社会・政治: 2019年12月アーカイブ

安倍一強を支えた側近政治の罪

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官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪 [ 森 功 ]
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目次は次の通りです。

第一章 総理を振り付ける「首席秘書官」
第二章 影の総理の影「首相補佐官」
第三章 政権の守護神「警察官僚」

第四章 破壊された日本の頭脳「財務官僚」
第五章 「文科省」次官候補の裏口入学事件
第六章 封印された「地検特捜」

第七章 霞が関を蹂躙する「内閣人事局」
第八章 官邸外交で蚊帳の外の「外務省」
第九章 官邸に潜む落とし穴

森友・加計学園問題に象徴される一連の官僚の不祥事は、官邸の指示の結果なのか忖度の結果なのか。
そしてなぜ、安倍政権は数々の不祥事を起こしても磐石でいられるのか。
その二つの謎を解くカギが、これまでの政権にはいなかった「官邸官僚」の存在である。
首相の分身といわれる今井尚哉首相秘書官、菅官房長官が絶大な信頼を置く和泉洋人首相補佐官、内閣人事局長を務める元警察官僚の杉田和博官房副長官...。
出身省庁でトップになれなかった役人が官邸の威光を背景に霞が関を牛耳る異様な実態と不透明な行政の闇を抉り出す書です。
一般報道では知ることのできない内容です。

<印象に残った一文>
「政務秘書官はひとえに総理の虎の威を借りるキツネです。」

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規程例と共に実務的に解説


目次は次の通りです。

第1部 女性活躍推進法の改正とハラスメント対策の強化
第2部 企業の各種ハラスメント防止処置と発生時の対応

第3部 ハラスメント被害者が発症するおそれのある精神疾患
第4部 従業員がハラスメントにより精神障害になった場合の使用者責任と社会保障給付

令和2年4月1日から改正女性活躍推進法・男女雇用機会均等法等5つの法律が施行されます。
それにより社員101人以上の企業に対して、女性活躍を推進するための「一般事業主行動計画」の策定、都道府県労働局長への届出が義務づけられたこと、また全ての事業主に対して、各種ハラスメント(パワハラ、セクハラ、マタハラ、パタハラ、LGBT対応等)の予防、発生時の対応等の処置が義務づけられました。
各企業がハラスメント対応をどのように実施したらよいのか、就業規則、規程等はどのように作成すればよいのか、企業内の委員会等はどのように組織し、運用したらよいのか等について、規程例と共に実務的に解説しています。
いろいろなヒントが詰まっています。

<印象に残った一文>
「女性活躍の数値目標の策定・届出・公表義務を従来の「従業員301人以上」の企業から、中小企業(従業員101人以上)に拡大する。」

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大正人からのメッセージ


目次は次の通りです。

プロローグ 一〇〇年前の日本人は
第1章 働く人たちへ
(働き方改革を進めよ/長時間労働を抑制せよ ほか)

第2章 指導者たちへ
(人の上に立つ者は品性を高めよ/政治家は腐敗堕落から脱却せよ ほか)

第3章 すべての日本人へ
(女性の権利を尊重すべし/報道の真偽を見極めよ ほか)

第4章 若者たちへ
(大きな志をもつべし/覚悟をもって就職活動をせよ ほか)

エピローグ 一〇〇年後の日本は

長時間労働、政治家の資質低下、教師による体罰、女性差別、フェイクニュースの氾濫、なりすまし詐欺、若者の活字離れ......。
 いずれも、昨今注目されているテーマです。
現在の日本社会が抱える問題として、その解決が求められていることは言うまでもありません。
ただ、これらは決して「現在」という枠に収まるテーマではないことも事実です。
実際、このテーマは、100年前の日本でも議論されており、その解決の必要性が叫ばれていたのです。
現在の日本を歴史的視点から捉え直すことを目的として書かれた書です。
その際に視座を置いたのが100年前、すなわち大正時代です。
 日本の近代について、明治から大正、昭和へと至る時代の移り変わりを、大雑把に「混乱期」から「発展期」、そして「安定期」への移行と捉えると、終戦から今日までの流れも同じように映ります。
漠然とした見方ではあるが、ここで言う安定期が今日の日本、そして約100年前の日本に相当します。
「安定期」という同じ歴史的局面にあたる二つの時代を対比させながら、現在の日本が抱えるさまざまな課題について考えていく書です。
その手掛かりとして用いたのが、100年前の論者が遺した言葉です。
彼らの言葉は100年後を生きる我々を意識して述べられたものではありませんが、それらを現代人に向けたメッセージとして読み取っていきます。
そして、その言葉が発せられた当時の時代背景を現在に重ね合わせながら、各テーマについて考察していく。
さらに、この100年で何が変わり、何が変わっていないのか。
その変化はなぜ起きたのか、あるいはなぜ変化しなかったのか。
そうした時代の推移にも着目することで、先人らの言葉をより価値あるものとして蘇生させていく書です。本書を読むことで、現代日本をより立体的に捉えるための重要な視点を得ることができます。
いろいろな気付きを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「この100年の間に制度改革が行われてきたにもかかわらず、その制度下で活動する人々が昔と同じようなことをしている。」

