社会・政治: 2014年6月アーカイブ

日本はこう激変する

目次は次のとおりです。

第1章 日本ー大転換するこの国のかたち
(TPP参加と日本農業と水産業の今後/二〇二〇年東京オリンピックでインフレは起こらない/長期政権となる安倍政権の来し方行く末/日本企業が担うシェールガス革命)

第2章 アメリカー好調経済に水差すレイムダック・オバマ
(量的緩和縮小への転換/混迷するアメリカ政治/オバマケアとリベラル政治の限界)

第3章 中国&新興国ー量的緩和縮小で波乱要素一杯
(揺らいできた中国の内部/シャドーバンキングを経営する人民解放軍/中国経済が破綻したら日本経済はどうなる?/経済が落ち込む新興国)

第4章 ユーローメルケル功成りて他国は枯れる
(ユーロ圏の経済停滞の現状と今後の展開/ヨーロッパに君臨する第四帝国)

オリンピックで超拡大する東京と地方の格差、
必ず失敗するリニア、
TPPで農協崩壊、
米の量的緩和縮小で一番ダメージを受ける中国…。

2014年はもちろんのこと、
2015年までの世界と日本の動向を見通す書です。

世の中の動きを感じられる書です。

<印象に残った一文>
「習近平は、シャドーバンキングを潰すぞと脅しをかけて人民解放軍をコントロールすることに成功したといえる。」

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銀行の内情

目次は次のとおりです。

第1章 三菱UFJフィナンシャルグループ
(世界最大銀行の大赤字/三菱の歴史 ほか)

第2章 みずほフィナンシャルグループ
(「世界最大のメガバンク誕生」/三菱ー第一銀行合併の挫折 ほか)

第3章 三井住友フィナンシャルグループ
(政商から財閥へー三井/銅からいもづる式に発展ー住友 ほか)

第4章 問われている銀行のあり方「大きい銀行」から「良い銀行」へ
(銀行合併ー失敗の歴史/「大きいことは良いこと」か? ほか)

日本の大銀行の経営者や従業員は何を考えているのか?
三菱UFJ、みずほ、三井住友という日本の3大銀行グループを取り上げ、
これらのグループがこれまで何をしてきたか、
それは日本の国民に何をもたらしたのかを明らかする書です。

現行の内情が理解できる書です。

<印象に残った一文>
 「銀行業は破綻した産業である。」

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時代の真実の記録

目次は次のとおりです。

総理主席秘書官
明治百年記念懸賞論文
スピーチ・ライター

一流の論客たち
産業政策と国際関係
政権構想

スーパースター
NSK勉強会
外務省飯倉公館/

ュー・グロウス
前夜
ターニング・ポイント

一九八八年
風と共に去りぬ

「安倍晋太郎を総理にしたいのです」
ある日、かかってきた一本の電話が運命の歯車をまわす。
そうしてはじまった極秘の一大プロジェクトは、
さまざまな人間の思惑と人生を飲み込みながら、
誰も予期しなかった結末へと向かっていく。
日本の未来について、
たくさんの人が想いを馳せていた時代の真実の記録です。

一般報道では知ることのできない、現実を知る本です。

<印象に残った一文>
「いかなる民族も、自らの資質にあわないことを無理してやって成功した例はない」

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『WiLL』掲載記事を一部加筆修正

目次は次のとおりです。

第1章 取り戻すべき日本とは何か
(総裁選再出馬にほとんどの人が反対だった/日本の未来が脅かされている状態を黙視できない ほか)

第2章 『永遠の0』の時代、『海賊とよばれた男』の時代
(命の大切さを伝えたい/『永遠の0』に学んだこと ほか)

第3章 「安倍晋三再登板待望論」に初めて答える
(「近いうちに解散する」/増税の前に日銀法を改正して、二~三%のインフレ目標を ほか)

第4章 安倍総理大臣で、再び日本は立ち上がる
(さらば!売国民主党政権/安倍晋三論)

第5章 安倍総理大臣、熱き想いを語るー日本をもう一歩前に
(「批評するだけの人間に、価値はない」/「日本よ世界の真ん中で咲き誇れ」と励ましてくれるアジアの若者 ほか)

