教育・学参・受験: 2015年11月アーカイブ

原則がわかれば難問も解け、仕事でも使えます!

目次は次のとおりです。

序章 微積分学を学ぶために
(微分積分を考える根底/微分積分の黎明期)

第1章 微分
(基本的な関数の形/極限の考え方 ほか)

第2章 積分
(微分と積分の関係/定積分の意味 ほか)

第3章 微分と積分は未来の予測
(微分方程式/未来を予測しよう)


「とにかく授業がわかりやすい」と評判の代々木ゼミナールNo.1数学講師、山本俊郎先生による名講義です。
微分・積分が生まれた背景を理解し、
関数の基本から順を追って学べば、
微分・積分の本質が理解でき、
思わず感動してしまいます。

他の入門書では詳しい解説が省かれてしまうこともある「合成関数」についてもしっかり解説してくれます。
さらに「どうして三角関数の角は『弧度法』を使うのか」
「対数の底はなぜeに直すのか」
「微分すると何がわかるのか、
積分と微分との関係は何か」なども丁寧に説明してくれます。
原則がわかれば難問も解け、仕事でも使えます!
講師によって理解に差がでることを実感です。

<印象に残った一文>
「数学は嫌いでないのに、試験になると成績が悪い人と、高校の数学的な考え方に慣れてなくて勉強の仕方に戸惑っている人がとても多い事に気づきます。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

家族・学校・進路選択

目次は次のとおりです。

高校生の進路選択へのアプローチ
ー「高校生と母親調査、2012」の目的、設計、分析

第1部 高校生の進路選択の実態
(進学率の上昇は進路希望の社会経済的格差を縮小させたのかー2002年と2012年の比較分析/「学校不適応」層の大学進学ー出身階層、学校生活と進路希望の形成/大学・短大の専門分野はどのように決まるのかー出身階層と高等教育の学科・専攻選択との関係/誰が推薦入試を利用するかー高校生の進学理由に注目して/高校生の職業希望における多次元性ー職業志向性の規定要因に着目して)

第2部 高校生の進路選択と家族・ジェンダー
(進学希望意識はどこで育まれるのかー母子間における接触と意見の一致/不一致に着目して/海外に憧れる高校生はだれかージェンダーの視点から/母子間の価値観の伝達ー性別役割分業の一般的規範・個人的展望に関する分析/母親の就業経歴と高校生のライフコース展望ー「仕事も家庭も」という母親が子どもに与える影響)/親子調査からみえてきた課題ー近年の高校教育と親子関係の変化をふまえて

少子化により大学進学率の上昇する2010年代において、
高校生が将来の展望や価値観を形成してゆく要因を、
全国調査のデータ分析から解明する書です。
社会階層論・教育社会学・家族社会学などの幅広い分野からアプローチすることにより、
格差社会における高校生と母親の親子関係のあり方や、
学校の果たす役割を考えるヒントを探り出す書です。
現代高校生の大変さを感じます。

<印象に残った一文>
「先行研究では、ジェンダー平等な社会生活を望む女性が海外に憧れ、海外志向を持ちやすいことが指摘されていた。」

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