アート・建築・デザイン: 2008年12月アーカイブ
クリスチャン・ディオール
一流デザイナーになるまで(クリスチャン・ディオール著)
<牧歌舎>定価1,800円+税
目次は次の通りです。
運命
ひとり立ち
ニュールック
ディオール
コレクションの生まれるまで
トワールから衣裳へ
コレクションの誕生
ショウの総練習
徹夜の準備
コレクションの発表
衣装の物語
モデル
お客様
小さい建物からビルディングへ
若き日
心を開いて
原書名は、翻訳すると「クリスチャン・ディオールと私」。
私人のディオールが“もう一人の自分”、
つまり“服飾デザイナーとして輝かしい成功を収めた
公人クリスチャン・ディオール”の
生き方に焦点を当てて綴った本です。
クールな視点に
時折シニカルなニュアンスを織り交ぜた表現は
ディオールの人柄を忍ばせ、
また、鋭い分析力を用いて
丁寧に記された情景描写からは
登場人物に対する配慮と深い愛情が感じられます。
パリ・オートクチュール界に君臨した巨匠、
クリスチャン・ディオールが遺した唯一の自伝です。
自らについて多くを語らなかった彼が
時空を超えて訴えかけるものとは何か。
初版より半世紀の完全復刻版です。
感じる・調べる・もっと近づく
仏像の本(仏像ガール著)
<山と渓谷社>定価1,600円+税
目次は次の通りです。
序・仏像との出会い方―感じる→調べる→通う
第1章 仏像を感じる
(仏像のかたち/顔 ほか)
第2章 パーツから仏像を知る
(仏さまの世界・四つの役割/パーツでわかるかたちの意味 ほか)
第3章 仏像の世界を知る
(仏さまと仲間たち/如来 ほか)
仏像ナビゲーターとして活躍中の
「仏像ガール」がご案内します。
感じて楽しむ仏像の世界です。
仏像って結構奥が深いのだな~と感じさせる本です。
宮崎駿氏12年間にわたる思想の軌跡
折り返し点(宮崎駿著)
<岩波書店>定価2,700円+税
『ものけ姫』(1997)(荒ぶる神々と人間の戦い―この映画のねらい
詩『もののけ姫』『アシタカ〓(せっ)記』『失われた民』『タタリ神』『犬神モロの君』『エボシ御前』『コダマ達』『ヤックル』『シシ神の森』 ほか)
『千と千尋の神隠し』(2001)(不思議の町の千尋―この映画のねらい
『千と千尋の神隠しイメージアルバム』のためのメモ ほか)
『ハウルの動く城』(2004)(ジブリのみなさんへ
「生まれてきてよかった」と言える映画を作りたい第六十二回ベネチア国際映画祭 記者懇談会にて ほか)
『崖の上のポニョ』(2008)(『崖の上のポニョ』について
久石譲さんへの音楽メモ ほか)
『もののけ姫』
『千と千尋の神隠し』
『ハウルの動く城』から
最新作『崖の上のポニョ』まで
企画書、
エッセイ、
インタビュー、
対談、
講演、
直筆の手紙など
60本余を一挙収録してあります。
宮崎駿氏12年間にわたる思想の軌跡です。
宮崎駿氏のフアンにはたまらない本だと思います。