科学・テクノロジー: 2015年9月アーカイブ

知的にしてスリリング!

目次は次のとおりです。

第1部 境界に存在する知能
第2部 皮膚について
第3部 皮膚の見えざる能力

第4部 皮膚とこころ
第5部 皮膚がもたらした人間の機能

第6部 システムと個人のこれから
第7部 芸術と科学について

皮膚には視覚、聴覚があり、あるいは、記憶し、予知する力がある。
その知られざる「皮膚感覚」を説く気鋭の皮膚研究者が、
村上春樹のエルサレム・スピーチを引用するとき、
私たちが「裸のサル」になった本当の理由と運命が明らかになる。
ページをめくる指先の快感!
眼から鱗の内容です。

<印象に残った一文>
「皮膚の微妙な色の変化を見分けられることは、より適切な社会関係を築くために重要な役割を果たしてきたはずです。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

開かれる国家

目次は次のとおりです。

第1部 なめらかな世界への夢
第2部 (開かれた国家/なめらかな社会の政治システム/創発する民主主義)

第2部 溶解する境界
(サイバー・スペースと民主主義/データ駆動型政治ー「人」から「データ」へ:情報化が切り開く「新たな理性」と感情的動員)

第3部 リバタリアニズムと国家
(グローバル経済の隠された中心ータックスヘイブンをめぐる攻防/情報社会とハクティビズムー環境管理型権力を利用するハッカー/情報時代の憲法)

情報技術革命のグローバルな進展により、国家、企業、家族などあらゆるレベルにおいて、従来の境界が無効になった現代。
求められる国家像と新しい生き方とは?
気鋭の論客たちが、境界なきこの世界における政治、経済、憲法のあり方を論じていく書です。
いろいろな気づきを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「我々が人類普遍の価値に依拠するのであれば、強いて国家や固有の憲法は必要がないともいえる。」

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身の回りの化学を発見

目次は次のとおりです。

第0章 元素発見の今昔
第1章 知っておきたい基礎知識
(元素とは?/元素はどう書くのか?/同位体/電子配置/原子量 ほか)

第2章 元素の性質と特徴
(水素/ヘリウム/リチウム/ベリリウム/ホウ素 ほか)

ヒトも機械も食べ物も…世界はみんな元素でできている。
面白い切り口の本です。

<印象に残った一文>
「私たちは生まれつき「身の回りのものが何からできているのか」知りたい動物なのです。」」

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