社会・政治: 2020年4月アーカイブ
西尾評論の集大成
目次は次の通りです。
第1章 国家の意志(平成元年ー平成五年)
第2章 日本政治の不在(平成五年ー平成八年)
第3章 歴史戦争(平成九年ー平成十四年)
第4章 繰り返す朝鮮半島問題(平成十四年ー平成十七年)
第5章 平和主義の病理(平成十九年ー平成二十三年)
第6章 日本民族の哲学(平成二十七年ー平成三十年)
第7章 外国人労働者と大学入試問題(昭和六十年ー昭和六十三年)
おわりに(平成三十一年)
1985年から2019年までの産経新聞「正論」欄101篇をすべて収録。
書き下ろし40枚。
不確定の時代を切り拓く洞察と予言、西尾評論の集大成です。
目から鱗の情報が満載です。
<印象に残った一文>
「世界地図の中の自国の状態や条件を見て常に斎あ、区の事態を考える能力は、深く軍事的知能と結びついている。」
息もつかせぬ緊迫のメガ政治ドラマ!
大手生保会社が資金繰りのため国債を投げ売りする事態が発生、国債価格が暴落した。
国債頼みの政治は、誰かが終わりにせねばならない......。
国家予算を半減すべく、江島隆盛総理のもと若手財務官僚が集い、極秘作戦が始動する。
しかし他省庁や与党守旧派が抵抗し、世論も猛反発、メディアの攻撃が渦巻くなか、総理はついに国会を解散する大博打を打つ──。
息もつかせぬ緊迫のメガ政治ドラマ!
テレビドラマの原作ですが、凄く現実的で、身につまされる内容です。
<印象に残った一文>
「要するに未来なんてどうでもいいんだよ。まず、救ってほしいのは自分たちなんだよ。次世代のことなんでどうでもいいんだよ。人の営むが続くことの意味を考えないバカばっかりだ。」
日本に求められるものとは?
目次は次の通りです。
第1章 地経学パワーゲーム
第2章 海と陸の地経学
第3章 北東アジアグレーゾーン
第4章 通貨覇権とマネー覇権
第5章 資本主義からデータ主義へ
第6章 新たな戦場
第7章 秩序とルールのゼロ・サムゲーム
地政学的な目的のために経済を武器として使うこと、それが地経学です。
米中の覇権争いを筆頭に、世界ではジオエコノミクスの闘いが繰り広げられています。
AI、5G、自動運転などの新技術をめぐる競争も重なる中、日本に求められるものとは?
今後の潮流を読む上で参考になる書です。
<印象に残った一文>
「どの国も国内での強さ以上の強さを海外で発揮することはできない。」
専門用語とシステムがすぐわかる!
目次は次の通りです。
■■第1部 社会を変革する「CASE」とは
■第1章 自動車産業から社会を変える「CASE」の波
1-1 CASEとは
1-2 Connected(コネクテッド)
1-3 Autonomous(自動運転)
1-4 Shared & Services(シェア/サービス)
1-5 Electric( 電動)
1-6 クルマは売れなくなる?
1-7 トヨタとソフトバンクの協業
1-8 トヨタが最先端のAI&ロボティクス研究所を設立
1-9 トヨタが描く「e-Palette」構想
■第2章 所有からサービスへーークルマの存在価値が変わる
2-1 少子高齢化社会のモビリティ
2-2 政府が唱える超スマート社会
■■第2部 自動運転社会に向けて加速する最新動向
■第3章 自動運転と配送クライシス
3-0 自動運転をリードするICT
3-1 物流倉庫の自動化
3-2 トラックの隊列走行(ソフトバンク)
3-3 ラストワンマイルの配達の自動化に挑む三菱地所
3-4 楽天と西友が描く配送の自動化
■第4章 自動運転バスの公道走行
4-1 バス会社が抱える課題
4-2 羽田空港での自動運転バス実証実験
4-3 小田急が江の島の公道で実証実験
4-4 ハンドルのない自動運転バスが都内の公道を実証実験
4-5 ソニーとヤマハ発が共同開発したエンタメ・モビリティが営業運行
4-6 ドコモのオンデマンド「AI運行バス」が運行開始
■第5章 自動運転タクシー
5-1 世界初の自動運転車商業タクシーは日本から(六本木ー大手町/ZMP)
5-2 自動運転タクシーと連携したMaaSの実証実験
■■第3部 自動運転を実現する技術
■第6章 自動運転の開発を急ピッチで進めるトヨタ
6-1 2020年夏、日本でレベル4自動運転車の試乗
■第7章 自動運転とAI
7-1 ニューラルネットワークとディープラーニング
7-2 ドライブシミュレータが自動運転開発に重要
■■第4部 変わりゆくクルマ社会
■第8章 自動運転と社会の関係
8-1 完全自動運転になったら何をして過ごしたい?
