社会・政治: 2020年9月アーカイブ
混沌と発展のはざまで
目次は次の通りです。
第1章 日本との関係から見るインド
第2章 インドは世界最大の民主主義国
第3章 宗教から見るインド
第4章 カースト制度から見るインド
第5章 数学とITから見るインド
第6章 地政学から見るインド
新しき超大国の希望と苦悩。知れば差がつく、インドの事実。
<印象に残った一文>
「人口は力なり」
EU政治の全体像を一冊で初学者にもわかりやすく解説
目次は次の通りです。
序 章 EUの政治を学ぶ意義
第1部 EU統合史
第1章 ヨーロッパとは何か:欧州経済共同体設立までの歩み
第2章 統合の停滞と再生:マーストリヒト条約までの歩み
第3章 拡大と正統性の危機:ポスト冷戦期のEU
第2部 EUの政治制度と政治過程
第4章 EUの全体像
第5章 EUの諸機構
第6章 EUの政策過程
第3部 EUの諸問題
第7章 EUの経済政策
第8章 EUの社会・移民政策:統合による境界の変容
第9章 世界のなかのEU/第10章 共通安全保障・防衛政策
第4部 EUのガバナンス
第11章 各国政治とEU
第12章 デモクラシーと正統性
EU政治の全体像を一冊で初学者にもわかりやすく解説。
ヨーロッパ統合の歴史的展開を前史から振り返り、複雑なEUの政治諸制度、政策決定過程を丁寧に解説する。
また、移民政策など主な政策の特徴、各国政治との関係、さらには現在まさに揺れ動くEUの正統性についての議論も紹介する書です。
目から鱗の情報が満載です。
<印象に残った一文>
「加盟国とEUとの相互関係のダイナミックスの中にこそヨーロッパ統合の本質がある。」
「日経ビジネス電子版」人気連載を新書化
目次は次の通りです。
第1章 終わらない昭和おじさん社会
ーー日本社会の「イメージ」と「現実」
第2章 ここまで深刻化していた「分断の壁
」--社会のひずみはこうして広がった
第3章 若者も中高年も女性も働きづらい理由
ーー日本の会社のしくみは既に無理がきていた?
第4章 広がり過ぎた格差のゆくえは
ーー昭和モデルからこぼれ落ちるということ
第5章 これから始まる社会のニューノーマル
ーー昭和おじさん社会からの脱却
あっけなく失業する人々、途方にくれる自営業者、困窮するひとり親家庭、家をなくし彷徨う人、孤立する高齢者ーコロナ感染拡大で起こった問題は、社会の中でたまっていたひずみが噴出したにすぎない。
雇用や家族、人口構成のカタチが変わったにも関わらず昭和モデルをもとに動き続ける日本社会の問題点、そしてコロナ後に起こる大きな変化とは。
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。
<印象に残った一文>
「今の日本社会のしくみは、1970年代高度経済成長期の「社会のカタチ」を前提に作られたものです。「長期雇用の正社員」「夫婦と子供二人の四人家族」「ピラミッド型の人口構成」といった昭和期のカタチをモデルにしています。」
多様な観点からAIのすべてを平易に語る
目次は次の通りです。
第1章 第3次ブームのAI(人工知能)は何ができるのか?
第2章 ホワイトカラーの仕事はどう変わるのか?
第3章 IoT、5GとAI:デジタル社会のインフラ
第4章 サービスの生産性向上は待ったなし:AIが劇的に不定形データの分析を高速化し、経営を支える
第5章 ディープラーニングとは何か?:正確な認識をもとう!
第6章 高まるAIの「学習・対話能力」
第7章 X-techの時代:様々な業界における様々なAIの応用
第8章 日本のAI開発はどう進めるべきか?
第9章 AIと人間の未来を恐れるなかれ
「本当のAI」を知るための決定版!
