教育・学参・受験: 2019年7月アーカイブ
本質がわかる
目次は次の通りです。
いろいろな数
第1部 数の世界と図形の世界
(式の計算/方程式・不等式 ほか)
第2部 この世界を表す関数
(指数関数・対数関数/三角比 ほか)
第3部 捕まえられないものを捕まえる
(データの分析/場合の数・確率 ほか)
第4部 数学の中の数学
(微分・積分/新しい幾何)
この本は、高校の数学がはじめての人にも、再入門する人にも最適です。
高校数学全体を見直して、整理し、一番理解しやすい順番にしてあります。
数学をじっくり学び直したい人は、最初から読んでいくといいでしょう。
例題の解き方を見ながら、問いの四角の空欄に数を入れてみてください。
電車の中で立っていても、できると思います。
こんなやさしい問題でいいの?
と思われるかもしれませんが、やさしい問題で考えると、本質がわかるのです。
本質がわかるとは、問題を解くプロセスを理解する、ということです。
それを理解すれば、他の問題にも応用がきくようになります。
比較的スムーズに入っていける本です。
<印象に残った一文>
「この方法が嫌だ、この考え方は嫌いだというと、絶対にできないのが数学です。」