社会・政治: 2020年12月アーカイブ

エコノミストの観点から問題点をあぶり出し、その解決策を探る


目次は次の通りです。

第1章 違うからこそ共に生きる
第2章 共に生きるとはどう生きることか
第3章 カネの暴走からヒトの共生をどう守るか

第4章 つながり過ぎていて共生できない
第5章 国境を「超えて」共に生きる
終章 真の共生はいずこに

経済活動とはなにか、どうあるべきかー。
その問いに著者は、人間による人間のための営みである以上、人間を幸せにできなければ、その名に値しないと述べる。
そして、まともな経済活動のあり方と共に生きる社会のあり方は、ほぼぴったり二重写しになるというのである。
第三次グローバル化時代に一国主義と排外主義が台頭する中で、異なるもの同士は、いかにして真の共生を築けばいいのか。
エコノミストの観点から問題点をあぶり出し、その解決策を探る書です。
いろいろな気付きを与えてくれます。

<印象に残った一文>

「多様性の中の連帯」

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よろしければご覧下さい。

ドキュメント東京都知事の1400日


目次は次の通りです。

第1章 東京五輪と新型コロナ
第2章 女性初の東京都知事
第3章 自民党東京都連のドン

第4章 側近政治
第5章 築地か、豊洲か
第6章 「排除いたします」

第7章 権力に憑かれた女
第8章 安倍と二階と官邸と

テレビカメラを前に、フリップを出して、記者からの質問に当意即妙に答える。
「ロックダウン」「東京アラート」といったフレーズを、メディアに取り上げさせるー。
小池百合子は、メディアの特性を熟知している。
築地市場移転、東京五輪にメスを入れはした。
新型コロナウイルス対策でも、愚策を続ける安倍晋三と政権与党との差は歴然だった。
だが、政治家としてのビジョンはなかなか見えてこない。
いったい、何をやりたいのか?
何を目指しているのか?「
週刊文春」記者がつぶさにレポートします。
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。

<印象に残った一文>
「「万能足りて一心足らず」でいいのよ」

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日本社会はなぜ息苦しいのか


目次は次の通りです。

コロナで炙り出された「世間」-戦時という風景
第1部 「世間」が生み出す同調圧力
(世間と社会はどこが違うのか/世間と社会の二重構造/「お返しのルール」-LINEの既読無視が問題視される理由/「身分制のルール」-なぜ名刺をもらうと安心するのか/「人間平等主義のルール」-強いねたみ意識 ほか)

第2部 同調圧力の正体

(なぜ世間に謝罪するのかー加害者家族へのバッシング/「親の顔が見てみたい」と家制度/感染者に謝罪を求める理由/ひきこもりと世間体/生活保護を妨げる「恥」-「権利」は持っているだけで「正しい」 ほか)

生きづらいのはあなたのせいじゃない。
日本社会のカラクリ=世間のルールを解き明かし、息苦しさから解放されるためのヒント。
いろいろな気付きを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「日本は「同町圧力」」が世界で突出して高い国なのです。そしてこの「同町圧力」を生む根本に「世間」とよばれる日本特有のシステムがあります。」

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「価値大転換時代」の乗りこえ方


目次は次の通りです。

第1章 On Corona 価値観が大転換する時代の始まり
第2章 With Corona 無常の世界は「なりたい自分」に変わるチャンス

第3章 After Corona 不透明な明日を切り開く生き方
第4章 Beyond Corona コロナを超えて「新しい人間」をめざす

新型コロナウイルスにより、人々や社会の価値観は大転換する。
災害も含め苦難の多い時代、それでも、私たちは幸せになれる。
コロナに負けない生き方、新しい幸福の形とは?
第2波、第3波、そして災害への心の準備は万全ですか?
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。

<印象に残った一文>
「急ぎすぎた。魂が追い付くのをまとう。」

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幸村・上杉法律事務所を揺るがす、新たな闘いの始まり

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「幸村・上杉法律事務所」の敏腕弁護士・甲斐正午は誰にも相談せず、ボストンに留学中のアソシエイト・鈴木大輔を突然呼び戻す。
天才的な頭脳を持つ大輔に甲斐は早速、小説のアイデア盗用を巡る大手出版社の案件を任せた。
そんななか、思わぬ出来事が起きる。かつて甲斐が事務所代表の幸村チカと追い出した共同代表の上杉一志が、闘病中だった妻の死を機に、復帰への意欲をのぞかせたのだ。
それは幸村・上杉法律事務所を揺るがす、新たな闘いの始まりだったー。
どんどん物語の中に引き込まれていきます。

<印象に残った一文>
「思いやりがない人こそ弱い。」

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