社会・政治: 2008年12月アーカイブ

あたたかいふれあい社会


挑戦!(堀田力著)
<東京新聞出版局>定価1,333円+税

目次は次の通りです。

検事退職
福祉ボランティアの世界へ
全国に広がる団体立ち上げの波

阪神・淡路大震災とNPO立法
子どもたちにボランティア体験を
介護保険の構想からスタートへ

肩書なし、決済なし
福祉は地域の熱意から
ボランティアに対する法制と税制

「ケア」から「ふれあい」へ
人間開花社会の実現に向けて
小説家になりたかったツトム君
あすなろの夢を追いかけて

東京地検特捜部検事として
ロッキード事件に関わるなど、
巨悪による犯罪に果敢な闘いを挑んできた
「カミソリ検事」堀田力氏。

だが彼がその名声をかなぐり捨て、
57歳にして飛び込んだのは、
果てしなく広がる
「ボランティアの世界」だった。

「さわやか福祉推進センター」
の看板を掲げてから17年、
著者とその仲間たちが
幾多の苦難を乗り越えながら切り拓いてきた、

「あたたかいふれあい社会」
実現に向けた苦闘の足跡が、
余すところなく語り尽くされた書です。


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「知られざる石油の世界」の教科書

石油の支配者(浜田和幸著)
<文藝春秋>定価730円+税

目次は次の通りです。

第1章 原油価格高騰の真相
第2章 石油の世界地図の読み方
第3章 原油高騰と金融危機を結ぶ見えざる糸

第4章 石油はいつまでもつのか
第5章 原油埋蔵量データはインチキだ
第6章 原油を巡る「熱戦」のはじまり

第7章 「京都議定書」資源なき日本の失敗
第8章 いかに第四次オイルショックに対応すべきか

これまで石油の世界を牛耳ってきた
「王者アメリカ」
「本家・中東」。

台頭著しいロシア、中国。アフリカでは
採掘を巡って激しい覇権争いが繰り広げられています。

誰がこれからの石油世界を支配するのか?

誰が原油価格を決めるのか?


「知られざる石油の世界」の教科書です。


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北朝鮮最大の謎に迫る

金正日の正体(重村智計著)
<講談社現代新書>定価720円+税

目次は次の通りです。

序章 情報学のすすめ―記者の取材、学者の理論
証言1 「平壌は集団指導体制」
証言2 「私は、将軍様の『そっくりさん』に会った」

証言3 「クーデター事件がダブルを必要とした」
証言4 「将軍様は八二年から東京に遊びに来ていた」
証言5 「将軍様は、車椅子を使っていた」

証言6 「声紋が違う」
証言7 「私の金正日物語」
終章 「死亡説」「影武者説」「後継者問題」を検証

「死亡説」は本当か?
「影武者」はいるのか?
「後継者問題」のゆくえは?

北朝鮮最大の謎に迫る書です。

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日本再生への「百合子の本懐」

もったいない日本(小池百合子著)
<主婦と生活社>定価762円+税

目次は次の通りです。

第1章 もったいない政治
(「縮み」志向と、「拡がり」志向/「己」を知る/世界が変わる/誰が世界のルールを決めるのか ほか)

第2章 日本再生のために―これを活用しないのはもったいない!
(女性力/農業力/環境力/金融力 ほか)

