実用・スポーツ・ホビー: 2018年4月アーカイブ
花咲徳栄の人間育成術
目次は次の通りです。
第1章 チームをつくる道
第2章 専門性を磨く道
第3章 人材を育成する道
第4章 勝負にこだわる道
第5章 心を育てる道
チームをつくる道、勝負にこだわる道、心を育てる道。
2017年夏の甲子園で埼玉県勢初の日本一に輝いた花咲徳栄高等学校野球部の岩井隆監督が、
チームとその選手たち、そして自らの歩んできた道を紹介する書です。
色々なヒントが詰まっています。
<印象に残った一文>
「甲子園には魔物がいると言われる。その正体は何かと言ったら、自分たちの力を出しきれなくなる、あの独特の雰囲気だと思う。」
見どころ読みどころ満載の一冊
目次は次の通りです。
2015-16年シーズン
(五輪王者の新たな挑戦/シーズン開幕ー苦い緒戦で見つけた勝機/世界最高得点330・43の真実/世界選手権銀メダルの重み/怒涛のシーズンを終えて)
2016-17年シーズン
(進化の予兆ー2ヶ月の空白から学んだこと/グランプリファイナル4連覇ー各大会を振り返る/勝利は理想の先に)
2017-18年シーズン
(歴史への第一歩ー世界最高得点、再び更新/スペシャルインタビュー平昌オリンピック)
ソチオリンピックで世界の頂点に立った後も、自身のもつ世界最高得点を幾度も更新し、
理想の演技を究め続けた2015-18年。
平昌オリンピックに至るまでの成長の軌跡を、羽生結弦選手本人が語り尽くす最新インタビュー集。
2015-16年、16-17年、18-17年シーズンの各プログラムにこめた思いや、
技術面で進歩をはかるために取り組んできた様々な挑戦、
スケートに対する情熱や応援してくださるすべての方への感謝の気持ちなどを熱く語る書です。
雑誌「Ice Jewels」に掲載されたインタビューに加え、単行本オリジナルの最新コンテンツを収録。
初公開の写真を含め、試合中からオフショットまで、カラー写真も多数掲載してあります。
羽生結弦選手のフアンの方にはたまらない本だと思います。
<印象に残った一文>
「いい演技ができる集中とは、精神状態と身体の状態、このバランスが大切なのではないかと今は思っています。」
スポーツ選手を悩ます謎の症状に挑む
目次は次の通りです。
第1章 イップスの起こり方
(まず、私たちのイップスのイメージを「統一」しましょう/高校球児、久葉好男君 ほか)
第2章 イップスの症状を知る
(イップスの定義/症状を知るということ ほか)
第3章 イップスを治す
(これまでのイップス治療の問題点/イップスをエクササイズで改善する ほか)
第4章 ゴルフと野球のイップスは基本的に同じ
(基本的に「イップスはイップス」/イップスの分類 ほか)/付録 イップス・リサーチシート
イップスになるのは、「練習が足りない」からでも、「メンタルが弱い」からでもありません。
スポーツ現場の指導者・選手にも分かりやすく解説してくれます。
目からウロコの情報が満載です。
<印象に残った一文>
「変化なきところに進歩なし。」
完全試合投手となった特攻帰還兵
目次は次の通りです。
序章 零戦で還って来た男
第1章 野球との出会いと決別
第2章 桜花特攻隊
第3章 愚連隊
第4章 自由を許す
第5章 完全試合
第6章 幻の完全試合
第7章 近鉄消滅の危機
終章 文雄の還る家
激動の人生を生き抜いた、知られざる名投手!
「桜花」特攻隊から奇跡の生還を遂げた武智(旧姓・田中)文雄は、
実業団・大日本土木を経て、新生・近鉄パールス契約第1号選手となる。
昭和三十年には、プロ野球史上二人目、パ・リーグ第1号の完全試合を達成。
シーズン途中の理不尽なルール変更によるチーム消滅の危機には、大車輪の活躍で10ゲーム差を大逆転…。
野球とは、「生きてホーム(家)に還る」スポーツ。
「生きて還ってきた男」の痛快な野球人生を描く戦後史発掘ノンフィクションです。
色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「命を奪われてもおかしくない状況に幾度も直面しながら、文雄は生かされ続けた。」
力を引き出すコミュニケーション
目次は次の通りです。
序章 二つの大原則
1章 伝えるか、伝えないか
2章 「伝えない」から伝わる
3章 自分と向き合うということ
4章 「やらされる」から「やる」へ
5章 指導者の原点
6章 伝えるために言葉を砕く
7章 個人が強いとチームが強い
8章 前へ進む道を用意する
名古屋グランパス昇格!
川崎フロンターレ優勝!
頭の中の常識を壊し、個性をもうひと伸びさせる伝え方でチームは変わった。
知将が秘話を初公開。
色々なヒントが詰まっています。
<印象に残った一文>
「楽しむ覚悟をすれば楽しくなる。楽しむ覚悟がなければ苦しくなる。楽しくなったら成長できる。苦しくなったら成長が止まる。」
“名将”の考え方、育て方、生き方に学ぶ
目次は次のとおりです。
第1章 天命を生きるのか、宿命で終わるのか
第2章 指導者がすべきこと
第3章 「人を育てる」とは
第4章 「組織を育てる」とは
第5章 日本人が目指すべき姿
第6章 人生で本当に大事なこと
ヤクルトと西武の監督で日本シリーズに優勝、
セ・パ両リーグでの日本一を達成した“名将”広岡達朗氏が、
85歳になった今、野球人人生を通じて会得した思想と体験を一般の読者に伝えるために書き記した、
後世への“遺言”ともいうべき書が本書です。
「指導には信念を込めろ」
「How to do(こうやれ!)を教えろ」
「理論は超越しなければならない」ほか、
47の“広岡イズム”を凝縮。
スポーツ関係者にとどまらず、すべての指導者、教育者、管理職、経営者必読の一冊は、いろいろなヒントが詰まっています。
<印象に残った一文>
「自分の念願や宿題がかなわない原因は外にあるのではない。みんなあなた達の命の中に与えられた心の思い方や、考え方の現れだ。」