人文・思想: 2009年2月アーカイブ
自己啓発ファンタジー
I met a boy.父の日に、バンビ公園で。(松尾健史著)
<Discover>定価1,200円+税
就職活動三十六連敗の末、
勤めたIT企業では落ちこぼれ。
学生時代からの彼女には別れを告げられ、
唯一の楽しみは、家でナイターを見ながら缶ビールをあけること。
そんなくすぶった生活を送る、篠崎浩平、27歳。
彼の人生を変えたのは、「バンビ公園」で出会った不思議な少年だった。
小さな勇気と、明日がんばる元気が湧いてくる自己啓発ファンタジーです。
とっても大切なことを伝えてくれる本です!
読んだ後になんだかすがすがしくなれますよ!
いま活かすべきこの人間知の宝庫
論語の読み方(山本七平著)
<祥伝社>定価952円+税
「論語」は現代的に分類すれば、
いわゆる生涯教育・生涯学習の書です。
なぜ、戦後の日本に無規範人間が大量出現したのか?
「論語」を拠り所に、人間教育の原点を見直す書です。
いよいよ始まった人類大転換の時
2012年目覚めよ地球人(坂本政道著)
<ハート出版>定価1,500円+税」
目次は次の通りです。
第1部 2012年は人類にとっての一大チャンスだ
(すでに始まった!/2012年に何が起こるかの概要/未知の生命エネルギー/人はみな輪廻している ほか)
第2部 情報を得た具体的な経緯・体験
(2012年について/生命エネルギーの源へ行く/ヒットラーも卒業するの?殺人鬼も卒業するの?/善も悪もないなら、何をしてもいいんですか?)
生命エネルギーが卒業を可能にします。
輪廻卒業のためのエクササイズとは?
魂の故郷への帰還。
巨大隕石衝突の可能性は?
宇宙人とのコンタクトが始まり
意識の変化はもう始まっています。
「死後体験」シリーズの坂本政道氏が
宇宙の知性から受け取った
究極のメッセージが明らかになる書です。
とっても異次元の話のように感じますが、
避けては通れないことのようです。
とっても参考になる書です。
東アジアの思想空間
儒教・仏教・道教(菊地章太著)
<講談社>定価1,500円+税
目次は次の通りです。
第1章 シンクレティック東アジア―宗教の実像を求めて
第2章 かばいあう親子のどろぼう―情にあふれ馴れあう心性
第3章 翼をなくした天女たち(上)―ユーラシアの西から東へ
第4章 翼をなくした天女たち(下)―孝との調和と相克
第5章 福禄寿、怨恨、呪殺―心がすさむとき求められるもの
第6章 草も木もみな仏になる―宗教をぬりかえる自然認識
第7章 スモモの下で世直しがはじまる―くりかえされる予言の力
第8章 彼らに永遠の休息をあたえたまえ―湿潤温暖地域の死生観
第9章 東アジアの思想空間へ―思想を生みだす時と場所
なぜ異なる三つの宗教がアジアでは共存できるのか。
死生観、
自然認識、
民間信仰などを題材に、
衝突・妥協・調和を繰り返しつつ共存する
アジア的宗教のダイナミックな思想構造を分析する書です。
まさにこの人は「仏教の白石さん」
仏教ではこう考える(釈徹宗著)
<学研新書>定価760円+税
目次は次の通りです。
第1部 紙上問答編
第2部 日々の問答編
(嫁に来たのにウチの宗旨にならなくてもいいんですか(怒)!/うちのおばあちゃん、どこへ行ったんでしょうか?/娘が霊感体質なので、すぐに霊がとり憑いて…/それ、やらなあかんのですか?/なんで正座しなきゃいけないんですか?/宗教はいらないけど、お墓は欲しいのよ!/お坊さん、殴られたら殴り返しますか?)
どんな難問・奇問・珍問にも答える住職、シャク先生が、
絶妙の回答で“仏教の思考法”を教えてくれる一冊です。
みんなが感じている悲しいこと、
耐えがたいこと、
ヘンなこと、
納得のいかないこと…
を仏教的に快答乱麻してくれます。