日目「組織の人間関係」
-一九五九年七月一七日箱根
第7話 ドラッカーの手紙「日本へのメッセージ」
-一九五九年八月二〇日デンバー
売上のための経営ではなく、人間のための経営を打ち立てた、ピーター・ドラッカー。
経営を創始し、体系化した彼が、1959年に初来日した時に行った講演とセミナーの内容をまとめ他所です。
ドラッカーの経営の真髄がわかる書は、色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「マネジメントは、「命令で運営するもの」ではなく「責任によって運営されれうもの」」
事業者必携 イザというときに困らない!
目次は次のとおりです。
第1章 税務調査のしくみ
第2章 税務調査前・当日の準備とチェックポイント
第3章 税務調査後の対応
第4章 労基署調査のしくみ
第5章 社会保険調査のしくみ
第6章 労基署調査前の準備と調査後の流れ
狙われやすい税務・労務管理の落とし穴・チェックポイントを解説してくれます。
「軽い申告漏れ」
「社会保険未加入の場合」
「三六協定を届け出ていない場合」など、
相談しにくい問題と対処法も解説してくれます。
悪質な労基法違反の最新事例や改正予定の法律などの情報もフォローしてある実務書です。
実務担当者は抑えておきたい一冊です。
<印象に残った一文>
「法令を遵守しない不健全な会社は、社会的信頼を得ることができず、利益を上げることが難しくなります。」