歴史・地理: 2015年8月アーカイブ

日本人よ、「サンドバッグ」になるな!

目次は次のとおりです。

第1章 WGIPで失われた日本人の愛国心
(強すぎた日本軍を心の底から恐れた連合軍/軍事力の重要性を語らない日本の政治家と教師とマスコミ ほか)

第2章 韓国よ、あなた方こそ歴史に学んで恥を知れ
(安倍首相による憲法成立過程の歴史的事実の指摘/GHQが定めた三〇項目の報道規制 ほか)

第3章 中国よ、「アジア諸国にとっての脅威」はあなた方だ
(アメリカ国内にはびこる中国ロビー/中華人民共和国(PRC)は日本と戦争をしていない ほか)

第4章 わが祖国アメリカよ、いつまで「反日プロパガンダ」を続けるのか
(ルーズベルトとスターリンが夢見た「世界二分割統治計画」/戦前から日本本土爆撃と占領計画を立案 ほか)

第5章 わが愛する日本よ、そろそろ「洗脳」から解放されよう
(「宮刑」に処せられた日本/GHQの政策が効きすぎた日本 ほか)

GHQが広めた「日本のアジア侵略」という嘘は、もう結構。
知日派・米国人からの熱いエール書です。
一般報道で走ることのない内容です。

<印象に残った一文>
「世界で最も幸せな国に住んでいます。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

歴史家による実情の読み解き

目次は次のとおりです。

あの兵力差で信長は本当に桶狭間を戦ったか
「天下統一」という新概念はどう生まれたか
部下・光秀が「本能寺」を決めた出来事

「戦国最強の武将」は誰か/武将たちが残した人生哲学
執権北条氏、粛清政治の手法ー戦国前夜1
「大義名分」がない中世武士の感覚ー戦国前夜2

利休は強欲だから秀吉に殺されたのか
「利休七哲」と徳川大奥

武将の名から人間関係が見える
家康と「信康切腹」と「長篠」

いま決めなければ生き残れない!
やわらかな語り口で最新研究を紹介しながら、
通説にも疑問符を示し、
歴史家による実情の読み解きで、
真実の日本史が見えてくる書です。
面白い切り口の本で、色々なヒントが詰まっています

<印象に残った一文>
「要はバランス。バランスが大切なのです。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

敗北の裏にあったものは何か?

目次は次のとおりです。

第1章 情報と兵站
(戦略と戦術/情報・対情報とは何か/兵站の重要性)

第2章 開戦までの経緯
(開戦前の日本の国力/国力をどう判断したのか)

第3章 「シーレーン防衛」破綻の原因
(開戦前の船舶損耗見積/会戦後の船舶損耗の実態/シーレーン防衛失敗の理由)

第4章 「白兵銃剣突撃主義」採用の誤り
(「日露戦史」編纂過程における瑕疵/『歩兵操典』の改訂に見る不可思議/『戦役統計』による日露戦争の実相の検証/その他の「典範令」の制定に見る帝国陸軍の硬直性)

第5章 戦争指導の不徹底
(開戦前の戦争指導構想/「今後採ルヘキ戦争指導ノ大綱」/希望的観測によるミス)

第6章 ガダルカナル島への航空基地設定
(初期侵攻作戦終了後の動き/ガダルカナル島の戦い/奪取失敗・壊滅から撤退へ/陸軍の問題点)

第7章 戦争末期の陸海軍の迷走
(帝国海軍の隠蔽体質ー海軍乙事件/大戦略が欠落した陸軍ー大陸打通作戦)

なぜ日本は大東亜戦争に敗れたのか?
情報・対情報・兵站の軽視、
そしてそれを招いた科学的思考の欠如、
日露戦争辛勝以来の組織の制度疲労がまず原因として挙げられる。
だが数々の失敗を検証するなかで見えてくるのは、
戦略がまったく欠落していたこと、
そして何より失敗から学ばず、
その失敗を「なかったこと」にしてしまう、
帝国陸海軍の自己革新能力の劣化と喪失であった。
戦史研究に長年携わってきた著者が、
戦後70年の今こそ、敗北の裏にあったものは何かを問いなおす書です。
色々なヒントが詰まった本です。

<印象に残った一文>
「日本軍の「情報」と「兵站」の軽視こそが、敗北の本質である。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

