歴史・地理: 2021年8月アーカイブ
「35の鍵」で流れを読み解く
目次は次の通りです。
図で読む世界の歴史と地理
第1章 世界史の始まり
第2章 四つの河川文明の登場
第3章 地域ごとに並び立つ帝国の時代
第4章 ユーラシアが一体化して起きた文明の大交流
第5章 再編されていくユーラシア
第6章 世界史の舞台を大きく拡張した大航海時代
第7章 大西洋が育てた資本主義と国民国家
第8章 イギリスがリードした「ヨーロッパの世紀」
第9章 地球規模の時代へ
中学・高校時代の世界史は、暗記することが多く、嫌いだった人もいるだろう。
膨大な歴史事実ばかりが目の前にあると、全体が見えなくなり、興味が薄れてしまいがちだ。
しかし、世界史の道筋は単純化できる。従来の歴史の本とは違ってサクサク読める、映画フィルムを早送りしながら見ているような感覚で歴史を読めるように、という観点でまとめられたのが本書である。
「騎馬遊牧民がユーラシアの時代を生み出す」「国民国家はアメリカの独立戦争から広まった」など、現在につながる世界史の動きを、教科書とは違った視点で斬新に描きだす。
「35の鍵」で歴史の動きがサクッとわかり、「歴史の読み方」で現代から見た意味・着眼点が理解でき、「トピックス」で事件・時代の背景がつかめる。
さらに、巻頭や本文にあるさまざまな図表が理解の助けとなる。
『世界全史』を改題し加筆した、最高の基礎教養が身につく痛快おもしろ講義!
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「アメリカの軍事的優位が揺らぐ中で、太平洋世界は今後は米中対立の場になりつつあります。」
メディアが報じない真実
目次は次の通りです。
第1章 米国大統領選の背後には何があったのか
第2章 米中軍事衝突はあるのか
第3章 ヨーロッパに忍び寄るディープステイトの影
第4章 日本人がいま守るべきものとは
第5章 ポスト・コロナにおいて日本の進むべき道
2020年米国大統領選挙、イギリスのEU離脱、米中冷戦...。
コロナ禍の騒動もあり、海外ニュースに関心が薄いといわれる日本人にも、激変する世界の動きが感じとれる。
しかし、メディアによって流される情報は、本当に正しいものなのだろうか。
アメリカ社会がメディアによって分断されたといわれるが、それはアメリカに限ったことではない。
本書では、最近、報道された国際ニュースを中心に取り上げ、検証していく。
そこから見えてくる不都合な真実とは。
目からうろこの情報が満載です。
<印象に残った一文>
「どこかの国あるいは勢力が世界を支配したいと思うなら、ロシアを支配しなければ達成できない」
偉人たちの日本史
目次は次の通りです。
第一章 伝説から歴史へ
第二章 貴族の時代
第三章 武者の世に
第四章 乱世の英雄たち
第五章 豊かな江戸
第六章 大日本帝国の興亡
第七章 昭和天皇ーー日本を本物の滅亡から救ったお方
本書は、「こんな歴史教科書で習いたかった」と思っていただけるように書きました。
いわば、「日本人のための、理想の歴史教科書」です。
「自分の国の本当の歴史を学びたい」
「でも、どの本から読んだらよいかわからない」と思う人のために書きました。
最初に学ぶべき歴史、特に国史においては、自分の国の立派な人物のことを習えばよいと思います。
どこの国も、そうしていますし。
「我が国はどんな国なのか。どのようにしてでき、今に至るのか」を教えます。
だから本書は、日本をかたちづくった代表的な人々を選び、その人たちの列伝にしました。
目からうろこの情報が満載です。
<印象に残った一文>
「信長のすごさは、自分より優れた人たちを相手に努力と工夫で立ち向かい、生き抜いたことです。」