8-2 変わりゆくクルマ社会と日本の課題
■第9章 クルマ社会の変革を支えるテクノロジー
9-1 コネクテッドカーとIoT
9-2 SDL(Smart Device Link)
9-3 モバイル空間統計と交通連携
9-4 ドコモの「AI運行バス」の進化
9-5 CASEと5G
9-6 爆発的に増加する通信デバイス
100年に一度の変革を支える先端技術とサービスの試行。
専門用語とシステムがすぐわかる!
目から鱗の情報が満載です。
<印象に残った一文>
「2020年4月、ついに自治体によって、ハンドルのない自動走行バスの行動における定常運航が始まります。」
異様すぎる反日教育を知れば日韓関係の本質が見えてくる
「歴史」や「国語」の授業にとどまらず「道徳」「音楽」にまで及ぶ反日教育とは?
異様すぎる反日教育を知れば日韓関係の本質が見えてくる。
今後の潮流を読む上で参考に参考になる書です。
<印象に残った一文>
「自国の優越性、日本統治期の被害を強調した韓国の教育が、結果的に学生たちの認識を、日本人は創造力が乏しく、侵略性が強いという方向へリードしたということを見過ごしてはならない。」
下剋上の掟
目次は次の通りです。
第1章 政界を支配する闇将軍
第2章 下剋上ー権力奪取のクーデター
第3章 田中支配の終焉
第4章 激突!最強派閥の跡目争い
第5章 新たなる「権力の興亡」
終章 巨星、墜つ
闇将軍として君臨する田中角栄に若輩の竹下登が謀反!
恫喝と裏切り、権謀術数、駆け引きと暗闘ー。
歴史に残る超弩級の権力闘争の真相!
<印象に残った一文>
「十のものならば八分か七分、敵を破れば、それで十分な勝利だ。大合戦になればなるほど、そう考えなくてはならぬ。区部、十部の勝利を強引にっ求めるのは、味方が大敗を喫する原因となる。」
人口減少問題に直面する中国社会のいまを活写し、人口減少後を展望
目次は次の通りです。
序 章 人口減少の足音
第1章 一人っ子狂想曲
第2章 一人っ子が変える社会
第3章 労働力減少時代への備え
第4章 豊かになる前に老いる
第5章 中国の対外膨張はどこへ
第6章 世界史から考える中国
13億か14億か、正確な数字さえ分からない中国の人口。
だが、確実なのは人口が減少することだ。
家族のあり方、個人の生き方、都市生活事情から、経済問題、社会保障、対外関係まで、人々の日常を伝えるニュースを手がかりに、人口減少問題に直面する中国社会のいまを活写し、人口減少後を展望する書です。
今後の潮流を読む上で参考になります。
<印象に残った一文>
「世界一の人口大国が中国からインドへと移り変わる。」
フィンランド流の働き方&生き方の秘訣を紐解きます
目次は次の通りです。
1 フィンランドはなぜ幸福度1位なのか
・「ゆとり」に幸せを感じる
・自分らしく生きていける国
・ヨーロッパのシリコンバレー
・「良い国ランキング」でも1位
2 フィンランドの効率のいい働き方
・残業しないのが、できる人の証拠
・エクササイズ休憩もある
・コーヒー休憩は法律で決まっている
・「よい会議」のための8つのルール
・必ずしも会うことを重要視しない
3 フィンランドの心地いい働き方
・肩書は関係ない
・年齢や性別も関係ない
・歓送迎会もコーヒーで
・父親の8割が育休をとる
4 フィンランドの上手な休み方
・土曜日はサウナの日
・心置きなく休む工夫
・休み明けにバリバリ働くフィンランド人
・おすすめの休みの過ごし方
5 フィンランドのシンプルな考え方
・ノキアのCEOも「シス」に言及
・職場でも、シンプルで心地いい服を
・偏差値や学歴で判断しない
・人間関係もシンプルで心地よく
・コミュニケーションもシンプルに
6 フィンラドの貪欲な学び方
・仕事とリンクする学び
・2人に1人は、転職の際に新たな専門や学位を得ている
・学びは、ピンチを乗り切るための最大の切り札
・将来を見据えてAIを学ぶ人も多い
2020年も幸福度世界1位!
