医学・薬学: 2009年1月アーカイブ
精神科医の症例報告
心に狂いが生じるとき(岩波明著)
<新潮社>定価1,400円+税
目次は次の通りです。
第1章 依存の果て
第2章 架空の敵
第3章 罪なき殺人者
第4章 摂食障害というゲーム
第5章 無垢な逸脱
第6章 器質性精神病
第7章 精神鑑定の嘘
第8章 うつ病の不都合な真実
第9章 アナンカスト
突然訪れたかに見える、精神の変調。
そこには日常に潜む、
誰もが見落とす
「きっかけ」があるのです。
人はどのようにして「心の病」に罹患するのか?
狂気への淡い境界を越えるとき、
身体には何ごとが起きるのか?
「うつ」「アルコール依存」から
「アスペルガー障害」「統合失調症」まで、
重度へと陥った具体例を数多く提示、
自分だけは大丈夫だと錯覚している人たちに
警鐘を鳴らす書です。
臨床経験豊富な現役医師が詳細に分析します。