社会・政治: 2017年6月アーカイブ
よりわかりやすくなった最新版!
目次は次のとおりです。
第1章 日常生活と契約
第2章 日常生活とアクシデント
第3章 雇用社会のルール
第4章 家族関係
第5章 企業と法
第6章 紛争の解決
第7章 法学フラッシュ
初めて法律学を学ぶ方へ最適のテキスト。
最新の判例や立法の動向(嫡出でない子の相続分についての民法改正、
再婚禁止期間についての民法改正、
個人情報保護法の改正など)を織り込むとともに、
全体を見直した。意外に身近な「法の世界」です。
リーガルマインドを学ぶには参考になると思います。
(〈18歳から〉シリーズ)
目次は次のとおりです。
バイクで人身事故を起こしたら
インターネット上で中傷されたら
買った自動車が故障していたら
スーパーで食品を買ったら
英会話教室に通ったら
インターネット通販で靴を買ったら
友人に貸した自転車を取り戻したい
入学するときにお金を借りたら
自分のクレジットカードを作ったら
アパートを借りたら
親が家を新築したら
ある友達との「結婚」
親が離婚したら
祖母が認知症になったら
祖父が亡くなったら/民法の世界を整理したら
18歳の大学生が日常生活において経験する可能性の高い典型的なトラブルや、
家族・友人をめぐる身近な法的問題を取り上げて、
その法的問題の所在と内容をやさしく解説してくれます。
民法の重要な骨格を示したテキストは、授業でも導入して欲しいと思います。
。
<印象に残った一文>
「社会人としての第一歩は社会のルールを知ることから始まる。」
AI時代の経営論
AI経営で会社は甦る [ 冨山 和彦 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 これがAI革命の真相だ
(デジタル革命が「バーチャルの世界」から「リアルの世界」へ/「稼ぐ」構造が根こそぎ変わる ほか)
第2章 なぜ日本企業が有利なのか
(ハードとソフトの融合が焦点に/ハイブリッド経営システムを構築せよ ほか)
第3章 日本企業がとるべき戦略
(天才技術者を雇うには/一国二制度で異質なものと共存する ほか)
第4章 AI時代のリーダー像・働き方
(分断される「Gの世界」と「Lの世界」/真のグローバル人材を目指すには ほか)
AI時代のビジネスを理解するためのキーワードとは?
パラダイムシフトによる千載一遇のチャンスを生かせ!
いかにAIを利用し、儲けるか。
日本復活、勝利のシナリオ。カギはLとSにあり!
企業再生の第一人者が伝授するAI時代の経営論です。
今後の潮流を読む上で抑えておきたい本です。
<印象に残った一文>
「一国二制度、三世度、四制度で相手に合わせて柔軟に制度設計して異質なものと共存できるように自分たちが変わる必要がある。」
07年刊の『働く意味生きる意味』を改題、増補し復刊
目次は次のとおりです。
第1章 つよくやさしく
第2章 感謝とともに
第3章 友情ありて
第4章 死の淵をのぞいて
第5章 より高く
第6章 理想を胸に
第7章 艱難に耐えて
第8章 自分を信じて
第9章 父母の愛ありて
第10章 志のある限り
取引先の落とし物を拾うため、裸で汲み取りトイレに入った本田宗一郎、
「ライスだけのお客歓迎」の張り紙を食堂に貼った小林一三、
ラグビーで指を骨折したピアニストから指揮者に転じた小澤征爾、
空襲の最中も舞台で演じ続けた杉村春子
偉人・達人たちの感動の逸話を一冊にまとめた書です。
色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「僕は子供の頃から人に笑われてきとことを常に達成しているという自負はあります。<イチロー>」
衝撃の近未来シミュレーション
目次は次のとおりです。
1 労働力激減時代の衝撃
2 外国人労働者は日本を救えるのか?
3 テクノロジーは日本を救えるのか?
4 デジタル労働力との共生
5 近未来シミュレーション、2030年の日本
6 新しい時代の到来と私たちの選択
700万人超の働き手を失う2030年の日本が選ぶのは外国人か?
人工知能か?
