科学・テクノロジー: 2008年8月アーカイブ
気象学を短期間でカンタンに理解
気象学のキホンがよ~くわかる本(岩槻秀明著)
<秀和システム>定価1,200円+税
目次は次の通りです。
第1章 太陽と地球
第2章 大気の鉛直構造
第3章 熱力学の考え方の基礎
第4章 水蒸気量の表現方法
第5章 雷雲の発生しやすさを調べる
第6章 降水過程
第7章 大気における放射
第8章 大気力学
第9章 大規模な大気運動
第10章 中小規模の大気運動
付録 各章のまとめ
空は青く雲が白いのはなぜ?
天気はどうして西から東へ変わるの?
集中豪雨はどのように発生するの?
わかりにくい気象学が短期間でカンタンに理解できます。
重要な数式についても丁寧に解説してくれる本です。
意欲・実行・解決力を高める
脳と気持ちの整理術(築山節著)
<NHK出版>定価700円+税
目次は次の通りです。
第1章 前向きな自分をつくる
(意欲を高めるための基本原則/「やる気が出ない」ときの対処法 ほか)
第2章 思考の整理術―計画・実行力を高める
(「見えない敵」が脳を混乱させる/「気になっていることリスト」をつくろう ほか)
第3章 記憶を強化する技術
(情報を覚えるためには努力が要る/「脳の中の小さな机」を意識しよう ほか)
第4章 アイデアを生み出す技術
(創造力を高める生き方、考え方/「ひらめきの連鎖」を生み出そう ほか)
第5章 気持ちの整理術
(脳を安定させる「感情のリスク・コントロール」/解釈を変え、不快をやわらげる方法 ほか)
現代人に求められる「逆境に打ち勝ち、人生を開拓する力」。
それを支える技術を脳から考えるとどうなるか。
意欲・実行力を高め、前向きに問題解決に向かっていくには?
やらなければいけないことがありすぎるとき、
思考を上手く整理するには?
良いアイデアを生み出したいとき、どうすればいいか?
ベストセラー『脳が冴える15の習慣』の著者が
伝授する正しい脳の使い方です。
近未来の観測計画
ブラックホールを見る!(嶺岸慎著)
<岩波書店>定価1,200円+税
目次は次の通りです。
1 ブラックホールがまだ見えていなかったころ
(アインシュタイン方程式のブラックホール解/ブラックホールには毛が三本? ほか)
2 見えてきたブラックホール
(クェーサーの発見/クェーサーの謎―奇妙なスペクトル ほか)
3 明るく光るブラックホール
(X線で見る/電波で見る ほか)
4 ジェットが噴き出す!?
(電波で見たジェット/X線で見たジェット ほか)
5 ブラックホールを見る―今後の課題
(中質量ブラックホール/ブラックホールと宇宙の構造形成 ほか)
ブラックホールは宇宙最強のエネルギー発生源!?
すべてを飲みこむと思われているブラックホールは、
じつは多量のガスやエネルギーを放出する天体でもあるのです。
近年、宇宙が現在の姿になるために
多大な貢献をしてきたらしいことが明らかになりました。
最新の観測結果や理論的考察から、
その意外な真の姿をあぶり出し、
近未来の観測計画に思いを馳せる本です。