医学・薬学: 2016年7月アーカイブ
心臓外科医は命をつなぐ
あきらめない心 [ 天野篤 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 命を削って、命をつなぐ
第2章 その日が来たー日本中が注目した手術
第3章 医師になりきる、患者になりきる
第4章 負けない「傭兵」がつくられるまでー修業時代
第5章 「最高の手術」とは
第6章 大学病院が変わった
第7章 熱く生きろ
あきらめは患者の死、だから絶対に負けられない。
3浪で入学、挫折から出発した医学生時代。
病床の父が命と引き換えに教えてくれた医師の覚悟と、
鬼神となって取り組んだ順天堂医院の大改革。
そして迎えた天皇陛下の手術の日……。
30年にわたり7200人以上の命を救った心臓外科医が、
難局に挑み続けた半生と、医療安全への揺るがぬ決意を語る書です。
高1の娘にこの本を勧めて読ませています。
娘は著者ほどの覚悟があるのか?
自分自身に問いかけて、進路を決めて欲しいと父は願います。
<印象に残った一文>
「人生は紙飛行機。願いを乗せて飛んで行くよ。風の中を力の限りただ飛んでゆくだけ。」