アート・建築・デザイン: 2009年1月アーカイブ
歌舞伎の入門書
歌舞伎の愉しみ方(山川静夫著)
<岩波新書>定価700円+税
目次は次の通りです。
第1章 歌舞伎を観に行こう
(初めて歌舞伎を観る/人気随一『勧進帳』の見方さまざま ほか)
第2章 歌舞伎の約束事に参加しよう
(約束事のいろいろ/タイトルはさまざま ほか)
第3章 歌舞伎・「物」づくし
(時代物と世話物/曽我物 ほか)
第4章 私の歌舞伎の愉しみ方
(下座音楽で歌舞伎を愉しむ/雪月花の舞台を愉しむ ほか)
第5章 いずれも様もごひいきに
(ひいきの愉しみ/「襲名」の愉しみ ほか)
歌舞伎は観客も立派な構成要素、
感じるままに観ればいいのです。
ただ、今の世の中、
ちょっとした手助けで、
愉しみ方はずっと深くなるはずです。
一人の観客として歌舞伎を愛して半世紀、
当代の見巧者が、
知っておけばさらに愉しめる「約束事」の数々から
名優・名舞台の息づかいまで、
練達の筆で丁寧に紹介する格好の入門書書です。