アート・建築・デザイン: 2008年1月アーカイブ
不真面目な名曲案内
笑えるクラシック(樋口裕一著)
<幻冬舎新書>定価720円+税
目次は次の通りです。
第1部 実は笑える曲なのに、真面目に演奏されている名曲
(ベートーヴェン/交響曲第九番・合唱付き(『第九』)/ラヴェル/『ボレロ』/リヒャルト・シュトラウス/『英雄の生涯』 ほか)
第2部 正真正銘笑える名作オペラ
(モーツァルト/『フィガロの結婚』/モーツァルト/『ドン・ジョヴァンニ』/モーツァルト/『コシ・ファン・トゥッテ』 ほか)
第3部 思わず笑ってしまう名曲
(バッハ/『コーヒー・カンタータ』/ハイドン/交響曲第六〇番『うっかり者』/モーツァルト/『音楽の冗談』 ほか)
クラシック音楽は堅苦しく敷居が高い、と思われています。
実際、演奏する側も聴く側も真面目な人が多いのえdすが、
音楽を作った作曲家たちは、
必ずしも真面目に聴くものとして
曲を書いていたわけではありません。
時には羽目をはずし、笑いの要素を織り込んでいます。
ベートーヴェンの『第九』やラヴェルの『ボレロ』などを中心に、
笑いどころを解説。また正真正銘笑えるオペラも紹介してくれます。
初心者でもクラシックが楽しく気軽に聴けるようになる本です。
クラッシク版トレビの泉
オーケストラの秘密(みつとみとしろう著)
<日本放送出版協会>定価740円+税
目次は次の通りです。
第1章 オーケストラとは何か
第2章 オーケストラ・コンサートの魅力
第3章 オーケストラには誰がいるのか?
第4章 オーケストラ音楽はどうやって作られる?
第5章 指揮者って何をする人?
第6章 オーケストラではどんな曲が演奏されるのか?
第7章 オーケストラの未来―あとがきにかえて
クラシック音楽の中心となるオーケストラの存在は謎に包まれています。
指揮者は何を行っているのか、
楽団員は何を考え、何をしているのか、
一般にはほとんど理解されていません。
これらを初めて明らかにし、
音楽の本来の楽しみ方を伝えてくれます。
クラッシク版トレビの泉です!
演出家は日々何を思い、どういうことをしているのか。
演出家の仕事(栗山民也著)
<岩波新書>定価740円+税
目次は次の通りです。
第1章 「聞く」力
第2章 戯曲を読む
第3章 稽古場から
第4章 「時代と記憶」に向き合う
第5章 世界の演劇人と出会う
第6章 俳優とはなんだろう
第7章 演出家になるまで
そもそも演劇の力とは?
第一人者によるスリリングな演出論。
作品選びや劇作家たちとの対話、
稽古場での実践、俳優養成の思想など。
大勢の世界の演劇人との出会いも紹介してくれます。
巻末に、井上ひさし氏の新作芝居が初日を迎えるまでを
赤裸々に綴る「『ロマンス』演出日記」を収録してあります。
写真も多数 で楽しめます。