医学・薬学: 2014年6月アーカイブ

いざというときのための「選択力」

目次は次のとおりです。

第1章 がんに備える
(乳房を失うということ/切除から乳房温存へ ほか)

第2章 がん闘病の葛藤
(がんはどのように発見されるのか/初めてのセカンドオピニオン ほか)

第3章 がん治療はどこまで進むのか
(腫瘍専門医のパイオニア/劇的な変化 ほか)

第4章 がん、妊娠、出産
(がんと妊娠/乳がん治療による卵子への影響 ほか)

医療技術の進歩とは裏腹に、
がんに対する現代人の不安は消えるどころか高まっています。
がん医療はいま、患者ひとりひとりにあった
「オーダーメード医療」といわれる時代に突入しています。

その中で、私たちは病に罹患したとき、
何を選択し、QOL(生活の質)をどう高めていけばいいのか?

34歳のときに乳がんと診断され、
がんの三大治療を受けてほぼ完治した著者が、
自らの体験をベースに、
がん治療における落とし穴、
いざというときのための「選択力」の身に付け方を示唆すると同時に、
全国の名医の活動を紹介してくれます。

そして、日々、変化するがん治療の現場を報告してくれます。

「2人に1人は生涯にがんに罹患する時代」に
大切な心がまえとは何か。そのヒントを示す書です。

読んでおいて損はない書です。

<印象に残った一文>
「ガンと一生、無縁でいられることを約束されている人というのは、残念ながらこの世には一人もいないというのが現実です。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

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