歴史・地理: 2013年7月アーカイブ

中曽根政権から豊かな時代の崩壊

目次は次のとおりです。

第1章 ロッキード隠しと言われた中曽根政権
(ロッキード事件の解明に三木首相はとても熱心だった/突然の田中の逮捕。三木降ろしへ ほか)

第2章 リクルート事件は冤罪!?
(創政会立ち上げ。竹下登は61歳で総裁選に意欲を燃やした/アメリカに頭を下げられ、円高政策を行ったのだが ほか)

第3章 バブル崩壊から大不況へ
(1989年からの約10年に何が起こったのか/エコノミストたちは「本物の経済成長だ」と声をそろえたが… ほか)

第4章 小泉純一郎は自民党の何をぶっ壊したのか
(自民党をぶっ壊すと言った小泉に期待が集まった/小泉首相、常識をくつがえす所信表明演説 ほか)

第5章 どうする!?日中関係と原発
(安倍内閣が退陣に追い込まれた不運な理由があった/失われた20年を経て自民党は政権を投げ出した ほか)

1989年冷戦の終わり。
日本はバブル経済へ突入。
昭和天皇崩御。
バブルがはじけ、経済的に豊かな時代の終わり。
1991年湾岸戦争ぼっ発。
日本社会党の村山政権誕生。
オウム事件。阪神淡路大地震。
9.11同時多発テロからアフガン戦争。
小泉政権で郵政改革。
自衛隊海外派遣。
2009年民主党内閣誕生。
2011年東日本大震災。原発事故。
日本現代史の流れがよく理解できる本です。

<印象に残った一文>
「自民党が大勝した大きな要因は国民の多くが民主党政治にすっかり愛想を尽かして、その結果やむなく自民党に入れた。」

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