女性力、
農業力、
環境力、
金融力、
教育力

そして

シニア力・地域力。

日本には優れた力があるのに、
流れのまま縮んでいくのは、
あまりに「もったいない」。

それを動かす政治も機能せずに「もったいない」。

日本再生への「百合子の本懐」を堂々公開した書です。

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ダンデム型デモクラシーの限界

ロシアはどこに行くのか(中村逸郎著)
<講談社現代新書>定価740円+税

目次は次の通りです。

序章 二〇〇八年正月
第1章 ガリーナ・ヴラジーミロヴナの長い一日
第2章 税関ブローカー・イーゴリの憂鬱な日常

第3章 こんにちは、ヴラジーミル・ヴラジーミロヴィチ!
第4章 タンデム型デモクラシー

第5章 皇帝を待ちながら
終章 二〇〇八年九月

プーチンは欧米諸国に配慮し、
大統領を任期満了で辞めるかたちをとりながら、
任期のない実質的な最高権力者となる首相職に就任しました。

対外的にはロシアの政治的な進化を見せつけながら、
他方でプーチンは絶大な政治権力を手に入れたのです。


さまざまな社会問題の分析をとおして
プーチン・メドヴェージェフ体制の
政治構造を解明する書です。

その先に見えてくるのは、
現在の二頭体制と
ロシアの伝統的な政治文化の整合性の問題です。

新しい政治現象をテーマに据えることで、
逆にロシアに古くから根ざす政治文化を浮き彫りにします。

現代は過去に通じ、
過去は現代に開かれていることがわかる書です。


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民主主義を使いこなすための10のルール

若者のための政治マニュアル(山口二郎著)
<講談社現代新書>定価720円+税

目次は次の通りです。

1 生命を粗末にするな
2 自分が一番―もっとわがままになろう
3 人は同じようなことで苦しんでいるものだ、だから助け合える

4 無責任でいいじゃないか
5 頭のよい政治家を信用するな
6 あやふやな言葉を使うな、あやふやな言葉を使うやつを信用するな

7 権利を使わない人は政治家からも無視される
8 本当の敵を見つけよう、仲間内のいがみ合いをすれば喜ぶやつが必ずいる

9 今を受け容れつつ否定する
10 当たり前のことを疑え

社会の惨状に悩むあらゆる人々に贈る
歴史の転換点を乗り切るテキストです。

民主主義を使いこなすための10のルールを伝授します。


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救国オピニオン

日本を守るために日本人が考えておくべきこと(中川昭一著)
<PHP>定価1,500円+税

目次は次の通りです。

第1章 日本よ、自立した国家たれ
(東シナ海ガス田が奪われる日―対等な日中関係は喧嘩なしでは築けない/日本の農業は再建できるか―消費者よ、コメに還れ/日本経済復活のための十三の政策―緊急提言・「改革のための改革」を止めよ)

第2章 非常事態日本への直言
(国民のヤル気がみなぎる環境づくりを/いまこそ総合的な緊急経済対策を打ち出すべき ほか)

第3章 日本を守るための国家戦略
(北海道を再びエネルギーの島に/「真・保守主義」の世界戦略を語ろう―政府系ファンド、ODAから「食」の安全保障まで ほか)

第4章 活力と誇りある日本のために
(水問題について/転換期を迎えた日本 ほか)

まだ打つ手は無数にある!
政界有数の保守論客が発信する救国オピニオン書です。

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構造主義的日本論

こんな日本でよかったね(内田樹著)
<パジリコ>定価1,600円+税

目次は次の通りです。

1章 制度の起源に向かって―言語、親族、儀礼、贈与
(「言いたいこと」は「言葉」のあとに存在し始める/言葉の力 ほか)

2章 ニッポン精神分析―平和と安全の国ゆえの精神病理
(格差社会って何だろう/「少子化問題」は存在しない ほか)

3章 生き延びる力―コミュニケーションの感度
(生き延びる力/生きていてくれさえすればいい ほか)

4章 日本辺境論―これが日本の生きる道?
(辺境で何か問題でも?/変革が好きな人たち ほか)

「少子化問題」は存在しません!

日本は「辺境」で「属国」、
それで何か問題でも?これから目指すべきは
「フェミニンな共産主義」です!

