歴史・地理: 2019年3月アーカイブ
気鋭の歴史家による「同時代史」という新たな試み
目次は次の通りです。
第1章 7世紀ー聖徳太子とムハンマド
第2章 8世紀ー平城京と聖像禁止令
第3章 9世紀ー桓武天皇とカール大帝
第4章 10世紀ー平将門とオットー1世
第5章 11世紀ー院政と十字軍
第6章 12世紀ー源頼朝とインノケンティウス三世
第7章 13世紀ー北条時頼とポーランド騎士団
第8章 14世紀ー室町幕府とオスマン帝国
第9章 15世紀ー応仁の乱と百年戦争
第10章 16世紀ー織田信長とエリザベス1世
第11章 17世紀ー三十年戦争と鎖国
第12章 18世紀ー七年戦争と天下泰平の日本
第1章 7世紀ー聖徳太子とムハンマド
第2章 8世紀ー平城京と聖像禁止令
第3章 9世紀ー桓武天皇とカール大帝
第4章 10世紀ー平将門とオットー1世
第5章 11世紀ー院政と十字軍
第6章 12世紀ー源頼朝とインノケンティウス三世
第7章 13世紀ー北条時頼とポーランド騎士団
第8章 14世紀ー室町幕府とオスマン帝国
第9章 15世紀ー応仁の乱と百年戦争
第10章 16世紀ー織田信長とエリザベス1世
第11章 17世紀ー三十年戦争と鎖国
第12章 18世紀ー七年戦争と天下泰平の日本
聖徳太子とムハンマド、源頼朝とインノケンティウス3世、織田信長とエリザベス1世......。
同時代の人物を比べてみれば、いかに日本が幸せ(ノンキ)な国であったのか、
ヨーロッパがその対極にあったのかがよくわかる。
二つの異なる歴史のどうしても押さえておきたいポイントを学びながら、日本の独自性と強みまでをも理解できる、気鋭の歴史家による「同時代史」という新たな試みです。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「「何事も何が書かれているかよりも、何が書かれていないか」の方が大事です。なぜなら人を騙すときは、嘘をつくよりも、本当のことを隠す方が、効果的ですから。」
日本がさらに面白くなるエピソードが満載
目次は次の通りです。
第1章 地球のダイナミズムを感じる「地形」のあれこれ(沖縄本島には塩水が湧き出る世界に二つしかない川がある/川とつながっていない摩周湖は単なる"水たまり"だった!? ほか)
第2章 誰かに話したくなる「地方」の小ネタ
(屋久島では雪山を見ながら海水浴ができる/日本でオーロラが見られるところがあるって本当? ほか)
第3章 「歴史」に隠された日本地理の名場面
(北海道が三つの県に分割された時期があった/どうして都内の一等地に平将門の「首塚」があるのか ほか)
第4章 よく考えると不思議がたくさん!「地名」の由来
(洗足池ー洗うのは日蓮の足だった/左京区と右京区ー「南に向いた天皇」が基準になっている ほか)
第5章 日本経済を回している地方の「産業」事情
(「コシヒカリ」はもう新潟県では栽培されていない/青森県がリンゴの一大産地になった納得の事情 ほか)
意外に広大な日本には、地形や地理の知られざるエピソード、誰もが不思議に感じる疑問、驚きの新ネタがたくさんあります。
「日本でオーロラが見られるところがある」
「かつて銀座にナウマンゾウが闊歩していた」などの地理ネタ、
「島が八つあるのになぜ伊豆七島?」などの地名ネタ、
「尾張と三河はいまだに仲が悪い!?」などのライバルネタ。
日本がさらに面白くなるエピソードが満載です!
<印象に残った一文>
「川とつながっていない琵琶湖は単なる水たまりだった。」
名作八編
目次は次の通りです。
織田信長篇
(曾我平九郎/違う平八郎/あらくれ武道/羅刹)
徳川家康篇
(御馬印拝借/良人の鎧/落武者日記/平八郎聞書)
名もなき者の物語を生涯書き続けた山本周五郎。
戦国の覇者、織田信長と徳川家康、その家臣たちの物語を通し、見える天下人の姿とは。
信長に勧められた縁談を断った家臣の一途な生き様を描く名作「曾我平九郎」、武田の駿河侵攻に家康の先手組として砦を死守した男たちと悲恋を描く「御馬印拝借」など名作八編です。
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「その方だけは臆病御免だ。強くなれとは云わぬぞ。」
官邸「激闘の舞台裏」
目次は次の通りです。
まえがきーチャーチルの復活
第1章 官邸4階から見た安倍総理
(安倍総理を支える献身的な秘書官たち/第二次政権とスピーチライター ほか)
第2章 権力者に見えている景色
(長谷川榮一氏と高尾山/敷島製パン社長の言葉にヒント ほか)
第3章 見えてきた日本の新しい姿
(官邸慣例の"お茶飲み会"とは/麻生太郎はステッキが似合うか ほか)
第4章 世界を唸らせる安倍外交
(使命感に裏打ちされた安倍外交/民主主義海洋国に繋がる外交 ほか)
あとがきージャネット・リンのLP
総理大臣の外交スピーチライターだから書けた官邸「激闘の舞台裏」。
目から鱗の情報が満載です。
<印象に残った一文>
「安倍総理くらい、直属の部下が愚痴だの不平などを言わない人物を他に知りません。」
公立高校教師YouTuberが書いた
目次は次の通りです。
序章 人類の出現・文明の誕生
1章 ヨーロッパの歴史
2章 中東の歴史
3章 インドの歴史
4章 中国の歴史
5章 一体化する世界の時代
6章 革命の時代
7章 帝国主義と世界大戦の時代
8章 近代の中東・インド
9章 近代の中国
10章 現代の世界
一般的な教科書と違い、年号を使わずにすべてを数珠つなぎにして「1つのストーリー」として解説。
読むだけで高校の世界史の知識が一生モノの教養に変わる!
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「刻一刻とグローバル化が進行し、日本人、アメリカ人、中国人などと明確に区分できなくなり、1つの「世界人」としてお互いに影響を与え合う時代に突入しているのです。」
約2500年の歴史ストーリー
目次は次の通りです。
はじめにー世界史の流れをどう読み取るか
第1章 アレクサンドロス大王こそ世界史の出発点ー大王が成し遂げた「本当の偉業」とは?
第2章 大王の意志を受け継いだローマ帝国ーアレクサンドロス大王からローマ皇帝へ
第3章 キリスト教と西世界・東世界の誕生ーなぜローマは多神教から一神教に変えたのか
第4章 巨大な衝撃!イスラム世界が突如出現するー「西・東・イスラム」という三世界の図式とは?
第5章 なぜ、十字軍戦争は「世界大戦」となったのかー皇帝と教皇の思惑が三世界を揺り動かす
第6章 モンゴル帝国が二つのグローバル帝国を生んだーローカルからグローバルへ、その一
第7章 なぜ西世界は「世界」を支配できたのかーローカルからグローバルへ、その二
第8章 三世界の地球規模的な戦いーなぜ世界大戦と冷戦は始まったのか
おわりにー歴史のなかに自らをどう位置づけるか
西洋歴史小説の第一人者が西世界・東世界・イスラム世界による覇権志向で読み解く。
アレクサンドロスから冷戦の終結まで、約2500年の歴史ストーリーを描き出します。
目から鱗の情報が満載です。
<印象に残った一文>
「貪欲かつ精力的に何でもやってみる。要するにハングリー。これが文明発展の一つのパターンなんですね。」