実用・スポーツ・ホビー: 2009年10月アーカイブ
4×100mリレー銅メダルへの“アンダーハンドパス
つなぐ力(石井信著)
<集英社>定価933円+税
目次は次の通りです。
序章 銅メダルの瞬間
第1章 アンダーハンドパスを採用したプロジェクト
第2章 プロジェクトそれぞれの思い
第3章 最初のアンダーハンドパス 01年エドモントン
第4章 03年パリ世界選手権 04年アテネオリンピック
第5章 05年ヘルシンキを経て 07年大阪世界選手権、そして08年北京オリンピック
第6章 銅メダリストそれぞれの思い
第7章 リレーとは何か
終章 羽ばたけ陸上日本男子チーム
付録 データで見る4×100mリレー
陸上競技のトラック種目は、
スタートからゴールまで、
自分の体を運び、速さを競います。
ところが4人で走るリレー競技のみ、
体を運ばなくてすむ部分があるのです。
それがバトンだけが移動するバトンパスの距離です。
これが利得距離といいます。
胴体は移動することがないので、その距離だけ、お得になるのです。
リレーはバトンパスでお得な距離を稼ぎながら、
4人でつないでいく陸上で唯一のチーム競技です。
この本には、
日本短距離界の高野進を縦糸に、
夢にチャレンジを続けてきた短距離走者が紡いできた物語が
沢山詰まっています。
北京オリンピック銅メダル獲得の秘密が凝縮された本です!
筋肉がよくわかる!
筋肉のしくみ・はたらき事典(石井直方監修)
<正東社>定価1,500円+税
目次は次の通りです。
序章 筋学基礎知識
第1章 上肢帯に働く筋
第2章 肩関節に働く筋
第3章 肘関節に働く筋
第4章 手関節・手指に働く筋
第5章 股関節に働く筋
第6章 膝関節に働く筋
第7章 足関節・足指に働く筋
第8章 体幹に働く筋
第9章 頭部・頚部に働く筋
第10章 関節可動域の和英表現と使用筋
解剖学の中でも
特に骨格筋の筋肉名と起始・停止、支配神経、主な働きに着目し、
筋肉の形状や付着する骨の部分などがよくわかるように
筋肉図をオールCGで制作してあります。
筋名(和名)と英語名を
ふりがな、カタカナ付きで表現し、
さまざまな角度から見たCGの筋肉図を掲載してあります。
ちょっと筋肉お宅の私にはたまらない本です!(笑)
考えるヒントが満載
勝ち続ける力(羽生善治 /柳瀬尚紀著)
<新潮社>定価1,400円+税
目次は次の通りです。
第1局 勝つために忘れる
(プロ棋士は「天才集団」/羽生善治という存在/だんだん人間が追いつけなくなる ほか)
第2局 将棋の手はマイナスばかり
(敗者に逃げ場はない/対局室という特別な空間/OEDを作る情熱と同じ ほか)
第3局 紙一重を見切る方法
(柳瀬尚紀とは誰か/ジョイス語と将棋/将棋・人間・人工知能 ほか)
人間の頭脳の可能性はどこまで?
スランプ克服法は?
大勝負を制する秘訣とは何か?
どうやって無限の変化に対応するのか?
考えるヒントが満載の本です。
将棋の奥深さを感じる本です。
大逆転のリーダーシップ論
「51歳の左遷」からすべては始まった(川淵三郎著)
<PHP新書>定価720円+税
目次は次の通りです。
プロローグ 「51歳の左遷」からすべては始まった─ロスタイムこそ逆転のチャンス
第1章 指導者の流儀
第2章 組織に生きる
第3章 人間力を磨く
第4章 夢を追いかけて
エピローグ いくつになっても夢を追い続ける
プロサッカー「Jリーグ」を誕生させ、
日本をW杯の常連国にまで成長させた功労者・川淵三郎キャプテン。
その類まれなリーダーシップは、
なぜ発揮できたのか?
一度はサッカー界から身を引くつもりだった人生に、
何が起きたのか?
その転機は、
意外にもサラリーマン時代の左遷人事にあったのです。
五十歳をすぎて味わった挫折。
それから二十年、
人生後半に賭けた新たな夢とは?
かつて「独裁者」と呼ばれ革命を起こした男が、
サラリーマン時代の失敗談から、
家族との交流までを包み隠さず明かした体験的リーダー論です。
マスコミで報道されている内容とは異なった
著者の真の姿を感じられる本です。