34歳の女性首相誕生で注目のフィンランド!
有休消化100%、1人あたりのGDP日本の1.25倍、在宅勤務3割、夏休みは1カ月。3年連続で幸福度1位となったフィンランドは、仕事も休みも大切にします。
ヘルシンキ市は、ヨーロッパのシリコンバレーと呼ばれる一方で、2019年にワークライフバランスで世界1位となりました。
効率よく働くためにもしっかり休むフィンランド人は、仕事も、家庭も、趣味も、勉強も、なんにでも貪欲。
でも、睡眠は7時間半以上。
やりたいことをやりつつも、「ゆとり」のあるフィンランド流の働き方&生き方の秘訣を紐解きます。
いろいろなヒントが詰まっています。
<印象に残った一文>
「こんなやり方や、」こんな暮らし方があるのか」
論点を網羅しつつコンパクトに説明
目次は次の通りです。
第1章 不動産のマーケット環境を把握しよう
第2章 不動産投資とは何なのかを正しく理解しよう
第3章 投資対象とする不動産の種類を正しく理解しよう
第4章 不動産投資における資金調達(デット)
第5章 不動産投資における投資スキームとエクイティ
第6章 安定したキャッシュ・フローを確保するために知っておくべき知識
第7章 利回りに影響する要因
第8章 不動産投資においテ知っておくべき会計・税務知識
第9章 不動産投資から発生するリスクをヘッジする
不動産をファイナンスとして利用するために必要な基本知識をやさしく解説。
マーケット環境のつかみ方から投資のしくみ、資金調達、CFの安定化や利回りに関する知識まで、論点を網羅しつつコンパクトに説明してくれます。
不動産ファイナンスの理解が深まります。
<印象に残った一文>
「不動産は主に内需によって価格が決定されるものですが、実際には、グローバルな経済環境にその価格は大きく左右されます。」
幸福度がスーッと上がる"心のくすり箱"
目次は次の通りです。
第1章 「身近な人間関係」のくすり箱1-夫婦・親編
第2章 (夫の不機嫌も、妻の不機嫌もSOS/言いにくいことを、「義理の親」に言うとき/介護の難しさは、分割して考える/説得しようとすると、親はより頑固になる)
第3章 「身近な人間関係」のくすり箱2-子ども・きょうだい編
(ただ見守ることが、子どもの力になる/子どもの「事情」を大切にする/「きょうだい」は、他人の始まり)
第4章 「友だち・仕事関係」のくすり箱
(仲のよかった友人と話が噛み合わない/「女」度を下げて、派閥争いを生き抜く/50代の働き方が、後輩の立場を決める/押しつけてくる人には、「心の境界線」を引く/怒りは抑えずに表現しよう)
第5章 「不安と孤独」のくすり箱
(「お金」の不安には、どう対処する?/「孤独」を感じたら、誰かに"与えて"みよう/「喪の作業」を踏んで、死別を受け入れる/「今」に目を向けると、「死」に振り回されない)
50代の「人間関係」を、よいものにできるかできないかによって、その後の人生の幸福度が大きく変わってきます。
不機嫌なパートナー。
ガンコな老親。
話が合わない友人。
離れていく子ども。
何を言えば?どうすればいい?
幸福度がスーッと上がる"心のくすり箱"。
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「義理の家族は「パートナーの家族」と割り切る」
新世界はAI+5G+クラウドの3角形で激変する
目次は次の通りです。
序章 近未来に必ず起こる七つの大変化
1章 テクノロジーとビジネスの交差点
2章 基幹テクノロジーの進化史
3章 近未来を創るメガ・テクノロジー1 人工知能ーーデータを使って認識・判断する
4章 近未来を創るメガテクノロジー2 5G・クラウド・ブロックチェーン
終章 テクノロジーの進化を見定める
新世界はAI+5G+クラウドの3角形で激変する。
ハーバード大学院理学修士+38歳ベンチャー投資家にして元グーグル+京大特任准教授がわかりやすく描く、これから必須の「テクノロジー基礎教養」。
生き残る会社、消える会社はどこで決まる?
