社会・政治: 2021年10月アーカイブ
日本人の本当の災難が、これから明らかになる
目次は次の通りです。
第1章 日本人の罪
第2章 感染症専門家の罪
第3章 テレビの罪
第4章 大学医学部の罪
第5章 日本医師会の罪
第6章 官僚と政治家の罪
第7章 医療界改革への提言
感染症専門家、日本医師会、大学病院、テレビのワイドショー。
自粛を煽った「悪い奴ら」。
高齢者は体力を奪われ、うつ病になる現役世代も増加。
日本人の本当の災難が、これから明らかになる。
今後の潮流を読む上で参考になる書です。
<印象に残った一文>
「大切なのは思考力よりも試行力」
あなたの20年後に関係あることを全部出
目次は次の通りです。
#01 テクノロジーの進歩だけが未来を明るくする
(たった100年前から信じられないほど世界は変わっている/新しいテクノロジーが登場したとき、人間はその普及に反対する ほか)
#02 あなたの不幸に直結する未来の経済ー年金、税金、医療費
(2040年の日本は老人ばかり/老人が増え、それを支える若者が減る ほか)
#03 衣・食・住を考えながら、未来を予測する力をつける
(衣食住の未来は、短期的にコロコロ変わる/不測の未来を予測する力をつけよう ほか)
#04 天災は必ず起こる
(このまま温暖化がすすむと、飢餓に満ちた世界が必ずくる/まず自分のいる場所がどんな水域か知っておくべき ほか)
知っている人だけが悲劇を避けられる。
あなたの20年後に関係あることを全部出しました!
年金/社会保険/医療費/ベーシックインカム/資産形成/MMT/5G/空飛ぶクルマ/監視カメラ/ゲノム編集技術/核融合/温暖化/南海トラフ/首都直下型地震。
今後の潮流を読む上で参考になる書です。
<印象に残った一文>
「生き残るためには、幸せになるためには環境に適応しなければならない。生き残るのは優秀な人ではなく、環境に適応した人であることは歴史が証明している。」
菅本人への取材を軸に綴る本格評伝
目次は次の通りです。
はじめに 菅総理、誕生す
第一章 血涙の歴史の落とし子
第二章 集団就職の世代
第三章 小沢一郎と菅義偉
第四章 権力闘争の渦中で
第五章 安倍政権の中枢で
第六章 権力を体現する政治家
「総理になることは、考えたこともない」。
そう言い続けた男は、自らが仕えてきた安倍晋三総理が辞任を発表するや、一気呵成に動いた。
第99代内閣総理大臣・菅義偉。
男の人生は地方出身のコンプレックス、権力への野望、そして自分の実力に対する自信と不安に満ちていた。
菅元首相の実像に迫る書です。。
安倍・菅政権で失われた経済を取り戻す
目次は次の通りです。
第1章 なぜ日本政府は国民の命を救えないのかーコロナ対策の失敗の原因
第2章 腐敗とたかりの「仲間内資本主義」を正す
第3章 新型コロナ大不況がもたらしたものー破綻するアベノミクス
第4章 アベノミクスを総括するー日本経済の体質を問い直す
第5章 ポピュリストの政策的退廃
第6章 日本は新しく生まれ変わる
「コロナ敗戦」の責任はだれにあるか。
命も生活も守れない、この国の体質を問う!
新型コロナ対策で、その脆弱さを露呈した日本財政。
雪だるま式に膨れ上がった借金、無責任な異次元金融緩和、産業の衰退と賃金低下、「株価至上主義」という病理...
公正な競争ルールが壊れ、"雰囲気頼み"の好景気演出も限界に達したいま、腐敗まみれの日本経済をいかに立て直すか。
産業構造改革や「フラットにつながる社会」の必要性を説く著者が、未来に向けた、持続可能な経済の在り方を考えます。
今後の潮流を読む上で参考になる書です。
<印象に残った一文>
明治維新以来、大規模化中央集権化の下で文明化近代化を達成してきた。今や、こうした社会体質そのものを変えていかないといけない。」
日本近現代史の泰斗が歴史学の手法で解き明かす
目次は次の通りです。
第1章 国家に問うー今こそ歴史を見直すべき
第2章 震災の教訓ー東日本大震災10年を経て
第3章 「公共の守護者」としての天皇像ー天皇制に何を求めるか
第4章 戦争の記憶ー歴史は戦争をどう捉えたか
第5章 世界の中の日本ー外交の歴史をたどる
第6章 歴史の本棚
なぜ日本学術会議の名簿から6人が除外されたのか?
政権が個人を「弾圧」する。
その隠された真意とは?
日本近現代史の泰斗が歴史学の手法で解き明かす。
今後の潮流を読む上で参考になる書です。
<印象に残った一文>
「嘘をつくには相手がいるが、他国は国家の嘘に付き合ってはくれない」
賃金差別は存在する!
目次は次の通りです。
1. 昇進 止まっているエスカレーター
2. 考課 「ふりだしに戻る」と「3つ前へ」
3. 同一職級 傾いた床
4. 与えられた条件 ハイヒールと砂袋
5. 雇用安定性 消えていく女性たち
6. 就職
7. 進路選択
8. 達成度評価
9. 資源
終わりーあるいははじまり
女性がもっと受け取れるはずだった賃金の金額を求めよ。『私たちにはことばが必要だ
フェミニストは黙らない』で鮮烈な印象を与えたイ・ミンギョン、次は男女の賃金格差に斬り込んだ!
男女賃金格差がOECD加盟国中「不動のワースト1位」の韓国の社会事情は、「不動のワースト2位」の日本でも共感必至。
賃金差別は存在する!
