科学・テクノロジー: 2007年12月アーカイブ
受けたかったこんな授業
見えてくる数学(小林吹代著)
<すばる舎>定価1,500円+税
目次は次の通りです。
負の数―負の数は、串団子の串が見えてはダメ!
文字の式―文字式とは、中に数を入れる箱/計算の順序―見えないものをしっかり見ることが大事
方程式―方程式は、左右がつり合うてんびん
連立方程式―方程式という数当てパズルに、必要なのは戦略
不等式―不等式で怖いのは、180°のどんでん返し
関数―たった1つの式から、どれだけイメージできるかな
因数分解―展開はかけ算、因数分解はわり算
平方根―長さがあっても、その長さを表す数がないんなて
ほか
キーワードは「イメージ化」。
三角比も虚数も、指数・対数も、
イメージさえできればスッキリ見えてきますよ。
「本当の自分」が見つかる本
自分のDNA気質を知れば人生が科学的に変わる(宗像恒次著)
<講談社+α新書>定価800円+税
目次は次の通りです。
第1章 なぜ人は幸せになれないのか
第2章 本当の自分と偽りの自分
第3章 DNA気質とは何か
第4章 DNA気質を活用して、悩み、病気を解消する
第5章 DNA気質を活用することで人間関係がうまくいく
第6章 幸せのSATイメージ療法
私たち人間の生き方は、持って生まれたDNAによって
あらかじめ方向づけられているのです!
新発見!「本当の自分」が見つかる画期的遺伝子学です。
自分のDNA型の質問はとても役に立ちますよ!
生命と構成論的アプローチ
動きが生命をつくる(池上高志著)
<青土社>定価2,400円+税
目次は次の通りです。
序章 力学系を超えて
第2章 中間層の必要性
第3章 人工生命系
第4章 ブライテンベルグ再解釈
第5章 ダイナミカルなカテゴリー
第6章 コミュニケーション
第7章 意識/能動性/進化の問題
第8章 アート
生命とは何か。
意識とは、言語とは、音楽とは…。
「諸科学の王」物理学を出自とする著者が、
科学による還元論では解きえない根源的問題に挑むため選んだのが、
コンピュータ・シミュレーションを駆使する「構成論的アプローチ」
すなわち複雑系の科学です。
科学界のみならず芸術の世界でも注目を浴びはじめた、
この方法と最新成果を、初めて一般に向け紹介した本です。
ファインマンならではの講義
ファイマン流物理がわかるコツ(ファイマン/ゴットリープ/レイトン著)
<岩波書店>定価2,800円+税
目次は次の通りです。
1 これだけは知っていてほしい―物理が苦手な学生のための補講A
2 法則と直観―物理が苦手な学生のための補講B
3 さまざまな問題とその解―物理が苦手な学生のための補講C
4 力学的効果とその応用―物理が苦手な学生のための補講D
5 演習問題/付録 『ファインマン物理学』はいかにして生まれたか(マシュー・サンズ)
物理の教科書といえばまず『ファインマン物理学』。
今なお世界中で支持されている名著です。
本書はこの名著には収録されなかった
ファインマンの名講義4本を収めています。
物理の苦手な学生向けに微積分入門から
力学の入り口までファインマン独特の極意を伝えるという異色の内容です。
ウィットとユーモアたっぷりで語る
ファインマンならではの講義を
リアルに再現してくれています。