科学・テクノロジー: 2012年2月アーカイブ
不確実なできごとを複雑系で予測する
【送料無料】複雑で単純な世界 |
目次は次のとおりです。
はじめに 暮らしのなかのビッグサイエンス
1 複雑性、その可能性の核心
(単純な要素、複雑な現象/秩序ポケットの出現/カオスとフラクタルをどうとらえるか/群集の行動を予測する/複雑性とネットワーク)
2 不確実な世界を読み解く
(金融市場の動向を予測する/渋滞・情報伝達と最適ネットワーク/理想のパートナーと出会う/戦争やテロの法則/感染症、癌をいかに抑えるか/自然と量子ゲーム/生態学としての複雑系へ)
不確実なできごとを予測し、
防御・最適化する驚くべき成果!
市場、
情報ネットワーク、
渋滞・物流、テロ・戦争、
恋愛、癌・感染症、自然現象etcを複雑系で読み解く。
菌類から都市、音楽から宇宙まで。
注目の国際的リーダーによる、
やさしくわかりやすい最先端の予測科学書です。
複雑系の世界はかなり不思議で面白い!
<印象に残った一文>
「人間のように意思決定を行いながら互いに競争している要素の集団は、『見えざる手』や中央制御装置の助けを一切借りることなく、まるで魔法でも使ったかのように自らを自己組織化して群集を生じさせる。」
身につまされる最新生物学
【送料無料】働かないアリに意義がある |
目次は次のとおりです。
序章 ヒトの社会、ムシの社会
第1章 7割のアリは休んでる
第2章 働かないアリはなぜ存在するのか?
第3章 なんで他人のために働くの?
第4章 自分がよければ
第5章 「群れ」か「個」か、それが問題だ
終章 その進化はなんのため?
7割は休んでいて、1割は一生働かない。
巣から追い出されるハチ、
敵前逃亡する兵隊アリなど
「ダメな虫」がもたらす意外な効果。
会社組織と共通する部分を感じ
思わずニヤリとしてしまいます。
<印象に残った一文>
「個人と社会の利益の間には、食い違いが生じることが数々です。個人の利益だけを追求すると、他社との共同を必要とする社会がうまく機能しなくなります。かと言って社会の利益を全面に押し出しすぎると個人の不満が鬱積し、社会に貢献しようという気運が薄れるため、これ又社会はうまく回らなくなります。」
ユニバソロジのすすめ
【送料無料】宇宙から学ぶ |
目次は次のとおりです。
第1章 ユニバソロジへの招待
(ユニバソロジとは何か/ユニバソロジの見方/二つの普遍性/生命のつながり)
第2章 生き延びるということ
(意志の力/NASAで学んだこと)
第3章 生命をつなぐ
(つながりのモデル/個の行動のつながり)
第4章 自然への気づき
(つながりを生きる/総合智へ、そして未来智へ)
地球のこと、
生命のこと、
そして人類のこと。
宇宙は私にさまざまなことを教えてくれた。
二度の宇宙飛行を通して育んだ、
著者独自の新しいものの見方・考え方。
それが、ユニバソロジです。
激変する地球環境の下、
四〇億年におよぶ「生命のつながり」を絶やさぬために、
地球生命として生きる道について語る書です。
自分自身のあり方を考えさせられる書です。
<印象に残った一文>
「地球はあるようにある。すべてを含んで、あるがままにある。」