英オックスフォード大学と野村総合研究所の共同研究による衝撃の近未来シミュレーションです。
今後の潮流を考えるうえで参考になる書です。
<印象に残った一文>
「未来は予測できないものである。だからこそ未来について考える材料と、自身で考え抜く力を持つことがもっとも大事である。」
巨艦「電通」の核心
目次は次のとおりです。
第1部 激震ドキュメント・電通の光芒と闇
(電通新入社員高橋まつりさん過労自殺死の深層/電通、闇の実態/NHKと電通ーその対立構図/永田町と電通/オリンピック利権/「鬼十則」と電通/「鬼十則」を捨てた電通に未来はあるか/特別対談・電通の正体ー大下英治×佐高信)
第2部 特別収録・小説電通
巨大広告代理店「電通」は、歴史的に日本の政官業すべてを支配する構造ー「一業種多社制」を有しています。
「電通省」、「日本のCIA」と呼ばれ、業界最大のタブーとされた電通の闇に、
『週刊文春』記者時代の1981年から鋭く切り込み、
問題作『小説電通』でデビューした作家・大下英治氏が
渾身の取材力を駆使して描く、巨艦「電通」の核心を突く激震ドキュメントです。
一般報道では決して知ることのできない内容です。
<印象に残った一文>
「電通という会社には、多額の広告費を受け取っているがために、クライアントの都合の悪いことは言えないという風潮がある。」
豊富な取材をもとに最前線を追う
目次は次のとおりです。
第1章 子育ての異変
(授乳アプリに管理される母親
一〇〇万の「赤ちゃんマーケット」が生み出される ほか)
第2章 スクールカーストとつながり地獄
(九八・五%の高校生がスマホを所有/LINEの未読メッセージが二〇〇「積もる」 ほか)
第3章 すきま時間を埋めたくなる心理
(なんとなくスマホをいじってしまう/「トイレにスマホ」が二割 ほか)
第4章 エンドレスに飲み込まれる人々
(老父にスマホを与えたら/高齢者向けアプリ市場の活況化 ほか)
第5章 「廃」への道
(依存症の子どもたちを救うには/「シャットダウン制」という取り組み ほか)
コミュニケーションやゲームのみならず、しつけや子守もこなすなど、
単なる端末の域を超えて活用の幅が広がるスマホ。
一方で、高い中毒性が指摘され、長時間の使用は身体への影響が懸念されている。
文明の利器は諸刃の剣なのか?
豊富な取材をもとに最前線を追う書です。
色々と考えさせられる本です。
<印象に残った一文>
「一日三時間使ってたとしたら、一年で45日だよ。」
借金1000兆円の大嘘を暴く
目次は次のとおりです。
第1章 グロスで見るというウソ
(財務省の主張とは?/「日本が財政破綻の状態」のウソ ほか)
第2章 日銀で日本財政を無借金に変えた
(日銀の国債保有残高/日銀が国債を買って、日銀券を支払うことの意味 ほか)
第3章 消費税率引き上げは誰のためか
(目的は直間比率の是正だった/なぜ財政危機を煽る戦略に切り替えたのか ほか)
第4章 日本財政のグランドデザインを描く
(消費税根絶基金の創設を/消費税ゼロがもたらす経済効果! ほか)
第5章 トランプ大統領の誕生とアベノミクスの終焉
(トランプ大統領は突き進む/アメリカのことしか考えない経済戦略 ほか)
本書で強調したいことはたった一つ、
「日本の財政は世界一健全」ということ。
財政が健全なのだから、今こそ消費税率を引き下げるべきなのだ。
財務省主導の増税路線の誤りを正し、日本経済の進むべき道を説く書です。
一般報道では知ることのできない内容です。
<印象に残った一文>
「日本の財政は世界一健全」
ドローンが飛び交う未来の空
目次は次のとおりです。
第1章 ドローンはなぜ注目されるのか
第2章 ドローンはどのように飛んでいるのかー飛行を支える原理と技術
第3章 ドローンをどのように利用するか
第4章 ドローンを安全に利用するーどのような制度が理想的か
第5章 ドローンを安全に飛行させる
第6章 ドローンの事故防止をめざして
第7章 ドローンの未来
「空の産業革命」を拓くと期待される小型無人航空機、ドローン。
これまで航空機が飛行できなかった空域において、
空撮、測量などのほか、空輸、災害調査、インフラ点検など、さまざまな活用が考えられています。
しかしその前提となるのは、有人の航空機と同じく、高い安全性の確保です。
本書では、著者が携わったドローン利用の実証実験の様子や航空機開発の歴史も踏まえながら、
ドローンの飛行原理、利用のルール、事故防止の考え方などを解説し、ドローンが飛び交う未来の空を展望します。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「成功してきた人、成功してきた企業は、全て自らの未来を、自ら作ってきた。」
AI、経済、民主主義
人類の未来 AI、経済、民主主義 (NHK出版新書) [ ノーム・チョムスキー ] |
目次は次のとおりです。
第1章 トランプ政権と民主主義のゆくえ
(アメリカは衰退すれども世界一か?/トランプはアメリカをどこへ導くのか ほか)
第2章 シンギュラリティは本当に近いのか?
