歴史・地理: 2019年1月アーカイブ

世界史に学ぶ「知恵」と「悪知恵」

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日本人として知っておきたい世界史の教訓 [ 中西 輝政 ]
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目次は次の通りです。

第1部 英米覇権の世界史と日本
1 幕末維新を直撃した英露「グレート・ゲーム」 
2 世界覇権の文明史──アングロサクソンはなぜ最強なのか
3 イギリスの知恵と「悪知恵」--早く見つけ、遅く行動し、粘り強く主張し、潔く譲歩する
4 大英帝国覇権の源は国教会にあり
5 アメリカ独立戦争ー─トランプには真似できない大英帝国の支配術
第2部 二十世紀の「怪物」と日本ーー共産主義とパックス・アメリカーナ
6 共産主義と日米戦争──ソ連と尾崎秀実がやったこと
7 ソ連崩壊とパックス・アメリカーナーー二十世紀の日本から冷戦を読み直す
8 世界秩序の転換点を迎えて──「日本」というアイデンティティを背負う気概
9 明治百五十年ーー試練に立つ日本
10 日本人として生きるということ──次世代に伝える日本の心

混迷を増す世界の中で、
日本が生き残るためになすべきこと。
維新150年。平成30年。
時代の転換点を迎えた今、
日本の針路を見極めるために、
世界史の事件に学ぼう。
維新、世界大戦、冷戦、ソ連崩壊、グローバル化など、
我々は何を教訓として行動すべきか。
いろいろなヒントが詰まっています。

<印象に残った一文>
「国の数だけ多くの正義がある」

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隠されてきた「悪」に焦点をあて、真実の人間像に迫る


目次は次の通りです。

東アジア編(下)
(太宗(宋)-「燭影斧声の疑」のある準開国皇帝
王安石ー北宋滅亡の元凶とされる「拗相公」
徽宗ー「風流天子」と専権宰相蔡京
賈似道ー宋王朝の滅亡を導いたとされる「蟋蟀宰相」
フビライ(世祖)-元朝建国の英雄の光と陰 ほか)

南・東南アジア編(カニシュカー中央アジアとインドの支配者
チャンドラグプタ二世ー兄の王位を簒奪し、その妻を娶った帝王
ラッフルズー住民の在地支配者への服属を強化した自由主義者
ガンディーー最晩年の挫折と孤立)

"悪"の心が権力をもたらすのか!?
歴史を紡いだ偉人たちの実相に迫る衝撃の書です。
目からうろこの情報が満載です。

<印象に残った一文>
「西太后の政治の目的は、皇太后を謳歌することだけであった。」

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人類の歴史は戦争の歴史

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知略を養う戦争と外交の世界史 [ 出口治明 ]
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目次は次の通りです。

第1章 平和条約の貴重な先例
第2章 三〇年戦争とヴェストファーレン条約ードイツにおける宗教戦争の結末

第3章 あり得ないような同盟の話
第4章 The Civil Warアメリカの将来を決めるために避けられなかった戦争

第5章 中国が初めて外国と結んだ条約、ネルチンスク条約
第6章 ピョートル一世の強運がロシアを北の大国に押し上げたニスタット条約

第7章 世界史を変える分水嶺となった二つの戦争と条約
第8章 第一次世界大戦後のヴェルサイユ条約と第二次世界大戦時の大西洋憲章

抗争、分裂、外圧・・・
先人たちは、人生の難題をどう解決したのか?
人類の歴史は戦争の歴史と言っても過言ではありません。
この戦争を止めるため、そして、防ぐために外交という手段を駆使してきました。
私たちが働いて生きていく日々で繰り返される、「ケンカや仲直り」「妥協と打算」「取引と駆け引き」「握手と裏切り」...
こうした人生の難題も、先人たちが積み上げてきた戦争と外交の歴史を紐解くことで、解決の糸口を見つけることができるかもしれません。
目からうろこの情報が満載です。

<印象に残った一文>
「戦争は始めるより、終わらせる方が難しい」

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