取り戻すべき日本とは何か?
安倍総理大臣と小説家・百田尚樹が
日本について語り合った対談ほか、
百田尚樹氏による安倍晋三論や、
安倍総理大臣が語った熱き想いなどを収録してあります。

総理大臣とベストセラー作家の対談はなかなか面白いです。

<印象に残った一文>
「他者のために自らの人生を捧げる。」

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「日本人の宗教観」について考察

目次は次のとおりです。

第1章 「日本人は無宗教」って、本当?-日本と欧米社会の差異
第2章 ここがすごいよ、日本仏教
第3章 ちょっと不思議な、日本仏教

第4章 もし日本から「仏教」がなくなったら…-日本人の死生観について
第5章 日本人はなぜキリスト教を信じないのか
第6章 日常生活に役立つ「禅」の教え

日本には宗教間の対立がほとんどない。
仏教と神道が争うことはない。
いまの日本人はキリスト教を否定しない。

西洋人が、日本人から大いに見習うべき点は、ここだろう。
そして、日本人は無意識のうちに、
日常生活の中で「禅」の教えを実践している。
だから、日本人に「宗教」は要らない…。

曹洞宗の住職であり、
元キリスト教徒(プロテスタント)の著者が、
日本と欧米社会を比較しながら、
「日本人の宗教観」について考察する一冊です。

日本人について改めて考えるきっかけを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「もともと高い宗教観を持つ日本人は、西洋的な「宗教」の必要性を感じていない。」

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グローバリズムの正体

目次は次のとおりです。

第1章 歴史認識問題「安倍首相への提言」
第2章 アメリカとの言論戦の戦い方
第3章 日本を取り戻す「東條=マッカーサー史観」

第4章 アメリカはなぜ共産中国をつくったか
第5章 「ハイ・ファイナンス」が操る戦争と革命
第6章 アメリカの「国体」が変わった

第7章 世界はユダヤの望む方向に動く
第8章 日本が生き残る道
第9章 エネルギー問題が日本の命運を決める

第10章 敗戦利得者との死闘
第11章 「世界の師表たる」日本人の底力

米中はなぜ手を結ぶのか?
なぜ歴史認識問題で敗北し続けるのか?
なぜ米英ソ中が「連合国」だったのか?

「国家は悪」「国境をなくせ」という思想戦。
“ハイ・ファイナンス”の力を熟知しなければ、
この国難は打開できない!

ちょっと偏った内容の部分もありますが
一つの考え方として参考になります。

<>印象に残った一文
「人工的な中華人民共和国も、後数年で終焉を迎える可能性が高い。」

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日本の雇用のリアルを知る

目次は次のとおりです。

第1章 AKB48の魅力は「労働問題」にある
第2章 大人になんかなりたくない!-会社人間と「自由」の物語
第3章 競争して、チャンスをつかめー就活の透明な「不安」の物語

第4章 傷つくことを、恐れるなー「運命」としてのブラック企業の物語
第5章 夢を見る覚悟はあるかー「卒業」という失業の物語
第6章 AKB48は日本の労働を変えるか