(「シンギュラリティ」の背景/医療・エネルギー・環境問題の未来 ほか)
第3章 グローバリゼーションと世界経済のゆくえ
(グローバリゼーションのゆくえ/日本の借金問題 ほか)
第4章 都市とライフスタイルのゆくえ
(ごみ処理場を街中で最もクールな場所に/建築が人間の意識を積極的に変える ほか)
第5章 気候変動モデル懐疑論
(気候変動の誤謬/科学と宗教 ほか)
トランプ政権と民主主義のゆくえは?
EUの将来は?
世界経済は今後どう変わるのか?
シンギュラリティとはそもそも何か?
国際情勢、AIと人間、気候問題、都市とライフスタイルの未来像…。
データとファクト重視、冷徹な現状分析を旨とする大御所たちに、
「都市を変えるアイディア」を実践している若き知性を加えた計5人にズバリ斬り込み、
今いちばん知りたいことに明確なビジョンを示す大興奮の一冊です。
今後の潮流を読む上で抑えておきたい本です。
<印象に残った一文>
「進化は長寿を選択肢してこなかったから、免疫系が発達してくる頃は、人間が長寿であることにはほとんどメリットがなかった。」
日本人が知るべき「世界動乱」の危機
逆襲のトランプと大激変するアメリカ [ ベンジャミン・フルフォード ] |
目次は次のとおりです。
第1章 トランプを大統領にした「組織」の正体
ー米軍とCIAが企てる「アメリカ革命」
第2章 アメリカ大統領選に隠された真実
ー全米を騒がせた「八百長選挙」と「ヒラリー死亡説」
第3章 トランプは「過激公約」を強行するか?
-壁、入国禁止、TPP、安保…どうなる日本?
第4章 「アメリカ倒産」で混乱する世界経済
ー大激変するアメリカの「今後10年」
第5章 孤立するアメリカと拡大する中国の覇権
ー混迷を極める世界の政治と軍事
第6章 破滅する世界の金融システム
ー富を独占する「1%の支配者」と「99%の奴隷」
第7章 日本を破壊するアベノミクスの「正体」
-奪われる日本の資産と「安倍軍事政権」
第8章 日本が備えるべき「世界動乱」のリスク
ー私たちの大切な「お金」と「命」を守れ!
世界を牛耳るハザールマフィアと米軍愛国派の対立が激化、国内は大混乱に。
ドルによる金融支配は破綻寸前。
偽りの超大国アメリカ、変革へのカウントダウンが迫る!
今後の潮流を読む上で参考になります。
<印象に残った一文>
「毒にも薬にもなる劇薬」
沖縄の女性たちの記録
目次は次のとおりです。
まえがきー沖縄に帰る
キャバ嬢になること
記念写真
カバンにドレスをつめこんで
病院の待合室で
あたらしい柔軟剤 あたらしい家族
さがさないよ さようなら
調査記録
沖縄の女性たちが暴力を受け、
そこから逃げて、
自分の居場所をつくりあげていくまでの記録です。
厳しい現実を目の当たりにする書です。
<印象に残った一文>
「私たちの街は暴力をはらんでいる」
「薬物と性」の最前線
目次は次のとおりです。
第1章 なぜカップルで使うのか?
第2章 覚醒剤とセックスの関係は?
第3章 薬物の闇ビジネスはどうなっているか?
第4章 なぜコカインは高級品なのか?
第5章 暴力団との関係は?
第6章 廃人はいかにして作られるか?
やめられない。
とまらない。
そして“破滅”がやってくる。
スポーツ界や芸能界で頻発する「薬物」スキャンダル。
彼らはなぜカップルで逮捕されるのか?
覚醒剤とコカインとのちがいは?
入手方法や価格は?
闇ビジネスや暴力団との関係は?
