科学・テクノロジー: 2011年11月アーカイブ
地殻変動のダイナミズムと謎
【送料無料】地球の中心で何が起こっているのか |
目次は次の通りです。
第1章 地球内部の構造とプレートテクトニクス
第2章 46億年前に誕生した原始地球
第3章 火山列島と沈み込み帯の密接な関係
第4章 火山列島はどうしてできるか?
第5章 海で生まれる大陸
第6章 地球は自らリサイクルしている
第7章 地球における炭素と水の大循環
東日本大震災で、
日本列島は一瞬にして5メートルも東へ移動しました。
なぜ大地は動き、火山は噴火するのか?
そのエネルギーの根源は地球の中心部にあるのです。
地下6400キロにある「核」は、
6000℃もの高温ですが、
地表の気温は平均15℃しかないのです。
地球は、このすさまじい温度差を解消しようとして、
表層部と核の間の「マントル」内でたえず物質をグルグル回し、
マグマを作って、
熱を地表に運んでいるのです。
その結果、大陸を支えるプレートが動き、
その継ぎ目(沈み込み帯)で地震が起きるのです。
世界が認める地質学の第一人者が解き明かす、
地球科学の最前線です。
地球の奥ぶさかを実感する書です。
<印象に残った一文>
「地球は今、約46億歳。また十分に活動的な惑星だ。」
単細胞は生きたコンピューターである
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目次は次の通りです。
利口な細胞
シミュレートされた生命
タンパク質のスイッチ
タンパク質のシグナル
細胞の配線
ニューラルネットワーク
細胞の意識
分子の変形
団結する細胞
遺伝子回路
ロボット
生命の本質
ふたたびアメーバについて
大腸菌は「微分」が得意。
神経などで配線されていなくても、
単細胞生物やタンパク質には
コンピューター顔負けの計算ができるらしい。
生物のまったく新しい様相を明らかにする
刺激的なポピュラー・サイエンスです。
単細胞の凄さにびっくりする本です!
<印象に残った一文>
「最近は単細胞生物だ。そう、文字通り単純な生物である。何しろ、『あの人は単細胞生物だからね』といった表現があるほどだ。しかし、そんな単細胞生物でも、光や匂いなどの刺激に反応したり、巧妙なやり方で獲物を捕まえたりと、実はかなり複雑な振る舞いを示す。」