ノンフィクション: 2009年12月アーカイブ
阿久悠と、その時代
星をつくった男(重松清著)
<講談社>定価1,700円+税
目次は次の通りです。
プロローグ 三十二年目の津軽海峡・冬景色
第1章 墨ぬり少年の履歴書
第2章 「阿久悠」の誕生
第3章 遅れてきた作詞家
第4章 時代を叩け
第5章 少女たちのサクセス
第6章 魔球はハリケーン
第7章 「父」なき世代
第8章 やせがまん
第9章 八月の光
エピローグ そして歌は星になった
生涯で5000作におよぶ歌詞を書いた阿久悠氏。
歌謡界の巨人は時代をどんなふうに食べて、
どんなふうに言葉の血肉としてきたのか?
氏の足跡をたどる書です。
私の学生時代の寵児であった阿久悠氏の人生は、
自分の学生時代と重なって
妙に懐かしさを感じさせてくれます。
当時のアイドル達の素顔も感じられる書です。
警視庁公安部スパイハンタ-の344日
ドキュメント秘匿捜査(竹内明著)
<講談社>定価1,700円+税
目次は次の通りです。
第1章 ゾルゲの亡霊
第2章 運命の狭間で…
第3章 冷酷なるスパイの犠牲者
第4章 この国の真実
第5章 三百四十四日目の結末
警視庁公安部に「ウラ」と呼ばれる男たちがいます。
ロシア情報機関員にハメられ、
搦めとられた自衛隊のエリート。
追尾から逮捕まで、
1年間追い続けた
「捜査の全貌」を明らかにする戦慄のノンフィクションです。
リアルな描写は読む者を引きつけます。
思わず夢中になって読んでしまいました!
後半部分では現在起訴中の人物も出てきますが、
氏名は出ていません。
誰だかわかるでしょうか?