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「人道主義」の最前線


目次は次の通りです。

第1章 「国境なき医師団」ってどんな組織?
(MSFはいつ誰が設立したの?/三大原則とは? ほか)

第2章 MSF日本インタビュー1
(アドミニストレーター 高多直晴さん/ロジスティシャン 吉田由希子さん ほか)

第3章 現地ルポ1
(ハイチ/ギリシャ ほか)

第4章 MSF日本インタビュー2
(国境なき医師団日本会長 加藤寛幸さん/活動責任者 村田慎二郎さん ほか)

第5章 現地ルポ2
(ウガンダ/南スーダン)

「国境なき医師団」で働くのは医師や看護師だけではない!
現地ルポと日本人スタッフへのインタビューで迫る、「人道主義」の最前線。
国境なき医師団の実像に迫ります。

<印象に残った一文>
「私が予算を一ドル節約すれば、その一ドルで薬が買えます」

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大手証券の現役社員が実際の事件をもとに描くクライムノベル

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神様との取引 [ 町田哲也 ]
価格:1650円(税込、送料無料) (2019/11/21時点)


SEC(証券取引等監視委員会)vs天才ファンドマネージャー。
どっちを信じれば良いのか?
「いつか俺が君をトップセールスにしてみせるよ」大手証券の現役社員が実際の事件をもとに描くクライムノベル。
どんどん物語の中に引き込まれていきます。

<印象に残った一文>
「長くマーケットに向き合っていると、神様に勝負を仕掛けているとしか思えない瞬間に出くわすことがある。」



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中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか


目次は次の通りです。

第1章 「低成長のワナ」からいかにして抜け出すか
第2章 日本経済の最大の問題は中小企業
第3章 この国をおかしくした1964年問題

第4章 崩壊しはじめた1964年体制
第5章 人口減少・高齢化で「国益」が変わった!
第6章 国益と中小企業経営者の利益

第7章 中小企業 護送船団方式の終焉
第8章 中国の属国になるという最悪の未来と再生への道

「観光立国論」を提唱して訪日外国人観光客激増のきっかけをつくり、「所得倍増論」で最低賃金引き上げによる日本経済再生をとき、「生産性立国論」によって日本企業と日本人の働き方の非合理性を指摘した論客が、ついに日本経済低迷の「主犯」に行きついた!
その正体は、「中小企業」!
これまで、日本経済の強みとされてきた零細、中小企業が、いかに生産性を下げているか、完璧なまでに論証する。そこから導かれる日本再生の道筋とはーー。
ついに出た、アトキンソン日本論の決定版。
目から鱗の情報が満載です。

<印象に残った一文>
「これからの日本の国益を守るには「賃上げ」と「生産性向上」しかないのです。」

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「反イラン枢軸」の暗部


目次は次の通りです。

第1章 サウジ人記者殺害事件から露呈した闇
第2章 米国、サウジの特殊関係はいつから始まったか
第3章 過激派を生んだ同盟関係

第4章 九・一一をめぐる奇妙な関係
第5章 「自由と民主主義」に反する同盟

第6章 反イラン枢軸ー米国、サウジ、イスラエルの非神聖同盟
第7章 戦争を望む同盟

地域の覇権を獲得しようとするサウジアラビアの他国への干渉や国内における人権問題を、米国が非難することはない。
また、パレスチナ問題においても、「イスラムの盟主」を任ずるサウジアラビアが、米国に異を唱えることもないー。
「反イラン」を軸に形成される"黒い同盟"。
その特殊な関係性の内実を読み解く書です。
時代の流れを読む上で参考になる書です。

<印象に残った一文>
「サウジは潤沢な石油生産がある国で、日本の全石油輸入4割を同国が占める。サウジ社会が混迷に陥り、日本への石油輸出が滞るような状態は、ガソリンなど石油関連製品の価格上昇や株安を招くことになる。」

