社会・政治: 2021年2月アーカイブ
最新免疫学からわかった病原体の正体
目次は次の通りです。
第1章 風邪ウイルスがなぜパンデミックを引き起こしたのか
第2章 ウイルスはどのようにして感染・増殖していくのか
第3章 免疫vs.ウイルス なぜかくも症状に個人差があるのか
第4章 なぜ獲得免疫のない日本人が感染を免れたのか
第5章 集団免疫でパンデミックを収束させることはできるのか
第6章 免疫の暴走はなぜ起きるのか
第7章 有効なワクチンを短期間に開発できるのか
免疫学の第一人者が、最新の科学データで正体不明のウイルスの謎に迫る。
これぞ新型コロナ解説書の決定版!
「新型コロナウイルスを正しく知ることが、私たちにとって今最も重要なことです。
最新の科学データを元に書かれた本書は、大いにその手助けをしてくれるでしょう」山中伸弥氏推薦(京都大学iPS細胞研究所 所長)
新型コロナウイルスが中国で発生したのは、2019年12月。
それからわずか半年の間に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は瞬く間に世界に伝播し、10月末には全世界の感染者数は4400万人を突破し、死者は120万に迫ろうとしている。
このウイルスは過去にパンデミックを引き起こしたインフルエンザウイルスとは明らかに違う性質を持っており、得体の知れない様々な謎を秘めている。
「あり触れた風邪ウイルスがなぜパンデミックを起こしたのか?」
「幼児は、感染しても軽症が多いのに対して、高齢者が感染すると重症化しやすい。なぜかくも症状に差が出るのか?」
「なぜ獲得免疫のない日本人の多くが感染を免れたのか?」
「有効なワクチンは本当に開発できるのか?」など誰も知りたい新型ウイルスの7つの謎に、最新の科学的知見に精通した免疫学の第一人者が果敢に挑む。
本格的流行期を前に必ず読んでおきたい「読むワクチン」。
日本を騒がす風説を一刀両断!
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「私は人工抗体が新型コロナウイルス感染症の治療におけるゲームチェンジャーになりうるのではないかと期待をしています。」
自らの体験を元に解説
目次は次の通りです。
第一章 知事たちの虚を突いた感染症
第二章 法的根拠を欠いた知事の自粛要請
第三章 各都道府県知事の閻魔帳
第四章 問われる全国知事会の役割
第五章 東京都政と大阪府政を診る
第六章 ポストコロナ時代の首長と議会
リーダーのなすべき仕事とは何か?
良い知事とダメな知事の見分け方とは?
新型コロナ対応では各都道府県の知事たちの言動が注目された。
国の方針に唯々諾々と従うだけの知事もいれば、現場の実態に基づき臨機応変に対応した知事もいた。
マスコミ露出の多寡ではわからない「知事の実力」とは何か。
前鳥取県知事が自らの体験を元に解説する書です。
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「小池知事は意図してかどうかわかりませんが、刺激的で浸透度の高い言葉を使いたがります。その場合、現実的に可能かどうかは問題ないのでしょう。」
Q&Aで具体的にわかりやすく解説
目次は次の通りです。
第1章 お金、貨幣、通貨ってなに?
第2章 金融と政治経済の関係とは?
第3章 金利と金融市場の役割
第4章 国内金融と国際金融の違いってなに?
第5章 金融商品にはどんなものがあるの?
第6章 為替と相場の関係とは?
第7章 国際収支はどんな構造をしているの?
