社会・政治: 2012年8月アーカイブ
日本とあなたが生き延びる道がわかる「国家論」
【送料無料】人間の叡智 [ 佐藤優 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 なぜあなたの仕事はつらいのか
第2章 今、世界はどうなっているのか
第3章 ハルマゲドンを信じている人々
第4章 国体、資本論、
第5章 橋下徹はファシストか
第6章 いかに叡智に近づくか
下がる賃金、
厳しい就活、
ひろがる格差。
あなたの仕事がつらいのは、
世界がすでに「新・帝国主義」時代に入っているからなのです。
食うか食われるかのゲームのルールを見極め、
それを打ち破る武器としての「物語」を手に入れよ!
日本とあなたが生き延びる道がわかる「国家論」です。
時代の潮流を見極めることはとても大切なことですが、その点において、この本は役立ちます!
<印象に残った一文>
「我々は常に過去の物語を知ることしかできない。過去の物語を知ることによって、現在の物語を形成していくのです。」
権力闘争をめぐる「永田町の論理」
【送料無料】政治の修羅場 [ 鈴木宗男 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 ズバ抜けた政治勘 田中角栄
第2章 両刃の剣「情の人」 中川一郎
第3章 人間関係の達人 金丸信
第4章 壊し屋の正体 小沢一郎
第5章 日露を動かす プーチン
第6章 宿敵の研究 田中眞紀子と小泉純一郎
自ら「地獄を見た」と言うほど、
数々の修羅場を潜り抜けてきた鈴木宗男氏が、
いまだから語れる秘話を満載しています。
角栄、
中川一郎、
金丸から小沢、
小泉、
プーチンまで、
手に汗にぎるエピソード、内幕を明かす書です。
読めば、
カネ、
人事、
権力闘争をめぐる「永田町の論理」が浮かび上がります。
政治とはまさに人間関係と実感できる書です。
<印象に残った一文>
「目に見えない力で生かされている。」
エネルギーの世紀
【送料無料】探求ーーエネルギーの世紀(下) [ ダニエル・ヤーギン ] |
目次は次のとおりです。
第3部 電気時代(承前)
(価格統制の崩壊/燃料の選択)
第4部 気候とCO2
(氷河の変化/発見の時代/リオへの道/市場を作る/グローバルな政治目標/コンセンサスを求めて)
第5章 新エネルギー
(再生可能エネルギーの再生/科学実験/輝く光の錬金術/風の謎/第五の燃料ー効率/節約の溝を埋める)
第6部 未来への道
(炭水化物人間/内燃機関/偉大な電気自動車実験/“偉大な革命”)
新エネルギー安全保障世界秩序の再編。
世界的権威が見通す私たちの未来。
藻、スイッチグラスといった
バイオ燃料、
風力、
太陽光といった再生可能エネルギー、
内燃機関の進化、
電気・水素自動車といった未来の技術に注目します。」
普段は「エネルギー源」として考えていなかった
「効率」や「節約」についても解説してくれます。
今後のエネルギーを考える上で参考になる本です。
エネルギーの世紀
【送料無料】探求ーーエネルギーの世紀(上) [ ダニエル・ヤーギン ] |
目次は次のとおりです。
第1部 石油の新世界
(ロシアの復帰/カスピ海ダービー/カスピ海の対岸/スーパーメジャー/石油国家/流通途絶/イラク戦争/需要ショック/中国の勃興/追い越し車線の中国)
第2部 供給の安全保障
(世界の石油は枯渇するのか?/非在来型石油/エネルギーの安全保障/ペルシャ湾の流砂/海上のガス/天然ガス革命)/第3部 電気時代(交流電気/核燃料サイクル)
21世紀の生活を支える未来のエネルギーとは何か?