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「韓国女性が受け取っている賃金は男性に比べ、約36.7%少ない、」
当代一の財務省通が「ワル」たちの内幕を明かす
目次は次の通りです。
第1章 ワルの源流
第2章 出世の三条件
第3章 浪人は次官への近道ー挫折を知らない集団とは本当か?
第4章 灘・麻布出身者がトップになれない理由
第5章 コロナ禍で本質を問われる財政再建論
第6章 「黒田バズーカ」の光と影
第7章 財務省の理系迫害
第8章 辞め急ぐ財務官僚
霞が関のトップエリートが集う財務省。
そこでは「ワル」と言えば、いわゆる「悪人」ではなく、「やり手」という一種の尊称になる。
しかし、事務次官のセクハラ、国税庁長官の公文書改ざんなどで、"省庁の中の省庁"に巣くうワル文化はもはや崩壊待ったなしだ。求められてきた「勉強もできるが、遊びも人並み以上にできる」タイプとは?出世の条件とは?
当代一の財務省通が「ワル」たちの内幕を明かす。
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「人材が劣化していけば、おのずと組織も衰退していくのは避けられない。」
歪んだ正義感の裏に潜む、驚くべき脳の構造に迫る!
目次は次の通りです。
○第1章 ネット時代の「正義」-他人をつるし上げる悦び
・SNSが隠れていた争いを「見える化」した
・著名人にとってSNSは諸刃の剣
・自分と異なるものをバカにしあう不毛な社会
・炎上ビジネスに踊らされる正義中毒者たち
・多様性を狭めた集団は滅亡に向かう ...他
○第2章 日本社会の特殊性と「正義」の関係
・愚かさの基準は国によって大きく異なる
・日本は「優秀な愚か者」の国
・自然災害と閉鎖的環境が日本人の社会性を高めた?
・個人の意志よりも集団の目的が優先される
・「よそ者」は信用しない日本人 ...他
○第3章 なぜ、人は人を許せなくなってしまうのか
・人間の脳は、対立するようにできている
・人は、なぜいとも簡単に他人を憎むのか
・不一致ゆえに惹かれ合い憎み合う人々
・どんな天才も近付けば「ただの人」
・集団の持続こそが正義 ...他
○第4章 「正義中毒」から自分を解放する
・「許せない」をコントロールし、穏やかに生きるには
・「なぜ、許せないのか?」を客観的に考える
・「昔は良かった」」は、脳の衰えのサイン
・脳の成人年齢は30歳
・脳は経験で進化できる ...他
世の中に渦巻く「許せない」感情は、なぜ生まれるのか?
歪んだ正義感の裏に潜む、驚くべき脳の構造に迫る!
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「「我こそは正義」」と確信した途端、人は「正義中毒」になる」
世界は「自由」と「失敗」で進化する
目次は次の通りです。
第1章 エネルギーのイノベーション
第2章 公衆衛生のイノベーション
第3章 輸送のイノベーション
第4章 食料のイノベーション
第5章 ローテクのイノベーション
第6章 通信&コンピュータのイノベーション
第7章 先史時代のイノベーション
第8章 イノベーションの本質
第9章 イノベーションの経済学
第10章 偽物、詐欺、流行、失敗
第11章 イノベーションへの抵抗
第12章 イノベーション欠乏を突破する
特別追記:コロナ後の世界とイノベーション
ビル・ゲイツ&マーク・ザッカーバーグが絶賛する現代最高の科学・経済啓蒙家、全米ベストセラー!
あらゆるビジネス・人間活動における最大の課題「イノベーション」の本質と未来を解き明かす!
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「イノベーションは進化と同様、偶然の生じることはありえない。」
日航123便ミサイル撃墜事件及び乗客殺戮隠蔽事件の全貌解明報告
国家権力者たちは、自衛隊標的機が日航機に激突し、操縦不能にした不祥事を隠すため、乗客客員の口封じの殺害を行った-。
日航123便墜落事故の遺族であり調査分科会会長でもある著者が殺害の全容を解明した報告書。
しばし呆然としてしまう、衝撃の内容です。
<印象に残った一文>
「自衛隊が無人標的機を旅客気に衝突させ、その不祥事を隠蔽するために乗客乗員を抹殺した。」
「改革の政治」とオルタナティヴ
目次は次の通りです。
序章 現代日本政治の対立軸
第1章 「保革対立」から「改革の政治」へ
第2章 「改革の号砲」としての政治改革
第3章 行政改革と「改革を競う野党」
第4章 構造改革と保守政治の再編成
第5章 「改革の政治」と民主党政権の性格
第6章 「改革」の鬼子としての維新
第7章 安倍政権と「改革」の曲がり角
終章 日本政治のオルタナティヴ
「改革」はいかにして政治の表舞台に躍り出たのか。
長らく戦後日本政治の基調であった「保守vs革新」という構図は冷戦終結とともに崩壊し、一九九三年の政界再編以後、保守の水ぶくれが進む。
そこに現れたのが、旧来の保守政治を維持する守旧派と、その刷新を求める改革派という新たな対立軸だった。
本書では「改革の政治」という視点から平成政治を再検討し、その混迷を打破するもう一つのヴィジョンを提示する。
現実と格闘する政治学者が切り拓く、日本政治の新たな地平。
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「産業の新陳代謝を巡り、「経済学の合理性」と「市民社会の合理性」との間には、時に齟齬が生じる。市民社会には人間の暮らしがあり、それらは固有の経路依存症に条件づけられているからである。」