第8章 国際通貨制度と体制について
第9章 法制度と諸規制について
第10章 資産運用の心得
日本円(YEN)、ドル(DOLLAR)、ユーロ(EURO)、メジャー通貨とマイナー通貨、通貨のニックネームなどのお金の基本から、主要国における金融と政治経済の関係、金利と金融市場の役割、国内金融と国際金融の違い、預金・貯金・貯蓄をはじめとする金融商品の種類、外国為替取引の種類やリスクヘッジなど為替と相場の関係、国際収支の構造、国際通貨制度の変遷など、金融に関するあらゆる事項について、Q&Aで具体的にわかりやすく解説してくれます。
いろいろな気付きを与えてくれます。
舞台裏を初めて明かす
目次は次の通りです。
第一章 国対委員長という仕事
第二章 調査力と論戦力で官邸を動かす
第三章 野党が審議拒否をする本当の理由
第四章 憲法をめぐる「暗闘」
第五章 国会の無力化にあらがう
特別対談 山崎 拓×辻元清美「立法府をまもるために」
官邸から立法府をまもれーー
元自民党副総裁・山崎拓氏との特別対談収録
国会運営は、与野党の「国会対策委員会」(国対)という法的根拠のないシステムに依存している。
事実上、与党と最大野党の、二人の国対委員長が特別な権限を持っているが、未だその実態については古い55年体制の談合政治のようなイメージでしか捉えられていない。
2017年10月、史上初の野党第一党の女性国対委員長となった著者が野党をとりまとめ、時に与党と手を組んでも食い止めようとしたものは何だったのか。
公文書の改竄・隠蔽が続き、官邸による「国会無力化計画」が進行したこの間の舞台裏を初めて明かす。
目からうろこの情報が満載です。
<印象に残った一文>
「日本はいつの間にか主要国で一番「小さな政府」になっていました。」
ニューノーマル時代、長期投資したい銘柄に注目!
目次は次の通りです。
第1章 アメリカのパラダイム・シフトを劇的に速めるコロナ禍
第2章 復活するアメリカ主導経済
第3章 イデオロギー対立となってきた米中新冷戦の激化
第4章 中国のデジタル通貨覇権を考察する
第5章 中東の地政学
第6章 再評価される日本の強み
第7章 日本株や宝の山
第8章 日本株はどういう視点で投資すべきか?
コロナ後に激動する世界経済の行方は?米中新冷戦の激化、世界同時不況下の株高の中で再評価される日本。
世界のマネーが日本に集まり、日経平均はバブル時代の最高値を超え2025年には5万円をめざす!
まさに今が絶好の投資チャンス!!
ニューノーマル時代、長期投資したい銘柄に注目!
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。
<印象に残った一文>
「アメリカは派遣国家として、自らの地位を揺るがすような国と真っ向からぶつかります。しかし世界に見せているイメージを自由自在に変えられるのもアメリカのしたたかさの一つです。」
これまでの日常が非日常となった今、明日に向けての指針とは?
目次は次の通りです。
第1章 リスクとともに生きるー2020年5月14日、凱風館にて
(一時は絶望が頭をよぎった/意味があった緊急事態宣言/ゼロにできない院内感染 ほか)
第2章 葛藤とともに生きるー2020年6月10日、凱風館にて
(コロナで加速する経済格差/感染症に通用しないリバタリアニズム/恐怖が生む分断 ほか)
第3章 偶発性とともに生きるー2020年7月6日、凱風館にて
(専門家会議廃止の〓末/対策とはブロックである/インバウンドと感染症 ほか)
リスクを受け入れ、他人とずれながら持久走。
それが、コロナの時代。
新型コロナウイルスのパンデミックが無効化させた、ゼロサム競争、同調圧力、新自由主義。経済格差や分断が急速に広がるなかで、感染対策と経済活動に引き裂かれる社会。
これまでの日常が非日常となった今、明日に向けての指針とは?
コロナ禍における心身自由な生き方について、5月、6月、7月と変わりゆく状況下で語り合ったすべてがここに!
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。
<印象に残った一文>
「彼らを理解することは、近未来の日本及び世界を知ること、そして、あなた自身が近未来を知り、近未来に適応できるようになることを意味しているといっても過言ではありません。」
「新世代」のための生き方!
目次は次の通りです。
第1章 不確実で多様化する世界で、どう生きるのか?