AIにもビジネスにも精通する著者が、技術、応用、教育など、多様な観点からAIのすべてを平易に語る書です。
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。
<印象に残った一文>
「AIの時代には、人間は、ビジネスや技術面の創造性はもちろん、個性、文化、アートな感性で、価値をアピールできる確率が高まります。」
"世界的権威"による正しい新型コロナウイルス情報
目次は次の通りです。
第1章 新型コロナウイルス研究最前線
(ウイルスは戦わない/ワクチンはいつ実用化されるのか?/特効薬とワクチンをいかに開発するか ほか)
第2章 ウイルスと共に生きる
(無闇に恐れる必要はない/新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスはどう違う?/パンデミック宣言はなぜ遅れたのか ほか)/
3章 ウイルスと私
(動物好き少年からウイルス研究者へ/ウイルスの人工合成に成功/エボラウイルスを制圧するために ほか)
冬に来る第2波はさらに強毒化するのか?
ワクチンはいつ開発されるのか?
終息はいつなのか?...
国際ウイルス学会会長、東大医科研ウイルス感染分野教授など要職を歴任。
"世界的権威"による正しい新型コロナウイルス情報。
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。
<印象に残った一文>
「ウイルスは人を選びません。ウイルスにはだれでも感染するのです。ですから、感染者を特別視することは全くもって無意味だと思います 。」
豊富な図表を用いて論破
目次は次の通りです。
序章
第1章 マスコミがあおる貧困と格差
第2章 俗論がまかり通る貿易論
第3章 ファクトを歪める財務省と自治体
第4章 ファクトを知られたら損する人たち
第5章 技術革新で変わる日本の未来予想図
まやかしの数字を用いたプロパガンダ言説を豊富な図表を用いて論破する!
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。
<印象に残った一文>
「専門知識があるかどうかを判定するには、その事柄について論文を書いたことがあるがどうかが一つの指標になる。」
渾身の論考
目次は次の通りです。
序章 危機には変化が必要だ
第一章 なぜ北朝鮮は崩壊しなかったのか
第二章 南北融和と「逆コース」の三〇年
第三章 「戦後最悪の日韓関係」への道筋
第四章 コリアン・エンドゲームの始まり
終章 朝鮮半島と日本の未来
おわりに
資料1 朝鮮半島と日本の未来について考えるための基本書
資料2 朝鮮半島と日本をめぐる重要諸宣言文
朝鮮戦争勃発から七〇年が経過した。
朝鮮半島では様々な場面で南北の分断体制に限界が露呈するとともに、二〇一八年には歴史的な米朝首脳会談が実現するなど、統一への動きが着実に進みつつある。
しかし日本では嫌韓感情を煽ったり、脅威論を並べたりする偏った報道が目立ち、事態の本質はなかなか見えてこない。
コロナウイルスのパンデミックが宣言され、混迷を深めるかに見える世界情勢。
しかし、著者はこの未曾有のピンチにこそ、むしろ冷静にポジティブな未来像を描こうとする。
「第一次核危機」以降の北東アジア四半世紀の歴史を丹念に総括しながら、一脈の光明を見据えて朝鮮半島と日本の進むべき道を探った、渾身の論考!
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。
「普通の人」がなぜ過激化するのか
目次は次の通りです。
第1章 「普通の人」が過激化する
第2章 組織はいかに個人を過激化させるか
第3章 ローンウルフ2.0
第4章 「過激化プロセス」のモデル
第5章 誰にでもある心身のバランスシート
第6章 日本における過激化/第7章 過激化をいかに防ぐか
「自分は絶対に正しい」と思い込むと、人間の凶暴性が牙をむく。
テロリズム、学校襲撃、通り魔、コロナ禍に現れた「自粛警察」に共通する暴力のメカニズムを気鋭のジャーナリストが解き明かす書です。
目から鱗の情報が満載です。
<印象に残った一文>
「むしろ自分を中心に置き、大学やシンクタンク、そこの研究者などから必要な知識や分析をかき集め、そこからオリジナルな世界を創造することこそが大事なのだ。」
渾身の論考!