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トラブルのメカニズムを基本から解説


目次は次の通りです。

第1章 法的対処における基本
第2章 対策マニュアルー手続の流れを理解する
第3章 コンテンツプロバイダ別対策

第4章 アクセスプロバイダ別対策
第5章 検索エンジン別対策
第6章 各種書式

誹謗中傷、個人情報の流出、コンテンツの盗用等、インターネット上での情報発信により被害を受けるケースが後を絶ちません。
権利侵害の元となる情報を削除し、情報の発信者を特定したうえで、発信者に対して権利を行使するための手続を具体的に解説します。
トラブルのメカニズムを基本から解説。
サービス、サイト、プロバイダごとに対応を紹介。豊富な書式を掲載。
いろいろなヒントが詰まっています。

<印象に残った一文>
「IPアドですはその都度、使用されていないものが割り当てられる。」

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意外な場所での利用法と不思議な性質と可能性!


目次は次の通りです。

第1章 プラスチックとは何か
第2章 プラスチックができるまで
第3章 私たちの暮らしとプラスチック

第4章 産業で活躍するプラスチック
第5章 進化するプラスチック
第6章 プラスチックの課題と私たち売りの生活

第1章 プラスチックとは何か
第2章 プラスチックができるまで
第3章 私たちの暮らしとプラスチック

第4章 産業で活躍するプラスチック
第5章 進化するプラスチック
第6章 プラスチックの課題と私たちの生活

意外な場所での利用法と不思議な性質と可能性!
種類と製法、性質がわかる。スマホやタブレットなど身近な用途から運輸、医療など最先端での応用事例までわかる。
3Dプリンターで印刷したり光分解など進化がわかる。
マイクロプラスチックと環境問題がわかる。
目から鱗の情報が満載です。

<印象に残った一文>
「B787は主翼を含む胴体の約50%が炭素繊維とプラスチックという複合材料でできています。」



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国家ではない未来の形


目次は次の通りです。

第1章 EUは何のためにあるのか
(ECの設立動機と歴史的背景/EUの設立動機と歴史的背景)

第2章 EUは何ができ、何をしてきたのか
(統合の原点ー経済共同体の形成/統合の新展開ーヨーロッパ政治社会の想像と創造)

第3章 EUの仕組みと運営はどうなっているのか
(EUの機関/EUの立法・行政/EUの法と裁判)

第4章 EUは世界とどう関わるのか
(EC時代/EU時代/EUの対外活動の制度)/第5章 EUはどうなるのか

EUの断片的な知識を、本書を読んで1つに組み合わせよう!
ヨーロッパ諸国と人々の壮大なる生きた政治プロジェクトの概観をやさしく解説。
EUの全体像を知るのに好適の、信頼の著者による入門書です。
一般人から学生まで必読。英国離脱(Brexit)や難民問題も追記された、益々充実の第2版。
EUの実態が見えてきます!

<印象に残った一文>
「EUは組合のようなもの」

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資本主義の終わりか、人間の終焉か?


目次は次の通りです。

第1部 マイケル・ハート
(資本主義の危機と処方箋/政治主義の罠/"コモン"から始まる、新たな民主主義/情報テクノロジーは敵か、味方か/貨幣の力とベーシック・インカム)

第2部 マルクス・ガブリエル
(「ポスト真実」の時代を生んだ真犯人/「人間の終焉」と相対主義/新実在論で民主主義を取り戻す/未来への大分岐ー環境危機とサイバー独裁/危機の時代の哲学)

第3部 ポール・メイソン
(情報テクノロジーの時代に資本主義が死んでゆく/資本の抵抗ーGAFAの独占はなぜ起きた?/ポストキャピタリズムと労働/シンギュラリティが脅かす人間の条件/資本主義では環境危機を乗り越えられない/生き延びるためのポストキャピタリズム)

利潤率低下=資本主義の終わりという危機は、資本の抵抗によって、人々の貧困化と民主主義の機能不全を引き起こしたが、そこに制御の困難なAI(人工知能)の発達と深刻な気候変動が重なった。
我々が何を選択するかで、人類の未来が決定的な違いを迎える「大分岐」の時代。
世界最高峰の知性たちが、日本の若き俊才とともに新たな展望を描き出す!
今後の潮流を読む上で参考になります。

<印象に残った一文>
「テクノロジーは中立的なものではないのだ。テクノロジーは、知や権力を構造化し、利潤のために世界を再編成する手段だからである。」

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