歴史・地理: 2009年5月アーカイブ
封印された数列
ピラミッド 下(ウイリアム・ディートリッヒ著)
<文藝春秋>定価1,900円+税
ヘロドトスの書『歴史』に曰くピラミッドの地下には巨大な空洞がある。
メダルの謎は、その空洞へと誘うのか?
ナポレオンとネルソンの海戦、
陸地の追撃戦。
英仏両大国の激しいつばぜりあいのなか、
シラノ伯爵とゲイジの「絶対の叡智」をめぐる謎解き争いは、
いよいよクライマックスをむかえる。
バラバラだったパズルの断片が轟々と音をたてて、
ひとつの形をつくりだした。
フィボナッチ数列、
黄金比、
円周率π、
そしてパスカルの三角形。
古代エジプトの知恵の精髄『トトの書』の秘密とは?
上官のスリルをそのまま引き継いでのクライマックスは
ハラハラドキドキものです!
結末は・・・読んでで確認してくださいね!(笑)
封印された数列
ピラミッド 上(ウイリアム・ディートリッヒ著)
<文藝春秋>定価1,900円+税
フランス革命直後のパリに滞在する
アメリカ人イーサン・ゲイジがカードゲームの賭け代でせしめたメダルには、
古代エジプトの秘密への暗号が隠されていた。
メダルを狙うシラノ伯爵はゲイジに殺人の濡れ衣を着せて追い詰める。
メダルの秘密と引き換えに、若き野心家ナポレオンの保護を受けたゲイジは、
エジプト遠征軍とともに戦乱のエジプトに降り立った。
フリーメーソン、
エジプト式儀礼派、
そして黄道十二宮の碑版…
ギザの大ピラミッドに埋め込まれた数値の数々とは?
ちょっと小難しい部分はありますが、
奇想天外なストーリーはぐっと引きつけられます!