目次は次の通りです。
序章 危機には変化が必要だ
第一章 なぜ北朝鮮は崩壊しなかったのか
第二章 南北融和と「逆コース」の三〇年
第三章 「戦後最悪の日韓関係」への道筋
第四章 コリアン・エンドゲームの始まり
終章 朝鮮半島と日本の未来
おわりに
資料1 朝鮮半島と日本の未来について考えるための基本書
資料2 朝鮮半島と日本をめぐる重要諸宣言文
朝鮮戦争勃発から七〇年が経過した。
朝鮮半島では様々な場面で南北の分断体制に限界が露呈するとともに、二〇一八年には歴史的な米朝首脳会談が実現するなど、統一への動きが着実に進みつつある。
しかし日本では嫌韓感情を煽ったり、脅威論を並べたりする偏った報道が目立ち、事態の本質はなかなか見えてこない。
コロナウイルスのパンデミックが宣言され、混迷を深めるかに見える世界情勢。
しかし、著者はこの未曾有のピンチにこそ、むしろ冷静にポジティブな未来像を描こうとする。
「第一次核危機」以降の北東アジア四半世紀の歴史を丹念に総括しながら、一脈の光明を見据えて朝鮮半島と日本の進むべき道を探った、渾身の論考!
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。
<印象に残った一文>
「北朝鮮が高姿勢に出て、こけおどしをするのも弱者の強迫観念からだ。」
人口、資源など未来の問題をデータで解き明かす
日本の人口減少と世界の人口急増、水・食料・エネルギー問題、最先端医療とAIでえがかれる人類の未来像-。
日本、そして世界の人口問題をさまざまな視点から考え、データで解き明かす。
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。
<印象に残った一文>
「世界の糖尿病患者数は2045年に7億人を超える。」
北朝鮮は独裁国家
目次は次の通りです。
第1章 金正恩暗殺計画と21世紀の妙薬
(過剰警護/大量の爆薬を集めた男 ほか)
第2章 荒廃する朝鮮人民軍
(文書は9000ページ超/人民軍は「無法天地」 ほか)
第3章 無法者の稼ぎ方
(「絶対秘密」検察文書/トラの像、盗まれる ほか)
第4章 金正恩秘録
(展示性事業/216号資金 ほか)
第5章 なぜ核に固執し続けるのか
(命懸けの隠し録り/中ロに怒る ほか)
北朝鮮は独裁国家だ。
情報統制も厳しい。内情を知るには公式発表の裏を読み取るか、脱北者の証言に頼るか。
いや唯一、抜け道があった。
それが今回、筆者が試みた内部資料である。
朝鮮半島取材歴25年に及ぶ筆者は、独自のルートで約1400件超の機密文書や音声記録を入手した。
金正恩の暗殺計画から朝鮮人民軍の内申書、はたまた深刻な麻薬汚染や巷に現れたモヒカン男子への戒めまでー。
当局発の文書ゆえ生々しい。
圧政に苦しみながらも生き抜く民衆のしたたかさも見えてくる。
北の監視網を潜り抜けた筆者の取材余録もコラムとして収録!