あまりの暴論ぶりに思わず納得。

“寝ながら学んだ”構造主義者
・ウチダ先生による、驚愕の日本社会論です。

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経済の未来を示す

波乱の時代(特別版)(アラン・グリーンスパン著)
<日本経済新聞出版社>定価500円+税

景気後退からインフレへ 
経済の未来を示す要約書です。


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複雑な裁判手続きの全貌がわかる

裁判・訴訟の法律がわかる事典(千葉博著)
<三修社>定価1,800円+税

目次は次の通りです。

プロローグ 裁判・訴訟の基本早わかり
第1章 民事訴訟法(1)訴訟の開始
第2章 民事訴訴法(2)訴訟の審理と証拠

第3章 いろいろな紛争処理形態
第4章 刑事訴訟法(1)捜査と公訴提起
第5章 刑事訴訟法(2)公判手続

第6章 裁判員制度と犯罪・刑罰
巻末 裁判・訴訟に役立つ書式集


複雑な裁判手続きの全貌がわかる本です。


民事訴訟、刑事訴訟のしくみと
手続きの流れを1冊に集約してあり、
平成21年スタートの裁判員制度にも完全対応しています。


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元ブッシュ大統領報道官の証言

偽りのホワイトハウス(スコット・マクレラン著)
<朝日新聞出版>定価2,800円+税

目次は次の通りです。

戦争とスキャンダルのドラマ
副報道官として大統領選に参加
パーマネント・キャンペーン

多事多難の政権スタート
全米を覆った恐怖―9・11
戦争を売り込む

ホワイトハウス報道官に就任
CIA秘密工作員の身元漏洩事件
イラク戦争に大統領職を賭ける

FBIと司法省の強制捜査
勝利と錯覚

ハリケーン「カトリーナ」で晒された醜態
嵐が過ぎ去ったあとで

私はホワイトハウスの記者会見室の演壇から、
数えきれない時間を政権擁護に費やしてきた。

その後、それらのうちのいくつかは、
国民をミスリードするとんでもない嘘だったことに気づいた。


ブッシュ政権のスポークスマンが、
イラク戦争での情報操作をはじめ、
政権の内幕をいま明かす書です。

報道では知ることのできない
政権内部を知ることのできる本です。


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刺激的国防論

属国の防衛革命(太田術正著)
<光人社>定価1,700円+税

目次は次の通りです。

日本はみずから望んで米国の属国になっているだけ
核武装「後」の日本の防衛
政権交代が日本の独立を回復させるメカニズム

ケネディ政権は日本の核武装を望んだか?
カナダはいかにして米国に併合されてしまったか
「民主主義」インドはアジアの覇権国になれるのか?

神功皇后と豊臣秀吉の対支戦略
イスラム圏諸国はいつ世俗化するのか?
移民を大量に受け入れれば良いことがある

「北方領土を返せ」という要求は無理筋である
敗戦後のわが国の軍事出版史をふりかえる

元防衛省のキャリア官僚“防衛審議官”と
熱狂的読者を擁する軍学者が
ラディカルに斬り込む刺激的国防論です。


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就職氷河期世代を追う

ルポ“正社員”の若者たち(小林美希著)
<岩波書店>定価1,700円+税

目次は次の通りです。

第1章 “正社員”とは名ばかりの実態
(やりがいを求めて/二四時間営業の管理/就職をビジネスにするということ/伸びない賃金/“無法地帯”の企業からの脱出)

第2章 若者たちが働く様々な場所をみつめて
(SEはどのような働き方をしているのか/企業合併以降の金融業界/コンビニエンスストアの“名ばかり店長”/高齢化社会を支える人たちの現実―介護業界/規制緩和の煽りを受けて―運転手/命を預けられない働き方―看護師/先生と呼ばれてもアルバイト―歯科医)

第3章 模索する若者たち
(中国に飛び出す若者たち/地方で働くという選択―富山県の試み)

第4章 若者の悲惨な未来

きついノルマ、
長時間・過密労働、
やりがいがあっても低賃金…

激変する労働環境のもと、
非正規雇用の増加と同時に、
“正社員”とは名ばかりの、
続けていくことが難しい働き方を強いられる
若者たちの一群が現れてきています。

その中心を成す二〇~三〇代の
就職氷河期時代世代、

彼女ら・彼らに焦点を当て、
若者が生きる現実を執拗に描く、
渾身のルポルタージュです。

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歴史的名著

デマの心理学(G・W・オルポート,L.ポストマン著)
<岩波書店>定価3,200円+税

目次は次の通りです。

第一章戦時のデマ
第二章デマはなぜ流れるか
第三章證言と想起

第四章デマの実験
第五章実験の結果―平均化と強調
第六章実感の結果―同化

第七章実験の結果―結び
第八章歪みの基本型

第九章社会におけるデマ
第十章デマの分析

デマはどのようにして流れ、
だれがその犠牲になるのか?