『石油の世紀』の著者が、
フクシマ後のエネルギーの世紀を描く書です。
かなり厚い本ですが、エネルギーの変遷を知るには参考となる書です。
<印象に残った一文>
「エネルギー・ミックスがどのようになるにしても、エネルギーとそれかもたらす難題が、私達の未来を決めていくだろう。」
「植草事件」裁判記録
国家は「有罪(えんざい)」をこうして創る 「植草事件」裁判記録/副島隆彦/植草一秀/高橋博彦 |
(対論1)冤罪との闘いは続いている
(公判記録1)「目撃者」は何を見たのか
(対論2)日本は「危険な流れ」の中にある
(公判記録2)隠された現場再現
(公判記録3)不自然な「通報時間」と「逮捕者」
(対論3)ファシズムの先に待つもの
(公判記録4)証言者は「無実」を見ていた!
2009年8月、
上告が棄却され東京拘置所に収監された植草一秀氏は、
2カ月にわたる服役生活を終えたのち、
10月に出所した。
植草氏の裁判(2006年の事件)を傍聴しつづけた貴重な記録から、
“国策捜査"の構図を検証し、
いかに司法権力が凶器と化すか、
読者に警鐘を鳴らす書です。
また、公判記録の分析とともに、
副島隆彦氏と植草一秀による対論を収録してあります。
日本の権力構造に真っ向から立ち向かう両氏の言論は、
司法権力批判にとどまらず、消費税増税、小沢一郎裁判、橋下徹旋風の落とし穴など、
いま最もホットな政局分析にまで及びます。
この本を読む限り、著者の主張はかなり信憑性があるようです。
三権分立のあり方を考えさせられる本です。
<印象に残った一文>
「法務官僚が裁判官の人事を握っている。それが何を意味するかといえば、彼らは出世を意識しますから、どうしても政権の側を向いてしまう。」
妻と秘書にも秘めていた闘病のすべて
【送料無料】全身がん政治家 [ 与謝野馨 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 初当選から十ヶ月で「余命二年」
第2章 落選中のがんで良かった
第3章 放射線治療は楽なもの?
第4章 初めて書いた「遺書」
第5章 入院しながら血塗れの選挙
第6章 がん患者であることに夢中にならない
初めての「がん告知」は39歳のとき。
それから35年の間に、
直腸、
前立腺、
下咽頭…。
妻と秘書にも秘めていた闘病のすべてを明かす書です。
著者のあるがままに受け入れる精神力には、ただただ頭が下がります。
<印象に残った一文>
「初期条件で多くのものは決まる。それは確かだが、その通りに物事が進まない「ゆらぎ」というものがある。」
「金正日」亡き後の北朝鮮はどこへ向かうのか?
【送料無料】金正恩が消える日 [ 重村智計 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 汚された「正統性」「大義名分」と「メンツ」
第2章 金正恩は「失敗」を認めていない
第3章 王朝の哀れな末路
第4章 金正恩は何者なのか
第5章 金正恩側近たちの宮廷闘争
第6章 戦略展望ー北の核が、日韓を核保有国にする?
おわりに 朝鮮問題とジャーナリズム
ミサイル発射失敗や経済の行き詰まりで瀬戸際に立ちながらも、
なお核開発を武器に有利な条件を引きだそうとする。
「金正日」亡き後の北朝鮮はどこへ向かうのか?