ゼロ年代にミリオンセラーを連発しながら、
労働問題を歌い続けるアイドルがいる。
AKB48です。

作詞家・秋元康氏が手がけた歌詞の数々は、
日本の労働をめぐる写し絵となっているのです。

会社人間、格差社会、自由競争、就活、ブラック企業、雇用の流動化…。

それはAKB48自体が、
この国の雇用システムの再現でもあるからです。

約50ものAKB48の楽曲を解説し、
それらが日本の労働の現実に迫り、
その改革を模索するワークソング(労働歌)であることを示す書です。

AKB48を知ること、
それは日本の雇用のリアルを知ることにつながります。
切り口の面白い本です。

<印象に残った一文>
「AKB48の魅力の源泉には、労働問題がありAKB48は労働問題を歌っている。」

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欲しがらない若者の、本当の欲望

目次は次のとおりです。

1 アイドル編ー幻想となりたい願望
2 SNS編ー見栄と都合
3 スポーツ編ー理想と偏見

4 マンガ編ーキャラクターと現実味
5 ドラマ編ー雰囲気と純度の高さ
6 アニメ編ー自然美と人工美

7 お笑い編ー正しさとツッコミたい欲
8 音楽編ー「寄り添われたい」と「楽しませてくれ」

9 パーティ編ー期待と口実
10 短編小説ー欲望のない世代の、本当の欲望

若者が“ハマる”モノ・コトには、
共通するツボがあった!
ベストセラー小説『野ブタ。をプロデュース』で若者のリアルな心理を描いた30歳作家が、
“欲しがらない世代”の欲望を解説してくれます。

若者世代の姿が見えてくる書です。

 <印象に残った一文>
「「あまちゃん」の世界は自分たちが生きたい理想郷のように見えただろう。」



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リーダーシップの真実

目次は次のとおりです。

第1章 政治家・外交官の家に生まれてー誕生ーアメリカと中国での生活
第2章 信念の人 父・豊一ー日中戦争ー帰国
第3章 少女時代に見た戦争ー真珠湾攻撃ー終戦

第4章 リーダーシップの原点ー聖心女子大学時代
第5章 戦争への疑問 満州事変研究ーアメリカ留学ー論文執筆
第6章 突然の国連デビューー結婚ー出産ー大学での講義ー国連総会出席

第7章 日本初の女性国連公使ー国連日本政府代表部への赴任ー上智大学教授
第8章 紛争と向き合う中でー国連難民高等弁務官時代

第9章 「人間の安全保障」を求めてー二十一世紀JICAでの活躍
エピローグ 日本人へのメッセージ

国連難民高等弁務官として、
世界中で多くの難民を救い、
国際社会で評価された緒方貞子氏。
その半生を追ったNHKスペシャルの書籍化です。
歴史を変えた、リーダーシップの真実とは?

色々な学びを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「現場を見るということは人と知り合うということでしょう。」


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ゴールデン・サイクル2

目次は次のとおりです。

プロローグ 遷宮と五輪と黄金循環
第1章 「ゴールデン・サイクル」再び
第2章 大底を打った、世界と日本のコンドラチェフ・サイクル

第3章 バブル期以来の上昇期を迎えた日本のクズネッツ・サイクル
第4章 戦後七番目の「拡張優勢」局面に入ったジュグラー・サイクル
第5章 第一四、一五循環の基準日付とキッチン・サイクル

第6章 もっと金融緩和をー異次元緩和への助走
第7章 アベノミクスと共に浮上する日本経済

第8章 ゴールデン・サイクル下の日本経済の姿
エピローグ 2020年に夢をのせて

2020年東京五輪に向けて
日露戦争・神武景気以来の歴史的勃興期がやってくる!
面白い観点の本です。

<印象に残った一文>
「日本経済においては、今まさに50~60周年のコンドラチェフサイクル(超長期循環)と20数年周期のグズネッツサイクル(長期循環)の上昇局面が重なりつつある。」

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私たちはどこから来て、どこへ行くのか?

目次は次のとおりです。

序章 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?
-現代の教養七科目

第1章 宗教ー唯
一絶対の神はどこから生まれたのか?

第2章 宇宙
ーヒッグス粒子が解き明かす私たちの起源

第3章 人類の旅路
ー私たちは突然変異から生まれた

第4章 人間と病気
ー世界を震撼させたウイルスの正体

第5章 経済学
ー歴史を変えた四つの理論とは?

第6章 歴史
ー過去はたえず書き換えられる

第7章 日本と日本人
ーいつ、どのようにして生まれたのか?

いま、学ぶべき教養とは何か?
現代人必須の7科目とは、
「宗教」
「宇宙」
「人類の旅路」
「人間と病気」
「経済学」
「歴史」
「日本と日本人」。

この7つを貫くのは、
「自分がどういう存在なのか」を考えようとする問題意識です。

7科目のエッセンスを講義形式で明快に説く書です。

現代人の「生きる力」=教養の本質を把握できる本です。

<印象に残った一文>
「すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる」

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