廃人はどう作られるか?…
新聞、テレビが決して伝えない深層を、
斯界の第一人者が詳しく解き明かす「薬物と性」の最前線です。
覚せい剤の実態がみえてきます。
<印象に残った一文>
「覚せい剤など薬物が提供する前借りシステムはあまりに割に合わなさ過ぎる。これほどの高利は他にはありえないのだ。」
日米安保解釈を検証する
目次は次のとおりです。
第1章 「軍隊」でない「軍隊」
-旧安保条約と再軍備政策
第2章 「対等」でない「対等」
-改定安保条約と自主防衛政策
第3章 「極東」でない「極東」
-ベトナム戦争と沖縄返還問題
第4章 「同盟」でない「同盟」
-対米便宜供与と集団的自衛権論
第5章 「戦争」でない「戦争」
-有事対応と平和復興支援活動
第6章 「変更」でない「変更」
-対米配慮と集団的自衛権行使容認/追補 法制局と安全保障関連法の成立
内閣法制局の実像に迫る
歴代法制局幹部による国会答弁や政府解釈を検証し、
それが今日の日米安保協力に及ぼした影響を探る書です。
一般報道では知ることのできない内容です。
<印象に残った一文>
「2010年代前後から、日米両国間の安全保障協力(日米安保協力」は、拡大・強化の一途を辿っている。」
近未来のビジネスは、4つの力に支配されている
目次は次のとおりです。
我々は、直観力をリセットしなければならない
4つの破壊的な力
(上海を超えてー異次元の都市化のパワー/氷山のひとかけらーさらに加速する技術進化のスピード/年齢を重ねる意味が変わるー地球規模の高齢社会の課題に対処する/貿易、人間、金融とデータの価値ー音速、光速で強く結び付く世界)
直観力をリセットするための戦略思考
(次に来る30億人ー新たな消費者層の力を引き出す/逆回転が始まったー資源に訪れる新たな機会/1つの時代の終わりー資本コストが下がり続ける時代よさらば/労働力需給のギャップを解消するー技術革新が生み出す新たな労働市場のミスマッチ/小魚がサメに変貌するときー新たな競合の出現と競争のルールの変化/国家の政策こそ問題だー社会と政府にとっての戦略的課題)
世界一のコンサルティング・ファームの近未来予測です。
マッキンゼーの経営と世界経済の研究所が発表する刺激的グローバルトレンド。
ロンドン、シリコンバレー、上海在住のマッキンゼーのベテラン・コンサルタントが「もし、これまでの人生であなたが積み上げてきた直観のほとんどが間違っていたとしたら?」と問いかける書です。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「突然の危機に備え、事前に対応策に投資し、危機の到来を察知し、素早く対応できる企業こそが、生死を分ける競争優位を持つことになる。」
ニュースが踏み込めない爆弾記事18本
目次は次のとおりです。
第1章 「怪死」の黒幕
(2014年/理研・笹井芳樹博士縊死事件ーSTAP“小保方”騒動で「殺された」天才/2015年/二代目愛桜会・菱田達之会長殺害事件ー山口組直参組長「残虐すぎる死」の謎 ほか)
第2章 「怪死」の目撃者
(1986年/岡田有希子が飛び降り自殺ー疑惑の俳優が語った「真実」と「90分の闇」/1978年/俳優・田宮二郎が猟銃自殺ー真相は大物女優宛ての「9通目の遺書」に ほか)
第3章 「怪死」の周辺者
(1983年/中川一郎代議士縊死事件ー鈴木宗男が告白「恩師殺しの汚名を晴らす」/1998年/新井将敬代議士縊死事件ー異端政治家と「B&Bの会」の不思議な運命 ほか)
第4章 「怪死」の深層
(1995年/テレサ・テンがタイ・チェンマイで死亡ーアジアの歌姫の「薬物疑惑」と「緩慢な自殺」/2009年/マイケル・ジャクソンが心肺停止で逝去ー「MJの死」をめぐる奇々怪々ミステリー ほか)
“嵐”喰い「AYA」の残酷な死。
「報ステD」の死と原発取材。
創作の「ライブドア殺人事件」。
「よど号リーダー」最期の証言。
「尾崎豊」死の修羅場を見た。
「阪神スカウト」死の泥沼闘争。
三島由紀夫追った「天才作家」。
「日航ジャンボ機撃墜」説の証拠…
業深き“死”の奥底は「不可触」タブー領域!!
ニュースが踏み込めない爆弾記事18本は一般報道では知ることのできない内容です。
<印象に残った一文>
「警視庁に受理された行方不明者数が、81193人である。」
2017年から始まる経済戦争
目次は次のとおりです。
第1章 暴走する中華秩序と屈辱の一〇〇年
第2章 世界がまったく理解できない中国人の論理
第3章 米国は必ず経済戦争を仕掛ける
第4章 経済大崩壊で中国瓦解の可能性
第5章 米中激突に求められる日本の覚悟
第6章 日中対立を煽った朝日新聞の罪
第7章 台湾論ーなぜ日本と台湾は惹かれ合うのか
間近に迫る中国の武力侵攻を食い止めよ。
2017年から始まる経済戦争がラストチャンス。
今後の潮流を読む上で参考になる本です。
<印象に残った一文>
「今まで自分たちはやられっぱなしだったから、今度は好きに振る舞ってもいいのだ。自分たちかこれからどんどん、生存空間を広げていくのだ。」
「稼げる大人」になる、シンプルかつ強力な対処法
目次は次のとおりです。
第1章 これからの10年で世界は激変する
第2章 仕事が消滅する時代に身につけておきたいこと
第3章 「遊び」と「戦略性」が情報編集力の鍵になる
第4章 「雇われる力」の鍛え方
第5章 一生が90年の時代のライフデザイン
終章 君たちが日本の未来を拓く10の理由
人工知能、グローバル化、就活の地殻変動…
仕事が消滅していく社会でどんな力を身につければいいのか?
