科学・テクノロジー: 2021年10月アーカイブ
自然人類学の挑戦
目次は次の通りです。
I 人類進化の歩み
第1章 ヒト以外の霊長類の行動と社会ーーヒトを相対化する(中村美知夫)
第2章 猿人とはどんな人類だったのかーー最古の人類(河野礼子)
第3章 ホモ属の「繁栄」--人類史の視点から(海部陽介)
第4章 旧人ネアンデルタールの盛衰ーー現生人類との交代劇(近藤 修)
II ヒトのゲノム科学
第5章 アジア人・日本人の遺伝的多様性ーーゲノム情報から推定するヒトの移住と混血の過程(大橋 順)
第6章 全ゲノムシークエンスによる人類遺伝学ーーヒトゲノムの変異と多様性(藤本明洋)
第7章 自然選択によるヒトの進化ーー形質多様性と遺伝的多様性(中山一大)
第8章 縄文人のゲノム解読ーー古代ゲノム学による人類の進化(太田博樹)
III 生きているヒト
第9章 ヒトはなぜ直立二足歩行を獲得したのかーー身体構造と運動機能の進化(荻原直道)
第10章 なぜヒトは多様な色覚をもつのかーー霊長類の色覚由来から考える(河村正二)
第11章 ヒトの環境適応能ーー生理的適応現象とその多様性(西村貴孝)
第12章 生存にかかわる腸内細菌ーーホモ・サピエンスの適応能(梅崎昌裕)
IV 文化と人間ーー文理の境界領域
第13章 言語の起源と進化ーーその特殊性と進化の背景(井原泰雄)
第14章 考古学と自然人類学ーー縄文時代・弥生時代の生業を考える(米田 穣)
第15章 人種と人種差別ーー文化人類学と自然人類学の対話から(竹沢泰子)
われわれ人間とは何者なのか?先史時代から未来へ、そして、ゲノムレベルから地球生態系へ
ー悠久にして広大な自然人類学の世界。
進化をはじめ、ゲノム科学や考古学、身体機能や言語など、文化をもつ生物「人間」の謎にせまる。東京大学の人気講義を書籍化。
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「文化人類学も自然人類学も、内外植民地主義におけるマイノリティの支配・統治という時代の申し子として誕生した学問である。」
ユーモア溢れる筆致で物理学の本質に迫る科学エッセイ
目次は次の通りです。
第1章 物理学者の頭の中
(エスカレーター問題の解/無限の可能性/数学の魔力 ほか)
第2章 物理学者のつくり方
(数学は数学ではなかった/レゴと素粒子物理/迷路を描き続ける ほか)
第3章 物理学者の変な生態
(奇人変人の集合体/理学部語/雲 ほか)
物理学者は研究だけでなく、日常生活でも独特の視点でものごとを考える。
通勤やスーパーマーケットでの最適ルート、ギョーザの適切な作り方、エスカレーターの乗り方、調理可能な料理の数...。
著者の「物理学的思考法」の矛先は、日々の身近な問題へと向けられた。
超ひも理論、素粒子論という物理学の最先端を研究する学者の日常は、「異次元の視点」に満ちている!
ユーモア溢れる筆致で物理学の本質に迫る科学エッセイ。
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「物理学は、理系における究極論理の学問です。」
在宅勤務にも活用できる!今さら聞けない
目次は次の通りです。
1章 Excelはもっと楽に!簡単に!
2章 あなたの知らないWordの実力
3章 かしこく使おうPower Point
4章 データは共有・使いまわして活かす
5章 ビジネスメールの行き違いを減らす
6章 これだけ覚える厳選ショートカット
7章 データの整理整頓で探すムダをなくす
8章 在宅勤務は仕事を磨くチャンス!
パソコンが苦手な人、パソコン知識を得たい人、「こんな初歩的なこと、聞くのが悪い」と思っている人へ
Excel、Word、PowerPoint、メールソフトなど、実務に使える簡単な機能・テクニックを解説。
いろいろなヒントが詰まっています。