主要なデマの現象を分析し、
想起・忘却・想像・こじつけの過程における歪みを
実験に基づき考察することで、
デマについての統一的な説明を試みた歴史的名著です。


かなり硬めの内容なので、読むには一苦労しました。(苦笑)

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サブプライムローン危機とグローバリゼーションの行方

日本経済を襲う二つの波(リチャード・クー著)
<徳間書店>定価1,700円+税

目次は次の通りです。

第1章 サブプライム問題は戦後最悪の金融危機
(いま世界経済が陥っている危機は大恐慌以来最悪の事態/カウンターパーティー・リスクがインターバンク市場を凍りつかせた ほか)

第2章 住宅バブル崩壊のアメリカはバランスシート不況
(「大恐慌」以降、アメリカが初めて経験する住宅価格の崩落/住宅価格下落と延滞率増の悪循環に襲われる米国 ほか)

第3章 ドル危機に世界はどう対処すべきか
(アメリカはドル安誘導に失敗、巨額の貿易赤字だけが残った/ドル安をめぐって金融当局と議会の立場が逆転 ほか)

第4章 日本はバランスシート不況を脱却できたか
(日本を襲ったバランスシート不況は今どこまで来たか/日本企業のバランスシートは改善したが、問題点がないわけではない ほか)

第5章 日本に襲いかかるグローバリゼーションの大波
(日本にとってのグローバリゼーションとは「中国の台頭」のこと/欧米が経験した試練をこれから経験する日本 ほか)

米住宅バブル崩壊とともに噴出してきた

サブプライム問題、
ドル危機、
食糧・資源の高騰など、

いま世界が直面している危機は
旧来の経済学ではまったく対応できないのです。

バランスシート不況の分析で
世界から注目を浴びる著者が、

世界大恐慌を回避するために
いま日本と世界はどう対処すべきか、
明確な見取り図と処方箋を提示する書です。

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手綱を握って馬に乗れ

闘う政治(長妻昭著)
<講談社>定価1,500円+税

目次は次の通りです。

第1部 なぜ、私は闘うのか
(官僚との大戦争―「消えた年金」「居酒屋タクシー」の本質/温存される税金浪費システム/この国は幸せか)

第2部 日本のどこを、どう変えるのか
(未来を官僚の手から取り戻す/生活者主権の改革/政権交代の意味)

「消えた年金」
「居酒屋タクシー」

すべてはこの男の追及から始まった!

官の暴走を止めてこの国を立て直せ!

ミスター年金長妻昭議員が明かした
日本をよくする政策と秘策です。


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“権力のかたち”が変わった

「次の首相」はこうして決まる(柿崎明二著)
<講談社現代新書>定価720円+税

目次は次の通りです。

序章 見えない権力のかたち
第1章 真夏の雪崩2006年
第2章 勝ち馬に乗る派閥2007年

第3章 派閥連合政党の終焉
第4章 小選挙区世代の台頭
第5章 支持率至上主義の陥穽

第6章 世論調査病を超えて
終章 勝敗は告示前に決まっていた2008年

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小選挙区世代の台頭、
蔓延する世論調査中毒、
政権を放り出す宰相が続出するワケ