今後の潮流を読む上で参考になる書です。
<印象に残った一文>
「便利な変化は他時間のうちに劇的に進んでいく、劇的な変化は人々が気づかぬうちに静かに進行していく。」
薬と社会とのかかわり
鎮痛薬やワクチンなど、昔からある医薬品を中心に、その起源や薬の開発のいきさつなどを紹介しながら、その薬と社会とのかかわりが描かれています。
現在の製薬企業のありかたや医薬関連の規制についての話や、とくに米国で社会問題となっている薬物依存症の状況も盛り込まれ、製薬をめぐる世界を俯瞰してみることができます。
薬に関する科学的な説明部分もわかりやすく簡潔で、開発のいきさつは物語を読むようにドラマティックで興味を引き、しかも全体的にコンパクトにまとまっているので、一般の人も抵抗なく飽きずに楽しめる内容です。
単なる薬にまつわる「小ネタ集」ではありません(もちろん、驚くべき小ネタもたくさんあります)。
有史以来、ヒトはどのように薬と付き合い、法律を定め(そのことにより裏の世界が開花しました)、開発し、制度をもうけていったのか、そして、これからどうなっていくのか......。
きっと世界史を見る目を変えてくれるでしょう。
目から鱗の情報が満載です。
<印象に残った一文>
「ひたすらいい薬などというものはない。とにかく悪い薬というものもない。」
良心と組織の狭間で
目次は次の通りです。
視えない統制
原発をめぐる攻防
萎縮する若手たち
人事評価という支配
権力の中枢・最高裁事務総局
「平賀書簡問題」の衝撃
ブルーパージが裁判所を変えた
死刑を宣告した人々
冤罪と裁判官
裁判所に人生を奪われた人々
ねじ曲げられた裁判員制度
政府と司法の暗闇
原発再稼働の可否を決め、死刑宣告をし、「一票の格差」について判断を下す。
裁判官は、一般市民には想像できないほどの重責を負う。
その重圧に苦悩する裁判官もいれば、個人的な出世や組織の防衛を優先する裁判官もいる。
絶大な権力を持つ「特別なエリート」は何を考え、裁いているのか?
目から鱗の情報が満載です。
<印象に残った一文>
「裁判官も組織の中にいる以上、人事によって縛られているのである。」
日本を取り巻く「地理」と「貿易」と「安全保障」の真実
目次は次の通りです。
プロローグ 国際関係の基本ーどう考えてもあたりまえのこと
1章 「貿易」から国際関係を考える
2章 「安全保障」から国際関係を考える
3章 隣国韓国の"本当の話"
4章 今、日本の周辺では何が起こっているのか
5章 世界の「覇権争い」はどうなっていくのか
エピローグ 「自分の頭で考える」という習慣をもつ
地政学によって一国の「政治」「軍事」「経済」のすべてが変わる!
"ファクト"と"ロジック"に基づく「困った国々」との立ち回り方!
今後の潮流を読む上で参考になる書です。
<印象に残った一文>
「「原理原則」に即して「事実」だけを見つめれば、たいていのことは、きわめてシンプルに説明できる。もし世の中で怒っていることが複雑に見えるとしたら、それは原理原則を理解していないうえに、個人的感情や思い込みによって。事実を見つめる目が曇っているからだ。」
半年以上にわたる現場取材の集大成
目次は次の通りです。
序章 宴の後で
第1章 発覚
第2章 過剰なノルマ、置き去りの契約者
第3章 政治への忖度
第4章 不正拡大
第5章 NHKへの抗議
第6章 遠い信頼回復
起こるべくして起きた「かんぽ問題」。
郵便局の深すぎる病巣にメスを入れる!収束の見えない「かんぽ不適切販売」。
顧客は"ゆるキャラ""半ボケ"呼ばわりされ、局員は地獄のノルマと研修に追い詰められていた。
日本郵政はNHKに抗議を繰り返すなどして、問題は政治や報道のあり方にも飛び火している。
なぜこのようなことになったのか。
半年以上にわたる現場取材の集大成をお届けする。
目から鱗の情報が満載です。
<印象に残った一文>
「保険販売は郵便局網を支える収入源。」
米・露・中国・北朝鮮の攻撃分析から学ぶ
明るみに出ることがない米国、ロシア、中国、北朝鮮のサイバー攻撃について、新聞やネットなどでの煙的な現象・事象から大元の火を想定し、図を使って分かりやすく解説。
主要なサイバー攻撃への対策なども記す書です。
今後の潮流を読む上で参考になる書です。
<印象に残った一文>
「サイバー戦争はすでに始まっています。第5の戦場と化しているサイバー空間。」