「北」研究の第一人者が独自取材をもとに解き明かす書です。
なかなか正確な情報が得られない北朝鮮の尊実に迫る書です。
<印象に残った一文>
「北朝鮮の真実を知るには、できるだけ北朝鮮高官や当事者の証言をまとめた本を読むべきだ。ただ、必ずしもすべてが真実だとは、思わないでいただきたい。」
河内の「おっさん」世界にもの申す
【送料無料】船井幸雄の大遺言 [ 船井幸雄 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 ほんまにおおきに、いよいよよい世の中になるぜ
ー「言いたいことが、90%以上書けるようになった」
-「船井メールクラブ」が発足
(日本政府も役人も、しっかり稼いで、無税国家にしよう/大麻取締法をすぐ廃止しよう ほか)
第1章 最近の本音より
ー「一般ブログでも、ここまで書ける時代になった」-いよいよ日本人の時代だ
(日本人なら、この本の内容は知っておこう/日本人の現実のすばらしさ ほか)
第2章 知恵の塊、必ず読んで理解しておこう
ー「こんなにすばらしい単行本が、次々に発刊される自由でたのしい国、日本」
-自由が何よりも大事
(私が参考になった新しく知恵の湧いた書)
第4章 多くの人が読んでくれた最近の発信文ベスト12
-私の関心と読者の興味が一体化した、これからの時流にあった思考ー生き方の基本と今後の対処法が分かった
(量子医学を知ろう/「がん」も「糖尿病」も、簡単に完治する ほか)
「経営の神様」50年の結論書です。
本音の遺言書として書かれており、
タブーを超えた衝撃の内容が満載の本です。
<印象に残った一文>
「人生は何があっても、どんなにだめだと思うことでも「ほんまにおおきに」といえますし、またそれが、最も大事で正しい。」
日本の病根と解決策
【送料無料】この国で起きている本当のこと [ 辛坊治郎 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 年金の恐ろしい真実
第2章 検証「3.11原発敗戦」
第3章 これから原発をどうすべきか
第4章 日本の財政はもう「詰み」なのか
第5章 国は「農」から腐る
第6章 「橋下徹」という爆弾
第7章 不思議の国・日本の情景
年金、
財政から消費税、
原発危機まで、
日本の病根と解決策がわかる本です。
図解が豊富でわかりやすい本です。
<印象に残った一文>
「この国をどうするのか。その回答を誰かに頼るのではなく、ひとりひとりの日本国民が自ら見つける時代にならなくては、この国は終わると思う。」
その女子高生の日々が輝きだした理由
【送料無料】憲法が教えてくれたこと [ 伊藤真 ] |
目次は次のとおりです。
第1区 個性豊かな女子陸上部の面々
-自由権・「個人の尊重」
(個性を認められたい!/青少年に自由はない? ほか)
第2区 ちょっとした番狂わせ
ー社会権・生存権
(がんばった人が報われない?/リストラにあったらどうするの? ほか)
第3区 明かされなかった陸上部の苦い過去
ー人身の自由・えん罪
(どうして悪い人の言うことを信じるの?/先輩が万引き犯!? ほか)
第4区 より速く走るためのチームワーク
ー地方自治
(かつての選択ー原発のある町で/もっとちゃんと考えるべきだった ほか)
第5区 都大路へつながれた襷
ー民主主義・立憲主義
(襷は私たちを縛るもの?/やっと全員参加の民主主義だ! ほか)
私を縛るルールじゃなかったんだ!
青春ストーリーでわかる憲法。
高校駅伝の女子部員が憲法と出合い、
仲間と全国大会を目指す物語です。
憲法を身近に感じ取れる本です。
<印象に残った一文>
「人間の命は何よりもかけがえの無いものなのです。ダイヤモンドや金は数が少ないから価値が高いというならば、一番価値が高いのはあなた自身です。」
「市民参加」を考える
【送料無料】いま、「政治の質」を変える |
目次は次のとおりです。
1章 官邸と被災地をつなぐ
ー災害ボランティア担当首相補佐官として見た東日本大震災(官邸を走り回って/被災地の「御用聞き」として/政治、行政、そしてボランティアの役割)
2章 国土交通副大臣として
ー政権交代と政策転換
3章 普天間問題という棘
ー日米関係をどう構築するか(普天間飛行場移設問題ー戦後政治の縮図/三党連立政権の棘としての普天間問題)
4章 「政治の質」を変える
ー政権交代を始まりの一歩に(「市民参加型」政治を目指して/連立・政権交代時代の政治とは)
歴史的な政権交代から三年。
国民の期待を背負いながら、
なぜ鳩山・菅政権は瓦解していったのか?
政権交代の高揚感の中での国交副大臣就任、
社民党の連立離脱、
離党、
そして東日本大震災の災害ボランティア担当首相補佐官として、
政策転換に格闘した体験から見えてきたものとは。
政権交代・連立政権時代の「統治」とは何か、
そしていま、
真の政治の変革を起こす鍵としての
「市民参加」を考える書です。
ちょっと偏った内容の部分もありますが
政権内部の様子を知ることの出来る書です。
<印象に残った一文>
「直に話を聞くこと、そして現場の皮膚感覚、そこから政策は生まれる」