“権力のかたち”が変わったのです。

従来の派閥主導から
世論調査主導への変化の過程がよくわかる本です。


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総合的な格差社会論

検証格差拡大社会(上村敏之 /田中宏樹著)
<日本経済新聞出版社>定価1,800円+税

目次は次の通りです。


第1章 なぜ格差問題が政治の争点になったのか
第2章 所得格差の是正は必要か―若年世代を中心に
第3章 社会保障制度と世代間・世代内格差

第4章 出生率の地域間格差にいかに対応すべきか
―少子化対策に見落とされている視点

第5章 地方財政格差―格差論を超えた分権改革の推進を
第6章 「夕張ショック」は何をもたらしたか
―自治体の信用力格差と地方財政健全化の行方

第7章 地域間経済格差
第8章 新しい金融システムが遭遇する格差
―護送船団から離脱した地域金融機関の再生と再編

第9章 教育の格差が日本の社会構造を変える
第10章 国民生活にかかわる安全や安心の格差―信なくば立たず

機会の不平等、
ワーキング・プアの増大、
将来に対する不安…

努力すれば報われる
という希望が持てなくなり、

多くの人が苛立っている今日の日本。

気鋭の執筆陣が問題点と
解決策を多角的視点から探る
総合的な格差社会論です。


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バラク・オバマ“日本初”公式発言集

オバマ語録(バラク・オバマ /ライザ・ロガック著)
<アスペクト>定価1,200円+税

目次は次の通りです。

1 戦争・テロ
2 外交
3 大統領選挙

4 自分自身
5 政策
6 政治

7 アメリカ社会
8 宗教

ブッシュ政治を、ぶっ壊す!
民主党のロックスター、
バラク・オバマ“日本初”公式発言集です。

発言集を読むと考え方やその変遷が理解できます!



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その形成者たち

アメリカの政治的伝統2(R・ホーフスタッター著)
<岩波書店>定価3,000円+税

目次は次の通りです。

第7章猟官者達
第8章ウイリアム・ジェニングス・ブライアン
第9章セオドア・ローズヴェルト

第10章ウッドロウ・ウイルソン
第11章ハーバート・フーヴァーとアメリカ個人主義の危機
第12章フランクリン・D・ローズヴェルト

アメリカの偉大な政治家たちの思想の分析を通じて、
アメリカ政治の伝統を把握しようとした野心的労作です。

本巻には、シニシズムの時代から、
フランクリン・ローズヴェルトまでを収めてあります。

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その形成者たち

アメリカの政治的伝統1(R・ホーフスタッター著)
<岩波書店>定価3,000円+税

目次は次の通りです。

第1章建国の祖父達
第2章トーマスジェファーソン
第3章アンドル―ジャクソンと自由主義的資本主義の興起

第4章ジョン・C・カルフーン
第5章エイブラハム・リンカーンと自力独行の神話
第6章ウエンデル・フィリッリプス


大恐慌、
第二次世界大戦、
冷戦。

「危機の時代」の要請に応え、
政治家の人物と思想の分析を通じて、
アメリカ政治が体現した
普遍的理想を跡づけます。

1では建国の父祖達から
ウェンデル・フィリップスまでを収録してあります。


とっても硬い内容ですが
アメリカ政治の基礎を知ることができる本です。


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時代も地域も縦横無尽に論じ尽くす

性欲の文化史1(井上章一編)
<講談社選書メチェ>定価1,600円+税

目次は次の通りです。

まえがき 文化のなかに性を読む
1 遊廓の形成と近代日本―「囲い込み」と取締り
2 性教育はなぜ男子学生に禁欲を説いたか―一九一〇‐四〇年代の花柳病言説

3 出口王仁三郎の恋愛観・男女観―『霊界物語』を中心として
4 日本女性は不淫不妬?―中華文人の日本風俗観察小史
5 女装男娼のテクニックとセクシュアリティ

6 「胎内十月」の見世物を追って
7 「人体模倣」における生と死と性
8 兄妹性交の回避と禁止

洋装下着を流行らせたのは、
ほんとうに勤労女性だったのか?

なぜ戦前の男子学生は
「したくてもじっと我慢」
でいなければならなかったのか?

歴史の陰に、性あり。

人間の本質を見ずして、
ほんとうの歴史は語れないのです!

