社会・政治: 2020年5月アーカイブ
歪んだ正義感の裏に潜む、驚くべき脳の構造に迫る
目次は次の通りです。
第1章 ネット時代の「正義」-他人をつるし上げる悦び
(SNSが隠れていた争いを「見える化」した/著名人にとってSNSは諸刃の剣 ほか)
第2章 日本社会の特殊性と「正義」の関係
(愚かさの基準は国によって異なる/日本は「優秀な愚か者」の国 ほか)
第3章 なぜ、人は人を許せなくなってしまうのか
(人間の脳は、対立するようにできている/人は、なぜいとも簡単に他人を憎むのか ほか)
第4章 「正義中毒」から自分を解放する
(「許せない」をコントロールし、穏やかに生きるには/「なぜ、許せないのか?」を客観的に考える ほか)
世の中に渦巻く「許せない」感情は、なぜ生まれるのか?
歪んだ正義感の裏に潜む、驚くべき脳の構造に迫る!
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「SNSが「(ルールに則らない何かを)許せない」という人間の感情を可視化したことは確かです。」
組織と人に本気の改革を迫る
目次は次の通りです。
1章 軍事を軽視する国は亡びる
2章<シナリオ1>台湾へのハイブリッド侵攻・解説
3章<シナリオ2前編>先島諸島への同時ハイブリッド侵攻・解説
4章<シナリオ2後編>日本政府による対応・解説
5章 自衛隊はどうすべきなのか
香港、台湾、次は尖閣・与那国奪取!
「このままでは先島諸島の防衛は不可能」、元陸自トップが衝撃の告白。
詳細なシミュレーションで、初めて明かされる、自衛隊の弱点。
なぜそうなるのか。
中国が虎視眈々と狙う、南西諸島の防衛態勢の組織的欠陥を、具体的に分析し指摘する書です。
「新しい戦争」の世界的変化についていけない日本人に向けて、ハイブリッド戦による侵略の脅威を完全解説。
本当に機能する防衛力、世界の変化にあわせて真に戦える体制を創るには、何が足りないのか。
37年間の勤務経験に基づく豊富な事例と教訓から、組織と人に本気の改革を迫る書です。
目から鱗の情報が満載です。
<印象に残った一文>
「ある国が、日本侵略を企図したら、取り返しのつかない懲罰が返ってくると思わせることが、抑止力になる。」
アメリカを丁寧に読み解く
目次は次の通りです。
第1章 大統領に翻弄されるアメリカ
第2章 宗教に翻弄されるアメリカ
第3章 多民族国家アメリカ
第4章 自由と暴力の国アメリカ
第5章 「合衆国」としてのアメリカ
第6章 選挙大国アメリカ
第7章 二大政党の国アメリカ
第8章 メディア大国アメリカ
第9章 格差と分断のアメリカ
大統領の権限・政治のしくみ・社会・制度・宗教・移民・差別・自由と暴力(銃の問題)・メディアなど、
時事的なテーマからこの国を丁寧に読み解く書です。
そこからはアメリカの抱える根深い問題や大国の「論理」などが浮かび上がります。
アメリカという国を知り、そこで起こっていることを理解するうえで絶好の書です。
今後の潮流を読むうえで参考になります。
<印象に残った一文>
「近年のアメリカでは、二大政党の分極化と対立の激化があるのに加えて、二大政党内部でも揉めているという、非常に複雑な状況を呈している。」
世界96カ国をまわった元外交官が教える
目次は次の通りです。
第1部 "共生"を生んだ宗教観
(深く自然を崇拝する心/無駄を省く禅の思想/世界最古のロイヤルファミリー)
第2部 日本経済飛躍の原点 創意工夫の江戸時代
(世界最先端の先物取引・物流/ハイレベルな江戸庶民の教育水準/サステナブルな江戸の暮らし/世界の美意識を変えた葛飾北斎/ユニークに進化した日本の古典芸能/吸収と融合とオリジナリティが同居する文化大国/キリスト教と日本人/地方の多様性・独自性/室町以前の女性の活躍)
キーワードは「共生」と「創意」。
グローバルなビジネス現場での「雑談」に欠かせない日本の歴史・文化のトピックス、関心を引くポイントを厳選して解説してくれます。
いろいろな気付きを与えてくれます。
図解で早わかり
目次は次の通りです。
PART1 法務の仕事と会社の基本構造
PART2 役員の権限と責任
PART3 株主総会と株式をめぐる法律知識
PART4 事業再生と倒産制度の知識
PART5 働き方改革に対応した労務管理の法律知識
PART6 トラブルにならない契約の基本と消費者の知識
PART7 債権管理・紛争処理の法律知識
PART8 知的財産権・下請法、金融商品取引法などその他の法律知識
会社組織、株主総会、契約実務、労務管理、倒産制度、債権管理、知的財産権、紛争処理手続きなどを平易に解説。
「紛争処理」「予防」「戦略」の観点から法務に求められる基幹分野の法律知識を1冊に集約!
最新の法令改正と重要事項のポイントがわかる!
民法債権法、働き方改革法、会社法改正に対応。
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「法務の扱う業務には大きく・債権管理、訴訟などの紛争処理・契約書チェックや労務管理、株主総会対策などの法蓮順守(コンプライアンス)のための予防法務・合併や業務提携、企業防衛などを扱う戦略法務、があります。」
2020年4月1日施行改正民法対応
目次は次の通りです。
第1章 知らなかったでは遅い! 民法改正で取引がこんなに変わる
第2章 売買は商取引のメイン!
第3章 発注したときのトラブルはどうする?
第4章 受注に関して注意しなければいけないこと
第5章 賃貸借に関して注意しなければいけないこと
第6章 融資を受けるために注意しなければいけないこと
第7章 Webでサービスを提供している場合に注意しなければいけないこと
第8章 トラブルを予防する契約条項のヒントと書式
第1章 知らなかったでは遅い! 民法改正で取引がこんなに変わる
第2章 売買は商取引のメイン!
第3章 発注したときのトラブルはどうする?
第4章 受注に関して注意しなければいけないこと
第5章 賃貸借に関して注意しなければいけないこと
第6章 融資を受けるために注意しなければいけないこと
第7章 Webでサービスを提供している場合に注意しなければいけないこと
第8章 トラブルを予防する契約条項のヒントと書式
融資で困らない!
契約見直しであたふたしない!
リスク管理、トラブル対策に効く一冊!
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「契約の改定や新様式での再契約をするには、何か理由があるはずです。」
社会病理の構造を浮き彫りにする
目次は次の通りです。
第1章 虐待にいたる道のり
第2章 育て方がわからない
第3章 この子さえいなければ...
第4章 心と体の疵
第5章 ポイズン
第6章 星の下に
第7章 子供が歩く路
第8章 救いの手はどこに
ニュースで虐待死事件が報じられるたびに、人々は親の鬼畜ぶりに怒り、児童相談所や教育委員会、学校の手落ちを批判する。
しかし私たちは、児童虐待に4種類あることすら知らない。
なぜ「虐待」や「育児困難」は増えるのか。
どうすれば子どもたちを救えるのか。
市井の人々のドラマを描きつづける著者が、リアルな事案24例を多面的に掘り下げ、社会病理の構造を浮き彫りにする書です。
社会の現場の生の声に愕然とします。
<印象に残った一文>
「現在日本で行われている人工中絶の件数は、1年間で約18万件だ。これは、6回の妊娠に対して1回の割合で人工中絶が行われていることを示している。」