実用・スポーツ・ホビー: 2012年9月アーカイブ
いかに壁を突破したか
【送料無料】なぜあの時あきらめなかったのか [ 小松成美 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 負けを忘れない強さ
第2章 自分との闘いに勝つ
第3章 挑戦に終わりはない
第4章 勝つことへのこだわり
第5章 涙を乗り越えて
第6章 家族・仲間の支え
常に勝つことを渇望するアスリートたち。
トップに立つためには記録や技以上のものが必要になります。
敗北、
ケガ、
挫折、
燃え尽きた心、
引退の危機。
それらを乗り越えた先にこそ、本当の「勝利」があるのです。
「最強になっても、なお進化し続ける」
「境遇を言い訳にせずに」など、
27人の競技者がいかに壁を突破したか、
その足跡を追った渾身のルポルタージュです。
競争に弱いと感じる人、
目標に揺れる人、
運に見放されたと思う人が求める転機の一瞬。
スポーツも人生の逆境も、
あきらめなければ必ず勝負の流れは変わるのです。
得ることの多い本です。
<印象に残った一文>
「情熱が、限界の壁を突き破っていく。」
不朽のスポーツ・ノンフィクション
【送料無料】スローカーブをもう一球 [ 山際淳司 ] |
目次は次のとおりです。
八月のカクテル光線
江夏の21球
たった一人のオリンピック
背番号94
ザ・シティ・ボクサー
ジムナジウムのスーパーマン
スローカーブを、もう一球
ポール・ヴォルター
たったの一球が、一瞬が、人生を変えてしまうことはあるのだろうか?
一度だけ打ったホームラン、九回裏の封じ込め。
「ゲーム」-なんと面白い言葉だろう。
人生がゲームのようなものなのか、
ゲームが人生の縮図なのか。
駆け引きと疲労の中、ドラマは突然始まり、
時間は濃密に急回転する。
勝つ者がいれば、負ける者がいる。
競技だけに邁進し、
限界を超えようとするアスリートたちを活写した、
不朽のスポーツ・ノンフィクションです。
当事者の心理描写が見事で、
色々な気づきを与えてくれる本です。
<印象に残った一文>
「人生もスローカーブのように、なだらかに曲線的に渡って行きたい。」
観戦力が高まる本
【送料無料】野球のメキキ [ 野村克也 ] |
目次は次のとおりです。
1 ルーキー
ー野村祐輔、藤岡貴裕はプロで成功できるのか
2 監督
ー「静の真弓」から「動の和田」に替わり、阪神は復権する
3 捕手
ー4番・阿部慎之助は、成功すれば大きな財産になる
4 投手
ーソフトバンクが失った「43勝」はどのように埋めるべきか
5 打者
ーなぜ巨人の得点能力は低いままなのか
6 新戦力
ー「未来創造能力」が見えない楽天の場当たり的な補強
7 フロント・コーチングスタッフ
ー横浜DeNAのフロントが、まず最初にすべきこと
8 球界
ー予告先発、統一球、そしてダルビッシュ有について
名将・ノムさんが目利きの真髄を伝授します!
選手・監督・球団の公開査定はとっても興味深いものがあります。
ビジネス上でも活用できるエッセンスが詰まった本です。
<印象に残った一文>
「困難は克服するためにある。」