教育・学参・受験: 2018年6月アーカイブ
自立した学び手を育てる
目次は次のとおりです。
プロローグー息子が校長室で発した言葉から教育の生物学的意味を考え始める
第1章 子ども時代の過ごし方の大きな変化
第2章 狩猟採集民の子どもたちは遊びでいっぱいだった
第3章 学校教育の歴史ー誰の必要から、いまのような学校はできたのか?
第4章 強制された教育制度の7つの罪
第5章 母なる大地は現代においても有効であるー管理された学びと遊びから自由をとりもどした学校
第6章 好奇心、遊び心、社会性ーインドで見る子どもたちの自己教育力
第7章 遊びのパワーー心理学が解き明かす、学び、問題解決、創造性
第8章 社会的・感情的な発達に果たす遊びの役割
第9章 なぜ異年齢の混合が子どもの自己教育力を飛躍的に伸ばすのか
第10章 「最悪の母親」と信頼にあふれた子育て
異年齢の子どもたちの集団での遊びが、飛躍的に学習能力を高めるのはなぜか。
狩猟採集の時代の、サバイバルのための生活技術の学習から解き明かし、
著者自らのこどもの、教室外での学びから、学びの場としての学校のあり方までを高名な心理学者が明快に解き明かした書です。
生涯にわたって、良き学び手であるための知恵が詰まった本。
いろいろな気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「人生で大切な知恵は幼稚園でも、どんな学校でも学ばないのです。それは、人生そのものから学ぶのです。」
いのちから「教育」を考える
「生きる」と「学ぶ」は重なっている
生命(いのち)の視点から、教育とは何かを80年以上問い続けてきた大田堯さんと、
38億年の生きものの歴史から、生命・人間・自然の大切さを学びとってきた中村桂子さんとの珠玉の対話です。
生きものにとって「学ぶ」は「生きる」と同じであり、
教育が「上から下へ教えさとす」から「自発的な学びを助ける」へと、
「ひとづくり」ではなく「ひとなる」を目指すことに希望を託す書です。
いろいろな気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「個体は環境との関わりで、流水にも似たものとして常に変わり続ける。」
認知力・受験から発想力までー
目次は次のとおりです。
第1章 生きる力をグンと高める「成功脳」の基礎知識
(成功脳のカギを握る「右脳」「左脳」「小脳」/脳はこうして五感を受け取り、判断する ほか)
第2章 あなたの脳を「癒やす」「強くする」ために必要なこと
(脳の疲れに正しく対処しよう/脳の働きをさまたげる「悪いクセ」とは ほか)
第3章 脳力アップで「生きやすく」なる、「できる人」になれる!
(「若々しい脳」はここが違う/知能指数・IQでは測れない知能 ほか)
第4章 すぐに、カンタンに、誰にでもできる!「脳トレ」実践塾
(脳内のフロンティアを切り拓く「挑戦する心」/今すぐ始めたい脳トレ1「自分で調理する」 ほか)
第5章 最先端医学の挑戦!「成功脳」への最短ルート(最新医学の介入で「成功脳」は実現できる/療法の確立が急がれるアルツハイマー病 ほか)
「元気で長生き」が実現できる!
現代版“養生訓”
目からウロコの情報が満載です。
<印象に残った一文>
「心のときめきで免疫力や自然治癒力が向上する。」