目から鱗の情報が満載です。
<印象に残った一文>
「金正恩は身辺の安全に非常に不安を感じており、不眠症にかかってる。」
図解入門業界研究
目次は次の通りです。
第1章 日本漁業の現状
第2章 世界の漁業の現状
第3章 漁業の歴史とこれから
第4章 主な魚種
第5章 漁法
第6章 日本の養殖業
第7章 日本の水産流通
第8章 漁業の成長産業化と漁業法改正のねらい
第9章 持続可能な水産業への取り組み
かつて世界一を誇った日本の漁業は衰退の一途をたどっています。
一方で世界の漁業は成長産業となっています。
なぜこうした差がついたのか、漁業の歴史、現在の水産業、漁業法の改正、国際的な漁獲規制などを通じて解説していきます。
そのうえで、日本の漁業が成長産業化するために必要な現状と課題をわかりやすく説明しました。
世界第6位の排他的経済水域(EEZ)をもつ日本の漁業は高いポテンシャルを持っています。
そうした世界史有数の資源国である日本の漁業が正しい方向に向かっているかを考える一助になることを希望します。
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。
<印象に残った一文>
「世界の漁業では、持続可能性が重要なキーワードになっています。持続可能性が損なわれるような漁業はどんどん市場からも排除されています。」
国際政治学者が読み解くパンデミックの世界
目次は次の通りです。
序章 感染症との闘いー新型コロナウイルスがもたらす複合危機
第1章 武漢戦疫
第2章 政治への審判
第3章 世界の不況と分断
終 章 私たちは何をすべきか?
2019年12月、中国武漢市で起こった謎の新型肺炎は、瞬く間に世界中を恐怖に陥れた。
新型コロナウイルスによって起こった複合危機によって、世界はどう変わっていっているのか。
そして、今後の世界はどうなるのか。私たちは何をすればよいのか。
国際政治学者が読み解くパンデミックの世界。
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。
<印象に残った一文>
「危機から学び、次なる危機への備えを始めたい。」
新型コロナワクチンの開発第一人者、森下教授を長谷川幸洋が直撃!
目次は次の通りです。
医療現場の最前線は「戦場」だ!
第1章 ●新型コロナ発生源と醜態を晒すWHO
第2章 ●ECMOや人工呼吸器が足りなくなると何が起きるのか?
第3章 ●医療崩壊とPCR検査
第4章 ●クルーズ船対応の謎を明かす
第5章 ●ワクチンは本当に間に合うのか?
第6章 ●ワクチン戦争のゆくえ
中国は天文学的な損害賠償を突き付けられる!
トランプ大統領も中国共産党に本気で怒った!
医療崩壊はこうして起きる!
安倍政権の対応は正しかったのか!?
新型コロナワクチンの開発第一人者、森下教授を長谷川幸洋が直撃!
目から鱗の情報が満載です。
<印象に残った一文>
「コロナ後の世界は、中国共産党を封じ込める動きが加速します。世界は中国共産党を許しません。」
実像をあぶり出す
目次は次の通りです。
第1章 びっくりメリケンのなぞなぞ
第2章 なんでもアメリカン?
第3章 銃社会を生きる若者たち
第4章 「アメリカンドリーム」の地は失楽園
第5章 黄昏から闇夜へのアメリカ
第6章 アメリカの希望と絶望
新型コロナウイルスのパンデミック。
穴に埋められる無数の遺体。
アメリカは既に崩壊しつつあった。
「州連合」という未成熟な「世界帝国」は砂上の楼閣だ。
本書はその内部に目を凝らし、実像をあぶり出す。
目から鱗の情報が満載です。
<印象に残った一文>
「人口わずか300万人で建国されたアメリカは、連邦政府と州という国家が連合した未熟な国家連合で、未完の世界帝国」
日経編集委員・WBSキャスターによる緊急レポート。
目次は次の通りです。
第1章 武漢からアジアへ
第2章 クルーズ船からイタリアへ
第3章 封じ込めの慢心 米国
第4章 政策総動員への転換
第5章 米中コロナ冷戦と日本
第6章 コロナ緊急事態の日本
21世紀の新たな「30年代」
新型コロナウイルスの大流行は、グローバル化した世界をずたずたに引き裂いた。
「対岸の火事」と慢心していた欧米諸国、隠蔽と強権、「マスク外交」の中国、政府の危機管理と国民の忍耐力が試されている日本ー。
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「中国は政治力でWHOを抑え込んでいるさなかに、国内では新型コロナウイルス封じ込め荒治療に出る」