近世日本の勝者と敗者

目次は次のとおりです。


戦国の覇者と敗者
1 豊臣滅亡と徳川秩序の確立
2 キリスト禁教と天草四郎

3 武士たちの異議申し立て
4 もう一つの享保改革ー将軍の地位と政治をめぐる尾張家対紀州家
5 天璋院の「内政」と「外交」-徳川家存続の戦い

6 幕末維新の敗者をめぐってー「西高東低史観」の克服
戊辰戦争の「勝者」と「敗者」

江戸時代にも、平和と文明化を推進した勝者と、
それに異議申し立てを唱えた敗者との戦いの歴史があった。
「徳川の平和」が達成した成果と課題、
勝者から最後は敗者となった幕府の苦闘を見直し、
豊かな近世像を描き出す書です。
歴史観が変わる本です。

<印象に残った一文>
「幕末維新の変動が、欧米の近代化に比べて、犠牲が少ない「省エネ」「小ロス」ともとに達成されたことも、「日本近世」の達成とも言える。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

日本人である私たちの考えるべき道

目次は次のとおりです。

第1章 今、イスラム教に何が起こっているのか(
イスラム教の歴史から見えてくる世界/イスラム過激派の論理)

第2章 世界に影響力をもつキリスト教の現在、そしてこれから
(キリスト教が世界最大の宗教となった理由/ニュースの背後にキリスト教あり)

第3章 世界情勢の根元にあるユダヤ教
(脈々と続くユダヤ教の信仰/繰り返される報復の歴史)

いわゆる「イスラム国」(IS)勃興の背後にあるイスラム教、
EUに影響を与え続けるキリスト教など、
世界中で宗教に関わる争いが繰り返されています。
人間の生活に根付くようにして発展した三つの宗教と、
その背景を知ることによって、
日本人である私たちの考えるべき道が見えてきます
世界の動きの理解が進む本です。

<印象に残った一文>
「EUというのは実はキリスト教圏の枠組みなんですね。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

生き残りをかけた戦国武将たちの明暗

目次は次のとおりです。

戦いは、なぜ起きたのかー関ヶ原考1
直江状に、家康は怒ったかー関ヶ原考2
天下統一とは何かー関ヶ原考3

官兵衛は軍師だったのか
女城主と日本無双の勇将
前田はなぜ100万石なのか

信長・秀吉・家康の夫人くらべ
城と命運をともにー女たちの戦国1
危機一髪の逃避行ー女たちの戦国2

厚遇と冷遇の境界線ー論功行賞
鳥居対井伊ー譜代の争い

戦国時代ー。
日本史上、最も過酷な時代に、武将たちは何を考え、どう行動したのか?
時に一瞬の迷いが一家滅亡を招き、時に果敢な決断が家運の隆盛につながる。
「関ヶ原の戦い」という天下分け目の決戦を中心に、
生き残りをかけた戦国武将たちの明暗を解き明かす書です。
通説はもとより、最新の研究成果も積極的に紹介しながら、
堅苦しくなりがちな歴史研究の最前線を、わかりやすく、面白く紹介していく書です。
当時の世界に引き込まれていきます。

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

「歴史の裏話」が満載

目次は次のとおりです。

第1部 原始・古代
(伝承の世界/ヤマトの王権/あおによし奈良の都 ほか)

第2部 中世
(散る平氏と咲く源氏/鎌倉の男たち/室町幕府のころ ほか)

第3部 近世
(幕府成立のころ/幕閣の要人たち/安定する幕政 ほか)

第4部 近代・現代
(幕末・維新の人びと/明治新政の混乱/民権・国権の伸展 ほか)

上杉謙信って女だったの!?
酒の湧き出した養老の滝。
大仏建立が公害をもたらした?
「歴史の裏話」が満載の知識の宝船の本です。
面白い切り口の本です。

<印象に残った一文>
「現在伝えられている史話の中には事実でない話や疑わしい話などもあるが、なぜこのような話が生まれたのかを考えると、それなりに面白い。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

