歴史・地理: 2010年3月アーカイブ
仕事や生活に役立てる使い方
歴史の使い方(堺屋太一著)
<日経ビジネス人文庫>定価714円+税
目次は次の通りです。
第1章 歴史を知る
第2章 歴史を楽しむ
第3章 歴史を練る
第4章 歴史を企てる
第5章 歴史を穿つ
第6章 歴史を合わせる
第7章 歴史を活かす
歴史は面白い!
まずは理屈抜きに楽しみ、
次に事件や人物について調べる。
面白くなったら歴史の空白を想像する。
日本史を中心に紹介しながら、
歴史を楽しんで知る方法、
仕事や生活に役立てる使い方を説く書です。
歴史の勉強は人生でかなり役立つな~と実感できる本です。
これで全部わかる秋山兄弟と正岡子規
『坂の上の雲』を読み解く!(土居豊著)
<講談社>定価1,200円+税
目次は次の通りです。
第1部 『坂の上の雲』の本当の主人公・正岡子規
(文学に生き、文学に死す/戦場を夢見た子規)
第2部 秋山真之・バルチック艦隊を沈めた名参謀
(天才参謀は悪ガキだった/七段構えの戦法を編み出すまで)
第3部 秋山好古・世界最強のロシア騎兵を破った男
(教育者から軍人へ/最後の古武士)
第4部 子どもでもわかる!日露戦争とその時代
(司馬先生に教わる帝国主義の時代/漱石先生に教わる日露戦争~文学と戦争)
正岡子規─文学に生き文学に死す、
秋山真之─松山のガキ大将、
ロシア海軍を倒す、
秋山好古─校長先生は「最後の古武士」。
司馬遼太郎を初めて読む若い読者にも、
また、
NHK初ドラマ化『坂の上の雲』の予習にもなります。
明治初頭の青年たちを描いた青春小説として、
『坂の上の雲』を大胆に読み解く書です。
この本を読むとバックグランドを把握できるので
長編も読みやすくなる気がします。