大本教から球体関節人形まで、
「魏志倭人伝」の日本女性論から女装男娼まで、

時代も地域も縦横無尽に論じ尽くす、
珠玉の論考集です。



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改革を骨抜きにする霞ヶ関の実態と日本救済の秘策

脱藩官僚、霞ケ関に宣戦布告!(脱藩官僚の会)
<毎日新聞出版>定価1,600円+税

目次は次の通りです。

第1章 江田憲司(通商産業省脱藩・衆議院議員)
―官僚のお家芸「改革の骨抜き」を完全阻止する!‐霞ヶ関連合軍と全面戦争をやり抜いた男

第2章 高橋洋一(財務省脱藩・東洋大学教授)
―天下りの斡旋禁止で官僚の質はアップする‐官僚すべてを敵にした埋蔵金男

第3章 岸博幸(経済産業省脱藩・慶応義塾大学教授)
―官僚の政策独占を打ち破り、官製不況を止める!‐霞ヶ関にゲリラ戦で挑んだ竹中平蔵氏の懐刀

第4章 上山信一(運輸省脱藩・慶応義塾大学教授)
―大阪維新に期待!地方分権こそ霞ヶ関改革の近道‐地方から国を変えたい自治体の改革屋

第5章 福井秀夫(建設省脱藩・政策研究大学院大学教授)
―エリート主義が破綻した霞ヶ関を国民目線の集団に変革せよ!‐行政の手口を知り尽くした政策通

第6章 寺脇研(文部科学省脱藩・映画評論家)
―「まともな抵抗」ができない役人たちに頭のいい交渉の仕方を教えよう‐タカ派文教族に敵視されたゆとり教育の旗手

第7章 木下敏之(農林水産省脱藩・IT企業役員)
―国の人事制度を変えれば税金の無駄遣いは簡単になくせる‐抵抗勢力と戦い、改革を実現した元佐賀市長

第8章 石川和男(経済産業省脱藩・新日本パブリック・アフェアーズ上級執行役員)
―霞ヶ関からは出て来ない「当たり前」の政策を発信する!‐規制緩和に心血を注ぐ「脱落官僚」

官僚の手の内を知り尽くした男たちが明かす、
改革を骨抜きにする霞ヶ関の実態と日本救済の秘策です。


信念に基づき生きる人間の強さを感じる本です!

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「疑わしきは有罪」なのか?

痴漢冤罪の恐怖(井上薫著)
<NHK生活人新書>定価700円+税

目次は次の通りです。

第1章 男なら誰でもありうる
第2章 この人、痴漢です!
第3章 そろそろ本当のことを言ったらどうだ!

第4章 可憐な少女の証言は信用できる
第5章 痴漢冤罪で失うもの
第6章 裁判所の内幕

「この人、痴漢です」。

たとえそれが身に覚えのない濡れ衣であっても、
そう指差された瞬間、あなたの人生は大きく狂い始めます。

元裁判官である著者が、
男性であれば誰もが被害者になりうる
痴漢冤罪に焦点を当て、

冤罪を生み出す仕組み、
警察・検察・裁判所という
日本の司法システムが抱える

数々の問題点を、
白日の下に晒し出す書です。

男性であればだれでもが起こりうることです。
いざというときにあわてないためにも
男性には是非読んで頂きたい本です。

私のサイトです。
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反転の構図を読みとく

労働再規制(五十嵐仁著)
<ちくま新書>定価740円+税

目次は次の通りです。

序章 「官の逆襲」には二面性がある
第1章 変化の始まり
第2章 反転の背景

第3章 財界内での攻防
第4章 変化の広がり
第5章 反転を生みだした力

第6章 「官の逆襲」の開始
第7章 労働タスクフォースの暴走

第8章 規制改革会議の孤立と弁明
終章 「アメリカ型」でも「日本型」でもなく―日本の進路をめぐる対抗

国民的な人気を背景に、
次々と労働の規制緩和を推進した小泉政権。

その新自由主義的な政策は、
いまや失速。政治は反転し、
逆方向へと進みだしました。

構造改革による格差と
貧困の増大が明らかになったから

…だけではないのです。


そこには官僚の思惑や財界の駆け引きなど、
既得権益の復活を意図する勢力の逆襲があったのです。

その転機を探ります。


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円高政策に転換しなければ、日本は生き残れない。

強い円は日本の国益(榊原英資著)
<東洋経済新報社>定価1,600円+税

目次は次の通りです。

序章 どうして、今、円高政策なのか
第1章 二一世紀の世界経済
第2章 一ドル三六〇円から七九円へ

第3章 日本の製造業の成熟
第4章 ドルとユーロ―ドル安は続くのか
第5章 円安バブルの形成と崩壊

第6章 アジアの世紀は来るのか
第7章 構造改革と円高政策

天然資源はますます希少化し、
工業製品との価値が逆転する。

円高政策に転換しなければ、
日本は生き残れない。


ミスター円の主張は読みごたえがあります。

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