科学・テクノロジー: 2018年6月アーカイブ
技術による解放論
目次は次の通りです。
序章 私たちを揺るがす「あたらしい技術」
第1章 魂を支配するテクノロジー
第2章 それでも、つながらずにはいられない
第3章 人間と「あたらしい技術」は共存できるの
第4章 “善く生きる”技術
第5章 失うことで未来は開ける
いつでも・どこでも・何でも・誰でもネットに接続され、日々、膨大な量の情報が交わされている。
これを人工知能で分析することで近未来を予測し、適切な対応を講じる「あたらしい技術」の導入が進む。
この技術は生活を便利にする一方で、終わらない仕事を増やし、人間関係に疲れる世の中に変えていく。
技術と人間の関係を根本から問い直し、近代が前提としてきた人間中心主義を批判しながら、
「技術による解放論」のビジョンを示すことで、いかに“善く生きる”かを問う書です。
色々なヒントが詰まった本です。
<印象に残った一文>
「多くの分野でAIと人間の協議を計るという、あえて効率追求を断念する不合理こそが、私たちの人生にとっての合理的な選択であるかもしれない。」
ぼんやりにこそ意味がある
目次は次の通りです。
序 脳は安静時にも活動しているー五つの脳活動ネットワーク
1 感覚と運動でつくられる学びの基礎ー身体脳
2 習慣的な判断は記憶が生み出すー記憶脳
3 考えなおすことを学ぶー認知脳
4 他人の視点を学ぶー社会脳
5 創造的な学びをどう学ぶか
脳では様々なネットワークが常に切り替わりながら活動している。
何もしていない時にも、脳は活発に活動する。
その活動は、脳全体を統合し、記憶や想像、自己の認識や他者の認知にも関係する。
ぼんやりしている時に脳のネットワークは再構成され、そこに新たな気づきやひらめきが生まれる。
より良い学び方を脳に学ぶ書です。
いろいろな気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「基本ネットワークの作り出す「間」には、実は想像性、社会性、即興性、創造性等色々な働きがある。」
“異次元”の稼ぎ方 今、起きているネット平成維新。
目次は次の通りです。
第1章 見えてきた!企業がYouTube戦略で失敗するパターン
第2章 YouTube戦略は黎明期から成長期へ
第3章 YouTube第二ステージ戦略“ビジネス戦略編”
第4章 YouTube第二ステージ戦略“映像コンテンツ編”
第5章 YouTube第二ステージ戦略“必勝キーワード構築編”
第6章 次の10年勝ち続けるYouTube革命者の条件
今、起きているネット平成維新。
稼ぎの極意を10人の革命児から盗め。
一分動画で50億円。
今、異次元で起きている革命の舞台裏。
今日、本書を手に取ると、明日からのあなたの人生に「革命」が訪れます。
目からウロコの情報が満載です。
<印象に残った一文>
「平均的アメリカ人は、1日5時間以上も動画を観ている。」
少子高齢化、ロボット社会は恐れるに足らず
目次は次の通りです。
序章 日本は大転換せざるをえない
第1章 老人は支配、権力の座から降りよ
第2章 老後の仕事は山ほどある
第3章 ポジティブ・リストが日本をダメにする
第4章 縦割り社会をぶっ壊せ
第5章 ぬるま湯から出て異文化をくぐれ
第6章 教育の力こそ日本の光
第7章 人口減少はロボットで補え
第8章 「ロボット大国」日本へ
経済界のご意見番が、少子高齢化、生産年齢人口急減を逆転の発想で解決する方策として、「ロボット大国」日本の未来図を描く意欲作です。
人類が旅した 一千億分の八
目次は次の通りです。
第1章 幼年期の終わりー宇宙時代の夜明け
(ロケットの父の挫折/フォン・ブラウンー宇宙時代のファウスト ほか)
第2章 小さな一歩ー技術者のアポロ
(嘘だらけの数字/無名の技術者の反抗 ほか)
第3章 一千億分の八ー太陽系探査全史
(偉大なる降格/NASAに飾られた一枚の「塗り絵」 ほか)
第4章 Are we alone?-地球外生命探査最前線
(命とは何か?/最終手段の仮説 ほか)
第5章 ホモ・アストロルムー我々はどこへ行くのか?
(系外惑星探査の夜明け/ペガサス座51番星b ほか)
一九六九年七月二十日。
人類がはじめて月面を歩いてから50年。
宇宙の謎はどこまで解き明かされたのでしょうか。
NASAの中核研究機関・JPLジェット推進研究所で火星探査ロボット開発をリードしている著者による、
宇宙探査の最前線。
「悪魔」に魂を売った天才技術者。
アポロ計画を陰から支えた無名の女性プログラマー。
太陽系探査の驚くべき発見。
そして、永遠の問い「我々はどこからきたのか」への答え。
宇宙開発最前線で活躍する著者だからこそ書けたイマジネーションあふれる渾身の書き下ろしです。
目からウロコの情報が満載です。
<印象に残った一文>
「人が想像できることは、全て実現できる。」