「稼げる大人」になる、シンプルかつ強力な対処法を、高校生に語りかけるスタイルで大人にも問いかける書です。
今後の潮流を読む上で参考になる書です。
<印象に残った一文>
「面倒な方、厳しい道、よりタフな状況を選ばせる。」
非産運用
目次は次のとおりです。
第1章 動き出した資産運用改革
第2章 ニッポンのヒサンな資産運用
第3章 フィデューシャリー・デューティーとは何か
第4章 年金制度の変化と資産運用改革
第5章 改革の挑戦者から何を学ぶか
終章 「売られないあなた」になるために
これが森長官の第2のメッセージだ。
ベストセラー『捨てられる銀行』が明らかにした森信親・金融庁長官の地域金融大改革。
実は、森長官の金融改革にはもう一つの大きな柱がある。
それが資産運用の大改革である。
キーワードは「フィデューシャリー・デューティー」。
受託者責任と訳されてきたが、森長官の定義は「真に顧客本位の業務運営をする義務」となる。
いま、銀行や生命保険、証券各社が「お客様の資産運用のため」というトークで売る金融商品の多くは高額手数料を取れる金融機関本位の商品ばかり。
銀行の窓口で勧められる「外貨建て貯蓄性保険商品」はその最たる例だ。
森長官の資産運用改革はここに厳しいメスを入れつつある。
真に顧客本位でない営業姿勢を続ける金融機関を「見える化」して、自然淘汰に追い込む。
金融庁ではなく顧客を見るべきとの真意をいち早く見抜き「愛される金融機関」に体質改善しないと、
銀行も生保も証券会社も「捨てられる」時代が来る。
今後の潮流を読む上で抑えておきたい本です。
<印象に残った一文>
「テーラーの判断で顧客に最適な手数料の低い商品を売っているだけでは、個人の営業目標は達成できても支店の業績評価は伸びない制度設計になっている。」
スマホの功罪
目次は次のとおりです。
1 会話の効用
2 ひとつ目の椅子
3 二つ目の椅子
4 三つ目の椅子
5 この先の進路
6 四つ目の椅子?
急激に広まったスマートフォンは、いつどこででも連絡を取り合える日常を作り出した。
その反面、親子、友人、恋人同士の関係性にも大きな変化をもたらしつつある。
家庭、学校、職場でいま起きている問題を豊富なインタビューをもとに分析し、
便利さと引き換えに失ったもの、
またそれを取り戻す方法をTEDでも話題のシェリー・タークルが提言する書です。
スマホの功罪を実感します。
<印象に残った一文>
「テクノロジーを拒否するのではなく、自分自身を見つけるべき時が、来ていると言えよう。」
政治、経済、外交問題に多角的に迫る
目次は次のとおりです。
第1章 アメリカの世紀をトランプが終わらせる
第2章 腹黒さはアメリカと中国に学べ
第3章 トランプ大統領が習近平の野望を打ち砕く
第4章 習近平の外交オンチがアメリカを怒らせた
第5章 習近平が中国をぶっ壊す
第6章 中国バブルの崩壊は日本の大チャンス
第7章 メディアの大崩壊が始まった
第8章 世界はこれから日本を中心にして動く
「反グローバリズム」を標榜し、アメリカファーストで自国利益優先へと舵を切ったトランプのアメリカは世界をどう変えるのか?
一方で「一つの中国」をトランプに否定された中国の習近平は、空母「遼寧」を派遣するなど警戒感を強めている。
米中二大国が軍事衝突する可能性も否定できないなか、日本はこの世界の構造変化をどうチャンスに変えていくべきか?
アメリカと中国に詳しいジャーナリスト二人が舌鋒鋭く政治、経済、外交問題に多角的に迫る書です。
今後の潮流を読む上で参考になります。
<印象に残った一文>
「ニューヨーク・タイムズは人民日報のような機関誌である。」