何度学んでも楽しい

目次は次のとおりです。

第1章 わからないことだらけの古代
第2章 天皇にならなかった藤原氏
第3章 平氏と平氏(北条氏)が戦った

第4章 北条氏が将軍にならなかったのも偶然である
第5章 南北朝時代は忘れられつつある
第6章 足利幕府はかなり軟弱であった

第7章 日本人が知りすぎている織田豊臣時
第8章 徳川時代はやっぱり停滞である
第9章 「攘夷」が明治維新を成功させた

歴史は、偶然と必然のからみ合い。
無理やり“法則”を見出すのではなく、
とにかく“事実”を追究するべし。
そんな著者の歴史観のもと、
古代から幕末までを一気呵成に論じる書です。
「古代のことを“なぜ”と問うな」
「聖徳太子のどこが凄い?」
「烏帽子はいつから消えたのか」
「信長が将軍にならなかった理由」
「徳川時代は“大いなる停滞”」
「攘夷思想=現代の排外主義」…。
何度学んでも楽しい、日本史再入門にはうってつけの一冊です。
面白い切り口の本です。

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

アラブの春の結末からハラルマーケットまで

目次は次のとおりです。

第1章 イスラム教とは何か?
-イスラム教を知らずしてイスラム世界はわからない
(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、3つの宗教が信じる神は実は同じ/イスラム教のベースは実はユダヤ教にある ほか)

第2章 現在につながる中東の対立
ー現在に続く中東問題の基本とイスラム教内の対立を学ぶ
(イスラム教の中の大きな2つの宗派/イランとサウジアラビアは人種も宗派も異なる ほか)

第3章 イスラムと世界の対立
ーイスラムと欧米諸国との対立。そのもとになった重大問題とは?
(中東地域で孤立?イランは特殊なイスラム国家/イラン・イスラム革命の勃発。ホメイニ師って何をした人? ほか)

第4章 現代イスラムが抱える問題
ー「アラブの春」がイスラム世界に何を残したのか?
(フセイン政権が倒れて果たして平和は訪れたのか?/チュニジアから始まった中東の革命「アラブの春」 ほか)

第5章 イスラム世界とつきあう
ー地政学的にもビジネスパートナーとしてもイスラム世界とのつきあいが重要な時代に
(豚インフルエンザが引き起こした宗教対立/フランスでイスラム教徒の女性の服装「ブルカ」が禁止された ほか)

アラブの春の結末からハラルマーケットまで。
「イスラム」世界には世界の大問題を解くカギがある!
イスラムがわかればこれからの世界が見えてくる!
わかりづらいイスラム世界の理解が深まる書です。

<印象に残った一文>
「国際協力においては、一つ一つ現地が必要とすることに耳を傾けていくことが大事。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

自分で考え推理する力を養う特別授業

目次は次のとおりです。

天智天皇ー「天智」という名には「悪」が込められている!
持統天皇ーなぜ、自分の遺体を「火葬」にしたのか?
中臣鎌足と藤原不比等ー二人の壮大な野望が日本の歴史を動かした!

藤原仲麻呂と道鏡ー誰が二人を称徳の愛人に仕立て上げたのか
藤原氏ー天皇家に巣くう寄生虫の謎
平将門ー当時は極悪人、二百年後だったら大英雄

源頼義と義家ー奥州制覇への夢と陰謀
源頼朝と義経ー「政治の天才」と「戦術の天才」の悲劇
後醍醐天皇ー天皇親政の英雄か、傲慢不遜の帝王か

足利尊氏ー「英雄」でも「悪人」でもなかった「善人」の武士
足利義満ー南北合一の英雄は「中国人」となった!
条早雲ー戦国大名第一号は「気配りの達人」だっ

斎藤道三ー国を盗み取った「まむしの道三」の謎
毛利元就ー日本史上稀にみる「謀略の天才」

道鏡、平将門、足利尊氏、
彼らは日本三悪人とされた人物たちだ。
しかし、現在ではその評価は大きく変わっている。
このように正史は常に正しいと思っていると、
歴史の真実にたどり着くことはできない。
むしろ正史の矛盾を追及していくことこそ真相への近道だと著者は言う。
歴史を学ぶだけでなく、自分で考え推理する力を養う特別授業です。
面白い切り口の本です。

<印象に残った一文>
「古代の人々の行動原理を考える上では、宗教という視点は絶対に切り捨ててはいけないものなのです。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

このアーカイブについて

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 7.0.1