投資・金融・会社経営: 2020年10月アーカイブ
どちらが得だった?
目次は次の通りです。
その1 起承転結の起
(フリーランスになったら、いくら稼げばいいのか?/借金しないとスタートできない商売 ほか)
その2 起承転結の承
(同じ仕事をしているのに、税金も手残りも違う?/サラリーマンと会社はワンチーム? ほか)
その3 起承転結の転
(収入が不安定になる、さぁどうする?/同業の仲間と一緒に部屋を借りる ほか)
その4 起承転結の結
(個人事業主でやるか、法人でやるか?/ピンチになったら人に会いに行け ほか)
公務員か一般企業かではなく、フリーランスかどうかを考える時代に。払うか貰うか、どちらが得なのか、先輩と後輩の会話からアフターコロナの究極の選択を仮想現実化。
<印象に残った一文>
「お金より大切なものが手に入る」
良好は偉大の敵であるージム・コリンズからの提言
目次は次の通りです。
第1章 倒産者のこころの問題と再生への道
(倒産者のこころの問題/倒産者の「生まれ変わり」の手がかり)
第2章 経営者が「瞑想者として生きていく」こと
(目指すべき経営者像/仏教実践の基本フレーム、八正道/八正道・瞑想の社会活動への転回/社会活動の修業徳目の核心、同自)
第3章 瞑想の意味
(智慧獲得の最上の手段/智慧の顕れる過程/勝負地・日常生活に活かすべき観照者感覚(正思・正業・正語・正命/正見)/現代社会に働きかける者にとっての迷走の意味ー癒しの機会)
倒産者はお金に苦しむだけではない。
その心の問題もまた大きい。実際に倒産を経験し、今はまた複数の会社経営を行う著者が、高野山で学び、また四国遍路先達の資格も取った事実などを踏まえ、佛教の教えにより自らを再生していく過程を自らの体験を元に描く。
いろいろなヒントが詰まっています。
<印象に残った一文>
「一生涯に何度も「生まれ変わり」、つまり別の人生を生きていくことが可能となる。」
「危機の乗り越え方」図鑑
目次は次の通りです。
1 「戦略ミス」「脆弱体制」「機能不全」による危機の乗り越え方
(IBM-「ものづくりの会社」から「サービスの会社」に生まれ変わって危機突破/サイバーエージェントー急成長によって生じた「矛盾」と「人材流出」を乗り越えて危機突破/ 良品計画ー成功体験に縛られた組織文化を一新して危機突破/カルビーー徹底した数値経営で危機突破/オムロンー業績好調の陰で忍び寄る下克上の波を耐え抜いて危機突破)
2 「災害」「トラブル」「不可抗力」による危機の乗り越え方
(ユニバーサル・スタジオ・ジャパンー「ニーズ軽視の経営」と大災害を、財務と執念で危機突破/日本マクドナルドー地に落ちた信用に、「原点回帰」で危機突破/ウェザーニューズー不可抗力の危機に当事者意識をもって挑んで危機突破/伊勢丹ー「行動と価値観の変化」を正しく捉え、リスクをとって危機突破/森ビルー愚直なコミュニケーションを貫いて危機突破)
3 「市場崩壊」「顧客消失」「時代錯誤」による危機の乗り越え方
(ファーストリテイリングー危機があったから今がある!?田舎の後継ぎ息子が起こした危機突破/ゼネラル・エレクトリックーイノベーションを追求して危機突破、しかし.../ノーリツ鋼機ー市場環境の激変に、事業を総入れ替えして危機突破/パルコー「誰に何を売るのか?」を考え抜いて危機突破/東宝ー前途多難な本業に、安定の副業を組み合わせて危機突破)
4 「ライバル」「競合他社」「業界ルール」による危機の乗り越え方
(Apple-周囲からの厳しい評価に因縁のライバルの助けを借りて危機突破/Adobe-Appleに2度も目をつけられるが、水面下で強みを伸ばして危機突破/シスメックスー価格圧力に苦しむも顧客価値を再定義して危機突破/アイリスオーヤマー価格圧力と不況に直面し、「業界の常識」を書き換えて危機突破/P&G-15年越しの黒字化を実現して危機突破)
絶対絶命の危機に瀕し、突破することで成長してきた20社を徹底分析。
「危機突破の本質」が1分でわかる「チェックリスト」付き!
いろいろなヒントが詰まっています。
<印象に残った一文>
「止血の応急措置を行った後に、ビジョンや戦略が生きてくるのです。」
事業者必携
目次は次の通りです。
第1章 会社の危機と退職の法律知識
第2章 解雇の法律知識
第3章 雇止め・継続雇用・派遣契約の解除
第4章 問題社員・組合をめぐる従業員とのトラブル
第5章 事業者が知っておきたい雇用保険のしくみ
第6章 解雇・退職の手続きと離職証明書の書き方
第7章 解雇や退職以外の休業制度を活用する場合
第8章 助成金・給付金のしくみ
リストラをする前に読む。事業者の必携書!
休業、解雇、雇止め、退職などをする前にしておく対策、手続きや離職証明書の書き方など危機に備えるための法的ノウハウを丁寧に解説。
雇用調整助成金、労働移動支援助成金、持続化給付金など、新型ウイルス対策の助成金や給付金もフォローしてくれます。
実務担当者には心強い本です。
<印象に残った一文>
「退職勧奨や解雇は、交渉や指導など時間を要するものですが、適切な手続き(配慮)を行うことで、会社に与えるリスクを最小限に抑えることができます。」
優れたリーダーシップのための「10の原則」
目次は次の通りです。
第1部 学ぶ
(下っ端時代/大抜擢/首位奪還/ディズニー入社/ナンバーツー/内紛/後継者選び)
第2部 導く
(最初の一〇〇日/ピクサー買収/マーベル買収/スター・ウォーズ継承/イノベーションか、死か/正義の代償/未来への布石/リーダーの原則)
ウォルト・ディズニー・カンパニー会長・前CEOのロバート・アイガーが、自身の半生と成功哲学を語りつくす。
ABCテレビの雑用係は、いかにしてビジネスに目覚め、ディズニーのトップに上りつめたのか?
ピクサー、マーベル、ルーカスフィルム、21世紀フォックス...
総額9兆円に及ぶ買収劇は、いかにして成し遂げられたのか?
そして、それらの経験から導かれる、優れたリーダーシップのための「10の原則」とは?
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「世の中の評価は後付けだ」