(「今、自分は本当に自由なのか」と問いかける/分断の次に求められるのは「つながり」 ほか)
第2章 多角的でブレない価値観を築く「学び」
(人の心には必ず偏見・先入観がある/世界で重視されるのは「学問領域の経歴」 ほか)
第3章 人種・文化を越える「コミュニケーション」
(多彩な人間関係に、迷惑はつきもの/「空気を読む」ことすら、やめていないか? ほか)
第4章 激変し続けるグローバル社会で「働く」
(仕事を理由に犠牲にしていいものはない/仕事が多様化するなか、「好き」が強みになる ほか)
不確実で多様な社会で自分の"変化"を恐れるな。
学び、働き方、コミュニケーションー「新世代」のための生き方!
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。
<印象に残った一文>
「世の中に認めてもらえる力をつけるのではなく、自分たちが世の中の仕組みを変える力をつけることが重要です。」
アフターコロナの学びを考える
目次は次の通りです。
Chapter1
学校でICTを使うのが当たり前の社会にーーGIGAスクール構想の課題と展望[インタビュー:高谷浩樹]
Chapter2
コロナ休校で、海外の学校はどう動いたか?--世界各国の取組から学ぶ[インタビュアー:石戸奈々子]
2-1 中国のオンライン授業
2-2 アメリカのオンライン授業
2-3 オランダのオンライン授業[吉田和充]
2-4 ドイツのオンライン授業
2-5 マレーシアのオンライン授業
Chapter3
コロナ休校で、日本の学校はどう動いたか?--日本各地の取組から学ぶ
3-1 [広島県]緊急時だからこそ、長の決断でできることをやる[平川理恵]
3-2 [熊本市]できることからなんでも取組む、できないことをできるようにする[遠藤洋路]
3-3 [尼崎市]生徒の学習支援にクラウドサービス「Box」を活用[松本眞]
3-4 [京都市]「1人1台」の端末環境を整備し、子どもたち全員に届く学習支援を[在田正秀]
3-5 [青森市]遠隔授業が不登校の子どもにどう影響をもたらしたか[成田一二三]
3-6 [千葉大学教育学部附属小学校]休校初日から全校児童にオンライン学習を実施[大木圭/小池翔太]
Chapter4
コロナ休校で、民間の教育産業はどう動いたか?--塾・IT企業・テレビ放送から保護者の反応まで
4-1 [英進館]コロナ休校への学習塾の対応[筒井俊英]
4-2 [Google for Education]「学びを止めない」を実現するために今、必要なこと[スチュアート・ミラー/谷正友]
4-3 [ロイロノート・スクール]アフターコロナ時代のオンライン授業を「共創」する[杉山竜太郎/和田誠/野中健次]
4-4 [NHK]NHKでの休校対応に関する取組[中村貴子]
4-5 [保護者有志]オンライン教育の実施に向け保護者有志がどう動いたか[平井美和/吉澤卓]
コラム
経済産業省のコロナ休校対策
「#学びを止めない未来の教室」(マナトメ)の90日[浅野大介]
Chapter5
アフターコロナで広がるAI・教育データ活用の可能性
5-1 [ギリア]アフターコロナ時代のAIと教育[清水亮]
5-2 [LasTrust]ブロックチェーンの活用で教育DXが加速する[圷健太]
5-3 [九州大学]学習履歴データ活用の重要性について[安浦寛人]
エピローグ アフターコロナ教育を構想する[石戸奈々子]
子どもたちの学びを止めない!
デジタル対応の遅れはもはや許されない。
共通の強い思いを胸に、多くの人たちが立場を超え、連携しあい、ここに集結。本書は、コロナ禍における自治体、学校、民間、保護者、子どもたちの奮闘の記録です。
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。
<印象に残った一文>
「学校の中でも外でもコンピューターやインターネットを使う児童生徒の割合は、日本はOECD最低。日本は学校ICT後進国だったのです。」